『vsライトニング・スリー』

『vsライトニング・スリー』

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◆Preplay

■トレーラー

『崩落戦』——四年前に起きたこの事件の爪痕はあまりに深い。
かの事件で失われたものは多く、また多くの災厄が残されていた。
これはその内の一つ、すべてを終わらせる崩落の災厄。
N市内で突如として起こる大規模な失踪事件と不可解な惨殺死体。
UGNはこれを調査するも事件の規模に対し、犯人の姿、正体は一切が不明であった。
正体不明の怪物、その正体を暴く鍵とはなんなのか。

潰えたはずの計画、災厄の怪物が再起動する。
敵の名はライトニングシリーズ三号機——“ライトニング・スリー”!

ダブルクロス The 3rd Edition
『vsライトニング・スリー』
ダブルクロス——それは裏切りを意味する言葉。

石蕗条一キャラシート(PL:ロケット商会)
琴城 星羅キャラシート(PL:北白河)
リーリヤキャラシート(PL:すきゃっと)
鶴崎 葵キャラシート(PL:いちまんべん)

【Index】

◆Opening
01:過去と現在
02:救助要請
03:知られざる世界
04:既視感
◆Middle Phase
01:合流
02:調査
03:調査2
04:魔術師は語る
--:再誕の時
05:アイデンティティ
06:元ファルスハーツ
07:邂逅
08:コンティニュー
09:突入
◆Climax
Climax:vsライトニング・スリー
Backtrack
◆Ending
01:再会
02:契約
03:変化
04:お願い
05:そして

GM:それでははじめて行きたいと思います、まずは自己紹介から!
GM:ということでPC1の石蕗くんからお願いします! どうぞ!
石蕗条一キャラシート
石蕗条一:PC1,石蕗条一です!
石蕗条一:モルウェウス・ブラックドッグの錬金術師。ただし、アーティファクトの破壊を命題とする、『壊す』錬金術のユーザーです。
GM:こちらではピュアじゃないですんね
石蕗条一:ピュアモル白兵はちょっと辛かったんで……w
石蕗条一:かつて《スキャバーズ》という部隊に所属していました。UGNです。
石蕗条一:アーティファクトを探し出して、壊すのが仕事です。崩落戦で4年くらい姿を消していましたが、その間もうひとつのN市にいました。
石蕗条一:帰還してから現代社会になじむために頑張っています。おおむね不機嫌な男子高校生ですが、悪人ではない……ないはずだ……!
石蕗条一:スペック的には単体に強い剣をぶつけてぶん殴る! それだけ! 剣精の手で気合い当てとかをします。ガードと装甲をバリアクラッカーで抜いてとにかく殴り倒すことしか考えてないです。
石蕗条一:そんなスタイルでがんばっていきたいです。みんなと仲良くしていきたい……宜しくお願いします!
石蕗条一:以上です!
GM:それではそんな石蕗くんのハンドアウトはこちらになります!
■石蕗条一ハンドアウト
シナリオロイス:“ライトニング・スリー” 推奨感情:連帯感/憤懣
四年ぶりの帰還を果たしたキミに与えられた次の任務は大量失踪事件だった。
未だに正体の掴めない相手に対して、キミに求められていることは“向こう側”での経験である。
しかしこれだけの規模の事件を引き起こすのならば関わっているアーティファクトも相当なものに違いないだろう。
思案に耽るキミだったが、キミは“向こう側”でのある出来事を思い出す。
それは“向こう側”でキミが出会い、封印した少女。“ライトニング・スリー”のことを。
石蕗条一:不吉しか感じない…
GM:ということで今、N市では大規模な失踪事件が起きているので石蕗くんには向こう側にいた経験を生かして調査して欲しいって感じです。
石蕗条一:が、がんばるぞ……スリーを探しだすぞ…!
GM:事件の規模がだいぶ広いのでいくつかの調査チームが同時に調査している感じだと思ってください。
GM:あとライトニング・スリーさんはだいたい崩落戦で向こうに渡ったはじめのころに一週間から一ヶ月くらいスキャバーズに協力していたFHの実験体という間柄になります。
GM:なので彼女がツイーザーセルの実験体であることとかは知っていて問題はありません。
石蕗条一:わかりました!
GM:なにか石蕗くん側から確認したいこととかありますか?
石蕗条一:いえ、いまのところ大丈夫です!
GM:はい! それではこんな感じです! 頑張ってください!
GM:それではPC2の琴城さん、自己紹介をお願いします!
琴城 星羅キャラシート
琴城 星羅:はいな!琴城星羅です!永遠の女子高生をやっているレネビです!
琴城 星羅:崩落戦で死んだ同名の少女の外見と記憶を持ったレネビです。普通の人間と違うのは体内に殺人コンクリートが詰まっていること。
琴城 星羅:復活前後の記憶があいまいなのですが、最近どうやらそれが裏N市関連だということがわかりました。あと向こうにいる親友を助けたいと思っている。
琴城 星羅:記憶が抜けてるついでに、かつて《スキャバーズ》に自分が所属していたこともなんとなく思い出しました。でも条一くんのことは覚えてなかった。
琴城 星羅:過去がどんどんヤバいことになってきてますが、基本的には明るくてあんまり頭のよくない女の子です!好きなものは食べることと美少年!
琴城 星羅:スペック的にはブラムス/ウロボロスで、武器を作ってはサンドシャードやポルターガイストで壊すアタッカーです。
琴城 星羅:あと、前回親友に「お前はいつも無理ばっかりしてた」と言われたので、《アクティベイト》で本当に無理をして達成値を上げるようになりました。
琴城 星羅:《リミテッドイモータル》があるから平気と本人は言っています。そんな感じです!どうかよろしくお願いします!みんなと仲良くしたい!
琴城 星羅:以上です。
GM:ではそんな琴城さんのハンドアウトはこちら!
■琴城星羅ハンドアウト
シナリオロイス:東堂明鷹 感情:執着/不安
様々な事件を経て、キミは自身を定義し、アイデンティティを確かなものにしつつある。
現在は大量失踪事件の任務の最中であり、現場と思われる場所をいくつか巡っていた。
その時、キミの視界に一人の男が視界に入る——するとキミはある種の衝動めいた執着に支配されてしまう。
キミは抗えぬままに男を追跡するが、男はキミの様子とは真逆の様相で応じる。
そして男は東堂明鷹と名乗り、同時にキミの創造主であると語った。
GM:ということで琴城さんは作られた存在らしいと謎の男が言ってきます。
琴城 星羅:またも…過去絡み!今度は出生の秘密!
GM:ちなみに今回の琴城さんのシナリオロイスの感情は推奨ではなく指定となっており、これはOP時に取得していただくことになります。
琴城 星羅:なるほど!
琴城 星羅:了解しました
GM:正直に言って謎の男に執着しろと言われても難しいので、そういうなにかシナリオ的な伏線的な意味も含めてこうなっております。
GM:琴城さんの方から質問はありますか?
琴城 星羅:今のところ大丈夫です!とはいえめっちゃ怖い。
GM:ということでもしかしたら琴城さんのルーツに関わるシナリオになるかもしれない……なので頑張ってください!
GM:ではPC3のりーリヤさん、自己紹介お願いします!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYx9DKsQIM
リーリヤ:はい!リーリヤ・ルキーニシュナ・ラヴレーンチェヴァです!26歳です!
リーリヤ:名前邪魔!
リーリヤ:FHセルで生まれ育ち、そこを出奔してからはUGNロシアで頑張ってました
リーリヤ:N市には最近来たばっかりかな?多分……
リーリヤ:人生で初めてクールキャラRPするので頑張りたいと思います
リーリヤ:性能的には従者使いです
リーリヤ:俺は難しいことはよく分かんねえけどよ…範囲バフは撒く対象が増えれば増えるほどお得なんじゃねえか?
リーリヤ:というわけで従者にターゲットロック+攻勢変色+狩りの統率者を撒く感じです。強いかどうかはわからない!
リーリヤ:そういう感じです!よろしくお願いします!
GM:ではリーリヤさんのハンドアウトはこちらになります!
■リーリヤ・ルキーニシュナ・ラヴレーンチェヴァハンドアウト
シナリオロイス:神楽崎唯 推奨感情:庇護/猜疑心
キミは現在、大量失踪事件の調査チームに参加している一人だ。
任務の最中、キミの元に指示が寄越される。曰く『命を狙われている、早急に救助して欲しい』という救助要請だ。
合流ポイントに向かったキミが目にしたのは巨大な何かが女性を押しつぶそうとしているところだった。
間一髪でキミは女性を助けることに成功する、どうやら彼女がUGNに救助要請をした人物だったらしい。
女性はキミに感謝を述べると自分の身分を明かす。名は神楽崎唯、ツイーザーセルの技術者の一人だ、と。
リーリヤ:FH野郎~~
GM:救助要請している人物を保護したらその人はFHの研究者だったという話ですね。
GM:リーリヤさんが向かわされた理由は従者による多角的な行動がとれるため、みたいに選ばれました。
リーリヤ:なるほど…
GM:あ、せっかく助けるので殺したりしちゃいけませんよ! ダメ! 絶対!
リーリヤ:だ、大丈夫です!
GM:ということでリーリヤさんから気になることとかありますか?
リーリヤ:ツイーザーのことはあらかじめ知ってて大丈夫ですか?
GM:そのあたりはN市で活動する以上は必要な知識なので知っていても問題ありません。
リーリヤ:了解です!あとはOK!
GM:では最後! PC4の鶴崎さんおねがいします!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYkYP_uwIM
鶴崎 葵:はい!
鶴崎 葵:鶴崎葵、市内の公園を根城にしている、黒猫で魔術師の情報屋RBです。
鶴崎 葵:基本ビジネスライクに構えていますが、何かあれば割と絆される予定です。仲良くしたい!
鶴崎 葵:語尾に「にゃ」とかは付かないタイプ。
鶴崎 葵:以前この街にいた魔術師"サイレンス"の使い魔としてオーヴァードに覚醒し、彼の補佐役のような事をしていましたが
鶴崎 葵:彼は4年前に行方が知れなくなったため、現在は一人で情報屋稼業を続けています。UGNに協力する事も結構あるよ
鶴崎 葵:性能的にはソラリス / ハヌマーンのクロスブリードで純支援型。
鶴崎 葵:≪狂想の旋律≫で固定値を乗せ、≪さらなる力≫やDロイス「触媒」を使用して皆の攻撃回数を増やしてもらうタイプの暴力を得意としています。
鶴崎 葵:そんな感じです!よろしくお願いします!
GM:鶴崎さんは普段は動物形態と人型形態どちらでとってますか?
鶴崎 葵:あっ、動物形態を好みます。ヒューマンズネイバーも使用できますが、本人の感覚として「重い」らしく。
鶴崎 葵:猫形態のまま会話しても不自然が薄れるよう、≪声無き声≫を取得しています。もちろん必要なら全然人間にもなります。
GM:あ、これUGNとどういう風に接触しているのかなーという意味なので
GM:そこら辺の確認でした。
鶴崎 葵:おっと
GM:二形態あるとロールのときにどっちなのか悩むことがあるので
鶴崎 葵:失礼しました。基本UGN側には猫のまま顔が知れていると思うので、それでお願いします。
GM:了解しました。
GM:ではそんな鶴崎さんのハンドアウトはこちらになります。
■鶴崎葵ハンドアウト
シナリオロイス:折枯之枝 推奨感情:信頼/不安
キミは今は亡き魔術の師であり、友人であった“サイレンス”遠見春真のためにUGNに協力しているレネゲイドビーイングだ。
今回の大量失踪事件にキミも情報屋の資質を見込まれて調査チームの一人として参加を要請されている。
現在のキミにはすべきことが三つある。それはこの街の守護、大量失踪事件——そして『无号計画』。
『无号計画』、その調査は遠見春真が最後まで携わっていた案件であり、それは折枯之枝と呼ばれる魔術師の契約に基づくものである。
キミは彼の意志を継ぐならばこの契約を果たさなければならない——魔術師の契約は絶対なのだから。
GM:ということで今の鶴崎さんは大量失踪事件の調査チームに協力してますが、『无号計画』も忘れるなよ! みたいな内容です。
鶴崎 葵:また出たな、无号計画……!
GM:外部協力者だと『无号計画』のこと把握するのは難しいので、この折枯之枝という人が鶴崎さんに依頼していた
GM:という経緯で鶴崎さんは『无号計画』のことを把握していて構いません。
鶴崎 葵:了解です!
GM:ちなみにこの折枯之枝という人は魔術系統のレネゲイドコントロール技術を身に着けているオーヴァードで、高齢の人物であると鶴崎さんは知っています。
鶴崎 葵:名前は聞いた事あるけど、会った事はない感じです?
GM:直接はありませんね、遠見さんの頃から式や電子機器による連絡を取り合っていた仲です。遠見さんは知っているかもしれないですが鶴崎さんは知らないということでお願いします。
鶴崎 葵:把握しました!
GM:現在も鶴崎さんとは主に式という使い魔で連絡をとっているものとイメージしてください。
GM:鶴崎さんの方から気になることとかありますか?
鶴崎 葵:了解です。その辺の魔術まわりの設定とかは、やっている内にまた見学室で確認する事があるかもですが、今はとりあえず大丈夫です。
GM:はい、了解しました。
GM:それではセッションの方を始めていきたいと思います! みなさんよろしくおねがいします!
リーリヤ:よろしくお願いします!
鶴崎 葵:よろしくお願いします!
石蕗条一:宜しくお願いします!!
琴城 星羅:よろしくおねがいします!

◆Opening01:過去と現在

GM:シーンプレイヤーは石蕗くんになります、登場お願いします。
石蕗条一:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 6[6]+32 → 38

N市“向こう側” 修理工房《銀星洞》

GM:崩落戦の最中、ある種の事故だったのかあるいは何らかの意志によるものだったのか。
GM:それはわからない。だが、ひとつだけ分かることはこの世界へと来たキミ達『スキャバーズ』が帰還する望みはいまのところ薄いということだ。
GM:N市の片隅に存在する小さな店舗――《銀星洞》、そこは『スキャバーズ』が仕立てたセーフハウスの一つ。
GM:現在は戦闘中ではなく、『スキャバーズ』の面々はみな疲れた体を休めているだろう。
GM:そこでキミは気づく、この世界で出会った彼女が《銀星洞》に居ないということを。
石蕗条一:()
GM:キミは彼女を心配してもいいし、腹を立ててもいい。探そうと思うのならば彼女はすぐに見つかるだろう。
GM:《銀星洞》の外。僅かに離れた場所に彼女――“ライトニング・スリー”はいた。
石蕗条一:「……おい。何をしてるんだよ」
石蕗条一:「外は危険だ。余計なリソースをかけさせてくれるなよ」
“ライトニング・スリー”:「“アクシス・ムンディ”、キミか」
“ライトニング・スリー”:「今なら、キミ達に迷惑をかけることなく消えることが出来たと思ったのだが…‥…」
石蕗条一:「消える? ……何を言ってやがる。こんな世界のどこに行こうってんだ」
“ライトニング・スリー”:「危険、か。それはよくないな、私の処理にはやはり協力者が必要しかないか」
“ライトニング・スリー”:「どこかに行くわけではないよ。私は自身を廃棄しなければいけなくなった」
“ライトニング・スリー”:「このままいけば、私はキミ達に被害――それも致命的な被害を与えてしまうだろう」
石蕗条一:「廃棄? もっとワケわかんねえぞ……」
石蕗条一:「自爆装置のカウントダウンが始まったわけでもあるまいしよ」
“ライトニング・スリー”:「自爆装置、そうなのかもしれない。そういった予兆が私にはある」
GM:石蕗くんは彼女と出会った共同生活の中で、私生活において彼女はミスを起こしやすいことを知っています。
GM:戦闘や偵察、そういったもの関しては起こさないのにそれ以外のことではそういったことを起こす。
石蕗条一:「それがマジな話だとして……待てよ。ちゃんと話せよ。お前にどんなリスクがあるって?」
“ライトニング・スリー”:「私がツイーザーセルが作り出した“ライトニングシリーズ”の三番機であることはキミも知っているだろう」
石蕗条一:「……まあな。クソ迷惑なクソセルだ」
“ライトニング・スリー”:「だが、私は自身の機能に関する情報が不明なんだ。こんなことは兵器としてありえない」
“ライトニング・スリー”:「きっと私には、私自身が知ることで不都合となる欠陥を抱えている」
石蕗条一:「確かに、それはその通りだ。他に理由がない。たとえアーティストでも、モノの作り手は理由のないことはしない。でも、だからって……、あり得るのか?」
“ライトニング・スリー”:「予兆がある、と言っただろう。キミ達は私の通常活動時の姿を微笑ましいものだと思っていたが」
“ライトニング・スリー”:「……これを見てほしい」 石蕗くんに紙の束を渡す
石蕗条一:「微笑ましいじゃねーよ! お前、だいぶ間抜けっていうか……なんだこれ?」
“ライトニング・スリー”:「……間抜けか、そうなのだろう」
GM:紙の束に書かれているのは、一言で言うのならば日記のようなものである。
GM:彼女自身の主観記録と思われるもの、書かれている出来事のいくつかが横線を引いてあったりする。
石蕗条一:「……なんで日記を後から編集してるんだ?」
“ライトニング・スリー”:「線で消した出来事は、私が思い出せないものだ」
石蕗条一:「メモリが欠損してきている?」
“ライトニング・スリー”:「ああ、そのとおりだ。私はオーヴァードとして極めて不安定な存在と言えるだろう。」
GM:石蕗くんは共同生活を送っていたので、その消されたいくつかの出来事の中に楽しい出来事――いわゆる日常に帰るための思い出と呼ばれるものがある。
GM:そうした出来事から優先的に消されている、そのような印象を持つだろう。
石蕗条一:(思ったより……症状が深刻だ。これほどメモリに影響が出ているのか……!)
“ライトニング・スリー”:「キミ達UGNは、日常と呼ばれるものを大切にしているのだろう。これらは私にとってのそれであると思う」
“ライトニング・スリー”:「だから、消えようと思った。遠からずキミ達に私は致命的な被害を与えてしまうから」
石蕗条一:「……理屈はわかったよ。お前が何を怖がってるかも」
“ライトニング・スリー”:「本来ならば――」
“ライトニング・スリー”:「本来なら、私はこのようなことを気にしなかっただろう」
“ライトニング・スリー”:「だが、キミ達と居たこの僅かな間。それは私にとって特別なものだったのだろう。だから」 と一旦言葉を切る
石蕗条一:「……だから?」
“ライトニング・スリー”:「キミ達とは敵対したくはない、そう答えを出した」
石蕗条一:「やめろよ。……何か方法が……あるかもしれない。あるはずだ」
石蕗条一:「ツイーザーセル。そいつがお前を作ったのなら、レストアする方法が、何か……可能性がある」
“ライトニング・スリー”:「かもしれない。だが、こちら側の世界でそれを、私の機能が正常である内に見つけることは不可能だろう」
石蕗条一:「待てよ。勝手に消えるな」 「何か」 「何か……方法が……」
“ライトニング・スリー”:「……“アクシス・ムンディ”、どうしてキミはそれほど悩んでいる」
“ライトニング・スリー”:「私がキミ達と過ごした帰還は一ヶ月にも満たない、『スキャバーズ』の誰かならば話は」
石蕗条一:「知ったことか」 吐き捨てる。 「お前には関係ない。ただ……」
“ライトニング・スリー”:「ただ……?」
石蕗条一:「……ただ、俺がお前のことを仲間だと思ってるからだ。勝手にそう思ってる」
石蕗条一:「時間が短かろうが長かろうが、それは世間一般だかお前の理屈だろうが。俺は違う」
石蕗条一:「だからお前には関係ない……なんとかしてやりたい。俺が勝手にそう思ってるだけだ……くそっ。ムカついてくる……!」
“ライトニング・スリー”:「それは……そうか、こういうことか」
“ライトニング・スリー”:「“アクシス・ムンディ”、いや、石蕗条一」「キミは」
“ライトニング・スリー”:「良い奴だな」 無表情な顔、その口元が僅かに綻ぶ
石蕗条一:「俺をレビューするな。腹立つから! なんとかしたいのに方法が思いつかねえしな……!」
“ライトニング・スリー”:「……本当に、キミは、キミ達『スキャバーズ』は私をおかしくさせる」
石蕗条一:「お前がじゅうぶんにおかしいからだろ。俺らのせいにするな」
“ライトニング・スリー”:「そうなのかもしれないな。――では一つだけ、頼みたいことがある」
石蕗条一:「……なんだよ?」
“ライトニング・スリー”:「私はこれから、自身を停止させる。その体をどこかに隠して欲しい」
“ライトニング・スリー”:「なにかの拍子で再起動すれば暴走してしまうかもしれない。だから、私が停止している間に」
“ライトニング・スリー”:「あちら側に戻って、方法を探して欲しい。私が私でいられる方法を、こんな不確実な方法はできるだけ取りたくはなかったが……」
石蕗条一:「停止か。……それしかないか。……悪いな。俺は『壊す』が専門だ。直す方ができればよかったんだが……」
石蕗条一:「……いや。でも、そうだな。わかった。必ず見つけ出す」
“ライトニング・スリー”:「ああ――うん、そうだ、私は期待している」
“ライトニング・スリー”:「だけどもし、見つからなかった場合はキミが私を――」
“ライトニング・スリー”:「壊して欲しい」

N市第3区画 《銀星洞》

GM:このN市において第3区画は比較的平和といってもいい区画である。
GM:先の大規模侵攻があったものの、それ以降は目立った事件は起きてはいない。
GM:否――起きてはいなかった。
GM:繁華街の外れに《銀星洞》は存在する、向こう側で『スキャバーズ』がセーフハウスと使用していたように
GM:こちらでは石蕗条一が管理している。
GM:今、石蕗条一は現在N市で起きているある事件のことをエージェントから話を受けていた。
秋塚譲治:「確認するぜ、石蕗くん」
秋塚譲治:「現在、このN市では大量の失踪者が出ている。それも一地区に留まらず、複数の区画をまたいでの失踪だ」
石蕗条一:「……ああ」
秋塚譲治:「当然、失踪者なんざ……言い方は悪いがどこでも発生しうる案件だ、個々の事件と考えるのが妥当だろう」
秋塚譲治:「だが、発生するペース。最初の事件から現時点までで起きている、その区切りが良すぎる」
秋塚譲治:「ちょうど夏祭り前だったからな、各支部長が躍起になってたのは知ってるだろ?」
石蕗条一:「まあ、騒がしかったのは知ってる。出戻りだが、その辺の事情は聴いたよ」
秋塚譲治:「そういうわけで万全を期するためにあれこれやって事件を抑えてたってところにこれだ」
秋塚譲治:「今んとこ、失踪者も完全に全部掴めているとは思えない。まだ確認できていないやつがいるかもしれない」
石蕗条一:「……厄介だな。つまり、人手がいるってことだろ」
秋塚譲治:「そうそう、各支部の連携で事件の調査チームを立ててる。うん、ここらで言っておくか」
秋塚譲治:「“アクシス・ムンディ”石蕗条一、キミにも調査チームを率いて動いて欲しい」
秋塚譲治:「調査の方向性で求められるのは、“向こう側”、あるいはアーティファクトによる事件の可能性だ」
秋塚譲治:「それ以外のヤツは別のチームが担当することになっている」
石蕗条一:「こっちの方も、待っていた」
石蕗条一:「まさに、そのアーティファクトが関わっている事件を。……言われなきゃ、こっちから首を突っ込んでたところだ」
秋塚譲治:「いやはや、随分と仕事熱心だな」
秋塚譲治:「ああ、それと失踪事件の他にも事件が起きている。こっちは分かりやすく殺人事件だ」
秋塚譲治:「何人も殺されている……んだが、被害者っていうのがちょいと妙でね。ワケ有りみたいだ」
石蕗条一:「殺人事件かよ。関係あるんだかないんだか」
秋塚譲治:「頭の片隅に入れておいてくれ、メインは失踪事件だ。一度に二つの事件を追うのはキツイだろ」
秋塚譲治:「もちろん、関連性があるのなら調査もすることになるっていうのは――言うまでもないよな?」
石蕗条一:「まったく同感だ。できればシンプルであってほしい。……だいたいは単なる願望で終わるけどな」
石蕗条一:「了解。アーティファクトが関与していれば、いずれにせよ壊してやる。それが俺の仕事だ」
秋塚譲治:「で、石蕗くんのチームのメンバーがこれ」 資料を渡す
GM:ということで事前に調査チームのメンバーは全員が把握している関係となります。
石蕗条一:「……アクが強くないか?」
秋塚譲治:「俺はノーコメントで」 といって笑う
秋塚譲治:「一人……一人は情報屋だが、UGNに協力的だし、UGNとは把握していない情報ルートがある」
石蕗条一:(猫だしな……)
秋塚譲治:「そういった意味での人選ってことで。他の二人も実力は確かなようだぜ」
石蕗条一:「琴城の実力に関しては、俺も疑問は言わないさ。元FHと組むのも、……別に初めてじゃない。信用できる奴はできる」
秋塚譲治:「ってことで、石蕗くんも納得していただけたようだし伝達事項は以上かな」
石蕗条一:「了解だ」
秋塚譲治:「ああ、市内にあるセーフハウスは当然許可が降りてる。自由に使ってくれ」
秋塚譲治:「ってことでなにか質問はあるかい? なければいくぜ」
秋塚譲治:「今回、連絡員として忙しいんだよな」 とぼやく
石蕗条一:「……ああ」
石蕗条一:「大丈夫だ。うまくやるさ、いつも俺のタスクは山積みだからな」
秋塚譲治:「うし、んじゃ期待してるぜ。『スキャバーズ』」
GM:秋塚はこのまま退場します。
石蕗条一:「……少しは近づいているんだろうか? 俺に探偵の真似事をさせるとはな、ライトニング・スリー……目を覚ましたら、このツケはでかいぞ」

GM:ではシーンを終了します、ロイスの取得があればどうぞ。
石蕗条一:ロイスはもちろん!ライトニング・スリーちゃんに!
石蕗条一:ライトニング・スリー 連帯感〇/憤懣 で!以上です!

◆Opening02:救助要請

GM:シーンプレイヤーはリーリヤさんです、登場お願いします。
リーリヤ:リーリヤの侵蝕率を+9(1D10→9)した(侵蝕率:43→52)
リーリヤ:うぎゃあ

N市13区画 裏通り

GM:N市の中でも最も治安の悪いエリア、13区画。
GM:表通りであっても十分な警戒が必要であるのに、裏通りを通るのはあまりに危険だろう。
GM:だがその人物――女性は街に存在するあるなにかから身を隠すようにそこへと向かっていた。
???:「――どうやら、推測が正しかったか」
???:「こちらのルートでいけば少なくとも、アレの危険はない」
???:「もうじき、合流ポイントに辿り着く。UGNがどこまで私を守ってくれるかはわからないが」
???:「今のセルでは難しいのは確か――」
???:13区画に存在する電燈、夜の闇の僅かな光源が映し出す影で気づいた。
???:巨大な、柱じみたなにか。それが突然現れるのを理解する。
???:「タッチの差で追いつかれたか。くそっ」
GM:そして現れた何かはその女性を押しつぶすようにし――
リーリヤ:「救助」
リーリヤ:ぼそり、と何者かの声。
リーリヤ:瞬間、突風が吹き抜ける。
リーリヤ:何か小さな白いものが弾かれたように飛び、
リーリヤ:彼女の首根っこを掴んでその場から助け出す。
???:「――なにっ」
従者_1:「キャン!」甲高い声。
従者_1:何か白い、毛玉のようなものが顔をべろべろ舐めている。
従者_1:それはごく小さな、真っ白なポメラニアンの子犬だ。
GM:そして何かが通り過ぎたあと、巨大な柱じみたなにから女性のいたところを押しつぶしている。
???:「うわっ、く、やめろ」
リーリヤ:「戻れ、1(アジーン)」
リーリヤ:その声に、すぐに子犬は身を翻して走っていく。
リーリヤ:現れたのは一人の長身の女。
リーリヤ:白金色の長髪に、凍った湖のような瞳。
リーリヤ:何より纏ったその索漠たる空気が、永久凍土を思わせる。
???:「はぁ…‥キミはUGNか? そうならば非常に助かるんだが」
リーリヤ:「……救助要請をしたのは、お前か?」
リーリヤ:「……そうだ。だがそれよりもまず」
リーリヤ:「……あれは何だ」彼女を圧し潰そうとした巨大なものに目を向ける。
???:「何と、言われてもな。私達の命を狙っている存在、以上の答えはないよ」
GM:ではリーリヤさんの姿を確認すると巨大な何かは、再び女性を押しつぶすべく動き始める。
???:一つの柱だったものが三つに別れ、それぞれが女性を突き殺さんと迫る!
従者_3:「ウゥゥウ……」唸り声を上げる。
リーリヤ:(戦うべきか?しかし彼女を守りながらでは分が悪そうに思える……)
リーリヤ:「救助」
従者_1:再び駆け出し、、女性の服を咥えて助け出さんとする。
???:確かにそれは一つは避けられるだろう――だが残りの二つが女性を貫こうとする!
リーリヤ:「……攻撃」
従者_2:従者は全部で3体。残る2体が牙を剥き、凄まじい勢いで柱に突進する。
GM:では柱が幾ばくか崩れる事を確認するが、すぐさま修復していくのが分かるだろう。
???:「ここで戦っても、有効打を与えられているか疑わしい。逃走することを勧めるよ」
リーリヤ:「……そのようだ」
リーリヤ:「……撤退!」
従者_1:言うや否や、2体の従者が女性を咥え上げ、高速でずるずると引きずりながら走り出す。
GM:ではそのまま逃走に成功する、逃走ルートは女性の指示によるものだ。

GM:そして巨大ななにかの追撃がないことを確認したところで――
???:「ああ、救助してくれて助かった。助けられてあれこれ言いたくはないんだが――」
???:「もうすこし、なんとかならなかったのか?」
???:引きづられて来ている服が相当汚れている。
リーリヤ:「…………」
従者_3:まだ鼻をひくつかせ、周囲を警戒している。
従者_1:埃で汚れた女性の顔をべろべろと舐めている。
???:「それはいい、私は動物が苦手なんだ」
???:そのまま引っ剥がします
リーリヤ:「やめろ、1」
従者_1:叱られると素直に引っ込む。
リーリヤ:「……まずは質問だ」
???:「はぁ……どうぞ」
リーリヤ:「お前の所属と階級は」
???:「所属と階級……? ああ、そういうことか」
神楽崎唯:「私はツイーザーセル所属の研究員、神楽崎唯」
神楽崎唯:「UGNの亡命を希望する」
リーリヤ:(ツイーザー……FHセルか……)
従者_3:「グググ……」小さな唸り声を上げる。
リーリヤ:「……その動機は」
神楽崎唯:「UGNはFHの亡命を受け入れてくれると聞いたのだがね、その様子ではあまり歓迎されていないようだ」
神楽崎唯:「動機? 決まっているだろう、死にたくないからだ」
神楽崎唯:「何者かに狙われている、今の状況ではそれを防ぐことは難しい。ならば賭けるしかあるまい」
リーリヤ:「これは気にするな……静粛にしろ、3(トリー)」
リーリヤ:(賭けか……確かに先ほど襲われていたのは、演技ではなさそうだった)
リーリヤ:(私が間に合わなければ死んでいただろう……そこに嘘はないと見ていい、か……?)
神楽崎唯:「他に質問はあるか? 今の私には選択肢がない、協力は可能な限りするよ」
リーリヤ:「…………」
リーリヤ:「お前は……」
リーリヤ:「どうして、FHに入った?」
神楽崎唯:「死にたくなかったからだ」
リーリヤ:「…………」
従者_1:きゃん、と小さく吠える。
リーリヤ:「……分かった」
リーリヤ:「まずはUGNに支持を請う。私の一存で決められることではない」
リーリヤ:「……支部に案内しよう」
神楽崎唯:「……支部はやめたほうがいい」
リーリヤ:「?」訝し気な顔。
リーリヤ:「お前を一時的に信頼する、という意味で言ったのだがな」
神楽崎唯:「私の推測通りならば、それはそちらにとって都合が良くない事が起きる」
神楽崎唯:「なるべく、そうだな。この街のはずれ、あるいは電子的なセキュリティの脆弱な場所がいい」
リーリヤ:「……それは……」
神楽崎唯:「無論、私を閉じ込めるでも監視するにしても構わない」
神楽崎唯:「とにかく、UGNの支部はやめておけ。死人が出る可能性が高い」
従者_2:ヒャン、と怯えたような声を漏らす。
リーリヤ:「UGN支部であっても危険が及ぶ……と?」
神楽崎唯:「恐らくは」
リーリヤ:(……それだけの大きな勢力が相手、ということか……?)
リーリヤ:(ツイーザーはもはや風前の灯だと聞いていたが……)
リーリヤ:「……分かった。いいだろう」
神楽崎唯:「感謝する」
リーリヤ:「……どこかアテはあるのか?私はまだこの街に詳しくない」
神楽崎唯:「当然だが、私もそちらの都合のいい場所は知らなくてな」
リーリヤ:「もしくは……探させるか」犬たちに視線を落とす。
神楽崎唯:「ああ、そうだ。できるだけオーヴァードが待機している場所が望ましい」
神楽崎唯:「図々しいようだが、私の命がかかっている。」
リーリヤ:「……他のエージェントと連絡を取ってみよう。どこかそういう場所がある筈だ」
リーリヤ:「少なくとも、今はお前は私の護衛対象だ」
リーリヤ:「任務であるなら、果たす」
神楽崎唯:「すでに二度助けられている、信頼するよ」

GM:ではシーンを終了、の前に従者作成しているならエフェクトの宣言と侵蝕値の上昇をお願いします。
GM:それらがおわったらシナリオロイスの取得をどうぞ。
従者_1:≪赤色の従者≫+≪血の絆≫×3
リーリヤ:侵蝕76点!マジか……
リーリヤ:神楽さんに ○庇護/猜疑心 で取得します!以上!
GM:うせやろ!?

◆Opening03:知られざる世界

GM:鶴崎さんのOPになります、登場お願いします
鶴崎 葵:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 2[2]+33 → 35

第6区画 住宅地

GM:日は落ちつつあり、道行く人もまばらになっている頃。小さな影が道に伸びる。
GM:人々がそうだと認識している世界の隣人。ひとならざるもの。
GM:鶴崎葵はそういった存在の一つだ。普通の人間が見ればただの猫にしかみえまい。
GM:この街に起きる異変を探るため、彼は第6区画で情報を集めていた。
GM:――だが、現時点では失踪者の確認程度の情報しか集まらないでいた。
GM:そんな時だ、例の魔術師がキミに接触してきたのは。
鶴崎 葵:(……さて、さっぱりだ。十数人の失踪者が最後に目撃された地点から割り出して……何かあるならこの区画かと思ったけど)
鶴崎 葵:(どこもかしこも至って普通……『場』に仕掛けがあるんじゃないなら、起点は『人』か。流石に、まだ結論は出せない……)
“折枯之枝”:『……葵、調子はどうだ?』
“折枯之枝”:キミに話しかけるのは、キミと似たような形――猫の姿をかたどった式神だ。
鶴崎 葵:人目を気にせず歩き続けていた。その背中がビクリと震えて、足を止める。
“折枯之枝”:『例の件、忘れたわけではなかろう』
鶴崎 葵:「貴方ですか。……それは勿論。そちらの調査も進めていますとも」
“折枯之枝”:『奴ら……大都めらが動きをみせた以上、猶予はないぞ』
“折枯之枝”:『例の計画、あれの対策を立てねばすべてが終わる』
鶴崎 葵:「随分と急かしますね。僕はただの情報屋だ、調べろと言われた事を調べるまで、とはいえ」
鶴崎 葵:「流石に随分と深刻な事情のようだ。もう少し、詳しい内容を伺っても?」
鶴崎 葵:「貴方が危惧する物の正体について」
“折枯之枝”:『以前にも、言ったように……アレが本当に目覚めたらのならばすべてが死ぬ』
“折枯之枝”:『私はかつて、奴らが目指すもの片鱗を覗いた』
“折枯之枝”:『結果、多くの人間が死ぬことになった。街が滅んだ』
“折枯之枝”:『アレですら、到達点ではなかった。もし、今の奴らが言うように到達していたのなら』
“折枯之枝”:『すべてが死ぬ、“冬”が訪れる』
鶴崎 葵:「……理解し難い話ですね。すべての死。そのような場所に、何を求めて到達するのか……しかしまあ」
“折枯之枝”:『何を求める、か。奴らにそれを求めても無駄だ』
“折枯之枝”:『すでに目的と手段を見失い、狂った亡者共にはな』
鶴崎 葵:「貴方の言は信じます。それに……理解はできずとも、明かす事はできる」
“折枯之枝”:『……春真のことは悪いことをした』
“折枯之枝”:『本来ならば私が解決しなければいけない、過ちだった。だが、それは今の私には出来ない』
“折枯之枝”:『託すことしか出来なかった、そしていまそれを葵、お前に託している。』
鶴崎 葵:「……あれは何より、自分がそうしたいと思ったからやる。そういう人間でした」
“折枯之枝”:『分かっている。だから私はそれにつけこんだ』
“折枯之枝”:『正しさを、正義を利用した。私は間違ってばかりだ』
鶴崎 葵:「……随分と自罰的だ。僕はそれでも、貴方の自責なんて求めませんよ」
“折枯之枝”:『そうだろうな。お前は春真によく似ている』
鶴崎 葵:「その上で、貴方が生きる上で納得が必要なら、止める事まではしませんが」
鶴崎 葵:「結局、我々は自分の納得の為に生きているのです。春真はそうやって生き切ったし、僕もそうするつもりだ」
“折枯之枝”:『ああ、その通りだ。だからやり遂げねばならない。『无号計画』を終わらせなければいけない』
“折枯之枝”:『葵、『无号計画』を追え。それだけは忘れるな』
“折枯之枝”:『止めることが出来なければすべてが終わる』
鶴崎 葵:「ええ」
鶴崎 葵:「……止めますよ。止めますとも」
GM:では鶴崎さんからなにも無ければ式は去っていくでしょう。
鶴崎 葵:無言で見送ります。
GM:ではシーンを終了します。ロイスの取得をどうぞ。

鶴崎 葵:シナリオロイス 折枯之枝 〇信頼 / 不安 で取ります
鶴崎 葵:以上で!

◆Opening04:既視感

GM:琴城さんのOPになります、登場お願いします。
琴城 星羅:1D10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 2[2]+36 → 38

N市 第5区画 大通り

GM:琴城星羅は現在、失踪者が消えたと思われる場所を調べていた。
GM:ここは第5区画に存在する大通りであり、人気がなくとも周囲の監視カメラが異常があれば記録するだろう。
GM:だがそういった形跡は見られない、被害者の行動から調査すると確実にこの場で何かがあったのだ――
琴城 星羅:「うーん、このへんだと思うんだけど…」ぱたぱた。そわそわ。
琴城 星羅:一見すると待ち合わせ中の女子高生にしか見えないが、彼女はエージェントなのだ
GM:しかし周辺をいくら見渡しても、何かの痕跡すらも見つからない。
GM:出来ることといえば、この地域に誰かが立ち入った時それを止めるくらいだろう。
GM:そうして今は人もまばらな通り、キミは一人の男の姿を目に止める。
GM:その男に関する記憶は琴城星羅には――ない。だが、
GM:キミを急き立てる衝動がそこにある、とてつもない不安が湧き上がってくるだろう。
GM:男は通りを横切り、建物の間へとその姿を消す。
琴城 星羅:「(え、何…!?)」「あ、ちょっと!」そちらに向かってしまう。
GM:キミは自身に起こっている事を理解できないだろう。だが、ひとつだけ確かなことがある。
GM:キミの視界に入った男、彼こそが今の自分の異変の元凶だろう。
GM:では、キミは男を追う。先程まで遠くにあった男の姿が手の届くほどまでに近い。
琴城 星羅:突き動かされるようにふらふらと追いかけて歩いていく。
???:では、男もやがてキミに気づいたのか
???:「なんのようかな、お嬢さん」 とキミに話しかける
???:そしてキミの姿を確認すると
???:「っと、ふむふむ……ああ、なるほど! そうかそうか!」
???:「元気だったかい、イ82号! その様子だと間違いなく機能しているようだ!」
琴城 星羅:「え、あ……え?」ぱちくり。
???:「しかし、何故、私に付いてきたのかな。ああ、いや、そうだまずは確認しよう」
???:「まずひとつ質問だ、キミは私の名前を覚えているかな?」
GM:当然――琴城星羅の記憶にはない。初めて見る顔だとキミは認識している。
琴城 星羅:きょとんとした顔のまま、首を横に振ろうとする。
GM:では、それが途中で止まる。記憶にはないが、この男を知っている。そのような感覚があるだろう。
???:「なるほどなるほど! ああ、そうか。あの状況ではやはりイレギュラーが発生するか!」
???:「大変、興味深い! これもなにかの縁だ、ちょうど都合がいい」
???:「イ82号、私の下へ戻って研究に協力してくれないか」
???:「キミが戻ってきてくれると、たいへん助かる!」
GM:琴城さんは徐々に正気に戻っていって構いません、ですが依然としてはじめてみたときの焦燥感や不安が胸中を渦巻いている。
琴城 星羅:「……は?」ゆっくりと状況が飲み込めてくる。目の前の男からじりじりと距離を取ろうとする。
???:「おや? ふむ、やはり接触してきたことはエラーか」
琴城 星羅:「…嫌です。ごめんなさい」いつでも戦闘態勢に入れる動きで。
琴城 星羅:「私は、そんな名前じゃありませんから」
???:「ほう、ではどんな名前かな」
???:「いまのキミは、一体何者なんだい?」
???:男は隙だらけだ、危害を加えようとするのなら容易いだろう。
???:「答えに詰まるようなら、そうだね。もしかして自分に疑いを持っているのかな?」
琴城 星羅:知らない人に名前を教えちゃだめなんですが、まだ不安が残っている。「こと……!人に名前を尋ねるときは、自分から名乗ってください!」
???:「自分はその体の持ち主ではないと、そのように自覚しているのかな?」
???:「ああ、そうだった! キミは私を覚えていないんだね!」
東堂明鷹:「私は東堂明鷹、キミを蘇生――いや、造りだした者だよ」 と笑う
琴城 星羅:「つくりだした…!?」足元が揺らぐような、猛烈なめまいに似た不安が押し寄せる。
東堂明鷹:「そして、キミは琴城星羅――と名乗りたいんだろう? 名乗れるのなら」
東堂明鷹:「でも、本当にキミはそうなのかな? 自身が本物だと自覚しているのかな?」
琴城 星羅:「…っ!なんでそれを…!」
東堂明鷹:「私はそのあたりの事を知りたいんだよ。キミはどちらなんだい?」
GM:琴城さんはこの男の言葉が不快だと思うのなら制圧を試みることが可能だ。
東堂明鷹:「あの状況での運用だ、イレギュラーがあって当然だろう。だからね、私はどのような影響があったのか」
東堂明鷹:「それを確認したいんだよ。ひいてはそれが人類のためになる」
琴城 星羅:しばらく動きを止め、やがてキッと東堂を睨みつける。「私は琴城星羅です。誰に言われなくても、ずっと」
琴城 星羅:爪で自分の手に傷をつけ、東堂めがけて体内構造体を撒き散らす!
GM:ではそれは東堂に命中するだろう。それに殺意がのっていれば東堂の肉体はズタズタになる様を確認できる。
琴城 星羅:敵意があるので、体中に浴びせるような勢いでぶつけました。
GM:ではキミの目の前で東堂はグシャグシャになり、死亡する。
GM:そして、キミは一瞬の安堵を感じるだろう――だが、
琴城 星羅:ものすごい動悸と、悪寒が残っている。「はーっ…はーっ…」「何なの?」
東堂明鷹:「いやいや、危ないねぇ。女の子になっているのならもっとおしとやかにしてもいいと思うよ」
東堂明鷹:先程、ぐしゃぐしゃにしたはずの東堂が何事もなく立っている。
GM:そしてキミは確かに東堂に向けて攻撃したのだが――それは別の方向に放たれていた。
琴城 星羅:ずさっ。「…っ!?」確かに殺ったはずなのに。おかしい。
東堂明鷹:「さて、キミとはもう少し会話をしていたいが私にもまだ仕事が残っていてね」
東堂明鷹:「回収した素体を調べなければいけないんだよ」
東堂明鷹:「ああ、でも残念に思うことはないよ。キミはいずれ遠からず回収する予定だから」
東堂明鷹:「それまで、大いに日常を過ごすといい。恋のひとつでもしてくれたのなら最高だな」
琴城 星羅:視界がぐるぐると回っている。「…おこと、わり、です」精一杯、吐き出すように口に出す。
GM:東堂は相変わらず隙だらけであり、攻撃すれば殺傷することが可能という認識があるだろう。
GM:特に琴城さんが殺傷を試みたり、なにか話すことがなければ東堂はこの場から去ります。
琴城 星羅:その場に膝を付き、猛烈に赤いコンクリートを嘔吐する。殺傷の霧が辺りに広がっていく。
GM:ではその霧に撒かれ、東堂がズタズタになる姿をキミは見るだろう。
GM:――だが、
東堂明鷹:「そういうのはあんまり感心しないなぁ」
東堂明鷹:「じゃあね、イ82――いや、星羅ちゃんか。またね」
東堂明鷹:何事もなかったかのように東堂はキミに話しかけ、去っていった。
琴城 星羅:強大なプレッシャーが遠ざかっていくのを感じ、その場に倒れこむ。「…助けて…要ちゃん…条一くん…」「…たつみ、さん」意識を失う。

GM:ではシーンを終了します。シナリオロイスの取得をどうぞ。感情は指定されたものになります。
琴城 星羅:はい。謎の男/東堂明鷹/執着/不安〇 でお願いします。

◆Middle01:合流

GM:合流シーンになります、全員登場です。
リーリヤ:リーリヤの侵蝕率を+7(1D10→7)した(侵蝕率:76→83)
石蕗条一:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 6[6]+38 → 44

リーリヤ:ウワァァッ
鶴崎 葵:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 2[2]+35 → 37

琴城 星羅:1D10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 8[8]+38 → 46

N市第3区画 《銀星洞》

GM:一度、それぞれの調査、あるいは緊急の任務で外に出ていたメンバー達がそこに集まっている。
GM:石蕗条一、琴城星羅、リーリヤ・ルキーニシュナ・ラヴレーンチェヴァ、鶴崎葵。
GM:この四名がアーティファクトならび、“向こう側”によるものという前提のもと事件の調査をするメンバーだ。
GM:また、この場にはリーリヤが確保した神楽崎唯の姿もある。
GM:状況を再認識する必要があるだろう。
石蕗条一:「……話、ちょっと整理させてほしいとこだな」 みんなを眺めて、とりあえず呟いてみる。
従者_1:「ハッ…ハッ…ハッ…」ぴすぴす鼻を鳴らしながら鶴崎さんの周りをはしゃぎ回っている。
鶴崎 葵:「こちらの子は……同類(RB)、ではないようですが」内心は驚きつつも余裕の佇まい。
石蕗条一:「何があった? 漠然としすぎてるか、これ。順番にいくか? シークェンスは大事だからな」
琴城 星羅:うつむいて、従者2ちゃんをもふもふしている。
従者_2:「ンググ」
リーリヤ:「こちらとしても情報の共有は望むところだ。お願いしたい」
石蕗条一:「メンタルにダメージ負ってる琴城は置いといて、猫の魔術師……も後回しにするとして、ええと……」 リーリヤさんを見る。 「……あんたから行くか?」
リーリヤ:「……分かった」
リーリヤ:「リーリヤ・ルキーニシュナ・ラヴレーンチェヴァ。最近この街に配属されたエージェントだ」
リーリヤ:「捜査中、救助要請を受けて現場に向かったところ……正体不明の敵性存在に襲撃される彼女を発見し、救助した」
リーリヤ:神楽崎さんに視線を向ける。
リーリヤ:「彼女は神楽埼唯。FHセル"ツイーザー"の研究員だそうだ。UGNへの亡命を希望している」
石蕗条一:「マジかよ。“ツイーザー”……!?」
神楽崎唯:「ツイーザーセルの人間が亡命を希望するのはおかしいか?」
鶴崎 葵:「……ほう。すると、その敵性存在とは、FH側の追手でしょうか」
神楽崎唯:「少なくとも、ツイーザーセルよるものではないな」
神楽崎唯:「殺されている人間はすべてツイーザーセルの研究員だからだ」
リーリヤ:「……その情報は私も初耳だ」
神楽崎唯:「キミ達は今、この街で発生している殺人事件を認識しているか?」
石蕗条一:「……。話は聞いてる。失踪事件と無関係だといいな、と思いたかったところだ」
鶴崎 葵:「すると、その犠牲者が……」
神楽崎唯:「それを引き起こしているのが私を追っていた奴だ」
琴城 星羅:「…もしかして、失踪した人って…」
神楽崎唯:「失踪者……?」
リーリヤ:「……知らないのか?」
従者_1:「??」首を傾げる。
神楽崎唯:「外の事は疎い、気にするのは自分の身の危険くらいだ」
石蕗条一:「あー、くそっ。どっちも関係なしか? 待った、これも順番に行こうぜ。あんたを追ってたのって誰だよ?」
神楽崎唯:「とにかく私はそれに気づいた時、セルでは私の身を守れないと考えた。亡命の理由はそれだ」
神楽崎唯:「それは不明だ。詳細が分かっていればもう少し余裕があった」
神楽崎唯:「だが、そうだな。私の推測では奴は街の目を盗んでいる可能性がある」
神楽崎唯:「合流地点を13地区に設定したのはそういった理由だ、セーフハウスもな」
石蕗条一:「ハッキングの類か。ブラックドッグ野郎かよ」
神楽崎唯:「それに確証はない、だが今の所はその推測でこうして状況を進められているという事実だけがある」
リーリヤ:「確かに交戦した『アレ』はその類の相手に見えた」
リーリヤ:「支部を避けたのはそういう理由か」
従者_2:「ヒ−ッ」怯えた息を漏らす。
神楽崎唯:「ああ、まともな支部ならばセキュリティは万全だろう」
石蕗条一:「……そうか。まあいい。……あんたには個人的に聞きたいことがあるが、後にする」
石蕗条一:「それとも、誰か質問あるか?」
鶴崎 葵:「……いや。こちらからは、特には」首を振る。
神楽崎唯:「私に出来ることであれば協力はしよう。命がかかっている」
琴城 星羅:「殺人事件については、わかりました。私たちで彼女を守りましょう」
神楽崎唯:「感謝する」
リーリヤ:「そういう指示であれば、こちらからも異論はない。従おう」
鶴崎 葵:神楽崎さんの方をちらりと見る。≪真偽感知≫を使うべきかと少し考えるが、やめた。
従者_1:神楽埼さんに半ばタックルするように纏わりつく。
神楽崎唯:「……やめてくれ」
石蕗条一:「……。じゃあ、その」 鶴崎さんを見る。猫に話しかけるのhを躊躇ってから、喋る。 「あんたは? 情報屋。もう何か掴んでるのか?」
鶴崎 葵:また首を振る。「期待に添えなくて申し訳ないですが。UGN側で掴んでいる以上の事は、まだ何も」
鶴崎 葵:无号計画の事については、まだ失踪事件と結びついてはいないという判断。
鶴崎 葵:「報告すべき事としては、そちらの琴城さん……」尾と視線で示す。「五地区の方で倒れていた彼女を、調査中に保護しましたが」
石蕗条一:「それで一緒だったわけか」 琴城さんを見る。
琴城 星羅:「…はい。」力なく答える。
琴城 星羅:「えーと。失踪事件に関係してるかどうかはわからないんですけど」
石蕗条一:(嫌な前置きだな……関係ある気がするぞ)
琴城 星羅:「失踪の現場とされてる付近で…変な男がいまして」「二回くらい仕留めたんですが…逃げられました」
鶴崎 葵:「二回」まばたき。「リザレクトとか、そういう?」
琴城 星羅:「あ、いえ、確実に殺したと思います」「でも、次の瞬間には何事もなかったみたいに立ってて…」
神楽崎唯:「いや、少しいいだろうか」
琴城 星羅:「あ、なんでしょうか」
神楽崎唯:「UGNでは……事件現場の付近にいる、不審と形容するような段階の人物を殺害するような教育を行っているのか?」
GM:当然、これは異常ともいえる行動と思って構いません。
GM:琴城さんも、当然のように考えていたかもしれませんがよくよく考えれば自分がおかしいことに気づくでしょう。
従者_2:「ヒャン…」怯えて机の下に潜り込む。
琴城 星羅:「…あっ」ここでやっと気付く。「あ、いえ、その…」
リーリヤ:「……攻撃や抵抗を受けたのでは?」
神楽崎唯:「それならば問題はないが“不審な”などという曖昧な事は言わないだろう。どうだったんだ?」
琴城 星羅:「いえ、攻撃は何も。ただ…」「私を、連れて行こうとしました。『お前を作ったのは私だ』と言って」
琴城 星羅:吐き気を抑えながら続ける。「名前は…東堂明鷹って言ってました。」「私のことを…イ82号と呼んで、いずれ回収しにくる…と」
神楽崎唯:「それなら……問題はないのか?」
石蕗条一:「俺の知ってる4年前の琴城星羅と、どれだけいまの琴城がどれだけ違っているかわからない。だが……」
石蕗条一:「そこまでの反応は、何かおかしい」
GM:その東堂明鷹という存在が琴城星羅になんらかの影響を与えていることは全員に伝わるでしょう。
琴城 星羅:「気が付いたら吐き気と眩暈がして…意識を失ってたみたいです」葵ちゃんのほうを見ながら。
従者_1:「わん」慰めるように琴城さんに擦り寄る。
鶴崎 葵:「東堂、明鷹……口ぶりからして、どこかのセルの研究員なのだろうか」
石蕗条一:「……」 横目で神楽崎さんの反応を見る。
神楽崎唯:「私は聞いたことがない、私の知る限りの話ではあるがツイーザーにそのような男はいなかった」
リーリヤ:「……一連の事件と何か関係があるだろうか」
石蕗条一:「一応、データベースに照会かけるぐらいのことはするべきだな。琴城にそれだけの反応を起こさせた。関係がなくても関わってきたら面倒だ」
琴城 星羅:もふもふ。「あいつが犯人!……って言うには、なんにも証拠がないんですけど」
琴城 星羅:「ただの研究者とかじゃない、と思います。もっと…おかしいことを考えてる、何か」
鶴崎 葵:「……」もっとおかしいことを考えてるという表現に、无号計画の話を思い出す。
石蕗条一:「あんまり調査状況に進展はなしか。くそっ。……だが、ディレクションははっきりしてる。掴んだ手掛かりはたどれるだけ辿る……」
石蕗条一:「他に名案あるか? 言っとくが、俺はブランクがでかすぎる。探して壊す以外のことは、どこまでできるかわからない」
石蕗条一:「……意見を聞きたいね」
リーリヤ:「今回はあなたが指揮官だと聞いている。その方針に従おう」
リーリヤ:「情報収集は得意な方だ」
琴城 星羅:「私も…あんまり得意じゃないけど、やるよ。任せて」決意に満ちた、余裕のなさそうな顔で。
鶴崎 葵:「同意見です。まだ推理を進める段階にはない。僕もせいぜい駆け回ってネタを集めてきましょう」
石蕗条一:「……わかった。タスクにとりかかろう。リーリヤは休めるときに休め。あんたを危険域までコキ使うつもりはない」
リーリヤ:「……了解した。考慮しておく」薄く頷く

GM:では調査メンバーがそれぞれ《銀星洞》を出ていった後、
GM:交代で神楽崎唯を監視する。石蕗条一はそうして二人だけとなる状況を作った。
神楽崎唯:「私は別に逃げたりするつもりはない。なにか個人的な話があると言っていたが……それか?」
石蕗条一:「……神楽崎。“ツイーザー”セル所属……だったんだろう」
神楽崎唯:「ああ、それなりの立場に居た。とも自覚している」
石蕗条一:「ライトニング・シリーズ。雷光戦騎計画。……あんたは知ってるか?」
神楽崎唯:「……それを聞いてどうするつもりだ? あれは四年前に潰れた計画だ」
神楽崎唯:「いくつかのナンバーは散逸し、FHに残ったとしてもあまり状況はよくない存在だ」
神楽崎唯:「それになんの興味がある?」
石蕗条一:「ライトニング・スリー」
神楽崎唯:ぴたりと言葉が止まる
石蕗条一:「俺はそいつと会った。一時期は行動を共にした」
石蕗条一:「……やつは恐れていた。自分の記憶が失われていくこと。時限爆弾のように……何かが、自分を決定的に変えてしまうこと」
石蕗条一:「ライトニング・スリーはなんなんだ? どんな機能を持っている? お前たちは、あいつに何をさせるつもりだったんだ?」
神楽崎唯:「なぜ、それを聞く。アレは」
神楽崎唯:「アレは私達が喪失してしまった機体だ。もう残ってはいない」
神楽崎唯:「残っているはずがない」
GM:神楽崎唯の言葉は断定のそれだ、確信をもって現存しているはずがないと言い切っている。
石蕗条一:「……そうだな」
石蕗条一:「残っていない。ああ。それでいい。もう喪失してしまったもののことだ、答えてもいいだろう?」
神楽崎唯:「…………」
石蕗条一:「頼む。俺にとっては重要なことだ」
神楽崎唯:「ライトニング・スリーは実験機だ。ラストナンバーへの捨て石」
神楽崎唯:「機体性能を限界まで引き出し、あらゆるデータを採取するための機体だった」
石蕗条一:「……ツイーザーどものやりそうなことだ」
神楽崎唯:「より完全なものにするため、“エンプティハート”を搭載しての稼働を予定されていた」
神楽崎唯:「稼働するようなことがあれば、確実に暴走する。あれはそういった運用を目的とされていた」
石蕗条一:「くそっ」
神楽崎唯:「記憶領域の問題はそれらの機能を演算する処理のために――」
神楽崎唯:「待て。なぜ、キミはそんな顔を……」
神楽崎唯:「もしかして……まだ残っているのか?」
石蕗条一:「腹が立つ。どいつもこいつもな。何のために生きるだとか、何のために使うだとか。……そんなことを決めるやつらの阿呆さ加減もそうだが、そいつらをのさばらせてる連中もな!」
石蕗条一:「残っているとしたら、どうなんだ?」
神楽崎唯:「……キミは、何を知っている。アレはどうなった?」
神楽崎唯:「UGNが破壊したのではないのか?」
石蕗条一:「違う。機能を停止させた」
石蕗条一:「本人がそれを望んだ」
神楽崎唯:「……くそっ!」「ライトニング・スリーが現存しているなら、可能性は高い。だが、まだ不可解な点が多い」
石蕗条一:「不可解? あんたにも?」
神楽崎唯:「一言で言えば今回の事件、ライトニング・スリーならば可能だ」
神楽崎唯:「だが、アレは“向こう側”にあるのだろう?」
石蕗条一:「……そのはずだ。なぜライトニング・スリーなら可能なんだ?」
神楽崎唯:「アレは先程も言ったとおり、ラストナンバーへの布石のために製造された機体だ」
神楽崎唯:「ゆえに可能な限りの機能を詰め込まれている、単純な性能のみで言えば――最高だ。当然だ、あらゆる問題を洗い出すために限界まで性能を突き詰めているのだからな」
石蕗条一:「かもしれない。俺はあいつの戦闘力は知っている。だが、それだけじゃないんだな?」
神楽崎唯:「ライトニング・スリーの基本能力は分析と適応だ。無秩序に能力を発揮し続ければ際限なく広がり続ける――この街を飲み込むほどにな」
神楽崎唯:「街そのものとなれば、あらゆる状況も思うがままだ」
石蕗条一:「……だが、あいつは」
石蕗条一:「停止した。そのはずだ」
石蕗条一:「俺はあいつを直す方法を……見つけることを約束したんだ」
神楽崎唯:「さらにいえば“向こう側"にある、いくらライトニング・スリーといえど境目を超えることは不可能だ」
神楽崎唯:「そして、そこまで行く前に――必ず自壊する。そのように決められている」
石蕗条一:「不可能なことを可能にしている何かがあるかもしれない?」
神楽崎唯:「不可解な点は三つだ。世界を超えている原因、ライトニング・スリーの本来を挙動を“正しく制御”できている理由だ。これは本来の機能ではありえない」
神楽崎唯:「だから、ライトニング・スリーがこの事件の原因となっているならばその二つがかならずある」
神楽崎唯:「そして三つ目は再起動した理由だ。事件を起こしているのなら、何者かが利用している。自発的に目覚める可能性は限りなく低い」
神楽崎唯:「私としては、あれが今もキミの言う通り停止したままであることの方が望ましいのだがね。可能性がある以上、話をしなければならない」
石蕗条一:「……ライトニング・スリーを助ける方法はあるのか? あいつが……原因になっていると仮定しての話だ」
神楽崎唯:「現状では私の知識を超えている、何が起こっているのかを正しく認識する必要がある」
石蕗条一:「わかった」
神楽崎唯:「それでも答えが聞きたいのならば答えるが――」「必要か?」
石蕗条一:「たぶんそれは俺が聞きたいやつじゃない」
神楽崎唯:「だろうな、キミの口ぶりで分かる」
石蕗条一:「俺はあいつを壊したくない。だから……。……もういい。時間取らせて悪かったな」
神楽崎唯:「私も命がかかっている……ああ、代わりにひとつ質問してもいいだろうか」
石蕗条一:「なんだよ」
神楽崎唯:「キミがなにもかも忘却して、キミを知る誰かがいると分かったら」
神楽崎唯:「キミはその誰かに会おうとするか?」
石蕗条一:「何もかも忘却した俺は、ある意味で俺じゃない。だから推測になるが……」
石蕗条一:「たぶん、そうする」
神楽崎唯:「そうか。ならそういう理由なのかもしれないな」
神楽崎唯:「変なことを聞いてすまない」
石蕗条一:「オーヴァードってのは一人残らず変な奴だ」
石蕗条一:(そう。たぶんみんなそうだ。だから……)

GM:ではシーンを終了します。ロイス取得と購入が可能です。
GM:それとPC間ロイスは石蕗→琴城→リーリヤ→鶴崎→石蕗でお願いします!
琴城 星羅:了解です!
鶴崎 葵:では、石蕗くんに 〇連帯感 / 不安 で取得します
リーリヤ:鶴崎さんに ○かわいい/隔意 で取得します~
石蕗条一:琴城さんにロイス! 友情〇/不安 で!昔の感覚を引っ張っている!
琴城 星羅:リーリヤさんに信頼〇/劣等感でロイス取得します!
石蕗条一:購入するぞ~。まずは安心・安全のUGNボディアーマー!
石蕗条一:1dx+3=>12
DoubleCross : (1R10+3[10]>=12) → 9[9]+3 → 12 → 成功

石蕗条一:当然の成功。装備。以上です。
リーリヤ:購入は両手剣!
リーリヤ:3DX+1>=13
DoubleCross : (3R10+1[10]>=13) → 6[4,4,6]+1 → 7 → 失敗

従者_1:8DX>=13
DoubleCross : (8R10[10]>=13) → 10[1,3,4,5,7,9,10,10]+8[4,8] → 18 → 成功

リーリヤ:本体が装備!
琴城 星羅:まずは無理せず応急キット。
鶴崎 葵:じゃあとりあえずこっちもボディアーマーの数を確保しにいこう。従者もいっぱいいるし…
琴城 星羅:1DX>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 5[5] → 5 → 失敗

琴城 星羅:仕方なし。
鶴崎 葵:5dx+5>=12 ボディアーマー!
DoubleCross : (5R10+5[10]>=12) → 9[1,3,4,6,9]+5 → 14 → 成功

従者_2:8DX>=12 ボディアーマー!
DoubleCross : (8R10[10]>=12) → 9[1,2,3,4,7,9,9,9] → 9 → 失敗

従者_3:8DX>=12
DoubleCross : (8R10[10]>=12) → 10[1,2,3,6,6,8,9,10]+10[10]+2[2] → 22 → 成功

リーリヤ:1個確保!本体が着ます

◆Middle02:調査

GM:情報収集シーンとなります、先に情報収集項目を出しますね。
▼情報収集項目
1.東堂明鷹について <情報:UGN><情報:裏社会> 難易度:8
2.今回の事件の被害者。失踪者と死体について <情報:UGN> 難易度8
3.神楽崎唯が襲われた現場の調査 <知識:レネゲイド><知識:電子知識> 難易度6
4.“ライトニング・スリー”について <交渉>難易度6 ※石蕗条一のみ
GM:現時点では以上となります、4番目の情報がなぜ石蕗くんのみかというと単純にその話を聞いているのがいまのところ石蕗くんだけだからですね
GM:それでは登場は任意です、情報収集するかたは登場してください。
石蕗条一:でます!
石蕗条一:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 3[3]+44 → 47

琴城 星羅:出ます。
琴城 星羅:1D10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 5[5]+46 → 51

鶴崎 葵:1d10+37 登場します!
DoubleCross : (1D10+37) → 1[1]+37 → 38

リーリヤ:で…出るぞ…
リーリヤ:83+1D10
DoubleCross : (83+1D10) → 83+10[10] → 93

リーリヤ:ウソだろ?
GM:3.現実は非情である
GM:ではそれぞれ調査したい項目を宣言してから判定をお願いします!
石蕗条一:4.“ライトニング・スリー”について、を振ります!交渉だ!
石蕗条一:ファンブルの可能性もあるヤバい項目だが、石蕗…信じてるよ!
石蕗条一:1dx=>6
DoubleCross : (1R10[10]>=6) → 8[8] → 8 → 成功

石蕗条一:フゥーッ!やった!
リーリヤ:神楽崎さんかな!流れ的に
従者_1:8DX>=6
DoubleCross : (8R10[10]>=6) → 10[3,3,3,4,6,8,9,10]+5[5] → 15 → 成功

従者_1:あとはリザーブ待機!
鶴崎 葵:では鶴崎は東堂明鷹について調べます
鶴崎 葵:5dx+1>=8
DoubleCross : (5R10+1[10]>=8) → 8[3,4,7,7,8]+1 → 9 → 成功

鶴崎 葵:よしよし。
琴城 星羅:じゃあ2を!
琴城 星羅:1DX+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 9[9]+1 → 10 → 成功

琴城 星羅:やったー!
GM:では情報開示します。
1.東堂明鷹について
東堂明鷹は大都佐苗と同様にこの街にて断続的に現れている存在――“无号計画”の関係者である。
捕縛した大都佐苗の証言によれば東堂明鷹は“无号計画”の中で“意識体”と呼ばれるものをついて研究していた。
また東堂明鷹は収容が破られる以前よりも前から研究施設と“こちら側”を行き来することが出来ていたらしい。
琴城星羅が遭遇する前――収容が破られるより前、最後に確認できたのは四年前の崩落戦である。
GM:→追加情報収集項目
→5.東堂明鷹について2、が調査可能になりました
→6.“意識体”について、が調査可能になりました

2.今回の事件の被害者。失踪者と死体について
今回の失踪者の数は先にもあったようにこのN市全体で相当数に昇っており、
N市内の各支部による連携と“向こう側”の世界という存在がある環境でなければ日常の崩壊が発生するレベルとなっています。
判明している分になりますが失踪者は四年前の崩落戦以後の住人はおらず、失踪者は崩落戦以前からの住人のみとなっています。

また死体に関しては神楽崎唯の情報提供どおりにツイーザーセルで用意したカヴァーを使用している者が殆どだった。
つまり惨殺死体に関してはツイーザーセルの研究員のもので間違いないだろう。
GM:→追加情報収集項目
7.死亡したツイーザーセルの研究者について、が調査可能になりました

3.神楽崎唯が襲われた現場の調査
監視カメラにも襲撃は映ってはおらず、何事もない記録映像だけが残されている。
映像データを後から操作された形跡はなく、はじめから映像を記録されられていたと考えられる。
このことからシンドロームは機械操作に長けたブラックドッグの犯行と見ていいだろう。
また現場を調査したところ、戦闘があったのにも関わらず現場は何事もなかったかのように元通りになっていた。
現場の修復はモルフェウスによるものと考えるのが妥当だが……

N市第3区画 《銀星洞》

GM:情報収集に向かった三名はそれぞれの調査チームと協力し、一定の成果を持ち帰ってきた。
GM:ここ《銀星洞》も襲撃はなく、出ていったときと同じままだ。
GM:それぞれが手に入れた情報を共有してもいいだろう。
石蕗条一:「さて、状況は悪くなってるのか、良くなってるのか……」
石蕗条一:「誰か、何か掴んできたか?」
リーリヤ:涼しい顔のリーリヤに続いて、疲れ果てた様子の三匹の子犬が入室してくる。
従者_2:「ヒ~~ッ……」
リーリヤ:「……掴んだ、と言えるかどうか」やや言葉を濁らせる。
リーリヤ:「そちらは?」周囲を見て
鶴崎 葵:「再度の襲撃も不安ではありましたが。ひとまず皆さん、無事に戻って来たようですね」その後からそろりと入って来る。
鶴崎 葵:「成果はありますが。……どうも。思ったより根が深くなりそうだ」
琴城 星羅:「掴んだよ!」「あ、全然いいことじゃないんだけど…」資料のプリントアウトを手に。
琴城 星羅:「失踪した人、やっぱりすごく多いみたい。騒ぎになってないのが不思議なくらい」リストを出す。
石蕗条一:「……多すぎるな。共通点は……?」
琴城 星羅:「それで、共通してるのは崩落戦より前から大N市に住んでる人、くらいで…」
琴城 星羅:「それ以外は、まだわからない」
鶴崎 葵:「……この規模で、それは。およそ偶然とは言えないでしょうね」
リーリヤ:「………」その人数を見てもリーリヤは表情を変えないが、
従者_3:「ウウウ……」従者犬は小さな唸り声を上げる。
琴城 星羅:「死体に関しては、やっぱりツイーザーセル関係の人みたいだね。神楽崎さんの情報通り」
琴城 星羅:「やっぱり、研究者なのかな…」
石蕗条一:「ツイーザー狩りと人攫いが並行してるのか。やっぱり面倒だな」
リーリヤ:「……単なるセル同士の抗争、という線は?」
リーリヤ:「よくあることだろう……FHには」
神楽崎唯:「可能性としては極めて妥当だがな……」
石蕗条一:「面倒ごと同士が潰しあってくれるだけなら、まだいいけどな。なんでいまこのタイミングでツイーザーかって話だよ。俺が気になってるそっちについては……後にしよう」
石蕗条一:「他、どうだ?」
鶴崎 葵:「琴城さんが遭遇したという、東堂明鷹なる男の名前ですが」
鶴崎 葵:「とある捕虜の証言の中に出ていました。大都佐苗という」
鶴崎 葵:「先の"ローディーズ・ドア"の事件において拘束されたジャームです」
石蕗条一:「”ローディーズ・ドア”のアーティファクト使いか……」
鶴崎 葵:「曰く、東堂は……旧日本軍のある計画において、『意識体』なるものを研究していたと」
琴城 星羅:「!」自分のことかもしれないので、反応する。
リーリヤ:聞きなれぬ言葉に、眉を顰める。
リーリヤ:「すまない、日本語でそういうものがあるのだろうか?」
石蕗条一:「魔術業界の用語ではあるな」
リーリヤ:「……魔術……」
従者_2:「ヒィ……」怯えて鼻を鳴らす。
鶴崎 葵:「……日本語というよりは、魔術やオカルトの用語ですね」
鶴崎 葵:「また、UGNとして東堂明鷹の姿を最後に記録したのは、崩落戦の折ですが」
鶴崎 葵:「大都の証言によると、彼はしばしば『向こう側』の研究施設と『こちら側』を行き来していたと」
リーリヤ:「…………」『向こう側』。もうひとつのN市。話には聞いていたが、やはり俄かには信じがたい。
石蕗条一:「何かの仕掛けがあるな……普通はできない。くそ。こっちはそれで困ってたんだ」
GM:当然、ローディーズ・ドアとは別口の手段によるものと分かるでしょう。
GM:東堂明鷹という男は何らかの手段で封鎖を無視できる力が存在する。
鶴崎 葵:「その手段までは、彼女から聞き出す事はできなかったようです」
琴城 星羅:「『向こう側』…やっぱり」この前行ったから、今まで見つからなかったのも納得がいく。
鶴崎 葵:「件の『意識体』の研究の成果か……あるいは、何らかのアーティファクトによるものか……」
石蕗条一:「アーティファクト使いだって決めつけるのは速いかもしれないが、警戒はしておこう」
石蕗条一:「東堂ってやつについては、もう少しリサーチが必要そうだな」
琴城 星羅:「…何であれ、ろくなやつじゃないよきっと」
リーリヤ:「……こちらは唯が襲撃を受けた現場を調査した」
リーリヤ:「監視カメラの映像を確認してみたが……」
リーリヤ:「……何も映っていなかった」
石蕗条一:「だろうな……仕事が丁寧だな」
リーリヤ:「後から細工をされた形跡は無かった。最初から何も記録されていなかったと考えられる」
リーリヤ:「……言うまでもないと思うが、ブラックドッグ能力者の関与が強く疑われる」
GM:厳密に言えば、襲撃のあった映像が差し替えられている状態ですね。ですがそうした処理の痕跡は存在しない。
リーリヤ:謎だぜ……
鶴崎 葵:「神楽崎さんの予測は正しかった訳ですね」
リーリヤ:「それと……唯が襲撃された現場だが」
リーリヤ:「確かに私と敵とで交戦を行ったはずだが、何の痕跡も残されていなかった」
リーリヤ:「敵は相当に巨大だった。破壊痕は残されていて然るべきだと考えるが……全て元通りに修復されていた」
鶴崎 葵:「ほう」目を見開く。「それはまた……FH『らしくない』やり方だ」
琴城 星羅:「?」首傾げ。「いくらブラックドッグやモルフェウスの凄腕でも、そんな簡単にそこまでできるのかなあ」
石蕗条一:「違和感しかねえな。FH同士の抗争っていうシンプルな構図には思えない」
リーリヤ:「……同意する。モルフェウス能力者の仕業だとしても、大規模な破壊痕をまるで何事も無かったかのように取り繕えるものだろうか」
鶴崎 葵:「簡単な仕事ではないでしょう。UGNの事件処理班のように、ある程度の数的リソースを持っているか……」
琴城 星羅:「そもそもFH同士の抗争ならそんなことやる必要ないよね…うーん…街並みを絶対に守りたいセル…そんなのないし…」
石蕗条一:「……それか、ライトニング・スリーなら。もしかしたら」
神楽崎唯:「……そうだな、可能性が随分と高くなった」
鶴崎 葵:「あるいは、ただ単純に強力な能力を持ったオーヴァード……おや」
石蕗条一:「ああ。そこのところ、俺からも報告させてくれ」
鶴崎 葵:「お二人には、心当たりが?」
石蕗条一:「ライトニング・スリーと呼ばれる、ツイーザーセルの実験体がいた」
石蕗条一:「“向こう側”のN市で、俺はそいつと会った。協力者だった……協働してた期間は長くないけどな」
リーリヤ:「ツイーザー……」神楽崎さんに目をやる。
鶴崎 葵:「長くない、というと……最後は、どうなったんです」
石蕗条一:「停止した。いろいろあってな。明らかにメモリに障害が出ていた」
石蕗条一:「本人が暴走の——ジャーム化の危険性を感じていた。だが、このドクター神楽崎の話によれば——」
石蕗条一:「ライトニング・スリーが順当に機能を拡張していった場合、街と融合するような機能を有していてもおかしくないって話だ」
神楽崎唯:「補足するならライトニング・スリーはブラックドッグとエグザイルシンドロームのクロスブリードだ」
神楽崎唯:「それにキミ達は聞いたことがあるだろうか、“エンプティハート”を搭載されている」
神楽崎唯:「エグザイルシンドロームには器物と融合する能力がある、それを束ねれば――ということだ」
GM:ということでエネミーエフェクト《広域融合》で街と融合しつつあるということですね。
リーリヤ:「……街と、融合……」
鶴崎 葵:「それは……いささか想像を絶する能力だな」
従者_3:牙を見せ、低く唸る。
琴城 星羅:「融合…?」電脳の怪物みたいなオーヴァードを想像する。
リーリヤ:「……なるほど」浅く頷き、
リーリヤ:「確かにその話が真実だとすれば、現場の様子にも納得できる部分がある」
石蕗条一:「電子的にも物質的にも、それだけのことができるやつだ」
鶴崎 葵:「つまり、この街の全てが……あるいは、今はまだ一部だけかもしれませんが……スリーの肉体の一部となっていて」
琴城 星羅:「じゃあ、私たちが自分の体を治すみたいに…戦闘の痕跡を元通り修復しちゃったってことですか…!?」
鶴崎 葵:「そこにある物体を消すも、作るも、自在という……」唸る。
神楽崎唯:「そういうことだ。もちろん、この街と融合しているのなら」地面をコツコツと蹴る
神楽崎唯:「UGNは気づくだろう、明らかな異変だからな。だがそういった兆候を直接目の当たりにするまでは確認できなかった。だろう?」
神楽崎唯:「そうなると――」石蕗くんをみる
石蕗条一:「まあね。こっち側に干渉している方法が何かある」
石蕗条一:「東堂とライトニング・スリー……」
石蕗条一:「無関係とは思えなくなってきている」
鶴崎 葵:「……能力を束ね、スリーの機能を強化していくなら。『材料』となる、大量のオーヴァードが必要なはず……」
鶴崎 葵:「あるいは、人攫いの目的はそれか……?」
神楽崎唯:「単純に能力を強化していくのならば――失踪者にこだわる必要はないだろう」
リーリヤ:「……ツイーザーセルの元実験体が、ツイーザーの研究員を殺害している? 理屈としては通りそうだが」
琴城 星羅:「なんでわざわざ研究員だけを…?うーん…」考えているが、頭がよくないので出てこない。
神楽崎唯:「……それに関しては、復讐などと考えれば自然だが」
神楽崎唯:「キミはどう思う? そのようなことをする人格だったか?」 石蕗くんに尋ねる
神楽崎唯:「無論、ジャーム化しているのならばそういった事は十分考えられるが」
石蕗条一:「きっと違う」
石蕗条一:「向いてないけど、探偵の真似事をしてみるか。もう少し情報を集める……レンガがなければ家は造れないだったか」
リーリヤ:「『脚が狼を養う』」
リーリヤ:「歩かなければ餌は見つからない。結果を得たくば動くしかない」
リーリヤ:「地道に調査するしかないだろうな」
鶴崎 葵:「猫の世界の流儀も、似たようなものです」
琴城 星羅:「…うん。私ももっと調査がんばるよ。このまま中途半端じゃ、気分悪いもん」
鶴崎 葵:「まあ、少しは輪郭が見えてきました。次はもっと深くに潜れる」
石蕗条一:「作戦続行だ。……リーリヤ、あんたは寝てた方がいいんじゃないか」
リーリヤ:「……?」
リーリヤ:「何故だ」
石蕗条一:「使い魔を出しっぱなしで長時間だ。負担が尋常じゃないはずだ……俺には真似できない」
リーリヤ:「問題ない。私は――」言おうとして、
従者_1:従者にぐいぐいと足を引かれる。
リーリヤ:「…………」
従者_1:従者は三頭とも疲れ果て、床に伸び切っている。
石蕗条一:「犬がやめとけって言ってる」
リーリヤ:「…………」
リーリヤ:「……了解した」
リーリヤ:「指揮官の指示に従おう」
従者_1:嬉しそうに石蕗さんに懐く。
石蕗条一:「あんた、無茶するタイプだな……」 呆れる!
琴城 星羅:「この子たちも、チームの一員なんですから」調査の帰りに買ってきたドッグフードを皿に開ける。
従者_3:「ワン!!」我先にと皿に群がる。
リーリヤ:(餌付けされている……)
琴城 星羅:「あ、そうだ。葵ちゃんも…いります?」ちゅーるを取り出す。
鶴崎 葵:ドッグフードには目を向けず、澄ましている。自分はあの犬さんとは違うぞアピール。
鶴崎 葵:「……いえ、結構です」ぷい
琴城 星羅:「そっか~」しまう。
鶴崎 葵:少しだけ琴城さんの方を見たけど、すぐに背いた。
従者_1:遠慮するなよ、と言わんばかりにドックフードの皿を押す。
鶴崎 葵:「……」前足で押し返したりしていた。終わり!

GM:ではシーンを終了します、調達とロイスの取得が可能です。
リーリヤ:欲しいものある人!何故か社会8あるぞ!
鶴崎 葵:こっちも財産点が15もあるぞ
琴城 星羅:大槌があればミドルでめちゃくちゃ助かります
石蕗条一:ロイスは、やはりここは神楽崎さんに。世話になっているぜ… 有為〇/不信!
リーリヤ:ロイスは石蕗さんに ○信頼/脅威 で!
鶴崎 葵:ロイスはまだ保留しとこう。
琴城 星羅:ロイスは保留。買い物はどうしようかな
従者_1:大槌いきます
従者_1:8DX>=14
DoubleCross : (8R10[10]>=14) → 10[3,5,5,6,7,7,10,10]+5[1,5] → 15 → 成功

石蕗条一:応急手当キットでも買ってこよ。
従者_1:あげる!
琴城 星羅:うれしい!ありがとうございます!
石蕗条一:1dx+3=>8
DoubleCross : (1R10+3[10]>=8) → 6[6]+3 → 9 → 成功

石蕗条一:OK。持っておきます。
琴城 星羅:自分は応急キットを。
鶴崎 葵:じゃあボディアーマー買いましょう
琴城 星羅:1DX>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 2[2] → 2 → 失敗

石蕗条一:こちらは以上。
琴城 星羅:ぐぬぬ。以上です。
従者_2:みんなボデマ持ってるんだな…
従者_2:強化素材!
従者_2:8DX>=15
DoubleCross : (8R10[10]>=15) → 10[1,1,2,2,3,5,8,10]+2[2] → 12 → 失敗

従者_3:8DX>=15
DoubleCross : (8R10[10]>=15) → 10[1,3,3,4,8,8,9,10]+3[3] → 13 → 失敗

鶴崎 葵:買えたら琴城さんに渡します
鶴崎 葵:5dx+5>=12
DoubleCross : (5R10+5[10]>=12) → 10[5,5,9,9,10]+5[5]+5 → 20 → 成功

リーリヤ:以上!
鶴崎 葵:渡して終わり!
琴城 星羅:やったー!ありがたく受け取って制服の下に装備!

◆Middle03:調査2

GM:情報収集シーンとなります、先に情報収集項目を出しますね。
▼情報収集項目
済.東堂明鷹について <情報:UGN><情報:裏社会> 難易度:8
済.今回の事件の被害者。失踪者と死体について <情報:UGN> 難易度8
済.神楽崎唯が襲われた現場の調査 <知識:レネゲイド><知識:電子知識> 難易度6
済.“ライトニング・スリー”について <交渉>難易度6
5.東堂明鷹について2 <情報:UGN> 難易度12
6.“意識体”について <情報:UGN><知識:レネゲイド> 難易度8
7.死亡したツイーザーセルの研究者について <交渉> 難易度6
GM:それでは登場は任意です、情報収集するかたは登場してください。
リーリヤ:しばらく犬と寝てます!
石蕗条一:余裕のある石蕗は出ます。
石蕗条一:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 10[10]+47 → 57

鶴崎 葵:1d10+38 出る!
DoubleCross : (1D10+38) → 9[9]+38 → 47

石蕗条一:一気に上がってしまったが、トップランナーと比べれば…

琴城 星羅:でます!
琴城 星羅:1D10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 1[1]+51 → 52

石蕗条一:あんまり情報収集力がないので、6.“意識体”についてをやろうかな。
琴城 星羅:意識体いきます。
琴城 星羅:あ、どうぞどうぞ!
石蕗条一:あ、琴城さんの方が情報収集苦手だったりします?
鶴崎 葵:鶴崎は 5.東堂明鷹について2 に行きましょう。
石蕗条一:こちらはダイス3個+スキル2で、財産が6あります
琴城 星羅:こっちは1Dですね…
琴城 星羅:スキルが1
石蕗条一:それじゃあ琴城さんがそっちをどうぞ!
琴城 星羅:だけど、アクティベイトである程度カバー可能です!
鶴崎 葵:あ、そういえば援護の風を飛ばせなくもないです
琴城 星羅:あ、ではありがたくいただきます
石蕗条一:間違えてた!
石蕗条一:ダイス1個だけだ、コネがなかった!
石蕗条一:琴城サン!!!!
琴城 星羅:どうぞどうぞ
鶴崎 葵:侵食に余裕もあるので使っていこう。どっちに投げればいいかな
石蕗条一:この貧弱な私めに6.“意識体”について <情報:UGN><知識:レネゲイド> 難易度8のチャンスを!
琴城 星羅:ダイスボーナス圏内まで浸食率上げたいので、石蕗さんに使ってあげてください
琴城 星羅:意識体どうぞ!
石蕗条一:というわけで、6.“意識体”について <情報:UGN><知識:レネゲイド> 難易度8 を知識:レネゲイドで振ります。
琴城 星羅:自分が交渉行きます。
石蕗条一:援護の風貰えるならください!
鶴崎 葵:了解!では≪援護の風≫を石蕗くんに使用します。ダイス+5個だ
石蕗条一:あざす!いくぞ!
鶴崎 葵:偵察用の「式」を貸し出した
鶴崎 葵:侵食2上がって49
石蕗条一:7dx+2=>8 6.“意識体”について <知識:レネゲイド> 難易度8
DoubleCross : (7R10+2[10]>=8) → 9[2,3,4,7,8,8,9]+2 → 11 → 成功

石蕗条一:イェイ
琴城 星羅:交渉いきます!
琴城 星羅:マイナーでアクティベイトでHP8削って達成値8あげて、リミテッドイモータルで8回復。侵蝕コスト6。
琴城 星羅:1DX+9>=6
DoubleCross : (1R10+9[10]>=6) → 8[8]+9 → 17 → 成功

琴城 星羅:よしよし。
鶴崎 葵:じゃあこちらは東堂の2いきます。UGNのコネを使用してダイス7個に。
鶴崎 葵:7dx+1>=12
DoubleCross : (7R10+1[10]>=12) → 8[1,1,4,5,7,7,8]+1 → 9 → 失敗

鶴崎 葵:うおん。財産点を使用しても?
GM:いいですよ
鶴崎 葵:では3点投入で成功に!
GM:では情報開示していきますね。
5.東堂明鷹について2
元々は魔術と呼ばれる系統のレネゲイドコントロール技術を身に着けたオーヴァードだったようだ。
強固な防衛網を掻い潜り、研究施設と“こちら側”を行き来していた方法は魔術による“認識阻害”に他ならない。
いくら警戒しててもそれに気づくことが出来ねば意味がないのだから。
だがそれほどの能力を持っていて、UGNに被害を与えることをしなかったのはその能力が限定的であることと推測できるだろう。
つまり直接的な戦闘には向いていないオーヴァード、そして古代種である。
だがそれでも魔術への備えがなければ捕縛はおろか、補足することも難しいだろう。

そしてなぜ魔術師が旧陸軍の研究者となったかは不明だが――確かなことはひとつ。神なるものに並々ならぬ興味があったことである。
GM:以上が接収したいくつかの旧陸軍の資料から分かりました。
GM:この“認識阻害”はゲーム上ではEロイス“究極存在”の効果としています。
GM:この効果が解除されない限りはエンゲージすることや対象をとることが出来ないと思ってください。あらゆる対象をとるエフェクトの対象になりません。
6.“意識体”について
最初のオーヴァード、レネゲイドの起源を“無機物”であると定義した旧陸軍は
その人工的な再現と兵器化を行うために“无号計画”を立ち上げた。
そして旧陸軍は“无号計画”の計画中に半ば人為的にレネゲイドビーイングが誕生させることになる。
当時としては奇跡的な可能性であり、その数は決して多くはなかったもの、
旧陸軍としてはアーティファクトの制御が外れることを危惧し、制御するための研究をすることになる。それが“意識体”である。
この研究は人間の体を移り渡る特性を持ったレネゲイドビーイング“寄生種”と呼ばれるものを研究の核としていた。
“寄生種”は様々な条件で寄生先を選んでいたようだが、
東堂明鷹は寄生した先の機能を正常に行うように擬態するよう調整し、量産複製させたもの――それが“意識体”である。
またこの研究の中で特定の人物の人格を写し取り、別の存在に植え付ける施術を生み出した。
GM:こちらも接収した旧陸軍の資料を解読して分かりました。
GM:7.死亡したツイーザーセルの研究者についてについては神楽崎さんとお話する感じなのでロールで開示していきます。
琴城 星羅:了解です!

N市第3区画 《銀星洞》

GM:東堂明鷹に関する情報を持って石蕗条一と鶴崎葵は《銀星洞》へと帰還した。
GM:東堂の情報はUGNの組織力を持ってしても、難易度の高いものであったが――
石蕗条一:「……かなり厄介なことになりそうだ」 コンビニ弁当買って帰りました。
鶴崎 葵:「全く。攻撃を受けず、認識もされず、戦う気もない相手……ある意味で、これ以上に相手取り難いなものはないでしょう」
石蕗条一:「東堂ってのは戦闘魔術師としてはどうなんだ?」 焼き肉弁当のナスの漬物だけを横にどけながら食べてます。
鶴崎 葵:「……推測しかできませんが」
鶴崎 葵:「UGNに認識される事をとにかく避けて動いている。絶対不可識というアドバンテージがありながらだ」
鶴崎 葵:「過去に発生した実行犯不明の戦闘被害を調べてもみましたが。彼の物と思しきケースは見当たらなかった」
石蕗条一:「正面切っての戦いになれば、勝てない相手じゃなさそうに聞こえるな」
琴城 星羅:「…無敵のオーヴァードなんていないはずだよ。きっと、と…倒す方法があるはず」東堂の話をするときだけ、目の色が攻撃色に変わる。
鶴崎 葵:「ええ。ただ、琴城さんの交戦経験を聞く限りは……」
鶴崎 葵:「その戦いの土俵に立つまでに……必要でしょう。解析と、対策が」
GM:少なくとも現行のレネゲイドコントロールでは倒すのは難しいだろう。
GM:つまりそれとは違ったアプローチで立ち向かう必要がある。
石蕗条一:「……」 琴城さんを見ながら、ナスを弁当の隅に追いやる。 「やつが研究していた、”意識体”ってやつ」
石蕗条一:「レネゲイドビーイングだな。要するに」
石蕗条一:「寄生先の機能をノーマルに擬態する、調整されたレネゲイドビーイング……”寄生種”」
鶴崎 葵:「ほう」魔術師の作り出したRB。他人の気はしない話だ。
鶴崎 葵:「……」そして、どこかで聞いたような話だ。琴城さんの方を見る。
琴城 星羅:うつむいて黙っている。
石蕗条一:「特定の人格を擬態するような術式も計画されてたらしい。成功したかどうかは……」 弁当箱をかきこむふりをして視線を隠す。 「知らないけどな」
琴城 星羅:「…私は、そんなのじゃないよ」誰にともなくぽつり。
石蕗条一:「俺の調べた結果はここまでだ」 資料を放り出す。
石蕗条一:「ツイーザーセルはどうなんだ? 少しでもマシなニュースを聞きたいんだけどな」
神楽崎唯:「……彼女に見せてもらった資料で、被害者と私との接点がもう一つある」
琴城 星羅:「あ、神楽崎さん」目の色が元に戻る。
神楽崎唯:口が重い
神楽崎唯:「分かっている、協力すると言っただろう」
石蕗条一:「言いたくなさそうだな」
神楽崎唯:「死んだ彼らはツイーザーセルの中でも、崩落戦を生き残ったライトニングシリーズの関係者だ」
神楽崎唯:「それもライトニング・スリーのな」
神楽崎唯:「彼らが殺され、私が狙われる理由。それについては当然、思い当たる節がある」
神楽崎唯:「……私達はそれだけのことをしているのだからな」
石蕗条一:「自分のやったことがわかっているなら、いまさら糾弾するまでもないな。問題なのは、わかってねえやつだ」
神楽崎唯:「まだ生き残っている人間を保護する、ということか?」
石蕗条一:「連続殺人を止めるにはそれが手っ取り早いと思う」
神楽崎唯:「確かにな。だが、私がそうしたように残った彼らも似たような推論を立てているだろう」
神楽崎唯:「私のようにUGNへの保護を求めなければ、武装し隠れている可能性が高い」
鶴崎 葵:「戦闘をもって制圧、保護する事になるか……その前に、足取りを掴む必要もありますが」
神楽崎唯:「そうだな……いや、しかし、問題はそちらに手間取っている内にライトニング・スリーが大きな行動を起こす可能性があるということだ」
神楽崎唯:「目的は不明のまま、一旦おいていくことは出来ないだろう」
鶴崎 葵:「……確かに。では、そこの優先度を定めるのが第一か」
石蕗条一:「……目的か。そいつがわからない。復讐か? 俺にはそうは思えなかった。だが……狙われているのは関係者ばかりか」
琴城 星羅:「ライトニング・スリーが街そのものなら、何だってできちゃう…何をしようとしてるかわからないと、手の打ちようがないね」
鶴崎 葵:「あるいは、ライトニング・スリーの意思による物ではないという可能性も。何者かが彼女の行動を操っている」
鶴崎 葵:「一度は停止した機体が、何者かの手で再起動させられている訳でしょう。おそらくは」
神楽崎唯:「アレの再起動は極めて難しい、自らが選択したのならばなおさらだ」
神楽崎唯:「停止は仮死状態と同義だからな」
GM:ライトニング・スリーはグレイサクリファイスによりその機能を停止している。
琴城 星羅:「あと、”向こう”にいたライトニング・スリーがこっちにどうやって戻ってきたかもわかってないよね」
神楽崎唯:考え込んでからポツリとこぼす 「……“意識体”、それについて知る必要がある」
神楽崎唯:「資料の情報ではなく、何が可能で不可能なのか」
神楽崎唯:「それを確かめなければならないと思う」
鶴崎 葵:「……違いない。僕たちに見えているのは、スリーがこの街で稼働しているらしいという結果だけだ……過程を、明かさなくては」
石蕗条一:「東堂の研究か。どうやって追う? ラボを漁るか?」
鶴崎 葵:「……」琴城さんの方を見る。
琴城 星羅:以前東堂に遭遇した時の不安と衝動が蘇る。
神楽崎唯:「確かにそれは悪くない手だろう……だが、一つだけ確認したいことがある」
神楽崎唯:「キミは東堂明鷹をどうして見つけられた? “認識阻害”の魔術を使う男を」
神楽崎唯:そうして琴城さんを見る。
神楽崎唯:「“認識阻害”の詳細がどういったものなのかは分からない、だがキミは東堂明鷹という男を見つけることが出来たのは確かだ」
琴城 星羅:「…あいつが見えた時、急に追いかけないといけない気がして…」「え、あいつが見えた?」
琴城 星羅:「うん。私は、失踪事件が多発してる第五区画の大通りで、あいつを見てます。最初から見えてました。」
石蕗条一:「いまのところ、唯一の可能性だな……琴城なら見えるかもしれない」
鶴崎 葵:「向こうから姿を見せて接触してきた……訳ではないんですね?」
鶴崎 葵:「貴方の側から見つけて、追いかけた」
琴城 星羅:「うん。向こうもこっちのことを見つけようとして見つけた、みたいには言ってない気がする」
神楽崎唯:「そして対策についてだが――これは私には門外漢だ、他に専門家が必要だろう」
神楽崎唯:「心当たりのあるものはいないか?」
石蕗条一:「魔術師。あんたの知り合いはどうだ? なんでもいい。兄貴分でも師匠でも」
鶴崎 葵:「……ええ。僕の師は、東堂が関わっていた『无号』の計画について調べていた」
鶴崎 葵:「今はもう接触できる状況にありませんが。もしも彼が何かに行き着いて、手がかりを残しているとすれば……」可能性のありそうな場所と手段について、思索する。
GM:それについては考えるまでもありません、なぜならその指示を出している存在を鶴崎さんは知っています。
GM:无号計画になんらかの関わりがあり、同時に魔術師。キミの師に依頼した人物――“折枯之枝”
鶴崎 葵:「……折枯之枝」
GM:接触しようと思えば可能です、次のシーンから可能になります。
鶴崎 葵:了解です
琴城 星羅:了解です
石蕗条一:「……当たってみようぜ。打てる手はぜんぶ打っておきたい」
鶴崎 葵:「ええ。一つ、辿れそうな線があります」
鶴崎 葵:「依頼にも進展があったんだ。報告をしても良い頃でしょう」
鶴崎 葵:ひゅ、と机に向けて息を吐く。蝶のような姿をした、青白い発光体の「式」がその場に現れて、窓から飛び去った。
石蕗条一:「わかった。頼む。……でも……琴城」
琴城 星羅:「私?」
石蕗条一:「……あれだ。……あー……また目つき悪くなってるぜ」
石蕗条一:「無茶をするなよ。せいぜい気を付けとくように、頼まれてるんだ」
琴城 星羅:「…え?」手鏡。「あっ」務めてもとの色に戻そうとする。
琴城 星羅:「えへへ。ありがと条一くん」「そうだね。要ちゃんにも言われてたしね」
石蕗条一:「やりすぎる癖がある。相手に対しても、自分に対しても。……寄生種がどうだろうが、意識体がどうだろうが……」
石蕗条一:「お前は仲間だったし、いまもそう思ってる。……いまさら俺に言われるまでもないだろうけど……ああ、くそ。……もう少しましなこと言えりゃいいんだが、腹立つ……!」
琴城 星羅:昔のことをわずかに思い出す。不愛想で不器用で、だけど頼りになる後輩。
琴城 星羅:「…うん。大丈夫。私は私だもん」「無理して私らしくなくなるの、嫌だからね」
琴城 星羅:「あ、そうだ」「全然関係ないんだけど…」
石蕗条一:「ああ?」 ナスだけが残った弁当箱にふたをする。
琴城 星羅:「条一くん、背伸びたね」懐かしげに微笑む。
石蕗条一:「……かもな」 ほとんど頬を引きつらせるように笑う。

GM:ではシーンを終了します、ロイスと調達が可能です。
鶴崎 葵:ロイスなしで。ブルーゲイルでも狙ってみようかな
鶴崎 葵:5dx+5>=20
DoubleCross : (5R10+5[10]>=20) → 5[2,3,3,4,5]+5 → 10 → 失敗

鶴崎 葵:だめだった。ここは引き下がろう
石蕗条一:調達はもう一つ応急手当キット。
石蕗条一:1dx+3=>8
DoubleCross : (1R10+3[10]>=8) → 3[3]+3 → 6 → 失敗

石蕗条一:失敗!
琴城 星羅:かつての後輩:石蕗条一/信頼〇/引け目 でロイスを取得。
石蕗条一:ロイスはこのシーンはなしで、以上!終了です!
琴城 星羅:で、応急手当キット!
琴城 星羅:1DX>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 2[2] → 2 → 失敗

琴城 星羅:以上です。

◆Middle04:魔術師は語る

GM:シーンプレイヤーは鶴崎さんです、他の方の登場は任意です
鶴崎 葵:1d10+49 登場!
DoubleCross : (1D10+49) → 8[8]+49 → 57

石蕗条一:出る!
石蕗条一:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 9[9]+57 → 66

琴城 星羅:でとこうかな
琴城 星羅:1D10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 3[3]+58 → 61

N市 第3区画 自然公園

GM:第3区画にある自然公園。日は傾きはじめ、人もまばらになってきた頃。
GM:ここの住人たちは平和そうな顔をしているのが見える、いまの街の状況など知ることなく。
鶴崎 葵:人の多い場所から離れるように、すたすたと木陰を歩いていく。
GM:そして鶴崎葵はその影を見つけるだろう。同じような猫の姿――しかし、決定的に違うもの。
GM:それは式神、魔術で作られた遠隔端末。
鶴崎 葵:じっと、そちらに視線を向ける。
石蕗条一:「……なんだ、あれか?」
鶴崎 葵:小さく頷く。
鶴崎 葵:≪声無き声≫を起動。誰も猫が人語を話しているとは思わない。超常の者でもなければ。
“折枯之枝”:『その様子……報告以外にも要件があるとみたが』 影から現れるように出てくる。猫
鶴崎 葵:『ええ、察しが良くて助かります。こちら、石蕗さんと琴城さん』
“折枯之枝”:それぞれを一瞥する。
石蕗条一:「……どうも。石蕗。錬金術師」
琴城 星羅:「あ、はじめまして…」ぺこり。猫相手に敬語。
鶴崎 葵:『UGN側の協力者です。この作戦自体、元は貴方の依頼とは別件だったのですが……』
“折枯之枝”:『繋がったか?』
鶴崎 葵:「ええ。『无号』の名前に行き当たったので、報告した方がいいだろうと」
“折枯之枝”:『まずは聞こう、話せ。葵』
鶴崎 葵:「ライトニング・スリーなる、ツイーザーセルの作り出した機体が。今、この街そのものと融合しかかっています」
鶴崎 葵:「その裏で糸を引いているらしいのが、東堂明鷹という男」
鶴崎 葵:「旧陸軍の『无号計画』に協力していた……魔術師だ」
鶴崎 葵:「……この名に、聞き覚えは?」
“折枯之枝”:『ある。……殺しそこねていたか、あの男』
鶴崎 葵:「やはり……辿り着いていたんですか。春真は」
“折枯之枝”:『それよりも昔のことよ、あれが最後にどこまで辿り着いてたかは私も分からぬ。知っておれば仕事をお前に任せることもなかった』
石蕗条一:「因縁のある相手だったかよ」
“折枯之枝”:『そのようなところだ』
鶴崎 葵:「……彼の魔術は、認識への干渉のようだ。それも、とびきり強力な」
“折枯之枝”:『把握している。つまり奴の魔術への対抗策を求めているな』
鶴崎 葵:「いかにも」
琴城 星羅:「あいつを…あいつを倒せる手段を!教えてください!」
“折枯之枝”:『あれは害悪だ。存在するだけで災厄を撒き散らすような男だ』 吐き捨てるように言う
“折枯之枝”:『奴の魔術については私が干渉して抑えてみよう、今の私でもその程度ならば出来る』
“折枯之枝”:『代わりにというわけではないが――奴を逃がすな。必ず殺せ』
“折枯之枝”:猫の姿では感情を読み取りにくいが明らかな侮蔑と憎悪がある。
鶴崎 葵:「ええ、それは勿論。……それと」
鶴崎 葵:「こちらの琴城さんには、どうやら彼の認識阻害が通用していなかったらしい」
“折枯之枝”:『なに……?』
鶴崎 葵:「どういう理屈かは、僕たちも掴めていませんが……」
琴城 星羅:「えーと。その…初めから、私にはあいつが見えてました。」
鶴崎 葵:「ふむ、貴方にも心当たりがないとなると……」ここについてはやはり、東堂の研究の方を当たるしかないか。
鶴崎 葵:(厄が出てこなければ良いが)弱り切っていた琴城さんの姿を思い出し、俯く。
“折枯之枝”:『見えていた、か。認識は出来たということか』
“折枯之枝”:『阻害はされていたのか?』
琴城 星羅:「阻害…もしかして、精神的なものですか?」「あいつを見たときから、急に心が不安になって…」
琴城 星羅:「ええと、正気を失っていたと思います」
GM:これは純粋に通用しなかったわけではなくて、対象取れてなかったかって聞いてるだけですね。
GM:鶴崎さんの言い方だと全く聞いてなかったように聞こえるのでその確認です。
琴城 星羅:あ、なるほど…
鶴崎 葵:あ、そうですね。攻撃も当てられてなかったし
石蕗条一:「……独特の言い回しだな。あいつを攻撃したって聞いたが」
琴城 星羅:「で、その後あいつを倒そうと…殺そうとしたんですが、まったく効いた様子はなかったです。」
“折枯之枝”:『ああ……』
“折枯之枝”:『そこのお嬢さんは……過去に死にかける。あるいは死んだ記憶があるか?』
琴城 星羅:脳裏によぎる過去。瓦礫。暗転。血。「……あります」
“折枯之枝”:『なるほど、ならば得心が行く。……ああ、あの男。まだ続けていたか』
“折枯之枝”:『彼女ならば、おそらくあの男を追跡できる。正しく今の状況を認識すればの話になるが』
鶴崎 葵:「死の記憶……?それが、奴の仕掛けを破る鍵になると?」
“折枯之枝”:『まぁ、そのようなところだ』
石蕗条一:「琴城なら追える。いけそうじゃないか」
琴城 星羅:「正しく今の状況を認識すれば…?どういうことですか?」
“折枯之枝”:『……思い出すことだ。そしてキミがそれを望むのならば私はそれが出来る』
“折枯之枝”:『そしてこれに関して私はそこのお嬢さんに強制はしない』
鶴崎 葵:「……」琴城さんを見上げる。
琴城 星羅:「……やります。やらなきゃ、ずっとあいつに怯え続けるだけだから」
石蕗条一:「……」 琴城を見る。 「無理はしてないか?」
琴城 星羅:「してない…わけじゃないけど、ここでずっと立ち止まってるほうが私にとっては『無理』だよ」
琴城 星羅:「それに、もし私が本当に無理してたら…条一くんが止めてくれるかなって」
鶴崎 葵:「……恐怖の根源に近付き、その姿を知る。確かにそれは、正しい克服の道です」
石蕗条一:「買い被りすぎだ。できるだけは、やるけどな……」 不機嫌そうな顔で首を振りました。
鶴崎 葵:「ただ、その正しさは貴女の無事を保証しない」
鶴崎 葵:「……」じっと琴城さんの眼を見て、
鶴崎 葵:目を閉じる。「失礼。……少し脅しかけてみようと思いましたが、これは無意味ですね」降参、とばかりに尻尾を振る。
鶴崎 葵:「僕はそういう目に見覚えがある」するりと折枯之枝の方に向き直る。
“折枯之枝”:では琴城星羅の前に移動する。
琴城 星羅:目を閉じて、ひとつ深呼吸。
“折枯之枝”:『私は……』 となにかを言いかけ
“折枯之枝”:『……いや、何を言っても自己満足か』 とひとつ呟く
“折枯之枝”:『では始める――』 すっと猫の瞳が細くなり、“何かが”琴城星羅に向かって放たれる。
GM:それは唯一つ。“思い出せ”という命令――

GM:というところでシーンを終了します、ロイスと調達が可能です。
石蕗条一:ロイスはここではナシかな…! そんで調達は応急手当キット!
石蕗条一:2dx+3=>8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 7[5,7]+3 → 10 → 成功

琴城 星羅:ロイスはまだ保留、応急手当キット!
石蕗条一:owari! 以上です。
鶴崎 葵:琴城星羅:〇尽力 / 不安 で取りましょう。
琴城 星羅:2DX+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 6[2,6]+1 → 7 → 失敗

琴城 星羅:ここからは無理ができるので、財産点1点使います。
鶴崎 葵:じゃあブルーゲイルを…
鶴崎 葵:5dx+5>=20 調達
DoubleCross : (5R10+5[10]>=20) → 8[3,4,4,6,8]+5 → 13 → 失敗

鶴崎 葵:撤退!

◆Masterscene:再誕の時

四年前 旧第■支部

GM:降り積もる瓦礫がやんだ頃、“それ”は動いた。
GM:動き、探す。探すものは頑丈な入れ物。
GM:一つ目――瓦礫に押しつぶされ、もはや原型を留めない死体。
GM:二つ目――想像を絶する“なにか”で引き裂かれた原型を留めない死体
GM:三つ目――限界を超える力を引き出した結果、自壊し、原型を留めなくなった死体。
GM:四つ目――すでに崩壊し、崩れ去った原型を留めない死体。
GM:五つ目――“六つ目”を守るべく、庇い、原型を留めない死体。
GM:六つ目――それはこの中で最も、損傷の程度が比較的軽く――ギリギリ形を取り繕える死体。
GM:周囲の自身と近しい存在をより集め、補強すれば器として機能する可能性は高い。
GM:当然、より集めても零れ落ち器になることもなく自身も霧散していくだろうが――“それ”は考慮しない。
GM:そうした行動原理の存在だからだ、そのようにせざるを得ない命だから。
GM:――遡る。
GM:なにものでもなかった頃、小さな容器に入っていた頃。
GM:こちらを見てくる男が居た。
GM:多くのにたような自分が並べられた容器を眺める男。
GM:時に嬉しそうに、悲しそうにこちらを見つめるその姿。
GM:その姿に思う知性はないが――
GM:その男が、その男こそが――

◆Middle05:アイデンティティ

GM:シーンプレイヤーは琴城さんです、他の方の登場は任意。
琴城 星羅:1D10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 8[8]+61 → 69

鶴崎 葵:1d10+57 登場しましょう
DoubleCross : (1D10+57) → 7[7]+57 → 64

石蕗条一:TOUJOUします
石蕗条一:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 6[6]+66 → 72

リーリヤ:犬の散歩してます!
鶴崎 葵:散歩できるくらい元気が戻って来てる。よかった

N市 第3区画 自然公園

GM:琴城星羅は思い出した。自身のルーツを確かに自分の手で思い出した。
GM:自分が東堂明鷹の手によって生み出されたレネゲイドビーイングであることを、自分がどのようにして今の体に入ったのかを。
GM:そして自分が今まで東堂に感じていた感情も理解できる。
GM:それは自身の不安定さを突きつけられるような感覚――現在の自己が喪失する恐怖、それに近いものであることを。
“折枯之枝”:『……思い出せたか?』
琴城 星羅:「……はい」眼の色は、落ち着いたいつもの緑色。
石蕗条一:「……マインドセット。よく制御してるな」
鶴崎 葵:「……」その色を見て、息を吐く。暴走した場合に備えて準備していた魔術の用意を引っ込める。
琴城 星羅:「えへへ。美浜田さんのところでいつも平常心って言われてたからね」
“折枯之枝”:『キミがあれの被造物ならばそれを思い出した以上、自然とアレを追うことが出来る』
“折枯之枝”:『そうした本能だ。被造物は、創造主に対し無関心でいられはしない』
GM:ということで今までの琴城さんのシナリオロイスの感情はEロイス【孤独の叫び】相当のものが使用されてたということです。
琴城 星羅:「はい。ありがとうございます。今なら…ちゃんとあいつと向き合って否定できると思う」
琴城 星羅:「私が被造物で、向こうが創造主であっても、思い通りにはなってやらないよ、って」
鶴崎 葵:「頼もしい言葉だ。……ならば僕も、契約を果たさなくてはね」
“折枯之枝”:『それは正常なことだ。誰もが命を好きにする権利などはない』
石蕗条一:「いけそうだな。東堂を相手にする場合、切り札になるのは琴城だ」
GM:そして琴城さんは同時に感覚的に理解できることがあります。
GM:それはライトニング・スリーの殺人行為。
GM:何故、研究者を狙うのか。それはキミが東堂に感じたように、それがポジティブなものなのかネガティブなものなのかはわからないが――
GM:被造物は創造主に惹きつけられていたのではないか、そう理解することが出来ます。
GM:もちろん、それはライトニング・スリーの純然たる意志によるものなのかは不明ですが。
琴城 星羅:理解できた!「…急ごう。たぶん、ライトニング・スリーはまだ研究員を狙ってると思う」
石蕗条一:「わかるのか?」
琴城 星羅:「うん。もし私と同じなら…不安で不安でたまらなくて、わけもわからないまま創造主を襲ってるんだと思う」
鶴崎 葵:「……」憔悴していた琴城さんの様子を思い出す。「なるほど、以前の貴方と同じように……いくらか正気を失っていると」
石蕗条一:「あいつが……スリーがやっていることなら、止める必要がある。……確かめる。約束もある」
琴城 星羅:「うん。止めてあげよう。人を襲うのもだけど……ライトニング・スリーの不安の種も」
“折枯之枝”:『しかしライトニング・スリー、街と融合する兵器か』
“折枯之枝”:『なぜ、あの男がそんなものを……』
鶴崎 葵:「……何か、違和感でも?」
“折枯之枝”:『あの男の今の目的が分からない以上、それが目的にとって有用なものとみていいだろう』
“折枯之枝”:『だが、街との融合という部分が引っかかってな。それは『无号計画』の初期構想だったからだ』
鶴崎 葵:「ああ……そう言えば、そうだ」
石蕗条一:「そんな初期の計画を実現しようとしてるのかよ」
琴城 星羅:「また、『无号計画』…いくつもラインがあるって話は聞いてましたけど」辰巳支部長の顔が頭に浮かぶ。
鶴崎 葵:「窮地に追い込まれた軍が、街というリソースを兵器に転ずる……あの時期の『无号』は単に、そういう計画かと思っていましたが」
鶴崎 葵:「それはやはり、カモフラージュだったのかもしれない。彼らは常に一貫して、『神』の齎す終末を目指していた……」
“折枯之枝”:『全てはヤツに尋ねるしかないのだろうな』
“折枯之枝”:『目的も、計画も、”神”も』
鶴崎 葵:「……ええ」首を振る。「こんな推測を重ねるより、やはり直接訊ねた方が良い」
石蕗条一:「『スキャバーズ』の得意分野になってきたな。つまり、突っ込んでぶちかまして破壊する——の、突っ込む部分だ」
琴城 星羅:「そうだね。ちょっと思い出してきたかも」チームの先陣を切っていた記憶がわずかに浮かぶ。
鶴崎 葵:「荒事となると、僕にできるのは、せいぜい追い風を吹かせる事だけですが……幸い、ここには頼もしい協力者がいる」
石蕗条一:「そしてきっと生きて帰る。……確かに、魔術師、そっちの流儀じゃないかもしれないが」
石蕗条一:「ちょっと手荒いことにはなりそうだぜ。いけるクチか?」
鶴崎 葵:「ふふ」背筋を伸ばすように、ピンと尾を立たせる。「人間の無茶に付き合うのは、慣れてますとも」
石蕗条一:「よし。……やるか! リーリヤに連絡する。アクション開始だな」
鶴崎 葵:「ええ。……この借り、返せるだけの成果を持ち帰って来ましょう。それまでご達者で、折枯之枝」
“折枯之枝”:『何を言っている、葵』
“折枯之枝”:『私が居なければ東堂の術は抑えられんだろう、そのつもりで私に声をかけたのではなかったか?』
“折枯之枝”:『ついていくさ、今回はな』
鶴崎 葵:「おや、そこまで……」俄かに目を見開く。すぐに戻る。「いえ。では、それもありがたくお借りしましょう」
琴城 星羅:「よーし!それじゃ、行こっか!」記憶と全く同じ明るい顔と声で。これが私。これが琴城星羅。

GM:ではシーンを終了します、調達とロイスの取得が可能です。
鶴崎 葵:ロイスはなしで。
石蕗条一:ロイスはなし!
琴城 星羅:ロイス変更だけ行います。
石蕗条一:調達でブルーゲイル!狙ってみよう。
鶴崎 葵:うーん。もう一度ブルーゲイル行ってみよう…
鶴崎 葵:行動値調整でリーリヤさんの負担を減らせるかもだし
鶴崎 葵:6dx+5>=20 挑戦!
DoubleCross : (6R10+5[10]>=20) → 10[3,3,4,6,8,10]+10[10]+2[2]+5 → 27 → 成功

鶴崎 葵:やったにゃん。
石蕗条一:あ、買えてる。
琴城 星羅:すごいにゃん
石蕗条一:じゃあ応急手当キットをもう一個。あんまり意味ないかもしれないけど…
琴城 星羅:創造主:東堂明鷹/懐旧/拒絶〇に変更します。
鶴崎 葵:琴城さんか石蕗くんに渡しておこう。どっちがいいかな
石蕗条一:2dx+3=>8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 7[2,7]+3 → 10 → 成功

石蕗条一:琴城さんの速攻範囲攻撃はありがたいかもしれませんね
鶴崎 葵:じゃあ琴城さんにパス!
琴城 星羅:ありがたし!
琴城 星羅:RC上げる系のアイテムってありましたっけ?
琴城 星羅:いや、応急セット買います。過剰かもだけど、あって困るものじゃない
琴城 星羅:2DX>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 8[1,8] → 8 → 成功

琴城 星羅:よしよし。
石蕗条一:あ、こっちは以上です。
鶴崎 葵:こちらも終わり。
琴城 星羅:以上です!
GM:では改めてシーンを終了します。

◆Middle06:元ファルスハーツ

GM:ではシーンプレイヤーはリーリヤさんです。
リーリヤ:うおーっ!頼む!!
リーリヤ:93+1D10
DoubleCross : (93+1D10) → 93+7[7] → 100

GM:ひどいものをみた
リーリヤ:ワン!ワンワン!!ワン!!
GM:犬が悪いんじゃないんですかね……
リーリヤ:どうしてこんなことに…

N市第3区画 《銀星洞》

GM:石蕗達が東堂の調査、対策に奔走している頃、リーリヤもまたすべきことがあった。
GM:それは現在動いている調査チーム、その連絡員との状況報告である。
秋塚譲治:「なるほど、そちらは結構調査が進んでいる感じか」
リーリヤ:「ああ。報告は受けているが、順調のようだ」しばらく休んだので、体調は多少マシになっている。顔色は変わらないが。
リーリヤ:「今は東堂という人物を追っているらしい」
秋塚譲治:「なるほど、なるほど」
従者_1:秋塚さんの足に頭突きしてじゃれついている。
秋塚譲治:「で、こちらは他の調査チームの現在の調査結果」「この様子だとどうやらそっちが本命かもな」
秋塚譲治:「こらこら。今度遊んでやるからなー」
リーリヤ:「やめろ、1.規律を乱すな。 …………」報告に目を通します。
秋塚譲治:「んじゃ、そっちからなにもなければ俺は行かせてもらうよ」
秋塚譲治:「ああ、人手が足りないなら要請出してくれてもいいぜ。そっちの彼女を見張るくらいの余裕はあるからな」
リーリヤ:「ああ。……あっ」
秋塚譲治:「ん? なんだい」
リーリヤ:「…………」神楽崎さんの個人的事情を訊ねようとして、「…………」やめる。
リーリヤ:「いや、問題ない。彼女は私が監視しよう」
秋塚譲治:「そうかい? それじゃ失礼するぜ」 特に引き止めなければ退場します。
リーリヤ:「ええと……オツカレサマデシタ」まだ日本語はあまり慣れない。
リーリヤ:秋塚さんを見送ります。
秋塚譲治:「ああ、お疲れ様。引き続き頑張ってくれ」 と。退場します。
リーリヤ:部屋には神楽崎さんと二人きりですか?
GM:では神楽崎唯は秋塚と会話していた隣の部屋で待機しています。
リーリヤ:「…………」無言でその部屋に入っていく。犬たちがひょこひょことその後に続く。
神楽崎唯:「ん、報告は終わったのか?」
神楽崎唯:キミに気づいて話しかける
リーリヤ:「ああ」それだけ言って、椅子に腰掛けます。
リーリヤ:「…………」二人きりだというのに気も遣わず押し黙っている。気まずい!
従者_1:「わふ」性懲りもなく神楽崎さんの顔を舐めようとする。
神楽崎唯:「それで、なにか聞きたいことでも思いついたのか? ライトニング・スリーに関してはあれで……」
神楽崎唯:「……やめてくれ」 犬を剥がそうとする
神楽崎唯:「動物は嫌いなんだ。たとえそれが、そういう形をしているだけのものであったとしてもな」
従者_1:「ンググ」簡単に引き剥がされます。
リーリヤ:「…………」しばらく沈黙を保つ。
リーリヤ:神楽崎さんが不安になりそうな頃、ようやく口を開き、
リーリヤ:「……お前を助けた時」
リーリヤ:「訊いたな。何故FHに入ったのか、と」
リーリヤ:ぼそぼそと、陰気な小声で話す。
神楽崎唯:「聞いたな、それに私も答えたよ」
リーリヤ:「『死にたくなかったから』」
神楽崎唯:「そうだ。そのせいで命の危機に晒されているのは笑えないがな」
リーリヤ:「………」またしばらくの沈黙。
従者_2:落ち着きなく周囲をうろうろ歩き回る。
リーリヤ:「……もう少し詳細に、事情を聞くことは出来るか」
リーリヤ:「お前の個人的な事情だ」
神楽崎唯:「事情、か。それは捕虜への命令としてか?」
リーリヤ:「……いいや」かぶりを振り、
リーリヤ:「……私個人の興味だ。……駄目だろうか」
リーリヤ:無表情な顔で、神楽崎さんを真っすぐ見据えて言う。
神楽崎唯:「……いや、構わない。このままずっと黙っている方が耐え難いからな」
従者_1:「わん!」嬉し気に一鳴きする。
神楽崎唯:「そうだな……FHに入ったことはいくつかの事情がある」
神楽崎唯:「まずは私が彼らにとって有用な人材だったということだ、機械工学に長けていてね」
神楽崎唯:「それで目をつけられた。それが理由の内のひとつ」
リーリヤ:「……」ツイーザーセルの特色を思い出す。優れた機械工学で兵器の製造に長けたセル。
神楽崎唯:「私のような脆弱な人間がFHに目をつけられては、どうすることも出来ないだろう?」
神楽崎唯:「それを免罪符とする気はないがね」
神楽崎唯:「断れば――まぁ、殺されていただろうが今のようなことにはならなかったよ」
リーリヤ:「否応なしに協力させられた、と?」
神楽崎唯:「ふ、次の理由が私にとっては彼らの接触は都合が良かったことだ」
従者_1:「?」机を齧っていたが、小首を傾げる。
神楽崎唯:「どうしても表の研究機関では限界があった、さらなる研究のためさ」
リーリヤ:「それは……」
従者_3:小さな唸り声を上げ、神楽崎さんを見る。
リーリヤ:「やめろ」従者を窘める。
神楽崎唯:「殺されるのならば、少しでも自分にとって有益な選択をするべき」
神楽崎唯:「その考え方は間違っているか? 私は目をつけられた時点で殺されるべきだったときみは言うか?」
リーリヤ:「…………」あくまで無表情。だが、判断に困っている。
神楽崎唯:「意地の悪い質問だったな」 自嘲する
リーリヤ:「……理由はその二つか?」
神楽崎唯:「いや、最後の理由が残っている」
神楽崎唯:「言っただろう? 私は死にたくないと」
神楽崎唯:「私の体は悪性腫瘍に冒されている、末期だ」
リーリヤ:「…………」僅かに目を見開く。
従者_1:どうしていいか分からないというように、犬たちがうろつき回る。
神楽崎唯:「私は生きるために、様々なものを犠牲にした」
神楽崎唯:「それはキミもそうじゃないのか?」
リーリヤ:「………」少し目を伏せ、「……そうだ」
リーリヤ:「……それで、FHに入って、その病は?」
神楽崎唯:「臓器の一部を機械に置換したが――完全なる治療には届かないな」
神楽崎唯:「ライトニングシリーズは私にとって実に都合のいい計画だった」
神楽崎唯:「人体の機械化による兵器化。私の治療に応用するのに役に立った」
神楽崎唯:「だから、私は生きながらえていることに喜ぶべきなんだろう……だが」
神楽崎唯:「とても、そういう気分にはなれない。何故だろうな?」
リーリヤ:「…………。 ……お前に……聞きたかったのは……」そこで少し言葉を切り、
リーリヤ:「……いや」
リーリヤ:「……少し、私の話をしてもいいだろうか」
神楽崎唯:「構わない、沈黙よりはマシだ」
リーリヤ:「…………」薄く頷き、犬たちを大人しく伏せさせる。
リーリヤ:「……否応なしにFHに入ったという点では、私とお前は同じだ」
リーリヤ:「ただ……私の『選択肢が無かった』というのは、物心ついた時、いや、生まれる前からFHの一員だった……ということになる」
リーリヤ:「"ヴォルチャ・スタヤ"。血縁者で構成されるFHセル……私はその一員として生まれた」
神楽崎唯:「血縁者で構成するセルか、そこまで徹底したものはあまりみないな」
リーリヤ:「……私は幼少から訓練を受け、オーヴァード、いや、FHチルドレンとして敵を殺した。UGNも敵性セルも関係なく」
リーリヤ:「それを疑問にも思わなかった。戦って敵を殺す。それが私にとっての常識で、全てだった」
リーリヤ:「だが、ある時……」
リーリヤ:「……気付いてしまった。そうではないのだと」
神楽崎唯:「何故、それに気づいた?」
リーリヤ:「……UGNチルドレンだ」
リーリヤ:「敵だった。だが私の妹と同じ年頃に見えた」
リーリヤ:「命乞いをする彼女を見て、決定的な何かに気付いてしまった」
リーリヤ:「……それからは、もう駄目だった」
リーリヤ:「鹿を狩るのを避ける狼が、群れに居られるはずはない」
リーリヤ:「……結局私は、家族の粛清を恐れてUGNに入隊した」
リーリヤ:「だが……」
神楽崎唯:「だが?」
リーリヤ:「……故郷の言葉にこんなものがある」
リーリヤ:「『どんなに飼い慣らしても狼は森だけを見る』」
リーリヤ:「人も獣も、その本質は変えられないという意味だ」
神楽崎唯:「恐れているのか? 自身の本質を思い出すのが」
リーリヤ:「……そうだ。結局私は、生まれる前からFHエージェントだった」
リーリヤ:「UGNには馴染めない……だが、だからといってFHに帰ることもできない」
リーリヤ:「……UGNに入ってから、一度だけ昔の仲間に会ったことがある」
神楽崎唯:「どうなった?」
リーリヤ:「……私の妹だ。裏切り者として蔑まれ、"ヴォルコソブ"と呼ばれた」
リーリヤ:「……狼と犬の雑種だ。言い得て妙だと思う」
リーリヤ:「私はUGNにもFHにも馴染めない、半端者だ」
リーリヤ:「……あの時の、FHを逃げ出したことを……もしかすると、後悔しているのかもしれない」
リーリヤ:「だから、お前に聞きたかった」
リーリヤ:「唯。FHを辞めて、お前はこれから、何がしたい?」
神楽崎唯:「……私は」
神楽崎唯:「私は動物が嫌いだ、特に犬が嫌いだ」
神楽崎唯:「昔、犬を飼っていた。人が造った、愛玩用の犬種だった」
神楽崎唯:「子供なりに大切にしていたが――とても、とてもつまらないことで死んだ」
神楽崎唯:「その時、私は思ったんだろうな。どうしてもっと頑丈にしなかったのか」
神楽崎唯:「今の話を聞いて、それを思い出した」
リーリヤ:「…………」
神楽崎唯:「きっと私がこのようになったのもそれが理由だったんだろう」
神楽崎唯:「だから、結局の所はやることは変わらないのかもしれない。UGNにもそういう技術研究が必要な部署があればそれに参加するだろう」
神楽崎唯:「だが、それでも……そうだな、もしかしたら」
神楽崎唯:「ライトニング・スリー、あれを助けることが出来たのなら。もう少しマシになれるかもしれない」
従者_1:「……わぅ」鼻をぴすぴす鳴らして、神楽崎さんに近付く。
リーリヤ:「おい、やめろ」
神楽崎唯:「……いや、いい」
リーリヤ:「?」
神楽崎唯:「思い出した以上、変わらなければならない。気がついた以上は苦手なままにすることはできない」
従者_1:そのままへばり付き、べろべろ顔を舐める。
神楽崎唯:「やめたまえ」そうして離してから頭を撫でる 「私はキミの問へ答えられたかどうかは分からない」
神楽崎唯:「本質がどうであれ……行きたいところを目指す事自体は自由だと、私はそう信じたい」
神楽崎唯:「キミにもあるんじゃないのか? 目指したいところが」
リーリヤ:「…………」それを眺めて、
リーリヤ:「…………FHを抜けたのを後悔しているかもしれない、私はそう言ったな」
神楽崎唯:「ああ、たしかに言ったな」
リーリヤ:「……だが、UGNに入って後悔したことは、一度もない」
リーリヤ:「我々に取っては馴染みづらい、居心地の悪い場所かもしれないが」
リーリヤ:「……少なくとも、迷わずには済む」
リーリヤ:「……それに、食堂の定食は美味しい」
リーリヤ:「……この国の暑さだけは、勘弁してほしいがな」涼し気な顔で、そんなことを言った。
神楽崎唯:「……キミのその顔だと冗談か本気なのか分かりづらいよ」 僅かに微笑む

GM:では調達とロイスの取得が可能です。
リーリヤ:神楽崎さんのロイスN感情を猜疑心から不安に。
リーリヤ:購入はどうしようかな~
リーリヤ:強化素材!
従者_1:9DX>=15
DoubleCross : (9R10[10]>=15) → 9[2,3,3,4,4,7,8,9,9] → 9 → 失敗

従者_2:9DX>=15
DoubleCross : (9R10[10]>=15) → 9[2,2,2,2,3,5,6,7,9] → 9 → 失敗

従者_3:9DX>=15
DoubleCross : (9R10[10]>=15) → 7[1,1,3,3,4,6,7,7,7] → 7 → 失敗

リーリヤ:so
リーリヤ:そ……そんな……
リーリヤ:以上です。

◆Middle07:邂逅

GM:シーンプレイヤーは石蕗くんです、登場お願いします。
石蕗条一:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 6[6]+72 → 78

四年前 N市 向こう側――

GM:いかなる理由があってか――キミを始めとした『スキャバーズ』の殆どはこの世界へと足を踏み入れた。
GM:元々のN市と変わらぬ風景。しかし通常ならなるこの空間が安全なものでないことは理解できるだろう。
GM:後に名付けられる『崩落戦』――その最中であることもキミ達の焦燥感を駆り立てるものだった。
神近冬:「随分と辺鄙なところに来てしまったようだな。石蕗」
神近冬:少年が隣に立つ、片腕が不自然に発光したしている
石蕗条一:「……まったくだ。くそ。どうなってる? なにかのアーティファクトの効果か? 銀星洞とのリンクは保ってはいるが……」
石蕗条一:「閉じ込められたとしたら、出口なんてあるのか? 不死身のあんたでも困るだろ……!」
神近冬:「常の俺ならばいくらか心躍りそうなものだが、いかんせんそのようなことを言っている場合でもなし」
神近冬:「出口を探すのも重要だが、まずはどのあたりが安全と呼べるのか探してみるしかないだろう」
石蕗条一:「ひどい目にあってるのだけは確かだ」
石蕗条一:「……結局、それか。安全な場所……、まるで遭難しちまったみたいだ……」
石蕗条一:「生き物の気配がない。何もいないのか……?」
GM:では石蕗くんが周囲の気配を探ると、僅かな物音と人の気配を見つけることが出来ます。
神近冬:「石蕗、なにか見つけたか?」
石蕗条一:「……何かいる」 赤い剣を出現させる。
石蕗条一:「人だ。……俺のセンスがいかれてなきゃな」
GM:石蕗くんがそちらの方へ向かうと、大の大人を背負った少女が歩いています。
GM:そして少女はキミ達に気づく。
石蕗条一:「……!? おいおい。なにやってんだ、あんた?」 跳び退り、剣を低く構える。
???:「キミ達は――」
???:「いや、キミ達の中に治療する能力を持つオーヴァードはいるだろうか」
???:「彼の治療を頼みたい」 背負った大人にへのものだろう。
石蕗条一:「……誰だよ、それ?」 一瞬、神近くんを振り返り、視線を戻す。
石蕗条一:「誰だかわからんやつを助けてるリソースなんてねえぞ」
???:「私の……」 言葉に迷いながら
???:「私のメンテナンスに必要なスタッフだ、ここで失うわけには行かない」
神近冬:「残念だが、彼は…‥」 背負われている男を見て、石蕗くんに話しかける
神近冬:もう事切れていると、言っている。そのように分かる。そうした遺産の持ち主だからだ。
石蕗条一:「……もう無理か? くそ……」
???:「…………」
???:「……そうか、もう手遅れだったか」 平坦な声音だ、落胆の色は見えないように思う。
石蕗条一:「あんたが言うならそうなんだろう。腹が立つ。……おい、謎の少女A」
石蕗条一:「名前くらい名乗れよ。そうじゃないと、ずっと謎の少女Aって呼ぶぞ」
石蕗条一:(ずっと……そう、ずっとだ。このとき、俺は彼女を助けようと思った。死体を担いで歩く彼女は、本陣を失ってひどく消耗した兵士のように見えたからだ)
???:「それは……困るな、そう呼ばれないのなら私の意味がなくなる」
???:「それに隠す理由もない、か。キミ達が何者であろうと私の現時点の目標は達成し得ない」
???:「私はツイーザーセル所属、ライトニングシリーズの三号機。“ライトニング・スリー”だ」
“ライトニング・スリー”:「こちらに戦闘の意志はない」
石蕗条一:「……よりによってFHかよ。こんな状況で動いて喋るオーヴァードに会えただけでもマシってもんだが」
石蕗条一:「戦闘の意志がなくて助かる。こんな場所だ、協力した方がよくないか?」
“ライトニング・スリー”:「こちらとしては構わないが――そちらの流儀に倣うと私はキミ達の事を謎の少年A、Bと呼べば良いのか?」
神近冬:「だとさ、石蕗。一本取られたかもしれんな」
石蕗条一:「……かもな」 ひきつった笑いを浮かべる。
石蕗条一:「UGN。《スキャバーズ》の石蕗条一だ」
神近冬:「同じく、UGNの《スキャバーズ》神近冬」
石蕗条一:「これで互いに名無しの他人じゃなくなった。……手を組むことはできるか、ライトニング・スリー」
“ライトニング・スリー”:「ああ、問題はない。私に命令できる存在はこちらではもう生きていない。私個人の判断で協力しようと思っている」
“ライトニング・スリー”:「私の体の保存を第一に行動する。キミ達が私の体を調べるのであれば――話は別だが」
神近冬:「ああ、そうだ。確認だが“ライトニング・スリー”きみに名前は? コードネームではなく」
“ライトニング・スリー”:「私に“ライトニング・スリー”以外の名前はない、この名前が全てだ」
石蕗条一:「……俺には壊す以外の取り柄がない。いらねえ心配だな」
石蕗条一:「生まれついての戦闘躯体か……。神近。みんなのところに連れて行こう。いずれにせよ、ここで別行動のメリットはこれっぽっちもない」
神近冬:「そうだな。俺も異論はない……が、湯澤はどう思うだろうな?」
神近冬:「快く受け入れるか、はたまた小言を向けるか。賭けるか?」
石蕗条一:「俺らには小言……で、彼女は快く受け入れる」
石蕗条一:「そっちの方に賭けるよ」 ため息をついて、赤い剣を虚空に収める。
神近冬:「俺も同じだ、賭けにならないな」
“ライトニング・スリー”:死体をその場に下ろし、キミ達についていく。
“ライトニング・スリー”:「それではよろしく頼む。UGN《スキャバーズ》」
石蕗条一:(正しい判断を下せたことなんて、数えるほどしかない。それだって、下せたと思いたいだけかもしれない――が)
石蕗条一:(この判断はまさにそれだった)
石蕗条一:「……ああ。よろしく、ライトニング・スリー」

GM:ではシーンを終了します、ここではロイスのみ取得可能。
石蕗条一:でもこれはロイス取っちゃっているので、ロイスなしで!以上です!

◆Middle08:コンティニュー

GM:ミドル戦闘になります、登場する方はどうぞ。
琴城 星羅:でます!
石蕗条一:出ます!ダイスよ!
石蕗条一:1d10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 8[8]+78 → 86

鶴崎 葵:1d10+64 出ますます
DoubleCross : (1D10+64) → 1[1]+64 → 65

琴城 星羅:69+1D10
DoubleCross : (69+1D10) → 69+5[5] → 74

鶴崎 葵:落ち着き!
リーリヤ:神楽埼さんと犬の散歩してます

N市 第9区画 オフィス街

GM:では琴城さんの東堂に対する独特の知覚によりその場所を突き止めることが出来ました。
GM:オフィス街、すでにUGNの組織力によって人払いがなされている場所でキミ達は東堂と対峙している。
GM:当然、“折枯之枝”も近くに居ます。
石蕗条一:「ごく普通って感じだな。魔術的な聖域ってわけでもなさそうだが」
鶴崎 葵:「僕もそういった気配は感じませんが。……あるいはそう見えていること自体が、彼の術である可能性も」
東堂明鷹:「ん? ああ、イ82――いや、星羅ちゃんか」
琴城 星羅:落ち着いた目で東堂を見ている。
東堂明鷹:「こんなところでどうしたんだい? もしかして私に協力してくれる気になったのかな」
琴城 星羅:「いいえ。別れを告げに来ました」
東堂明鷹:「ほう?」
琴城 星羅:「あなたが私の創造主だとしても、私はあなたのものじゃないから」
東堂明鷹:「それはどういった精神で? 私に対する反抗心かな?」
東堂明鷹:「ははぁ、ふむ。なるほど、なるほど」
琴城 星羅:「深い理由はありません。ただ…」「私ならそうするし、『私』ならなおさらそうするだろうから」
東堂明鷹:「ほほう! キミの元になった人物の性格をトレースしての決断か!」
琴城 星羅:「…本当にそう思う?」にこり。
東堂明鷹:「いやいや、混ざりものばかりでもベースの肉体の精神性を第一にしての思考か、キミの場合は内部の割合を調べる必要もあるな」
東堂明鷹:「さあ? 現時点ではキミの精神性はキミ自身の申告でしか判断していないからね、それは私に尋ねても意味がないよ」
東堂明鷹:「データはすべて客観的であるべきだしね。ああでも、そうか、それならキミで構成されている人物の情報を調べなくてはないけないね」
琴城 星羅:もはや言葉は不要、という顔で佇んでいる。臨戦態勢。
鶴崎 葵:「‥‥…何、こんなものを相手に態々答えをくれてやる必要もないでしょう。余計に喜ばせるだけです」
鶴崎 葵:「君は君のしたい事を為すといい。そのために来たのですから。ただ、その前に……」
石蕗条一:「……まったくだ。聞かなきゃいけないのは……東堂。お前、ライトニング・スリーになにをした?」
東堂明鷹:「ん? キミは?」
石蕗条一:「あいつは停止した。向こう側にいる。こんなこと……失踪だの、ツイーザーセルの研究員殺しだの!」
石蕗条一:「そんなことができる状況じゃない! そのはずだ!」
東堂明鷹:「ふむ……ああ、何かを勘違いしているのかもしれないが私はキミ達UGNと敵対するつもりはない」
東堂明鷹:「星羅ちゃんがそちらで動いているということは、キミ達はUGN。その命令系統に沿って動いている存在だろう。間違っているかな?」
石蕗条一:「何が”星羅ちゃん”だ……合ってるよ。そこんところだけはな」
東堂明鷹:「であれば、私の行動で混乱させてしまったことは大いに反省するべきだろう。誠に申し訳ない」
東堂明鷹:「私はただ回収しているだけだよ。四年前に撒いた種が育ったので回収しているだけ」
東堂明鷹:「ああ、死体は全部終わったらちゃんと返すよ。もうこれ以上の経過観察は難しいだろうからね。時間がない」
石蕗条一:「回収? 4年前から? おい……どういうプランだ。ふざけてんじゃねえぞ」
石蕗条一:「何を仕込んでいた?」
東堂明鷹:「死体を勝手に使ったのも申し訳ないと思うがね、どうせ無為に葬るならば少しは人類のためになることを――」
東堂明鷹:「ああ、意識体だよ。四年前にこの街に撒いたそれを、私はその回収をしていた。彼らは本来なら死亡していた者たちだ」
GM:つまり失踪者とは琴城星羅と同じく、四年前の『崩落戦』にして巻き込まれて死亡した者たちのことだ。
GM:それを東堂明鷹は意識体を埋め込み、いままでその人物の擬態をさせていた。
石蕗条一:「4年前から。”意識体”。。……それはお前、失踪した連中が……」
石蕗条一:「それだった、ってことかよ」
鶴崎 葵:「……意識体を使って、欠けた日常を取り繕う。なるほど、確かにFHらしからぬやり方だ」
東堂明鷹:「そう、だから元々死んでいたものを元通りにしただけだよ」
東堂明鷹:「星羅ちゃんのように擬態しきれない意識体は後で回収して調査するつもりだったけど……まぁ、仕方ないか」
石蕗条一:「だったら、ツイーザーセルは……あれは何だ?」
石蕗条一:「研究員殺しは、お前じゃないのか?」
東堂明鷹:「アレは、私も想定し得なかった事態でね。星羅ちゃんに攻撃されてしまったのと同じことさ」
東堂明鷹:「意識が混ざるような状態で意識体の投入、複数の意識が混ざるような状態でははああいった誤動作を、特定の存在に対しての攻撃性が増すみたいなんだ」
東堂明鷹:「だけど安心して欲しい。星羅ちゃんをはじめとしたそういったイレギュラーを調べれば解決する問題だ。この欠点は解消できる」
東堂明鷹:「ツイーザーセルには悪いことをしたが……UGNが心を痛めるようなことではないだろう?」
石蕗条一:「意識体……イレギュラー……ツイーザーセルへ攻撃を?」
石蕗条一:「何と何を混ぜた……?」
東堂明鷹:「いやぁ、“ライトニング・スリー”を見つけたのは良いけれど僕では再起動出来なくてね」
東堂明鷹:「仕方なく、意識体を利用して動かすことにしたんだよ」
東堂明鷹:「本当なら四年前の種子の回収のみで終わったんだけどね、これは失敗だったなぁ」
石蕗条一:「この野郎」
石蕗条一:「……てめーが……自分がどれだけ多重でふざけたことやってんのか……挙げてくとキリがねえぞ……!」
東堂明鷹:「うん、“ライトニング・スリー”。彼女はいいね、『无号計画』の初期構想を思い出して胸が高鳴ってしまったよ」
東堂明鷹:「完成した无号は不滅の肉体――当時はそのくらいの完成度だったが、今の技術は素晴らしい。こうなるとはね」
鶴崎 葵:「ライトニング・スリーの能力が拡張を続けているのも、誤作動だと?」
東堂明鷹:「それは私がそのように命令しているからだよ、自滅させるなんてもったいないからね」
東堂明鷹:「兵器を完全に稼働させるソフトウェア――それが意識体の本質だ」
石蕗条一:「もういい。てめーの研究も実験もここで終わりにする」
鶴崎 葵:「……『无号計画』の初期構想。オーヴァードと都市そのものの一体化」
東堂明鷹:「ん? いや、ここまででキミ達と対立するような問題があったかな」
石蕗条一:「ぜんぶだよ! ぜんぶ! 何から何までてめーのやってることは……!」
東堂明鷹:「このまま行けば神により人類は滅ぶ、だからこそ人間性の複製を完全なものになければならない」
鶴崎 葵:「今更、そんなものを作り出してどうするのです。UGNと敵対しないと言うなら、何と戦わせる?」
東堂明鷹:「戦わせるわけがないだろう! 神にはどうやっても勝てない!」
東堂明鷹:「だから私は人間性をできるだけ集めて、保管する。 ライトニング・スリーはその次の段階のテストだ!」
東堂明鷹:「問題なく意識体を保管できるか。それが成立すれば完璧だ、人々を安全なところまで退避させる」 空に向かって人差し指を立てる
東堂明鷹:「そしてすべてが終われば新たな肉体で人々は人類を再開できる。――まぁ、もし再開できなくても」
東堂明鷹:「人類という存在を形に残せるんだ。無為に死なずには済む」
石蕗条一:「そんなプラン実行されてたまるかよ」
琴城 星羅:「…『キミ達と対立するような問題はない』って言ったけど。」
琴城 星羅:「自分の意志であなたを倒したいと思ってる私みたいなのが、それぞれここにいるだけだよ」
琴城 星羅:「あなたは、すべての命を敵に回した」
鶴崎 葵:「……なるほど、貴方の言った通りだ。イカレている」"折枯之枝"を見て。
鶴崎 葵:「それと、申し訳ないのですが。最後に一つ、個人的な質問を」向き直る。
鶴崎 葵:「遠見春真という男を知っていますか」
東堂明鷹:「知らないね、初めて聞くよ」
鶴崎 葵:「結構。ならこの話はここでお仕舞い」
鶴崎 葵:「契約を履行しましょう。"折枯之枝"」戦闘の構えを取る。
“折枯之枝”:「分かった。――東堂」
“折枯之枝”:「貴様はここで死んでもらう。かつての過ちの一つをここで終わらそう」
“折枯之枝”:猫の式神が膨れ上がり――虎へと変貌する。そして
“折枯之枝”:石蕗、琴城、鶴崎の認識が改められる。正しく“藤堂明鷹”を認識できる。
東堂明鷹:「おや――、その様子、私の術を? なるほど」
東堂明鷹:「であれば――」 右踵で地面を蹴る。
GM:その瞬間、巨大な柱が地面より現れる。
石蕗条一:「うお! ンだよ、ギミックありか!」
鶴崎 葵:「っ、これは──」飛び跳ねて退く。
GM:それはリーリヤの報告したそれによく似ていた。
GM:だが違うのは――
琴城 星羅:黙って、こちらに飛んでくる地面の破片だけを弾く。
鶴崎 葵:「リーリヤさんの話していた現象に近い……今のこの瞬間にも、命令を下せるという訳ですか。あの男は、ライトニング・スリーに」
東堂明鷹:「“ライトニング・スリー”が学習していた武装の一つを使わせてもらうよ」
東堂明鷹:「兵力を撃ち出す、アーティファクト。その再現だ」
GM:柱の外殻が割れて四体の機械兵が出てくる。
GM:石蕗条一はそうしたアーティファクトとかつて遭遇したかもしれない。
東堂明鷹:「ではせっかくですからここでイ82も回収していこうかな」
東堂明鷹:「私達にはもう時間がない、神による災厄は止められないのだから」
琴城 星羅:「断ります」はっきりと。
鶴崎 葵:「そうですか。なら、貴方を止めてから何とかする方法を考えるとしましょう」
石蕗条一:「骨董品みたいな代物を引っ張りだしてきやがって。アーティファクトの方からこっちに来るなら……都合がいいってもんだ!」

●第1ラウンド

▼イニシアチブ
[09][侵蝕:74/昇華0] 琴城星羅
[08][侵蝕:86/昇華0] 石蕗条一
[07][侵蝕:65/昇華0] 鶴崎葵
[07]東堂明鷹
[05]機械兵1~4
■戦場図
《東堂明鷹:7》
《機械兵1、2:5》
5m
《射出口:-》
《機械兵3、4:5》
10m
《石蕗条一:8 琴城星羅:9》
《鶴崎葵:7》
GM:このマップ上にいる射出口ですが、これは行動しないオブジェクトです。
GM:行動なし、他のエネミーのカバーリングを行いません。
GM:ゲーム的にはこんなところになります。
GM:それとこの射出口はここから戦力が増員されたことを考えると、ここから向こう側に繋がっている可能性が高いです。
GM:つまり、今から向こうのN市に移動する場合にはここを通路にする必要があるということです。
GM:そうそう、HPを0にしてもその機能は残るので安心してください。
GM:なにか質問とかありますか?
鶴崎 葵:終了条件とかはありますか?
石蕗条一:勝利条件を伺いたいです!
石蕗条一:同じこと聞いちゃった…
GM:全エネミーの撃破ですね。もちろんPCのみんなが東堂さんを優しく見守って逃してくれるのなら話は別ですが……
琴城 星羅:しない!
石蕗条一:(ない……)
石蕗条一:質問はこちらは大丈夫です
琴城 星羅:自分は今のところ大丈夫です。
鶴崎 葵:するわけないぜ!大丈夫です。
GM:射出口は一応エネミー扱いしません、勝利条件は行動可能エネミーの全撃破。
GM:ではセットアップ
琴城 星羅:こちらはなし!
石蕗条一:なし!
東堂明鷹:《ルーラー》 PCのあらゆる判定のダイスを-6個
鶴崎 葵:≪狂想の旋律≫!欲しい人は受け取っておくれ!
鶴崎 葵:ラウンド攻撃力+9と暴走
琴城 星羅:ほしい!
鶴崎 葵:侵食+5で70です
東堂明鷹:「全くキミ達のこの行動は意味がない。やめたほうが建設的だと思うよ?」
石蕗条一:暴走すると遅くなるので、受け取らずにいきます
東堂明鷹:言葉とともにキミ達の認識に齟齬が生まれ始める。
GM:では琴城さんの行動です。
石蕗条一:「ちっ。やりにくいな……! あの魔術師野郎が邪魔だ」
琴城 星羅:ダイスがなくなった…とりあえずマイナーで、オリジン:レジェンド+12点赫き剣+破壊の血+リミテッドイモータル。
琴城 星羅:コストが10。
琴城 星羅:で、メジャーで射出口のエンゲージ3体を目標にサンドシャード+コンセ!
鶴崎 葵:そこに≪援護の風≫≪ウィンドブレス≫を使用します。
鶴崎 葵:ダイス+5、達成値+9。
琴城 星羅:ありがたい!
琴城 星羅:ダイスの数は差し引き-1されて4個か。
琴城 星羅:4DX8+18
DoubleCross : (4R10+18[8]) → 10[2,3,7,8]+10[10]+10[9]+1[1]+18 → 49

石蕗条一:回ってる…!
琴城 星羅:殺意たけえよ!!
鶴崎 葵:つよい!
GM:んー
機械兵:8dx+1 ドッジ #1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 9[1,3,5,6,7,7,9,9]+1 → 10

機械兵:8dx+1 ドッジ #2
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[3,3,4,5,6,6,9,10]+2[2]+1 → 13

GM:そして射出口はリアクションなし、なので
東堂明鷹:《領域の盾》《領域の守護者》 機械兵3に射出口をカバーさせます
GM:ダメージをどうぞ!
琴城 星羅:5DX+39+9 忘れてましたが今作った赤き剣を射出してました。
DoubleCross : (5R10+39+9[10]) → 8[1,4,5,7,8]+48 → 56

GM:では機械兵3,4は粉々になりました。
鶴崎 葵:「あの術を完全に破るには至らないか……しかし、この程度であれば、届かせる事はできましょう」
鶴崎 葵:「琴城さん、いつも通りに撃ってください。こちらで『修正』してみます」
東堂明鷹:「アレを破壊されてはかなわない。ズラさせてもらうよ」
琴城 星羅:「うん。任せて!」巨大な針のような剣の形に構造体を成型する。
東堂明鷹:琴城星羅の認識に介入し、射出口を認識出来ないようにする。
琴城 星羅:射出口こそ見えなくなったが、それすら意識せずに指先か構造体の剣を射出する!
鶴崎 葵:「そこ……右です」射出された剣に青白く光る風が吹き寄せて、歪みかけた射線を正す。
琴城 星羅:機械兵の直前で構造体は弾け、一瞬で機械兵を殺戮の塵が覆い、すぐに消えた。
GM:射出された構造体により、機械兵は破壊されるが――射出口は変わりなくその場所に立っている。
石蕗条一:「喧嘩っぱやいところは変わってねぇな! 道が空いたぜ!」
GM:では石蕗くんの行動になります。
琴城 星羅:「ありがと葵ちゃん!条一くんお願い!」
鶴崎 葵:「聞こえていましたか、石蕗さん。アレを破壊されてはかなわないそうです」
石蕗条一:射出口をつぶしに行きましょう。
GM:ダイスペナルティ-6個を忘れないでね!
石蕗条一:「了解。どっちにしろ、アーティファクトの破壊は俺の仕事だ」
石蕗条一:えーと、まずはマイナーで武器を作ります。
石蕗条一:インフィニティウェポン+イオノクラフト。
石蕗条一:戦闘移動で射出口にエンゲージ。
石蕗条一:浸食率を86→92
■戦場図
《東堂明鷹:7》
《機械兵1、2:5》
5m
《射出口:-》
《石蕗条一:8》
10m
《琴城星羅:9 鶴崎葵:7》
石蕗条一:メジャーでアタック。インフィニティウェポンで射出口に対し攻撃。
石蕗条一:コンセントレイト+カスタマイズ+咎人の剣+バリアクラッカー。念には念のバリアクラッカーです。
石蕗条一:これでダイス3+2+3−6=2!2個は振れるのでがんばるぞ。
石蕗条一:2dx7
DoubleCross : (2R10[7]) → 10[2,9]+6[6] → 16

石蕗条一:回った! どうだ!
GM:射出口はリアクションしないのでそのまま受けます。
GM:ダメージをどうぞ!
石蕗条一:2d10+32 ガード・装甲無視。
DoubleCross : (2D10+32) → 17[8,9]+32 → 49

GM:あ、それはギリギリ耐えますね……!
石蕗条一:浸食率92→104
石蕗条一:ダメージダイスはすごく良かったので無念…!
石蕗条一:「循環。構成」 手の平を開閉すると、そこに赤い剣が錬成される。
石蕗条一:その切っ先を相手に向けた瞬間、その姿がかき消える。一瞬で射出口との距離をつめ、赤い剣を殴りつけるように叩き込む。
GM:ではその一撃で射出口は大きく揺らぐが――まだ、兵力を撃ち出してくるほどの耐久力を保っている。
石蕗条一:「……展開!」 剣の見た目からは想像できない質量が、一直線に収束する。
石蕗条一:「……! くっそ! 硬い! 一撃でやれなかった……鈍ってンな!」
GM:では鶴崎さんの行動になります。
鶴崎 葵:うーん、≪さらなる力≫を使うには侵食が届いてないんだよな。
鶴崎 葵:狂戦士だけ撃つよりは……待機してカバーリングに回りましょう。侵食も一番低いし
鶴崎 葵:あ、いや
鶴崎 葵:ジェネシフトがあったな
鶴崎 葵:やっぱり待機します!
石蕗条一:あ!
石蕗条一:こちらのエンゲージまで来てカバーリング行為していただけると……へへ…
鶴崎 葵:移動に手番を使うとこのラウンドはカバーはできないですが、次ラウンドからでよければ…
石蕗条一:あ、そうか!カバーリングエフェクトがあると誤解していました…
石蕗条一:なんでもないです!
鶴崎 葵:すみません、持っていないのです……サポーターのくせに…
鶴崎 葵:では今度こそ待機で!
GM:では東堂の行動。
東堂明鷹:「さて、結構余裕はなくなってきたんじゃないかな?」
東堂明鷹:「私としてはキミ達が私を追わないのなら助かるんだけど、どうかな?」
石蕗条一:「うるせえよ。ライトニング・スリーは返してもらう」
東堂明鷹:「どうせ元々死んでいたものが元に戻るだけだ、今までそういうことをやってきたのが……」
鶴崎 葵:「何、僕などはこういう、余裕がない状況の方が慣れている性分でして」
東堂明鷹:「ああ、それなら仕方がない。じゃあ、キミはここで死ぬしかないね」
鶴崎 葵:「それに、貴方をここで取り逃す方がよほど苦境に近付くと言える」
石蕗条一:「どうせ間違えまくってきたんだ。このくらいがちょうどいい。ちくしょう」
東堂明鷹:「なにを馬鹿な。人類がこのまま死んでしまってもいいとでも思うのか?」
東堂明鷹:「私なら救える。人類を延命させられる」
東堂明鷹:「キミ達のやっていることは死を座して迎えるだけだ」
東堂明鷹:ということで待機。
鶴崎 葵:「……ご自分では分からないのでしょうが、何より」
鶴崎 葵:「貴方の言葉は信用ならない。僕は僕の目で見てから決める事にした」
GM:では機械兵の行動。
琴城 星羅:「ここであなたを殺れないのは、死ぬよりも嫌だ!」
機械兵1:マイナーで戦闘移動。琴城さんと鶴崎さんのエンゲージに
機械兵1:メジャー《オールレンジ》《爪剣》 対象は鶴崎さん
機械兵1:13dx+14 ドッジ-1
DoubleCross : (13R10+14[10]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,7,7,7,9,10]+7[7]+14 → 31

鶴崎 葵:ドッジできなさそう!ガード値もない!
鶴崎 葵:のでそのまま喰らいます
GM:ではダメージ出しますね
機械兵1:4d10+16 諸々有効
DoubleCross : (4D10+16) → 28[9,1,10,8]+16 → 44

鶴崎 葵:戦闘不能!リザレクト!
鶴崎 葵:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 2[2]+74 → 76

GM:続いて機械兵2
機械兵2:マイナーで戦闘移動。琴城さんと鶴崎さんのエンゲージに
機械兵2:メジャー《オールレンジ》《爪剣》 対象は鶴崎さん
機械兵2:13dx+14 ドッジ-1
DoubleCross : (13R10+14[10]) → 10[1,1,2,2,3,5,6,6,7,8,8,10,10]+9[5,9]+14 → 33

鶴崎 葵:めっちゃ狙われる!当たる!
機械兵2:4d10+16 諸々有効
DoubleCross : (4D10+16) → 13[8,1,1,3]+16 → 29

鶴崎 葵:1d10+76 死!リザレクト!
DoubleCross : (1D10+76) → 4[4]+76 → 80

GM:機械で出来た人型が一気に距離を詰めて攻撃に移る!
鶴崎 葵:「ぐっ……!?」身のこなしをもって逃れようとするが、東堂の認識錯誤が抜けきっていない。
GM:では射出口の行動、射出口自体は行動しない。だが――
GM: ド ン ッ !
機械兵5:《神出鬼没》
GM:射出口を通って新たな機械兵が投入される。
GM:ということでこの射出口はEロイス【さらなる絶望】扱いです。
鶴崎 葵:「……そういう仕組みですか。なるほど、厄介この上ない」血を流しながら、青白い霊体の糸で四肢を吊るし、半ば強引に身を起こす。
■戦場図
《東堂明鷹:7》
5m
《射出口:-》
《機械兵5:5》
《石蕗条一:8》
10m
《機械兵1、2:5》
《琴城星羅:9 鶴崎葵:7》
GM:そして登場した機械兵の行動ですが――
機械兵5:マイナーで戦闘移動を行う――ここで
石蕗条一:「いくらでもリソースを供給してきやがる手合いだ。くそ。さっさとケリをつけねえと」
東堂明鷹:《間隙の魔術師》 東堂のエンゲージに来るように認識をズラす。
琴城 星羅:カバーリングを!するな!
■戦場図
《東堂明鷹:7》
《機械兵5:5》
5m
《射出口:-》
《石蕗条一:8》
10m
《機械兵1、2:5》
《琴城星羅:9 鶴崎葵:7》
機械兵5:メジャーはなし、行動終了です。
東堂明鷹:そして待機していた、東堂の手番。こちらも行動放棄。
東堂明鷹:予め言っていたように戦闘能力自体は殆どない。
GM:鶴崎さんの行動をどうぞ。
鶴崎 葵:あ、でもこれ機械兵がいるから…動けないな!
GM:そうですね!
鶴崎 葵:すみません、何でもないです。行動放棄!
GM:では改めて1ラウンド終了です。

●第2ラウンド

▼イニシアチブ
[09][侵蝕:91/昇華0] 琴城星羅 暴走
[08][侵蝕:104/昇華0] 石蕗条一
[07][侵蝕:80/昇華0] 鶴崎葵
[07]東堂明鷹
[05]機械兵1、2,5
GM:ではセットアップ
琴城 星羅:セットアップなしです!
石蕗条一:なし!
東堂明鷹:《ルーラー》 PC全員のあらゆるダイス判定が-6個
鶴崎 葵:なしで!
GM:いや今度こそ使おう。
機械兵:《ロケッティア》 機械兵が全員使います。
琴城 星羅:なんかめっちゃ移動してきそう!
GM:琴城さんの手番です。
琴城 星羅:マイナーで1点赫き剣+破壊の血。攻撃力30の武器生成。
琴城 星羅:メジャーで同じエンゲージに向かってその武器を消費でサンドシャード+コンセ!
鶴崎 葵:その判定に≪援護の風≫≪ウィンドブレス≫!
琴城 星羅:あ、同じエンゲージの機械兵2体!
鶴崎 葵:侵食80->84
GM:はい、どうぞ! ダイスペナルティ6個忘れずにお願いします!
鶴崎 葵:こちらはダイス5個、達成値+9のバフです
琴城 星羅:ダイスは差し引きで5個!
琴城 星羅:5DX8+18
DoubleCross : (5R10+18[8]) → 10[3,5,6,6,8]+1[1]+18 → 29

機械兵:8dx+1>=29 ドッジ #1
DoubleCross : (8R10+1[10]>=29) → 10[4,6,8,8,9,10,10,10]+10[1,1,10]+8[8]+1 → 29 → 成功

GM:お、すまんの
機械兵:8dx+1>=29 ドッジ #2
DoubleCross : (8R10+1[10]>=29) → 10[1,3,4,5,6,8,9,10]+2[2]+1 → 13 → 失敗

琴城 星羅:ギャーッ
鶴崎 葵:うげえ!
GM:ということで一体回避しました。
琴城 星羅:3DX+30
DoubleCross : (3R10+30[10]) → 9[1,1,9]+30 → 39

GM:回避できなった機械兵2はそれでやられます。
琴城 星羅:また剣を生成して、壊しながら薙ぎ払う。星羅はもともと剣士なのだ。
琴城 星羅:以上です。
機械兵:機械兵の片割れは薙ぎ払いから距離をとって回避する。
琴城 星羅:「私も鈍ってるな…」
鶴崎 葵:「……図体の割に、良い動きをする」霊体の触覚で関節部を掴もうとした矢先、逃れられた。不快そうに眼を細める。
石蕗条一:「いや、久しぶりに見たぜ。切り込みのやり方は覚えてるみたいだな」
東堂明鷹:「さて、どうだい? キミ達は随分と私のことを気に食わないようだが……意地を張るのも限界だろう?」
東堂明鷹:「まだ続けるかな、私はよしたほうが良いと思うけどねえ」
GM:ということで石蕗くんの手番です。
石蕗条一:射出口を攻撃します!
石蕗条一:ここは省エネでいかなければ……咎人の剣は抜く!固定値は18ならいけるはずだ!
石蕗条一:コンセントレイト+カスタマイズで射出口を攻撃します。
石蕗条一:ダイスは3+3+4−6=4.
石蕗条一:4dx7
DoubleCross : (4R10[7]) → 10[5,6,8,8]+10[4,7]+1[1] → 21

GM:射出口はリアクションしません、ダメージをどうぞ。
石蕗条一:当たれ~
石蕗条一:3d10+18 諸々有効!
DoubleCross : (3D10+18) → 14[2,9,3]+18 → 32

石蕗条一:浸食率104→108
GM:射出口はHP50で装甲値15だったんですよね~、だから残り1点でした! 戦闘不能!
鶴崎 葵:壊した!!
琴城 星羅:よしっ
GM:追加戦力はもう出てきません。
石蕗条一:ヌウーッ!でも壊した!
石蕗条一:「展開……」 赤い剣を突き込む。
石蕗条一:「活性」 強大な質量が、正確に回路を切断。一時的にその機能を喪失させる。
石蕗条一:「よし、切れた! 残りをやっちまおうぜ」
GM:こちらへ飛ばす機構が停止する――さらなる戦力の追加はもう出来ない。
東堂明鷹:「ふむ」
東堂明鷹:「……まぁ、いいだろう」
GM:鶴崎さんの手番になります。
鶴崎 葵:「……おや。まだ何か策でも」
鶴崎 葵:いったん待機します。琴城さんに何か来たら守る!
GM:んー、どうしようかな
東堂明鷹:東堂は待機。
鶴崎 葵:来なかったら最後に狂戦士する
東堂明鷹:「仕方ない、か。これでキミ達の勢いを断てれば良いのだがね」
GM:機械兵1の行動。
機械兵1:マイナーなし、メジャー:《オールレンジ》《爪剣》 対象は琴城さん
琴城 星羅:ひい
機械兵1:13dx+14 ドッジ-1
DoubleCross : (13R10+14[10]) → 10[1,2,3,4,5,5,6,7,7,8,9,9,10]+9[9]+14 → 33

鶴崎 葵:カバーすると思うけど、一応ドッジ結果を見てから…
GM:無理ですね
GM:なぜなら暴走してますから……
琴城 星羅:暴走しておりまして…
鶴崎 葵:そうだった!
石蕗条一:あぶない!
鶴崎 葵:じゃあカバーします。まだ100越えてないんだぞ!
機械兵1:4d10+16 諸々有効
DoubleCross : (4D10+16) → 15[5,1,8,1]+16 → 31

鶴崎 葵:1d10+84 リザレクト~!
DoubleCross : (1D10+84) → 1[1]+84 → 85

GM:おかしいでしょ!
鶴崎 葵:ふふふ
琴城 星羅:硬い!硬すぎる!
石蕗条一:無敵の鶴崎さん
機械兵1:琴城星羅に向かって機械で出来ている腕部で殴りつける!
琴城 星羅:「くっ…」自力で弾こうとするが、間に合わない。そこへ。
鶴崎 葵:琴城星羅の身体ごと風で吹き飛ばして射程から逃すが、
鶴崎 葵:逆に自分が捕らえられる。強かに殴りつけられ、地面を転がる。
機械兵2:では続いて機械兵2の行動、機械兵と同時にスタートしていた。
機械兵2:マイナー戦闘移動で石蕗くんとエンゲージ、メジャー《オールレンジ》《爪剣》 対象はもちろん石蕗
機械兵2:13dx+14 ドッジ-1
DoubleCross : (13R10+14[10]) → 9[1,1,2,3,3,4,6,6,7,7,8,9,9]+14 → 23

石蕗条一:「こっちか!」 リアクションはガードを選択。
機械兵2:3d10+16 諸々有効
DoubleCross : (3D10+16) → 19[10,4,5]+16 → 35

石蕗条一:3点ガードと装甲8点で、24点ダメージ! どうにか生存。
石蕗条一:HP28→4
東堂明鷹:「ふう……いや、全くたいしたものだ」
石蕗条一:「……このくらいで落ちるかよ……!」 ジャケットから、損壊した装甲版をばらばらと落とす。
石蕗条一:「クズ鉄くらいは俺でも錬成できる。まったく本当……何がぎりぎりで役に立つかわからねえな」
東堂明鷹:「攻め手は見えた、限界だと思っていた。ならばと考えたが、いやはや」
東堂明鷹:東堂の手番に移り、行動放棄。
琴城 星羅:はい。やるしかないので全力でやります。
GM:2ラウンド終了。

●第3ラウンド

▼イニシアチブ
[09][侵蝕:104/昇華0] 琴城星羅 暴走
[08][侵蝕:108/昇華0] 石蕗条一
[07][侵蝕:85/昇華0] 鶴崎葵
[07]東堂明鷹 [05]機械兵1、5
■戦場図
《東堂明鷹:7》
5m
《射出口:✕》
《機械兵5:5》
《石蕗条一:8》
10m
《機械兵1:5》
《琴城星羅:9 鶴崎葵:7》
GM:セットアップ
琴城 星羅:なし!
石蕗条一:なし!
東堂明鷹:《ルーラー》 PC全員にダイスペナルティ-6、これで打ち止め
鶴崎 葵:≪狂想の旋律≫を使用。琴城さんの攻撃力+9、暴走してるので侵食+2
鶴崎 葵:侵食85->90
GM:では琴城さんの手番です、どうぞ。
琴城 星羅:はい。マイナーで14点赫き剣+破壊の血。攻撃力44の武器生成。
琴城 星羅:メジャーで、東堂にサンドシャード+コンセ。コスト総計13!
鶴崎 葵:支援します。≪援護の風≫≪ウィンドブレス≫
琴城 星羅:5DX7+20
DoubleCross : (5R10+20[7]) → 10[1,6,6,7,7]+6[3,6]+20 → 36

東堂明鷹:4dx>=36 ドッジ
DoubleCross : (4R10[10]>=36) → 10[2,2,4,10]+9[9] → 19 → 失敗

東堂明鷹:うーん、ダメ。ダメージをどうぞ
琴城 星羅:4D10+44
DoubleCross : (4D10+44) → 21[1,3,9,8]+44 → 65

石蕗条一:パワー!
琴城 星羅:これがパパ大嫌いパンチだ!
鶴崎 葵:強いぜ!
石蕗条一:狂騒の旋律でダメージ上がってますね
GM:あ、それは死にますね。装甲値8でHP55でした。ギリギリで死にます。
琴城 星羅:そうだった!74点ですね。
GM:復活エフェクトとかもないです!
鶴崎 葵:やったー!
琴城 星羅:やったー!
琴城 星羅:演出します。
琴城 星羅:付近の機械兵の残骸やアスファルト片を吸収して巨大な構造体の塊を生成する。
琴城 星羅:「少しだけ、いいですか」
東堂明鷹:「なにかな?」
琴城 星羅:「造ってくれて、ありがとうございます」「『私』に会えて、本当に良かった」
琴城 星羅:「さよなら」
琴城 星羅:巨大な構造体の中から、一人の少女が光のごとき速度で東堂の心臓に剣を突き立てる。
琴城 星羅:記憶などではない、『本物の』琴城星羅。
琴城 星羅:東堂明鷹へのロイスをタイタス化します。
東堂明鷹:「……なるほど、そうか」
東堂明鷹:口から血が溢れる。
東堂明鷹:「いいものを見た――あぁ、あの時、彼に殺されていればよかった」
東堂明鷹:「でなければ……可能性を前にして、終わることもなかったのになぁ」
東堂明鷹:そのまま崩れ落ちる。肉体は通常のオーヴァードと変わらない耐久力だった。
“折枯之枝”:『ついに死んだか……だが、気を緩めるなよ。まだ兵器は動いている』
GM:ということで石蕗くんの行動になります。
石蕗条一:まずは手元のメカを始末せねば
GM:あ、《ルーラー》の効果は消えました。よかったね!
石蕗条一:よかった~
琴城 星羅:よかった!
琴城 星羅:戦闘終了したら、このリアル星羅ちゃんは回収します。
鶴崎 葵:「置き土産ですか。諸共に停止してくれれば良かったものを」息が荒い。
石蕗条一:マイナーなし。メジャーでコンセントレイト+カスタマイズ+咎人の剣。さすがにバリアクラッカーは使えない。
石蕗条一:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,6,6,8,9]+4[1,4] → 14

石蕗条一:剣精の手。
GM:あ、はい
石蕗条一:1dx7+20
DoubleCross : (1R10+20[7]) → 10[8]+1[1]+20 → 31

石蕗条一:これで浸食率118……がんばった!
機械兵5:8dx+1 ドッジ
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,3,8,8,9,9,10,10]+8[3,8]+1 → 19

GM:ダメージをどうぞ!
石蕗条一:4d10+38 諸々有効!
DoubleCross : (4D10+38) → 24[6,5,5,8]+38 → 62

GM:それは一撃で粉砕されますね!
石蕗条一:「……原型も残せねえぞ! 悪いな!」 赤い剣を旋回させ、圧倒的質量で叩き潰します。
GM:そのまま機械兵はグシャグシャになり原型を留めぬレベルで粉砕される。
石蕗条一:「琴城! あと1つ――競争だな、おい!」
GM:では鶴崎さんの行動です、どうぞ。
鶴崎 葵:さらなる力……あっ!エンゲージ圏内に敵しかいない!
GM:タブレットがあればよかったですね
鶴崎 葵:機械兵の行動前になんとかしたかったけど、射程が至近だから…
鶴崎 葵:という訳で待機です。
鶴崎 葵:自分が一発貰う分にはロイスも削れないしだいじょうぶ…
GM:では残った機械兵の行動
機械兵1:マイナーなし、メジャー《オールレンジ》《爪剣》 
機械兵1:対象は琴城さん。命令を出す人間が居なくなったので最後の命令を実行し続ける。
機械兵1:13dx+14 ドッジ-1
DoubleCross : (13R10+14[10]) → 8[1,1,1,2,3,3,4,5,5,6,7,8,8]+14 → 22

鶴崎 葵:うおおカバーします!
琴城 星羅with琴城 星羅:ありがたい!
GM:ではダメージいきます。
機械兵1:3d10+16 諸々有効
DoubleCross : (3D10+16) → 17[9,1,7]+16 → 33

鶴崎 葵:ミドル戦闘でロイスを落とす訳にはいかない…!
鶴崎 葵:1d10+94 当然の戦闘不能,そしてリザレクト!
DoubleCross : (1D10+94) → 5[5]+94 → 99

機械兵1:全力を出し切った隙をついて琴城星羅を貫くべく抜き手しみた刺突を繰り出す!
鶴崎 葵:風の防壁を展開し、機械兵の攻撃の軌道を逸らそうとする。
鶴崎 葵:しかし絶対的な出力に劣る。機械兵のターゲットがこちらに移り変わり、刺し貫かれる。
鶴崎 葵:「はっ……はははは。久々ですよ、ここまで……」牙を血に濡らしながら、肉食獣の笑みを浮かべる。
石蕗条一:「魔術師。使い魔の肉体修繕もタダじゃねえだろう……息してるか、本体?」
鶴崎 葵:「全く、柄じゃない……早く終わらせましょう、こんな事は……」気中のエーテルを取り込み、少しずつ損傷を回復している。
琴城 星羅with琴城 星羅:『猫ちゃん…ありがとう』本物が。
鶴崎 葵:「いえ。こちらこそ、良いものを見せていただいた」
GM:では行動キャラがいなくなりましたので3ラウンドを終了します。

●第4ラウンド

▼イニシアチブ
[09][侵蝕:117/昇華0] 琴城星羅 暴走
[08][侵蝕:118/昇華0] 石蕗条一
[07][侵蝕:99/昇華0] 鶴崎葵
[05]機械兵1
■戦場図
《射出口:✕》
《石蕗条一:8》
10m
《機械兵1:5》
《琴城星羅:9 鶴崎葵:7》
GM:セットアップ
石蕗条一:ナシ!
鶴崎 葵:ないです!
琴城 星羅with琴城 星羅:なし!
GM:では琴城さんの手番になります、どうぞ。
琴城 星羅with琴城 星羅:とはいえ、もうサンドシャードは撃てない。大槌で殴るしかない。
琴城 星羅with琴城 星羅:マイナーなし、メジャーで大槌で殴る…のみ!
琴城 星羅with琴城 星羅:6DX-3
DoubleCross : (6R10-3[10]) → 10[2,3,4,5,8,10]+7[7]-3 → 14

機械兵1:8dx+1>=14 ドッジ
DoubleCross : (8R10+1[10]>=14) → 9[2,2,6,6,8,9,9,9]+1 → 10 → 失敗

GM:お、命中ですね。ダメージどうぞ
琴城 星羅with琴城 星羅:2DX+12
DoubleCross : (2R10+12[10]) → 9[2,9]+12 → 21

鶴崎 葵:dxになってる?
琴城 星羅with琴城 星羅:あ、ほんとだ!
琴城 星羅with琴城 星羅:23ダメージですね
GM:それでは倒れませんね。まだ戦えます。
琴城 星羅with琴城 星羅:全力を出し尽くして倒れそうな星羅に代わって本物星羅が戦うも、浅い。
琴城 星羅with琴城 星羅:以上で。
石蕗条一:「燃費の悪さは知ってる。削りお疲れさん——後始末ときたら、俺の役目だ」
機械兵1:攻撃を受けるも倒れることはない、たたらを踏み耐える。
GM:では石蕗くんの行動です
石蕗条一:ではマイナーで戦闘移動。機械兵1に接敵し、メジャーで攻撃。
鶴崎 葵:「……疲れてるのはお互い様だ。タイミングは合わせましょう」
石蕗条一:コンセントレイト+カスタマイズ。省力コンボだ。狙いは残った機械兵!
■戦場図
《射出口:✕》
10m
《石蕗条一:8》
《機械兵1:5》
《 琴城星羅:9 鶴崎葵:7》
GM:了解です、判定をどうぞ。
石蕗条一:「魔術師! 支援頼む!」 赤い剣を構えたが早いか、一瞬で距離を詰める。
鶴崎 葵:それと同時、青白い光の繭糸が足元から伸びて、機械兵の関節部を絡め捕ろうとする。
鶴崎 葵:≪援護の風≫≪ウィンドブレス≫!ダイス5個と達成値+9!
石蕗条一:やった~
鶴崎 葵:侵食99->103
石蕗条一:15dx7+9
DoubleCross : (15R10+9[7]) → 10[1,1,1,2,2,4,4,5,6,6,7,7,9,10,10]+10[4,4,6,7,8]+10[8,10]+4[4,4]+9 → 43

琴城 星羅with琴城 星羅:すごい!
石蕗条一:剣精なしで、このままいきます
機械兵1:8dx+1>=43 ドッジ
DoubleCross : (8R10+1[10]>=43) → 10[1,1,2,5,6,9,10,10]+5[5,5]+1 → 16 → 失敗

機械兵1:悲しいなぁ、さっき出ていれば。
GM:ではダメージをどうぞ。
石蕗条一:5d10+18 諸々有効
DoubleCross : (5D10+18) → 20[8,4,3,3,2]+18 → 38

石蕗条一:ダメージはいまいちだが、これなら…!
GM:それは耐えられません、破壊されます。
鶴崎 葵:よっしゃ!
琴城 星羅with琴城 星羅:よし!
石蕗条一:「……斬り放つ!」 真正面から一閃。回転しながら、赤い剣で叩き潰すようにして斬る。
GM:そのまま叩き潰されて、活動停止となります。
GM:全エネミー撃破、戦闘終了です。
石蕗条一:「っし……! 片付いた、終わりだ」 浸食率118→122
鶴崎 葵:「片付きましたか……ああ、厄介な仕事でした」
琴城 星羅with琴城 星羅:本物とハイタッチ。本物のほうは条一くんにもハイタッチを求める。
石蕗条一:「……おいおい。どーも。お疲れさん」 苦笑して、本物ともハイタッチする。
石蕗条一:「ただ、まだちっとも事態は解決してねぇんだけどな」
鶴崎 葵:「それはその通り。ようやく取っ掛かりを掴んだという所だ」
琴城 星羅with琴城 星羅:「そう…何もかも、これからだよ」
琴城 星羅with琴城 星羅:「私は戻らないといけないけど…今のみんななら、きっといけるよ!」本物が笑う。
石蕗条一:「慌ただしいやつだ」
石蕗条一:「……いや、いつものことか。うまく……言葉が出てこないんだが。またな」
琴城 星羅with琴城 星羅:「えへへ。これ以上は『私』の負担になっちゃうからね」「…それじゃあ、またね」出てきた構造体の塊に入っていく。
琴城 星羅:その塊を吸収して一息つく。
琴城 星羅:「さ、行こうか!」消耗しているが、闘志は衰えていない。
鶴崎 葵:「ええ。僕も流石に身体の補修をしたい……それに。ここから先は、三人で進めるには難儀しそうだ」

GM:シーンを終了します、ロイス取得とアイテムの使用が可能です。調達は不可。
石蕗条一:応急手当キットを3回使います。
鶴崎 葵:特になしで。
石蕗条一:6d10
DoubleCross : (6D10) → 39[7,7,8,5,9,3] → 39

石蕗条一:完全回復しました。
琴城 星羅:ロイス取得。仲間:鶴崎葵/感謝〇/脅威
琴城 星羅:で、応急手当キットを2つ使います。
石蕗条一:で、鶴崎さんにロイス。 親近感〇/劣等感 終わり!
琴城 星羅:6+4D10
DoubleCross : (6+4D10) → 6+27[7,7,5,8] → 33

琴城 星羅:全回復!

◆Middle09:突入

GM:最後のミドルシーンになります、全員登場です。
石蕗条一:1d10+122
DoubleCross : (1D10+122) → 10[10]+122 → 132

鶴崎 葵:1d10+103 登場!
DoubleCross : (1D10+103) → 5[5]+103 → 108

リーリヤ:100+1D10
DoubleCross : (100+1D10) → 100+9[9] → 109

琴城 星羅:117+1D10
DoubleCross : (117+1D10) → 117+8[8] → 125

GM:N市 第9区画 オフィス街

GM:先程の戦闘を終え、UGNに連絡をしたところすぐさまリーリヤが駆けつけることが出来た。
GM:またキミに連れ添い、神楽崎唯と護衛のために秋塚譲治もまたこの場にいる。
GM:そしてリーリヤが駆けつけるまで、石蕗は射出口の調査を行っていたがあることが判明した。
GM:この射出口は石蕗のアーティファクトである程度の制御が利く、オモイカネがそうであったように。
GM:石蕗条一が望めば、この街に繋がっている根をあちら側につなげることも可能だろう。
石蕗条一:「……OSに対して神経を”繋げた”。単純な……コマンドなら通せる」
リーリヤ:三人の様子を見て、うっすらと表情を固くする。
リーリヤ:「……すまない。負担を掛けたようだな」
従者_2:しょんぼりと耳を垂らす。
鶴崎 葵:一人で離れて、動けるように処置を行って来た。顔色だけは良くなっている。
石蕗条一:「別に、適材適所ってやつだ」
鶴崎 葵:「拠点の防衛も必要な事でした。あの判断は間違っていなかったと僕は思う」
リーリヤ:「……こちらはお陰で体力が温存できている。ここからは全力を尽くさせて貰おう」
神楽崎唯:「状況は? ライトニング・スリーと意識体についての最新の情報を共有したい」
石蕗条一:「あんたの火力が必要になるフェーズが来ると思ってた。あんな雑魚の掃除は——ああっと。神楽崎。待ってたよ」
石蕗条一:「ライトニング・スリーには意識体が混じってる。それで強制稼働させられてる状態らしい」
石蕗条一:「なんとかしてやりたい。意識体を分離させるような方法はあるか? あるいは、意識体だけ破壊するような?」
神楽崎唯:「なるほど……ジャームにはいくつかパターンがあることは知っているか?」
石蕗条一:「UGNで教わる程度でよければな」
神楽崎唯:「中にはその精神の一部のみが肥大化し、ジャームとしての能力を備えるようなものもいる。アレと同じ原理かもしれない」
神楽崎唯:「ジャームとしての意識を消滅させることができれば、今の状況は解決するはずだ……だが」
神楽崎唯:「そのジャームとしての意識を消滅させることが出来ても、その時のレネゲイドの反応でライトニング・スリーは間違いなく覚醒するだろう」
石蕗条一:「……まあ、そりゃそうか。意識は連鎖するもんな……」
神楽崎唯:「その時、活動中のレネゲイドが彼女に流れ込む。そうなればジャーム化は必至だ」
神楽崎唯:「だから、それを避けるには……彼女とそれらを結合している“エンプティハート”を切り離さければならないのだが……」
神楽崎唯:「そんな事は不可能だ、アレは強く結びついている。切り離すことは出来ない」
石蕗条一:「……オペが必要なのか。待てよ。何か……方法が……」
GM:そこで石蕗条一は一つの可能性に思い当たることが出来る――それはキミの持つアーティファクトだ。
GM:アーティファクトを繋げる特性をもつのならば、その特性を利用し切り離すことも可能かもしれない。
GM:それは四年前、アーティファクトとして活動していなかったあの時点では出来なかった。
石蕗条一:「……。…………俺のアーティファクトを使ってみる」
神楽崎唯:「キミの? まさかそんなことが」
石蕗条一:「……俺の秘密をあまり教えたくないが。俺のアーティファクトは何かと何かを”繋げる”アーティファクトだ」
石蕗条一:「その逆もできる。アーティファクトを壊すときはそっちを使ってる。……だから」
石蕗条一:「可能性はある。他に方法がないなら、俺がそれを試す」
神楽崎唯:「……他に方法はないな」
石蕗条一:「じゃあ、話はシンプルだ。やってくる」 うなずく。他のみんなを見る。
琴城 星羅:「条一くん、諦め悪いもんね」「もちろん私もだけど」
石蕗条一:「さて、どうする。目的を果たしたやつもいる。疲れが限界ってことなら、ここに残るって手も――」
石蕗条一:「琴城は絶対言うと思ったよ」 ため息をつく。 「だからあんまり一緒の作戦に出たくねぇんだ。いつも無茶するから」
琴城 星羅:「えへへ」
鶴崎 葵:「……ええ、確かにもう一月ぶんくらいは働いた気がしますよ」息を吐く。
リーリヤ:「こちらは問題ない。作戦については了解したが――ひとつ、質問してもいいだろうか」小さく挙手。
石蕗条一:「なんだよ。俺はあんまり回答うまくないぞ」
リーリヤ:「いや。私はそのライトニング・スリーという兵器については余り詳しくないのだが」
リーリヤ:「条一は個人的にその個体に肩入れしているように見受けられる」
リーリヤ:「個人的な恋人かそれに類する関係だったのだろうか?」
リーリヤ:表情を変えずに言う。
石蕗条一:「……どんな質問かと思えば」 顔がひきつる。 「馬鹿め」
琴城 星羅:「え、そうなの!?向こうでそういうことあったの!?」赤面。
リーリヤ:「答えにくい質問だったなら無回答でも問題ない……ただ任務に際して留意すべきかと考えただけだ」
石蕗条一:「やめろ! 違う! あいつは——ただ」
石蕗条一:「戦友だ。仲間だった。それに」
石蕗条一:「あいつはまだ何も知らないんだ。ろくに人と繋がっていない。向こうじゃ俺たちみたいなのと過ごした数か月だけだ……」
石蕗条一:「俺にとっては特別だ。あんたらが同じ目に遭っても、俺は同じようにする。もういいだろ?」
リーリヤ:「そうか……」
リーリヤ:彼とライトニング・スリーの間にどのような関係があったのか、それは伺い知れない。
リーリヤ:裏側、もう一つの世界。実感もしがたい話だ。FHの戦闘兵器との交流も、自分には想像しがたい。
リーリヤ:ただ彼の言葉からわかることがひとつ。
リーリヤ:彼が、信頼に足る指揮官だということ。
リーリヤ:「……了解した。全力を尽くそう」
従者_1:わん、と勇ましく吠える。
鶴崎 葵:「……ええ、十分だ。回答が上手くないと言うから、貴方はもっと不器用な人かと思っていましたが」
琴城 星羅:笑う。「説明が下手なとこ、変わらないね」「大丈夫、みんな伝わってるから」
石蕗条一:「大きなお世話だよ。魔術師のマスターには不向きだって言いたいのかよ」
鶴崎 葵:「さて。僕は今更、新しい主に仕える気はありませんが」周囲の人の目を見渡して、向き直る。「器は十分では?」
従者_1:石蕗くんの足元をぐるぐる回る。
石蕗条一:「うるせえな……」 琴城さんを睨む。 「ただ、そう。力を貸してくれるなら、ありがたく受け取る」 立ち上がる。
鶴崎 葵:「ここから先は契約外の仕事ですが……ええ、僕は降りませんよ。ソレよりも大事な事がある」
鶴崎 葵:「僕が貴方に手を貸したいと感じたという事だ」
鶴崎 葵:「お前の意志のために生きろ。人生はその為にあるのだから」いつか誰かに言われた言葉を回想するように、呟く。
石蕗条一:「魔術師の”貸し”ってのは怖いなあ、おい。……でも、汝の意志するところを成せ、か。俺もよく聞いたよ。耳にタコだな」
“折枯之枝”:『葵』 虎ではなく、もとの猫の姿に戻っている
“折枯之枝”:『行くのは勝手だが……契約は完了していない。こちらに戻ってこい、いいな』
鶴崎 葵:「ええ、勿論です。それに……"あちら側"がどんな場所かはよく知りませんが」
鶴崎 葵:「僕は"この街"の方が好きですから」
鶴崎 葵:「たとえ契約がなくとも、勝手に戻ってきますよ」尾を振る。
“折枯之枝”:『お前らしいな』 笑ったような雰囲気がある、そして体の札が崩れてこの場から去るだろう。
秋塚譲治:「っと、それじゃ皆さん準備はいいかな?」
石蕗条一:「ああ。時間とって悪いな。……行こうぜ」
鶴崎 葵:「ええ、もう動けます。行くと言うなら、今すぐにでも」
秋塚譲治:「石蕗くん、キミが合図すると事前に出しておいたあちこちの根から調査メンバーを向こう側に突入させる手はずになってる」
秋塚譲治:「こっち側も」
秋塚譲治:「俺を始めとしたエージェントが守ってる、思う存分やってきてくれ」
従者_2:「ヒィーッ……」
リーリヤ:怯えて隠れようとする従者を無理やり抱きかかえて、「問題ない。行こう」
琴城 星羅:「うん!行こうか!」
石蕗条一:「支援万全、さすがUGNだな。roo_link_all。アドミニストレーター権限で実行する。……OK、作戦開始だ!」
GM:では射出口が起動し、向こう側の道へとなる。
GM:一瞬のめまいにも似た感覚のあと、キミ達は空気が変わったことを知るだろう。
GM:石蕗条一にとっては慣れた、他の三人にとっては見知らぬそれへと――

GM:N市 向こう側 第三区画はずれ

GM:まずキミ達が目の当たりしたのは、山をも思わせるそれだった。
GM:だが、それは山ではなく巨大な地響きとともに蠢いているように見えるだろう。
GM:そしてキミ達を出迎えるように――機械兵がキミ達を襲撃する。
GM:機械兵は先程対峙していたそれと変わらない、すでにあちこちで戦闘が始まっているのが分かるだろう。
鶴崎 葵:「こいつらは……先程の。そりゃそうか!」
機械兵:射出口から出てきたキミ達めがけて機械兵が突進してくるだろう。
機械兵:爆発的な速度とともに一つ、二つ、三つの影が襲いかかる。
石蕗条一:「くそ。デカいし、多いぞ!」
石蕗条一:「切り抜けて、あの”山”に近づく……!」
琴城 星羅:指先を噛み切って臨戦態勢。「でも、やるしかないよね!」
鶴崎 葵:「ええ……ですが、まともに当たり合ってる訳にもいかないでしょう。我々の本命は……」
従者_3:「ウウウ……」小さな牙を剥いて激しく唸る。
リーリヤ:「……やはり、あれか」動く山を見遣る。
琴城 星羅:「街と一体化…できるサイズだね」
石蕗条一:「リーリヤ! 当てにしてるぜ、アタッカー頼む!」
リーリヤ:「了解した」静かに呟く。
リーリヤ:「隊列を整えろ」狼狽する従者たちを一喝する。
リーリヤ:「戦闘準備」
機械兵:一つ目の機械兵は石蕗へと、二つ目は琴城へと、三つ目はリーリヤを仕留めるべく、攻撃を繰り出す!
石蕗条一:「風穴開けるぞ。魔術師、肩にでも乗るか?」 アーティファクトは使わない——虚空か鋼の槍を錬成。射出して縫い留める。
鶴崎 葵:「おや。ではお借りしましょう」風が吹き、羽根のように舞って、石蕗の肩に乗る。
鶴崎 葵:「こうも真っすぐ来られては、いなす訳にもいかない……足止めくらいなら何とかなりますが」息を吐く。機械兵たちの足元から、青白い光の茨が伸びてきて、動きを封じる。
鶴崎 葵:「僕はここまでだ。壊すのはお任せしますよ」皆に向かって
石蕗条一:「だってよ。俺はそれ以外得意じゃねえしな。続いてくれ」
琴城 星羅:「どいてもらうよ!」指先から弾丸のように構造体を射出。機械兵全体を破壊・汚染し、赤いガラクタへと変える!
リーリヤ:「攻撃」
リーリヤ:号令と同時に、白い毛玉が弾丸のように吹き飛ぶ。
リーリヤ:立て続けに三連。鋼鉄の身体に易々と大穴を開ける。
リーリヤ:「良し」
従者_1:着地し、ぺっ、と機械片を吐き出す。
GM:では襲いかかってきた機械兵を一通り片付けることが出来た。だが、
GM:また新たな機械兵が現れ、キミ達を取り囲もうとする。
GM:その時――機械兵を光が包み込み、その活動が停止する。
鶴崎 葵:「全く、どこから湧いて来てるんですか……」「……今のは」
神近冬:「だれかと思えば石蕗と琴城か!」
石蕗条一:「神近」 顔がひきつる。 「遅ぇよ」
神近冬:右腕の聖痕が発光している、先程の攻撃はこの少年のものだ。
リーリヤ:「友軍か?」
神近冬:「《スキャバーズ》だ。これで足りるか?」
石蕗条一:「援軍だ。あいつは神近——《スキャバーズ》」
琴城 星羅:前にこちらに来た時に少しだけ話したことがある。昔の写真にも顔があった。「冬くん!ありがとう!」
神近冬:「相変わらず元気そうで何よりだ」 琴城さんに
琴城 星羅:「えへへ。みんな元気でやってる?」
神近冬:「ああ、元気だ。あのでかいヤツと戦っているが――石蕗」
石蕗条一:「あいつの死の光を借りられるなら、一気に距離が詰められそうだ」
鶴崎 葵:「貴方の戦友ですか」停止した機械兵たちに目を向ける。「道理で頼もしい」
神近冬:「生憎、あれらと俺のこれでは相性が悪い。アレらは正しく生きている存在ではない」
神近冬:「つもる話の前に確認だ。アレは彼女か?」
神近冬:「お前たちが向こう側に帰った後、しばらくして彼女が眠っている場所を中心に動き出した」
石蕗条一:「そうだ。ちょっと厄介な寄生虫に捕まってる。——だが、これから切り離す」
神近冬:「なるほど、了解した。みんなに伝えておこう」
神近冬:「ここぞという時に助けがほしければ合図をしろ。それに合わせて俺達全員が動く」
石蕗条一:「そいつは助かる……だいぶ苦労しそうなミッションだ。戻ってきたらメシでも奢る」
GM:ということでNPCカード『スキャバーズ』を手に入れました。
《スキャバーズ》
タイミング:オートアクション
効果:判定の直前の使用、対象の判定の達成値に+20。
シナリオ1回。
神近冬:「食事は向こう側に限るからな、楽しみにしておく」
神近冬:「それじゃあ、俺は遊撃に戻る。お前達二人が来てくれたなら湯澤のやつも元気になるだろう」
石蕗条一:「そりゃ良かった……また後で、だ!」
琴城 星羅:「こっちを終わらせたら、また会おうね!」ぶんぶん手を振る。
神近冬:「ああ、それと分かっていると思うがあの巨体を相手にしても無駄だ」
神近冬:「中心を探れ、それは石蕗が一番知っているだろう」
神近冬:そう行って神近はキミ達から離れて機械兵をひきつけていく。
石蕗条一:「……だな」 うなずく 「ライトニング・スリーに、会いに行くぞ」
琴城 星羅:「うん、行こう!どんな子なのかもちょっと興味あるし」
鶴崎 葵:「良いチームじゃないですか」去っていく神近の背を見て、笑う。
鶴崎 葵:「ええ。行きましょう」
リーリヤ:「了解した」遠く聳え立つ巨体を真っすぐに見据えている。
GM:ゲーム上ではライトニング・スリーは“飢えの淵”“餓鬼の晩餐”“傲慢な理想”“傲慢な理想”“傲慢な理想”で通常のN市の住人を取り込んでいます。
GM:その人数は膨大、Eロイスの効果でHPは半端ではなく膨れ上がっています。だから巨大なその体と正面から戦ってもとても勝てるものではないということです。
GM:そして調査チームとキミ達はこのシナリオ中で合流することもないです、これもEロイス“悪意の伝染”の効果。
GM:ということで“ファイトクラブ”含めて本セッションで出てきたEロイスは以上となります。

GM:ではシーンを終了します、ロイスの取得が可能です。
リーリヤ:保留で!
石蕗条一:これ以上ロイスはとれない!以上です!
鶴崎 葵:石蕗くんのロイス感情Pを「尽力」に変更します。それと、リーリヤさんに 〇連帯感 / 隔意 で取ります。
鶴崎 葵:以上で!
琴城 星羅:ロイス上限!以上で!

◆Climax:vsライトニング・スリー

GM:全員登場になります、どうぞ。
鶴崎 葵:1d10+108
DoubleCross : (1D10+108) → 7[7]+108 → 115

リーリヤ:109+1D10
DoubleCross : (109+1D10) → 109+3[3] → 112

石蕗条一:うおおおお!
石蕗条一:1d10+132
DoubleCross : (1D10+132) → 1[1]+132 → 133

琴城 星羅:1D10+125
DoubleCross : (1D10+125) → 6[6]+125 → 131

リーリヤ:今更何よ!
GM:deha
GM:ではキミ達は神近と別れ、ライトニング・スリーが存在するであろうコアまで目指す。
GM:当然ながら、その道行きは容易いものではない――
名称:コアへと辿り着け!
終了条件:PC全員の戦闘不能
進行判定:肉体 難易度:7 最大達成値:40 支援判定:<知覚>
経験点:5
進行値:0/30
GM:ということでクライマックスはFS判定と戦闘の二部構成です。
GM:このFS判定では戦闘不能になったPCは脱落としてシーンから除外されるので気をつけてください。
GM:逆に言えばFS判定中に戦闘不能になった場合、止めを刺される可能性は極めて低いということでもあります。
石蕗条一:キェェェェイ……がんばらないと……
GM:また脱落は任意でも可能です、なのでFS判定中にロイスを切って行くのもありです。
GM:それとこのクライマックスでは脱落者が出ることも考慮してクライマックス戦闘の方を用意してあります。
GM:最後にこのセッションでライトニング・スリーを助ける場合ですが、条件をはっきり言っておきます。
●救助条件
1.クライマックス終了時に石蕗条一がライトニング・スリーのロイスをロイス状態のまま保持。
2.クライマックス終了時に石蕗条一が戦闘不能になっていない
GM:以上となります。
リーリヤ:ウオ~~ッ
鶴崎 葵:分かりやすいぜ!
琴城 星羅:石蕗くんを…守る!
GM:なにか質問のある方はいらっしゃいますか?
石蕗条一:一所懸命……やるしかねえっ!
石蕗条一:質問はいまのところ大丈夫です
鶴崎 葵:今は大丈夫です!
琴城 星羅:大丈夫です。
リーリヤ:FS判定で従者が死んだ場合クライマックス戦闘で再召喚は無しですよね?
GM:同シーン内なので不可能です。
リーリヤ:了解です!守らなきゃ…
GM:ではキミ達の前に“ライトニング・スリー”が立ちはだかる。
GM:その圧倒的な巨体の前にキミ達のレネゲイドは激しく励起するだろう……衝動判定、難易度9!
石蕗条一:5dx+1=>9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 10[5,5,8,9,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

鶴崎 葵:8dx+1>=9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 7[1,1,3,3,4,5,6,7]+1 → 8 → 失敗

リーリヤ:1DX>=9
DoubleCross : (1R10[10]>=9) → 10[10]+3[3] → 13 → 成功

石蕗条一:2d10+133
DoubleCross : (2D10+133) → 7[4,3]+133 → 140

鶴崎 葵:出目!暴走します
琴城 星羅:8DX+1>=9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 9[2,3,5,6,8,8,9,9]+1 → 10 → 成功

リーリヤ:えっ成功した!
鶴崎 葵:2d10+115
DoubleCross : (2D10+115) → 18[9,9]+115 → 133

リーリヤ:2D10+112
DoubleCross : (2D10+112) → 19[9,10]+112 → 131

琴城 星羅:2D10+131
DoubleCross : (2D10+131) → 13[9,4]+131 → 144

リーリヤ:ウソだろ……
GM:従者も暴走チェックのために意志の判定をお願いします。
リーリヤ:あっそうか!
従者_1:9DX>=9
DoubleCross : (9R10[10]>=9) → 10[2,3,3,3,4,6,8,9,10]+2[2] → 12 → 成功

従者_2:9DX>=9
DoubleCross : (9R10[10]>=9) → 9[1,3,4,5,6,6,7,9,9] → 9 → 成功

従者_3:9DX>=9
DoubleCross : (9R10[10]>=9) → 10[1,2,5,7,7,7,10,10,10]+8[4,7,8] → 18 → 成功

リーリヤ:ヤッタ!

●第1ラウンド

▼イニシアチブ
[18]従者1[侵蝕:131/-]
[18]従者2[侵蝕:131/-]
[18]従者3[侵蝕:131/-]
[09][侵蝕:144/昇華0] 琴城星羅
[08][侵蝕:140/昇華0] 石蕗条一
[07][侵蝕:133/昇華0] 鶴崎葵 暴走
[05][侵蝕:131/昇華0] リーリヤ
■戦場図
《石蕗条一:8 琴城星羅:9》
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
《従者1~3:18》
GM:1d100 ハプニングチャート
DoubleCross : (1D100) → 32

GM:32か、これは来ましたね
GM:射出口から戦力が撃ち出される! 機械兵がランダムのエンゲージに二体出現。
GM:1d30
DoubleCross : (1D30) → 25

GM:PCたちのエンゲージから25mの地点に機械兵が二体出現しました。
■戦場図
《機械兵1、2:5》
25m
《石蕗条一:8 琴城星羅:9》
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
《従者1~3:18》
GM:ではセットアップ、まずは従者からどうぞ。
リーリヤ:従者は……なし!
琴城 星羅:こちらもなしです。
リーリヤ:リーリヤは≪ターゲットロック≫+≪攻性変色≫+≪狩りの統率者≫
リーリヤ:いや……いらんか!重いし……
機械兵:機械兵は《ロケッティア》をそれぞれ使用します。
GM:鶴崎さんはなしですか?
従者_1:機械化兵1にターゲットロックのみ!131>134
鶴崎 葵:ワンチャンにバフが必要なら投げますが、不要ならなしで。
リーリヤ:欲しいかも…火力無いので…!
鶴崎 葵:機械兵をどうやって始末するか次第かな…
石蕗条一:こちらもなし。
鶴崎 葵:では投げます!暴走して攻撃力+12!
リーリヤ:わーい!
鶴崎 葵:侵食133->138
GM:誰が効果を受けるんです?
石蕗条一:暴走は避けるので効果は拒否で!そのままの石蕗でいきます。
リーリヤ:全員受けようかな…全員受けます!
鶴崎 葵:拒否する人は宣言してもらえれば。もちろん鶴崎本人は受けないです
琴城 星羅:回避に一応目があるので、とりあえず受けません。
GM:ではリーリヤさん達は全員暴走ですね。
GM:あ、そうそう支援判定は今のところは<知覚>です、難易度は進行判定と同じ。
GM:それでは従者からの行動になります。
リーリヤ:えーとまず…
リーリヤ:25mか…!戦闘移動届かないな!
従者_1:進行判定!
従者_1:えーと肉体ですね
GM:そうですね
従者_1:9DX>=7
DoubleCross : (9R10[10]>=7) → 10[1,1,4,6,7,7,7,9,10]+8[8] → 18 → 成功

従者_2:同じく判定。
従者_2:9DX>=7
DoubleCross : (9R10[10]>=7) → 9[1,1,2,2,3,6,6,7,9] → 9 → 成功

従者_3:9DX>=7
DoubleCross : (9R10[10]>=7) → 10[1,2,4,5,8,9,9,10,10]+1[1,1] → 11 → 成功

リーリヤ:成功!
GM:待ってくださいね、イベントとかがあるので一度に振らないでくださいね。
リーリヤ:あっすいません!!
GM:まずは進行値+2、次が+1、次が+2の合計進行値が5.
GM:ではイベントが発生します。
GM:進行値:4
周囲をライトニング・スリーの戦力である航空ドローンが飛び交っている。
見つかれば戦力を集中的に投入されるだろう。気をつけて進む必要がある。
以降の判定を<知覚>難易度9に変更する。

GM:ということで進行判定が<知覚>難易度9に切り替わりました。
GM:ではリーリヤさんの従者が周囲を偵察していると航空ドローンじみた機械を発見します。
従者_1:「!」
GM:この乱戦時には空からの状況判断は重要であるのは言うまでもないでしょう。
GM:演出とかがなければ琴城さんの手番です。
従者_1:主人のもとに戻って報告に行ったりします。みんなにも伝える!
鶴崎 葵:「あれは……厄介ですね、こちらを探しているらしい」見上げて。
石蕗条一:「ドローン? 陽動が仕事してる以上、見つかるわけにはいかねえな」
琴城 星羅:「絶対に見つかっちゃダメだよね…」
琴城 星羅:はい。FS判定切り抜けたのちの最終決戦と今って同じシーン扱いになりますか?
GM:同じシーンですね、だから従者の再作成は不可能となっています。
琴城 星羅:では、マイナーでフルパワー赫き剣+破壊の血+ポルターガイスト。HP14消費して、シーン中攻撃力44上昇。
琴城 星羅:その後、メジャーで進行判定。
琴城 星羅:7DX>=9
DoubleCross : (7R10[10]>=9) → 9[1,1,5,6,6,8,9] → 9 → 成功

GM:では進行値+1で合計6
GM:イベントはありません。状況は継続します。
琴城 星羅:殺傷力低めの赤い粉塵を散布して、ドローンにこちらの動きがわかりにくくなるようにします。
GM:では石蕗くんの行動となります。どうぞ
石蕗条一:「よし……! 煙幕だな。切り抜ける」
石蕗条一:マイナーでインフィニティウェポン。浸食率140→145
石蕗条一:攻撃力……いまは18の赤い剣を作成して装備。
石蕗条一:そして進行判定。
石蕗条一:知覚で9……気合でいくぞ!
石蕗条一:7dx>=9
DoubleCross : (7R10[10]>=9) → 10[2,4,4,8,8,9,10]+2[2] → 12 → 成功

石蕗条一:よし!
GM:進行値+2、合計進行値が8。イベントが発生します。
石蕗条一:「……ショートカットするぞ。短距離なら……!」 赤い剣が輪を描くと、一瞬で遮蔽物から遮蔽物へ移動。ドローンの監視を短い距離だがかいくぐる。
GM:それではキミ達はドローンの目を掻い潜り、ライトニング・スリーのコアへと向かっていく。
GM:しかし、キミ達の近くに出現した機械兵を撒く事はできない……いや、ある地点へと誘導される気配を感じ取ることが出来るだろう。
GM:ライトニング・スリーの巨体に近づいていく……だが、巨体が動く度に足場も崩れる。
GM:足場が極めて不安定だ、俊敏な動きを要求される。以降の判定を<回避>難易度8に変更する。
GM:そして――それを狙うかのようにライトニング・スリーの巨体から生えている機関砲がキミ達を狙うだろう。
石蕗条一:「くそ! 邪魔が多すぎんじゃねえのか!」
GM:20mの距離にセントリーガン二体が発生します。
鶴崎 葵:「この距離まで来れば……まあ、こうもなりますか」
琴城 星羅:「ひえっ」「でも、止まるわけにはいかないよね!」
リーリヤ:「余程近付いてほしくないと見える」
石蕗条一:「悪党の秘密基地かよ。ひでえ設計思想だ……どうかしてるぜ、《ツイーザー》セル」
■戦場図
《機械兵1、2:5》
5m
《セントリーガン1~2:7》
20m
《石蕗条一:8 琴城星羅:9》
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
《従者1~3:18》
GM:えーっと、次は鶴崎さんの手番ですね。どうぞ
鶴崎 葵:では進行判定をします。《援護の風》《ウィンドブレス》も乗せて。
鶴崎 葵:139->143
GM:そうだ、このセントリーガンに関しては次のイベントが発生するとシーンから退場します。
鶴崎 葵:肉体1,DB4,バフで6個増えて……11個
鶴崎 葵:11dx+1+12 回避判定!
DoubleCross : (11R10+1+12[10]) → 10[1,3,4,4,5,6,8,8,8,9,10]+4[4]+13 → 27

GM:進行値+3ですね、なにかあります?
鶴崎 葵:「一気に駆け抜けましょう。無傷とは行かないかもしれませんが」
GM:ではなにもないようなので進行値+3の11です。イベントは発生しません。
鶴崎 葵:あ、そうですねないです。失礼
GM:ではセントリーガンの行動になります。
鶴崎 葵:全員の足元を攫うように青い風が吹かせ、一気に距離を稼ごうとする。だが足りない。
セントリーガン1:イニシアチブで小型浮遊砲台を装備
セントリーガン1:マイナー《形状変化:剛》
セントリーガン1:キミ達の動きに合わせてより精密な射撃を行うように形態を変化させる。
セントリーガン1:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》
セントリーガン1:choice[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,1,2,3]
DoubleCross : (CHOICE[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,1,2,3]) → 1

GM:ちぇー、従者1狙います!
セントリーガン1:11dx8+6
DoubleCross : (11R10+6[8]) → 10[1,1,3,4,4,5,5,5,7,8,10]+10[5,8]+6[6]+6 → 32

リーリヤ:ウワ~~ッ
GM:守護者使わないなら暴走中で命中します、どうします?
リーリヤ:受けるしかない~~っ
GM:ではダメージ
セントリーガン1:4d10+17 装甲値無視
DoubleCross : (4D10+17) → 31[7,8,9,7]+17 → 48

リーリヤ:高い!!
従者_1:死亡!
セントリーガン1:セントリーガンが放つ容赦のない連続射撃が従者を吹き飛ばす!
GM:では続くセントリーガン2の行動
従者_1:悲鳴を上げ、一瞬で弾け飛び、元の血の塊に戻る。
セントリーガン2:イニシアチブで小型浮遊砲台を装備
セントリーガン2:マイナー《形状変化:剛》
セントリーガン2:先程の砲台のようにキミ達の動きに合わせてより精密な射撃を行うように形態を変化させる。
セントリーガン2:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》
セントリーガン2:choice[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,2,3]
DoubleCross : (CHOICE[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,2,3]) → 2

リーリヤ:ウオオオ嘘だろ!?
GM:また従者か~~!
セントリーガン2:11dx8+6
DoubleCross : (11R10+6[8]) → 10[1,2,2,3,5,5,6,8,9,9,10]+10[5,6,6,8]+10[8]+10[9]+6[6]+6 → 52

リーリヤ:暴走してなくても無理!
リーリヤ:ウグ~~ッ!!
従者_2:受けるしかない…!
セントリーガン2:6d10+17 装甲値無視
DoubleCross : (6D10+17) → 34[5,4,7,8,1,9]+17 → 51

GM:ではまたも機械的な射撃により従者が撃ち抜かれます。
従者_2:死!
従者_2:一瞬で二体の従者が血塊に帰す。
リーリヤ:「くっ……!」
GM:ではリーリヤさんの手番になります。
リーリヤ:うーんダイス少ないし…もうセントリー動いたから待機してみようかな 寄ってきたら殴ろう
リーリヤ:待機で!
GM:では機械兵の行動手番になります。
機械兵1:マイナーでPCのエンゲージに移動。《ロケッティア》の効果で移動距離は関係なし。
機械兵1:《オールレンジ》《爪剣》
機械兵1:choice[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,3]
DoubleCross : (CHOICE[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,3]) → リーリヤ

リーリヤ:ウワ~~ッ
石蕗条一:ゲーッ
機械兵1:13dx+14 ドッジ-1
DoubleCross : (13R10+14[10]) → 8[1,2,2,3,3,4,4,4,5,5,6,7,8]+14 → 22

リーリヤ:暴走!
機械兵1:暴走中で命中、ダメージを出します。
機械兵1:3d10+16
DoubleCross : (3D10+16) → 19[8,5,6]+16 → 35

リーリヤ:装甲で8減らして、HP4で生存!
機械兵1:砲撃のような衝撃とともにリーリヤの下へと飛んでくる人型。
機械兵1:そしてそのままの勢いで鈍器と化している右腕で殴りつける!
リーリヤ:「ご、ぶ……!」べき、と何かが折れる音。白いコートが赤く染まる。
石蕗条一:「リーリヤ。動けるか? っつーか動け! くそ! こんなところで寝てると死ぬぞ!」
リーリヤ:「……問題ない」ゆっくりと起き上がる。
GM:では機械兵2の行動手番になります。
機械兵2:マイナーでPCのエンゲージに移動。《ロケッティア》の効果で移動距離は関係なし。
機械兵2:《オールレンジ》《爪剣》
機械兵2:choice[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,3]
DoubleCross : (CHOICE[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,3]) → 鶴崎

機械兵2:ということで鶴崎さんをぶん殴ります。
鶴崎 葵:うおおお来い!
機械兵2:13dx+14 ドッジ-1
DoubleCross : (13R10+14[10]) → 10[2,3,4,4,5,5,5,7,7,9,9,10,10]+9[3,9]+14 → 33

鶴崎 葵:ドッジします。
機械兵2:暴走中で命中、ダメージを出しますよ。
鶴崎 葵:暴走してた!すみません
機械兵2:4d10+16
DoubleCross : (4D10+16) → 21[4,7,3,7]+16 → 37

GM:装甲有効です。
鶴崎 葵:戦闘不能!
鶴崎 葵:琴城さんのロイスを切って復活します。
機械兵2:続いてもう一体が鶴崎葵を踏みつけるようにして飛来する――!
機械兵2: ズ ド ン ッ !
鶴崎 葵:「がっ…‥!」蹴り飛ばされるようにして転がる。
機械兵2:そして機械兵たちはキミ達に無感情のセンサーを向ける。
鶴崎 葵:「……っ、まだ。これからだ。ようやく、温まって来た……」強がりだ。その目を無視して、進行方向に向き直る。
石蕗条一:「この調子で無限沸きされたらたまんねえな……数を減らさねえと」
GM:では待機していたリーリヤさんの手番となります。
リーリヤ:マイナーなし、メジャーで機械化兵1に≪コンセントレイト:ブラム=ストーカー≫+≪鮮血の一撃≫
リーリヤ:9DX7+1
DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[4,6,6,6,9,10,10,10,10]+10[5,6,6,8,10]+6[3,6]+1 → 27

GM:うーん
機械兵1:ガードしよう、計算では耐えられる可能性が高い。
GM:ではダメージをどうぞ
リーリヤ:タゲロ使ったの従者だからな~!
リーリヤ:3D10+10+12
DoubleCross : (3D10+10+12) → 16[5,9,2]+10+12 → 38

GM:あ、ギリギリで死んだ。
リーリヤ:え!?やった!
石蕗条一:や、やった……!
鶴崎 葵:助かる!
琴城 星羅:よかった!
リーリヤ:狂騒の旋律最高!
鶴崎 葵:えへへ
リーリヤ:口の端から血を垂らしながら、姿勢を低くする。
リーリヤ:強く地面を踏み抜き、獣めいて疾走、機械化兵に肉薄。
リーリヤ:長く強靭な脚が弧を描く。速度を乗せた回し蹴りが、鋼鉄の塊に叩きこまれる!
GM:その一撃で機械兵はスクラップと化す!
リーリヤ:フーッ、と、大きく息をつく。
リーリヤ:「……まずは、一体」
リーリヤ:侵蝕134>138 HP4>2
石蕗条一:「さすがに、見事だな。ルートが開けそうだ」
琴城 星羅:「ありがとう、リーリヤさん!」「止まらず行くよ!」
鶴崎 葵:「ええ」ちら、とリーリヤの顔色を見る。従者がやられた反動を心配していたが、大丈夫そうだ。
GM:ではこれで1ラウンド目が終了します。

●第2ラウンド

▼イニシアチブ
[18][侵蝕:134/-] 従者3 暴走
[09][侵蝕:156/昇華0] 琴城星羅
[08][侵蝕:145/昇華0] 石蕗条一
[07][侵蝕:143/昇華1] 鶴崎葵 暴走
[07]セントリーガン1、2
[05][侵蝕:138/昇華0] リーリヤ 暴走
[05]機械兵2
■戦場図
《セントリーガン1、2:7》
20m
《機械兵2:5》
《石蕗条一:8 琴城星羅:9》
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
《従者3:18》
GM:1d100 ハプニングチャート
DoubleCross : (1D100) → 28

GM:28か……
GM:では石蕗をはじめとしたキミ達はその光景を目にするだろう。
GM:神々しい光か、あるいは地を唸らす轟音か、絶対零度の吹雪か――そのどれもがライトニング・スリーの注意を惹くように轟いている。
GM:石蕗は知っている、それらは《スキャバーズ》の戦闘要員のエフェクトだということを。
GM:《スキャバーズ》の援護! このラウンド中に行う進行判定の達成値に+1d10
石蕗条一:「こっちのマークが外れそうだ……! いけるか……?」 セットアップなし!
GM:ではセットアップ。
鶴崎 葵:今回はなしで。
リーリヤ:うーんタゲロ撃ち損になりそうな気配…無し!
セントリーガン:それぞれが《加速装置》。 行動値が上昇、15になります。
リーリヤ:ゲエーーーッ!!
セントリーガン:うーん、従者をすべて潰せなかったのが痛いなぁ。
琴城 星羅:かつての戦いのぼんやりとした記憶が蘇ってくる。セットアップなしです。
琴城 星羅:ギャアーッ
GM:では従者の行動になります、どうぞ。
従者_3:進行判定!
従者_3:10DX+1D10>=8
従者_3:10DX>=8
DoubleCross : (10R10[10]>=8) → 9[1,1,2,2,3,4,5,6,7,9] → 9 → 成功

従者_3:9+1D10
DoubleCross : (9+1D10) → 9+1[1] → 10

従者_3:ウワ~~~ここで振るわん!
GM:進行値+2で合計13か……
GM:ではキミ達は機関砲による掃射から逃れるルートを見つけ出し、進むことが出来た。
リーリヤ:よかった…………
GM:機関砲がこちらを狙ってくることはないだろう――だが、
GM:そうした場所にこそ、機動戦力が配備されている。10mの距離に機械兵3体のエンゲージが出現。
従者_3:鋭敏な探知能力で機関砲の死角となるルートを見つけ出し、先導する。
GM:以降の判定を【肉体】難易度6に、そしてシーン内の機械兵1体につき進行判定の難易度+2。
GM:つまり今は+8の難易度14ですね。
リーリヤ:「こちらだ。行こう。……!」そこで機械化兵に気付く。
石蕗条一:「なんだ、新手か?」
リーリヤ:「そう、都合のいい話は無いようだ」
石蕗条一:「……ニューカマー登場。これじゃまかり通るのは難しい。琴城……!」
鶴崎 葵:「経路を塞がれてます。さっきの砲台のようにまた避けて通るのは、些か厳しそうだ」
■戦場図
《機械兵3、4、5:5》
10m
《機械兵2:5》
《石蕗条一:8 琴城星羅:9》
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
《従者3:18》
GM:では琴城さんの手番です。どうぞ。
琴城 星羅:「任せて!」
琴城 星羅:マイナーで12点赫き剣+破壊の血+オリジン:レジェンド。
琴城 星羅:攻撃力43の武器を装備し、精神判定の達成値12上昇!
琴城 星羅:コストが8
琴城 星羅:で、メジャーで10m先の機械兵ズにコンクリート片(ナックルダスター)を消費してサンドシャード+コンセ!
琴城 星羅:6DX7+13
DoubleCross : (6R10+13[7]) → 10[1,3,4,5,6,9]+10[9]+10[8]+2[2]+13 → 45

機械兵:8dx+1>=45 ドッジ #1
DoubleCross : (8R10+1[10]>=45) → 10[2,2,2,4,7,9,9,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

機械兵:8dx+1>=45 ドッジ #2
DoubleCross : (8R10+1[10]>=45) → 9[3,4,7,7,7,8,8,9]+1 → 10 → 失敗

機械兵:8dx+1>=45 ドッジ #3
DoubleCross : (8R10+1[10]>=45) → 10[4,6,6,7,9,9,9,10]+1[1]+1 → 12 → 失敗

GM:機械兵3~5が命中。うーん、
GM:4が3をカバーリングします。
GM:ではダメージどうぞ。
琴城 星羅:5DX+44+1
DoubleCross : (5R10+44+1[10]) → 8[1,2,2,6,8]+45 → 53

琴城 星羅:あ!
琴城 星羅:5D10+45
DoubleCross : (5D10+45) → 33[6,9,5,10,3]+45 → 78

GM:4,5は余裕で吹き飛びます。カバーリングされた3が生き残る。
琴城 星羅:赤いコンクリート片を投げつけると、舞っている粉塵を吸収して巨大化。機械兵の目前で炸裂する。
機械兵:機械兵の1体は他の二体を壁にするようにしてやり過ごす。
機械兵:盾となった二体はグシャグシャのスクラップとなるだろう。
GM:では石蕗くんの行動になります。
石蕗条一:同エンゲージの機械兵2を攻撃します。
石蕗条一:マイナーなし。(真名の主は160を超えたタイミングで使いたいので温存!)
石蕗条一:コンセ+カスタマイズ+咎人の剣。
石蕗条一:11dx7
DoubleCross : (11R10[7]) → 10[3,4,4,5,5,7,7,8,9,9,10]+10[1,5,6,7,7,8]+10[4,4,8]+10[10]+10[9]+10[9]+5[5] → 65

石蕗条一:クライマックスで出したい数字~~~!
機械兵:8dx+1>=65 ドッジ
DoubleCross : (8R10+1[10]>=65) → 10[1,3,4,5,7,8,9,10]+9[9]+1 → 20 → 失敗

GM:ダメですね! ダメージください!
石蕗条一:7d10+38 諸々有効!
DoubleCross : (7D10+38) → 32[1,4,6,3,4,6,8]+38 → 70

GM:それは粉々粉砕されます。
石蕗条一:「そこを」 赤い剣を真横に構える。急接近——からの回転しながらたたきつける。
石蕗条一:「どいてろ!」 破壊的な質量が衝突。刃が構造を切断しながら、全身を破壊します。 浸食145→153
GM:両断された箇所から遅れて機械兵が吹き飛び粉々に破砕される。
GM:では鶴崎さんの行動になります。
鶴崎 葵:では、マイナーで暴走解除しつつ
鶴崎 葵:メジャーは≪コンセントレイト≫≪狂戦士≫≪さらなる力≫、対象は従者3。
鶴崎 葵:侵食143->155
鶴崎 葵:9dx+6@7>=20 RC判定
DoubleCross : (9R10+6[7]>=20) → 10[2,5,5,6,7,7,7,9,10]+10[3,4,5,9,10]+5[3,5]+6 → 31 → 成功

鶴崎 葵:次のメジャーアクションのダイス8個増加、C-1、暴走、未行動化です。
リーリヤ:すごい!
鶴崎 葵:ただ一頭従者の視界内に、青白い閃光が瞬く。
従者_3:「?」不思議そうに。
鶴崎 葵:その輝きがもたらすのは、レネゲイドの活性化と過集中。高速化した認知の中で、世界の全てが緩慢に見える。
従者_3:「――!」
従者_3:ざわざわと、白い毛並みが波打つ。
GM:では従者3が未行動状態になったので従者3の手番になります。
リーリヤ:マイナーで暴走解除、
従者_3:メジャーで進行判定。
従者_3:18DX9
DoubleCross : (18R10[9]) → 10[1,2,2,4,6,6,7,7,8,8,8,9,9,9,10,10,10,10]+8[1,2,2,3,4,5,8] → 18

従者_3:18+1D10
DoubleCross : (18+1D10) → 18+3[3] → 21

従者_3:ウギャ~~~~~~
GM:進行値+3、合計進行値16
GM:イベントの発生はありません。機械兵から距離を取りつつ先へと向かっていくことになります。
従者_3:通常よりも遥かに加速し、機械化兵たちの周囲を跳ねまわり、気を逸らす。
GM:ではリーリヤさんの行動になります、どうぞ。
リーリヤ:そうか!
リーリヤ:しかし攻撃はできないからな…
リーリヤ:マイナーで暴走解除、メジャーで進行判定!
鶴崎 葵:援護します!
リーリヤ:ありがてえ!
鶴崎 葵:≪援護の風≫≪ウィンドブレス≫でダイス6個、達成値12のバフだ!
鶴崎 葵:侵食155->159
リーリヤ:スッゴォイ
石蕗条一:これなら!
リーリヤ:12DX+12
DoubleCross : (12R10+12[10]) → 10[3,3,4,5,5,7,7,8,8,8,10,10]+7[3,7]+12 → 29

リーリヤ:29+1D10
DoubleCross : (29+1D10) → 29+2[2] → 31

琴城 星羅:30乗った!
リーリヤ:ウィンドブレス神
鶴崎 葵:強いぜ!
石蕗条一:フルパワー!
GM:進行値+4で合計進行値が20。
GM:では機械兵の襲撃をしのぎながらも先へと先導していくリーリヤ。
GM:だがその足が鈍くなる、“ライトニング・スリー”のコアが近いのだろう。プレッシャーが足を重くする。
GM:以降の判定を<意志>難易度8に変更。
リーリヤ:「…………!」
鶴崎 葵:霊体の糸を操り、その動きをバックアップしていた。
リーリヤ:表情には出ない。だが、確かな重圧を感じる。動きが、鈍る。
GM:それと20m先にまたもや機関銃が配備されています。セントリーガン二体出現。
リーリヤ:「……近いぞ」
琴城 星羅:ヒエーッ
リーリヤ:ウッソォ
鶴崎 葵:「ええ、感じています。この感覚は……」目を細める。
鶴崎 葵:グワーッ
石蕗条一:「要塞かよ、こいつ……!」
GM:では諸々の事情で機械兵3の行動になります。
機械兵3:マイナーで戦闘移動、PC達のエンゲージへ。
■戦場図
《セントリーガン3、4:7》
20m
《機械兵3:5》
《石蕗条一:8 琴城星羅:9》
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
《従者3:18》
機械兵3:《オールレンジ》《爪剣》
機械兵3:choice[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,3]
DoubleCross : (CHOICE[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,3]) → 鶴崎

機械兵3:また鶴崎さんをぶん殴ります。
鶴崎 葵:人気だなあ!
機械兵3:13dx+14 ドッジ-1
DoubleCross : (13R10+14[10]) → 10[1,2,4,4,5,6,6,6,7,7,8,9,10]+9[9]+14 → 33

鶴崎 葵:3dx+1 一応の回避!
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[4,7,9]+1 → 10

GM:あー、しまった! ダメージ算出はちょっとまってください。
鶴崎 葵:あ、はいな
GM:えーっと、鶴崎さんへのダメージを出します。
機械兵3:4d10+16 装甲値有効
DoubleCross : (4D10+16) → 17[10,1,1,5]+16 → 33

鶴崎 葵:了解!そして戦闘不能!
鶴崎 葵:リーリヤさんへのロイスを切って復活します。
GM:ではなにもなければセントリーガンの行動に入ります。
鶴崎 葵:イニシアチブでDロイス「触媒」を使います!対象は琴城さん!
GM:では琴城さんの手番になりますね!
琴城 星羅:はいな!マイナーなし、メジャーでセントリーガンに大槌消費してサンドシャード+コンセ!
琴城 星羅:6DX7+13
DoubleCross : (6R10+13[7]) → 10[1,2,4,9,10,10]+10[5,6,10]+5[5]+13 → 38

琴城 星羅:あ、さすがにセントリーガン2体のことです!
セントリーガン3:《ゲットダウン》 セントリーガン二体はこれでリアクションします。
鶴崎 葵:ゲェ~ッ!
セントリーガン:6dx+8>=38 #1
DoubleCross : (6R10+8[10]>=38) → 7[2,2,2,3,6,7]+8 → 15 → 失敗

セントリーガン4 :6dx+8>=38 #2
DoubleCross : (6R10+8[10]>=38) → 7[1,3,6,6,6,7]+8 → 15 → 失敗

リーリヤ:怖すぎる
GM:悲しいけどダメですね! ダメージください。
琴城 星羅:4D10+44+12
DoubleCross : (4D10+44+12) → 19[5,1,8,5]+44+12 → 75

GM:それは吹き飛びますね。グシャグシャに破壊されます。
琴城 星羅:よし!
鶴崎 葵:霊体の糸を伸ばして、琴城さんの手首に結ぶ。そこを通して、鶴崎の力が流れ込んでくる。
鶴崎 葵:「贈り物です。貴女なら上手く使えるはずだ」
琴城 星羅:「この力は…ありがとう!」取り出したハンマーが巨大化。地面を思い切り叩き、赤い地割れがセントリーガンを飲み込む。
セントリーガン:セントリーガンは琴城星羅を迎撃すべく牽制射撃を向けるが――その勢いは止まることはなかった。
石蕗条一:「よし。あとは気合か……!」
GM:ではこれで2ラウンド終了です。

●第3ラウンド

▼イニシアチブ
[18][侵蝕:138/-] 従者3 暴走
[09][侵蝕:178/昇華0] 琴城星羅
[08][侵蝕:153/昇華0] 石蕗条一
[07][侵蝕:159/昇華2] 鶴崎葵
[05][侵蝕:138/昇華0] リーリヤ 暴走
[05]機械兵3
■戦場図
《機械兵3:5》
《石蕗条一:8 琴城星羅:9》
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
《従者3:18》
GM:1d100 ハプニングチャート
DoubleCross : (1D100) → 84

GM:84か……
GM:ではキミ達は"ライトニング・スリー"の圧倒的な重圧の中を進んでいく。
GM:だが、UGNや《スキャバーズ》に対して大きく反撃に移り始め――それは当然、キミ達の行動を大きく阻害するものだろう。
GM:“ライトニング・スリー”からプレッシャーが放たれる。このラウンド中に行う進行判定のダイス-5個。
GM:ではセットアップ。
リーリヤ:ウギャーーッ
石蕗条一:キェーッ
琴城 星羅:ヒエーッ
鶴崎 葵:うえ~
石蕗条一:セットアップなし
琴城 星羅:セットアップなしです。
鶴崎 葵:なしです。
リーリヤ:機械化兵に≪ターゲットロック≫+≪攻性変色≫
リーリヤ:侵蝕138>145
リーリヤ:他は無し!
機械兵3:こちらはエンゲージしているのでなし
GM:では従者の行動になります。どうぞ
従者_3:進行判定!
従者_3:えーマイナス5個だから
従者_3:5DX>=8
DoubleCross : (5R10[10]>=8) → 9[2,6,6,8,9] → 9 → 成功

リーリヤ:あぶない…
GM:進行値+1で合計21
GM:では機械兵の追撃の中、先行していた従者ですが
GM:ある場所を境に、構造物に溢れた場所に到達しました。
従者_3:「……!」
従者_3:鼻を動かして周囲を伺います。
GM:無秩序に取り込み、未だに巨体のパーツと化していない未消化の街。それがここ。
リーリヤ:「様子が変わったぞ」
GM:当然、先には進ませぬようトラップが配置されているだろう――以降の判定を<回避>難易度9に変更。
GM:判定に失敗したPCは2d10のHPダメージを受ける。
従者_3:警戒して、低い唸り声を上げる。
リーリヤ:「……トラップがある。留意しろ」
GM:そして20m先に機械兵三体が待ち構えている。ここでは難易度の上昇はありません。
■戦場図
《機械兵6~8:5》
20m
《機械兵3:5》
《石蕗条一:8 琴城星羅:9》
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
《従者3:18》
GM:では琴城さんの手番になります、どうぞ。
石蕗条一:「ち……殺しにかかってんな、こいつは」
琴城 星羅:では。マイナーなし、メジャーで今装備してる赫き剣を切ってサンドシャード+コンセ
琴城 星羅:対象は、機械兵6-8!
GM:では判定をどうぞ。
琴城 星羅:6DX7+13
DoubleCross : (6R10+13[7]) → 10[3,5,5,6,6,8]+5[5]+13 → 28

機械兵:8dx+1>=28 ドッジ #1
DoubleCross : (8R10+1[10]>=28) → 10[3,5,5,7,7,8,8,10]+4[4]+1 → 15 → 失敗

機械兵:8dx+1>=28 ドッジ #2
DoubleCross : (8R10+1[10]>=28) → 10[2,3,4,5,5,9,10,10]+10[8,10]+7[7]+1 → 28 → 成功

機械兵:8dx+1>=28 ドッジ #3
DoubleCross : (8R10+1[10]>=28) → 10[1,3,4,5,7,7,8,10]+1[1]+1 → 12 → 失敗

GM:やったぜ
琴城 星羅:ちょっと待ってくださいね、ここに最悪パパのタイタスを切るか…
GM:ではなにもなければ機械兵7はドッジ成功になります。
リーリヤ:ええーっ!?
琴城 星羅:もうこれで最後なら、出し惜しみはできない…!
鶴崎 葵:ダイスデバフが響いたなあ…
琴城 星羅:東堂明鷹のタイタスを昇華。達成値を上昇させます。
GM:了解です、どうぞ。
琴城 星羅:28+1D10
DoubleCross : (28+1D10) → 28+10[10] → 38

琴城 星羅:さっき出ろ!!!!!
機械兵:先ほどと同じように6が8をカバー
GM:ではダメージどうぞ。
琴城 星羅:3D10+43+44
DoubleCross : (3D10+43+44) → 18[6,8,4]+43+44 → 105

GM:もう1d10ありますけど、関係ないですね。固定値で破壊されます。
琴城 星羅:そうだった。
琴城 星羅:もう体内の構造体が少なくなっている。最後の力を振り絞り、ありったけの殺人コンクリートを機械兵めがけて散布する!
機械兵:一体はさきほど同じようにもう一体を盾にしてやり過ごす。
機械兵:もう一体はコンクリートの礫の有効範囲から回避しかけていたが――命中した。
琴城 星羅:体中にはすでにヒビが入っている。それでも、まだ生きている。誰かのおかげで、生きている。「みんな!お願い!」
機械兵:命中した機械兵は完全に破壊されて動かなくなるだろう。
GM:では石蕗くんの行動になります。
石蕗条一:よし!
石蕗条一:同エンゲージの機械兵3を攻撃します。
石蕗条一:マイナーなし。メジャーでコンセ+カスタマイズ+咎人の剣!
石蕗条一:11dx7
DoubleCross : (11R10[7]) → 10[1,2,2,3,3,5,6,7,8,8,8]+10[2,6,8,8]+10[8,9]+10[4,10]+10[7]+5[5] → 55

石蕗条一:だからこういう出目はもうちょい後で…!
機械兵3:8dx+1>=55 ドッジ
DoubleCross : (8R10+1[10]>=55) → 9[1,1,5,7,7,8,9,9]+1 → 10 → 失敗

GM:だめ! ダメージください!
石蕗条一:6d10+38 諸々有効!
DoubleCross : (6D10+38) → 38[6,5,6,4,10,7]+38 → 76

GM:粉々に粉砕されます!
石蕗条一:「鶴崎! リーリヤ! ルートを開ける——」 跳躍。からの転移、斬撃。
石蕗条一:「先を頼む」 巨大な列車と衝突したような破壊が訪れる。 浸食153→161
GM:機械兵はその破壊に応じた運動エネルギーで吹き飛びバラバラに破壊される。
GM:では鶴崎さんの行動になります。
鶴崎 葵:「ええ。さっきと同じで行きます、合わせてください」最後に残った従者の方を見る。「3(トリー)」
鶴崎 葵:マイナーはなし、メジャーで≪コンセントレイト≫≪狂戦士≫≪さらなる力≫!
鶴崎 葵:4dx@7+5>=20
DoubleCross : (4R10+5[7]>=20) → 10[3,6,6,7]+10[8]+4[4]+5 → 29 → 成功

鶴崎 葵:侵食159->171
従者_3:「グ、ググ」全身に行き渡る力に、衝動を堪えるように牙を剥く。
鶴崎 葵:次のメジャーのダイス+8個、C-1、暴走、未行動化!
GM:では従者3の行動手番になります。
GM:狂戦士は暴走しないんですよ
従者_3:マイナーで暴走解除……暴走しないんだ! メジャーで進行判定!
鶴崎 葵:あ!!!熱狂と間違えてキャラシに書いてた!
鶴崎 葵:修正しておきます…
従者_3:13DX9
DoubleCross : (13R10[9]) → 10[1,2,4,4,6,6,7,8,8,8,8,9,10]+7[6,7] → 17

従者_3:うーんこんなもんか!
石蕗条一:十分!
GM:進行値+2、合計進行値23。
鶴崎 葵:霊体の糸を操作し、進行方向の障害物を排除していく。
GM:イベントは発生しません、リーリヤさんの手番になります。
リーリヤ:進行判定しかないぜーっ
鶴崎 葵:支援を送る!
リーリヤ:ありがてえ~~
鶴崎 葵:援護の風とウィンドブレス、ダイス+7の達成値+15!
鶴崎 葵:侵食171->175
リーリヤ:うお~っ力が漲ってくるぞい!
リーリヤ:8DX+1+15>=9
DoubleCross : (8R10+1+15[10]>=9) → 10[2,3,3,7,8,10,10,10]+5[2,5,5]+16 → 31 → 成功

鶴崎 葵:良!
GM:進行値+4で合計進行値27
リーリヤ:従者と共に獣のように構造物の隙間を縫い、障害物を排除していく。
GM:では構造物が折り重なった地帯を越えると、そこにあるのは様々な機械の群れ。
GM:襲撃者の迎撃に間に合わなかった未完成の兵器が立ちふさがっています。
GM:以降の判定を<白兵><射撃><RC>の難易度15に変更。
リーリヤ:「…………待て」従者の足を止めさせる。
リーリヤ:グワーーッ
リーリヤ:「……最後の関門、というわけか」
鶴崎 葵:「これまでの機械兵よりは上等かもしれませんが。今更、やる事も変わらない」
石蕗条一:「琴城と鶴崎を働かせすぎた。早いとこ抜けねえと」
琴城 星羅:「大丈夫!まだいけるよ!」
鶴崎 葵:「ええ、自分の限界は弁えてます。何より」「誰かを救うために誰かが欠けたんじゃ、意味がない」後半は琴城さんにも向けて。
石蕗条一:「なにがまだいけるだ……バカが。そんな顔で言うセリフか? しつこいのが来るぞ……!」
GM:そして最後、生き残った機械兵8の行動になります。
機械兵8:マイナーで戦闘移動、PC達のエンゲージに移動します。《サイバーレッグ》届く距離。
機械兵8:《オールレンジ》《爪剣》
機械兵8:choice[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,3]
DoubleCross : (CHOICE[石蕗,琴城,リーリヤ,鶴崎,3]) → 琴城

GM:さようなら、琴城ちゃん。パパが待ってるよ。
琴城 星羅:やめろーっ
機械兵8:13dx+14 ドッジ-1
DoubleCross : (13R10+14[10]) → 10[1,2,3,4,8,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,6,10]+2[2]+14 → 36

琴城 星羅:回すな!!!!!
琴城 星羅:素ドッジ。
琴城 星羅:5DX+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[2,3,6,6,8]+1 → 9

琴城 星羅:はい。
機械兵8:4d10+16 装甲値有効
DoubleCross : (4D10+16) → 12[1,2,3,6]+16 → 28

琴城 星羅:-27点。戦闘不能になります。
琴城 星羅:装甲があったけど誤差!
機械兵8:機械兵が突進の勢いのまま琴城星羅を左手で刺突する!
琴城 星羅:両腕で受けるも、そのまま肩口から先を粉砕される。維持できる強度が残っていないのだ。
琴城 星羅:突進そのものはいなすも、その場に膝から崩れ落ちる。
琴城 星羅:目が一瞬赤くなり限界を突破しようとするも、すぐに元の色に戻る。
琴城 星羅:「えへへ、無理はしちゃだめって要ちゃんに言われてるからね」
琴城 星羅:粉砕された両腕が煙幕になり、一時的に血路を開く。「ここまで、かな。みんな…お願いしてもいいかな?」
石蕗条一:「っつーか自己申告が遅すぎだ。寝てろ。……あとは任された」
琴城 星羅:「勝ってきて。あの子を、助けてきて。」「…私も、条一くんにそこまで言わせる女の子の顔、見てみたいんだもん」
鶴崎 葵:「ええ。貴女は既に十分、役目を果たした」任せろ、とは言えない。自分も既に限界が近いと理解している。
リーリヤ:「…………!」リーリヤが、僅かに目を見開く。
従者_3:従者が唸り声を上げる。牙を剥き出しにして、機械兵に向けて激しく吠え立てる。
石蕗条一:「……余計な体力使ってしゃべってんじゃねえよ。くそ……」
琴城 星羅:笑って、その場に倒れる。瓦礫を材料にした肉体修復にはまだまだ時間がかかるだろう。
GM:3ラウンドが終了します。

●第4ラウンド

▼イニシアチブ
[18][侵蝕:145/-] 従者3
[09][侵蝕:185/昇華1] 琴城星羅 脱落
[08][侵蝕:161/昇華0] 石蕗条一
[07][侵蝕:159/昇華2] 鶴崎葵
[05][侵蝕:145/昇華0] リーリヤ
[05]機械兵8
■戦場図
《機械兵8:5》
《石蕗条一:8》
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
《従者3:18》
GM:1d100 ハプニングチャート
DoubleCross : (1D100) → 82

GM:82か……
GM:琴城星羅が倒れた――自らのコアに近づいている存在が一人消えたという事実を”ライトニング・スリー"は知覚したのかもしれない。
GM:キミ達が前にしている未完成の兵器たちが勢いを増す。このラウンド中に行う進行判定のダイス-5個。
GM:ではセットアップ。
鶴崎 葵:なしです。
機械兵8:こちらもなし、すでにエンゲージしているので。
リーリヤ:なし……!
石蕗条一:なし!
GM:では従者の行動になります。どうぞ。
従者_3:白兵で進行判定!
従者_3:5DX>=15
DoubleCross : (5R10[10]>=15) → 10[4,4,5,10,10]+5[2,5] → 15 → 成功

従者_3:あっ!いけた!!
GM:進行値+2で合計進行値が29。
GM:あと一息ですね、もうイベントはありません。
鶴崎 葵:あと一歩…!
従者_3:白い子犬の従者が、外見からは想像もつかない運動性能を発揮する。
従者_3:鋼鉄の兵器の間を跳び回り、関節部を狙って喰い破っていく。
石蕗条一:「あんたの使い魔、すげえな……」
リーリヤ:「今だ、条一」
リーリヤ:「あれは貴方の仲間なのだろう」
石蕗条一:「……ああ。そうだ。いまも」
GM:石蕗くんの行動になります、どうぞ。
リーリヤ:「……大事にすべきだ。私にもそれは分かる」
石蕗条一:この判定、エフェクト使用可能ですか?
GM:可能ということにしましょう、兵器を破壊するイメージなので対象とるやつでも大丈夫です。
石蕗条一:よかった。では、カスタマイズを使用します。
石蕗条一:これでダイスが3+3+1+1+4−5=7.
石蕗条一:カスタマイズ+コンセの誤り!
石蕗条一:7dx7=>15
DoubleCross : (7R10[7]>=15) → 10[1,1,1,2,3,6,8]+10[8]+10[9]+6[6] → 36 → 成功

リーリヤ:やったー!!
石蕗条一:クライマックスを前にして、いい出目が出すぎている
石蕗条一:浸食161→165
GM:では進行値+4、FS判定完了です。
石蕗条一:「兵器だろうが、なんだろうが。壊すことに関していえば」
石蕗条一:「……《スキャバーズ》の、特に俺の! 得意分野だ」 リーリヤの従者が攪乱している間に、赤い剣を振るって急接近。
石蕗条一:正面から、爆発的な質量を解放する斬撃で叩き壊す。
石蕗条一:直線的な破壊痕が残る。とても剣術とは呼べない。そういう攻撃。
GM:ではその一撃で道が開かれるだろう、コアへと続く道が。
GM:キミ達が先に進むのならば、“それ”は見えるだろう。
GM:それは柱のようなものだ、見るものが見れば墓標に見えるかもしれない。
GM:そして周囲はこの巨大な兵器の上にあって、あまりに不自然な場所。あまりに乱雑としており――
GM:それは石蕗条一が"ライトニング・スリー"の活動停止を見届けたままの場所。
GM:ここにはあの機械兵も近づきはしない。それは意識体と"ライトニング・スリー"の潜在意識が拮抗しているのかもしれない。
鶴崎 葵:「ここが、目的地か。すると、本体は……」見渡す。
石蕗条一:「……あれだ」
リーリヤ:「……分かるのか?」
石蕗条一:「わかるよ。俺がここで、あいつを止めた」
リーリヤ:「それから、そのまま……ということか」
GM:無論、その柱の場所こそが、”ライトニング・スリー"が活動停止した場所だ。
石蕗条一:「ああ——久しぶりだな。”ライトニング・スリー”! 助けに来たぜ!」
“ライトニング・コア”:『貴方は誰だ』
“ライトニング・コア”:『私は貴方を知らない』
石蕗条一:「ひでえ言い草だ」
“ライトニング・コア”:『私を脅かす存在、一刻も早く消去する』
“ライトニング・コア”:『貴方を、周囲に存在するすべてを。私は私に与えられた命令を遂行する』
石蕗条一:「俺は知ってる。”ライトニング・スリー”……あの責任感だけやたらと強くて、一人で抱え込む癖がある。ムカつくやつで……そう」
石蕗条一:「てめーはやっぱり”ライトニング・スリー”のコアだな。よく似てる」
石蕗条一:「悪い、あとちょっとだ。手伝ってくれ」 リーリヤさんと鶴崎さんを振り返る。 「琴城も、もうちょい上等な寝床に避難させないと」
“ライトニング・コア”:『私は、私は――ザザッ』 音声を発するスピーカーにノイズが走る。
---:『―――つ――ゎ、ぶ……き?』
---:同じ音声でありながら、先程のものとは印象が違うのが分かるだろう。
石蕗条一:「ああ。元気じゃなさそうだな、”ライトニング・スリー”」
---:『――ぁ、ぁ――やくそ――』
---:『や、く――そく――を――』
GM:それはかつて交わした約束だ。

“ライトニング・スリー”:「だけどもし、見つからなかった場合はキミが私を――」
“ライトニング・スリー”:「壊して欲しい」

GM:キミはあの時、なんと返しただろうか。
GM:そして今はなんと返すのだろうか――
石蕗条一:「約束だった」
石蕗条一:「魔術師の端くれなら、どんな形でも約束を果たす」
石蕗条一:「あいにく俺はまっとうな術師じゃない――壊すのが専門の錬金術師だ」
石蕗条一:「確かに壊すって言ったが、悪いな。……お前を助ける」
石蕗条一:「約束を破る。もう一度、一緒に来い。頼むよ……”ライトニング・スリー”」 ライトニング・スリーをSロイスに指定します。
GM:了解です。
---:『――き、み――とぃぅ…‥ぉとこは――』 それは呆れるような声音だったかもしれない。
---:だが、
---:それは――
---:『――わたしは、いきたい。石蕗』
---:四年前には決して言わなかった言葉で返された。
---:『――――』
“ライトニング・コア”:『――ザザッ、システムに異常が発生。直ちに問題を解消する』
GM:柱を中心として様々な兵器がこの場所に生えてくる。
GM:無論、キミ達を迎撃するためにほかならない。
石蕗条一:「よかった」 顔がひきつる。 「異常か。異常が発生。そりゃよかった」
石蕗条一:「壊すのが仕事だ」
リーリヤ:無言で頷く。ただ一体だけ残った従者が、石蕗くんの隣に歩み出る。切り離した幾つもの感情のうち――最後に残ったのは、怒りだ。
鶴崎 葵:「……手伝ってくれ、と言いましたね」石蕗くんに。
鶴崎 葵:「ですが、僕にも他の約束がある……手を貸せるのは、そうだな。あと一度きりだ」
石蕗条一:「ああ」
鶴崎 葵:「君がそれでは足りない、と言うなら」意地の悪い笑み。「もう少しいのちを削る事も、吝かではありませんが」
石蕗条一:「やめとけ、魔術師」 不機嫌な顔になる。 「そう長くやりあうつもりはねえ——せいぜい俺をコキ使え」
リーリヤ:「今は貴方が指揮官だ」
リーリヤ:ほんの薄っすらと、口元を笑みの形に歪める。
リーリヤ:「貴方の意志に従おう」
鶴崎 葵:「くくく」愉快そうに笑う。明らかに限界は近い。片脚は折れて、意識を保っているのもやっとの状態。「リーリヤの言う通りです。僕は使い魔で、魔術師に使われる側だ」
石蕗条一:「……くそ」 リーリヤ、鶴崎から顔をそむける。 「勝手にしろ。使うのは下手なんだ。でも……」
石蕗条一:「助けてくれるとありがたい。俺にも、あいつにも、必要なんだ」
リーリヤ:「了解した」簡潔に、それだけ返す。だがそれこそが、リーリヤにとっては己の、覚悟の全てだ。
鶴崎 葵:「ええ。……僕も丁度、『そうしたい』と思っていた所だ」
GM:四年前に交わした約束が果たされる事はない。
GM:ここにあるのは望み。未来を想う二人の願い。
GM:ならばやることは唯一つ、兵器に定められた機能――
GM:“ライトニング・スリー”の破壊。
GM
GM:『vsライトニング・スリー』
GM
GM:錬金術師よ、忌まわしき宿命を破壊しろ。

●第1ラウンド

▼イニシアチブ
[18][侵蝕:145/-] 従者3
[08][侵蝕:165/昇華0] 石蕗条一
[07][侵蝕:159/昇華2] 鶴崎葵
[05][侵蝕:145/昇華0] リーリヤ
[01]ライトニング・コア
■戦場図
《ライトニング・コア:1》
10m
《石蕗条一:8》
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
《従者3:18》
GM:敵はコアのみです、他のエネミーはいません。
GM:セットアップ
鶴崎 葵:なしです!
石蕗条一:なし!
リーリヤ:≪ターゲットロック≫+≪攻性変色≫+≪狩りの統率者≫対象ライトニング・コア
リーリヤ:視界の先、“ライトニング・スリー”、そのコアを真っすぐに見つめる。
リーリヤ:『行くぞ』
リーリヤ:ただそれだけの、小さな呟き。だがそれが、周囲のレネゲイドを強烈に励起する。
リーリヤ:それは群れを率いるアルファ——狩りの統率者としての指令。
GM:了解です、狩りの統率者は従者含めた同エンゲージ全員でいいですか?
リーリヤ:はい!全員ですね、自分だけ暴走。
石蕗条一:やった!
従者_3:白い子犬の体躯がめきめきと音を立て、爆発的に膨張していく。
従者_3:瞬く間にその姿が、白銀の大狼へと変わる。
リーリヤ:侵蝕145>156 自身暴走
リーリヤ:シーン中、ライトニング・コアに対するダメージ+37
“ライトニング・コア”:《ヒュドラの怒り》 攻撃とメジャーダイスが増え、暴走状態になる
“ライトニング・コア”:周囲の景色が歪み、崩れていく。
“ライトニング・コア”:イレギュラーな状態に呼応するように、巨体が大きく揺れる。
GM:では従者の手番、その前に――
“ライトニング・コア”:《加速する刻》 イニシアチブが発生します。
リーリヤ:ウワーッ
“ライトニング・コア”:この場は“ライトニング・スリー”の機体そのもの、ならばその戦闘行為はこの世界と戦う事を意味する。
“ライトニング・コア”:戦闘速度など意味を為さない、為さないのだが――
“ライトニング・コア”:choice[コア,スリー]
DoubleCross : (CHOICE[コア,スリー]) → コア

“ライトニング・コア”:僅かな動作の遅れが見えたかもしれない、だがそれはささやかなものだろう。
“ライトニング・コア”:マイナー《ポルターガイスト》 武器を破壊します。
“ライトニング・コア”:周囲の構造物が蠢き、巨大な生き物のようになるだろう。
“ライトニング・コア”:《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《怒涛の大蛇》《命の剣》《バリアクラッカー》 対象は従者含めたPC全員。判定に装備の使用の宣言。
GM:なにかします? しなければ判定に入ります。
石蕗条一:リーリヤさん……!
鶴崎 葵:守護者の切りどころ…!
リーリヤ:切るしかねえ—ッ
リーリヤ:Dロイス守護者!対象を自身のみに。
GM:ではリーリヤさんのみが対象になります。
“ライトニング・コア”:22dx7+19
DoubleCross : (22R10+19[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,4,4,4,5,5,6,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[4,4,6,6,8,8,9,10]+10[1,2,6,7]+2[2]+19 → 51

リーリヤ:暴走!
“ライトニング・コア”:6d10+61 装甲値無視
DoubleCross : (6D10+61) → 31[3,10,4,10,1,3]+61 → 92

リーリヤ:うわーーなんだこりゃーーッ
“ライトニング・コア”:巨大な構造物が暴れまわり、周囲を破壊していく。
“ライトニング・コア”:圧倒的な質量のそれは問答無用の破壊の嵐だろう。
“ライトニング・コア”:それに飲み込まれればひとたまりもない、そのはずだが――
リーリヤ:ライトニング・スリーに ○尽力/
リーリヤ:脅威で取得します。
リーリヤ:死亡、ライトニング・スリーへのロイスを即昇華して復活します。
リーリヤ:巨大な構造物を二本の腕で受け止め、立っている。
リーリヤ:半ば獣化した手足。全身から血を流しながら、ライトニング・スリーからは目を離さない。
石蕗条一:「は……! 信じらんねえな。あれを止めるか」
リーリヤ:「問題ない、と言いたいところだが」
リーリヤ:「……次は止められん。速攻を掛けるほか、無い」
リーリヤ:156+1D10
DoubleCross : (156+1D10) → 156+3[3] → 159

GM:では従者3の行動です。
従者_3:マイナーで戦闘移動して接敵、
石蕗条一:「だろうな……!」 リーリヤが受け止め、コアが一時的な冷却に入った。この一瞬が勝負だ。
■戦場図
《ライトニング・コア:1》
《従者3:18》
10m
《石蕗条一:8》
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
従者_3:メジャーで≪コンセントレイト:ブラム=ストーカー≫+≪鮮血の一撃≫対象ライトニング・コア!
GM:判定をどうぞ。
従者_3:13DX7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,2,2,2,2,3,3,4,8,9,9,10,10]+10[1,5,6,8,10]+10[4,7]+3[3] → 33

GM:暴走中なのでダメージください。
従者_3:4D10+37-5 装甲有効
DoubleCross : (4D10+37-5) → 22[9,6,2,5]+37-5 → 54

GM:装甲で弾いてまだまだ余裕です。
従者_3:堅そうだもんな~
従者_3:ほんの一瞬、動きが止まった隙を付き、一陣の風のように疾走する。
従者_3:攻撃の合間を縫い、鋼鉄の構造体に喰らい付き、装甲に風穴を開ける。
従者_3:だが、あまりにも硬く、巨大すぎる。
従者_3:侵蝕159>163 HP15>13
“ライトニング・コア”:だがそれは即座に周囲の構造物から埋め合わせるように塞がっていくだろう。
“ライトニング・コア”:それほどまでの質量の塊、それが今のライトニング・スリーの脅威たる所以。
鶴崎 葵:「真っ向から打ち合えば厳しい、分かっていた事ではありますが……」
GM:では石蕗くんの行動ですが――
“ライトニング・コア”:《加速する刻Ⅱ》 メインプロセスを発生。
石蕗条一:ムムッ
石蕗条一:「……装甲がいくら分厚くても。通せる手段はある。リーリヤのレネゲイド支援があるいまなら、……!? くそ! 強制駆動かよ!」
リーリヤ:「まずいな。あちらも速攻か」
“ライトニング・コア”:確かにリーリヤの従者の速度は驚異的なものだっただろう。だが、この巨体では戦闘規模が違う。
“ライトニング・コア”:すでにいくつもの攻撃の準備を整えている――
“ライトニング・コア”:choice[コア,スリー]
DoubleCross : (CHOICE[コア,スリー]) → スリー

“ライトニング・コア”:――だが、
“ライトニング・コア”:暴れ狂い、キミ達に照準を合わせていた構造物の動きがピタリと止まる。
“ライトニング・コア”:行動放棄です。
GM:ということで石蕗くんの手番です。
リーリヤ:「……?」身構えていたが、怪訝そうに。
石蕗条一:「……やるな。こいつは決めないと、後で死ぬほど怒られそうだ……!」 行動!
石蕗条一:マイナーで真名の主+イオノクラフト。戦闘移動でライトニング・コアに接敵します。
■戦場図
《ライトニング・コア:1》
《石蕗条一:8 従者3:18》
10m
《リーリヤ:5 鶴崎葵:7》
石蕗条一:真名の主はレベルが上がってるから
石蕗条一:いまレベル5なので、ダイス6個振れる!がんばれ!
リーリヤ:あ、タゲロ攻勢もレベル上がりましたね +45です!
石蕗条一:19+6d10
DoubleCross : (19+6D10) → 19+43[9,7,8,10,1,8] → 62

石蕗条一:うおお!いい出目!攻撃力62の武器ができました。浸食率165→171
GM:なんなんだ……
石蕗条一:攻撃も全力で撃つしかない。コンセ+カスタマイズ+バリアクラッカー+咎人の剣。
石蕗条一:振れるダイスが3+5+4=12.
石蕗条一:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,3,4,6,8,10]+6[1,6] → 16

石蕗条一:ひでえ… 剣精の手使います…
GM:どうぞ
石蕗条一:1dx7+20
DoubleCross : (1R10+20[7]) → 1[1]+20 → 21 → ファンブル

石蕗条一:ひどすぎる
GM:とはいえ暴走中なので命中します、ダメージをどうぞ。
石蕗条一:当たりさえすれば…!
石蕗条一:3d10+62+25+45 装甲・ガード無視
DoubleCross : (3D10+62+25+45) → 24[7,8,9]+62+25+45 → 156

石蕗条一:浸食171→185
GM:うーん、それは倒れます。戦闘不能です。
GM:無効化エフェクトはありません、演出をどうぞ。
石蕗条一:「……抽出、循環、構成」 赤い剣を大きく引く。
石蕗条一:「……展開。起動。……偽装解除……!」 赤い剣が砕けると、ただの赤い光の奔流になる。その形が見えた瞬間、石蕗とコアの距離がゼロになる。
石蕗条一:「アクシス・ムンディだ……! 悪い。俺の錬金術は」 光をねじ込む。そこに一つの世界が展開される。 「壊す錬金術だ」
石蕗条一:内部から別の世界を起動して、システムを破壊します。
GM:その力により少女の中にあった別の意識は、キミが起動した世界へと追放される。
GM:では石蕗条一、キミはその世界の中で少女と繋がっているあるアーティファクトの存在を感じ取ることが出来るだろう。
GM:今のキミならば、アーティファクトとして稼働中のそれならば、その繋がりを断つ事は可能だ。
石蕗条一:「”エンプティ・ハート”。見つけたぜ。……これをやるのも久しぶりだが」 光の柱を伸ばす。正確に切断する。
石蕗条一:「……切ったぞ! どうだ……!?」
GM:柱はエネルギーに耐えきれず、崩壊――キミに向かって少女が倒れ込む。
石蕗条一:「……うおっ! あぶねえな!?」 とっさに支える。抱え込む。
GM:少女はキミが思ったよりも軽く感じるだろう、歳はキミよりも幼く見える。
GM:それもそのはずだ、四年の年月が開いてしまったのだから。
---:「きみは――石蕗、か?」
“ライトニング・スリー”:あの日みた、姿と同じ。“ライトニング・スリー”だ。
石蕗条一:「……そうじゃなかったら、もうワケわかんねえよな。心配するな」
“ライトニング・スリー”:「随分と、変わった。背も伸びだ」
石蕗条一:「石蕗条一。《スキャバーズ》のアクシス・ムンディ。……待たせて悪かった、”ライトニング・スリー”」
“ライトニング・スリー”:「――いいや、待っては居ないよ……こちらこそ、きみに随分と面倒をかけた」
石蕗条一:「あー……まあな。この野郎、俺に探偵の真似なんてさせやがって。くそ。ちくしょう」
“ライトニング・スリー”:「ありがとう。《スキャバーズ》のアクシス・ムンディ、石蕗条一。”ライトニング・スリー”はこうして健在だ」
石蕗条一:「……唯一よかったところは、そこのところだな。結局、この騒動は……」 周囲の破壊痕を見る。交戦の痕を見る。
石蕗条一:「てめーを迎えに来るっていう、ただそれだけの話だったわけだ。笑っちゃうぜ」 顔がひきつる。
“ライトニング・スリー”:「笑ってしまう、か。……ああ、そうだな」
“ライトニング・スリー”:「きみにもう一度、会えて。私は嬉しいよ」 表情が緩み、微笑みの形を作る。
“ライトニング・スリー”:「こういう時こそ、笑うものなんだろう?」
石蕗条一:「そうだな」 はっきりと笑おうとする。 「うまくできねえ。でも……よかったよ。その」
石蕗条一:「お帰りってやつだな、”ライトニング・スリー”」 咳き込む。笑ったつもりだった。
GM:こうして再会は果たされた。
GM:破壊の錬金術師は“正しく”破壊を成した、ならば。
GM:後に始まるものは正しき創造に他ならないだろう――

◆Backtrack

GM:今回使用したEロイスは10個ですね。
▼Eロイス
【ライトニング・コア】
“悪意の伝染”
“ファイトクラブ”

【ライトニング・スリー】
“飢えの淵”
“餓鬼の晩餐”
“傲慢な理想”
“傲慢な理想”
“傲慢な理想”

【射出口】
“さらなる絶望”

【東堂明鷹】
“孤独の叫び”
“究極存在”
GM:以上です。振りたい方はどうぞ。
琴城 星羅:振りたいです!!!!!!!
石蕗条一:振ります!!!
鶴崎 葵:振ります!
リーリヤ:振らないやつはアホ!!!
琴城 星羅:185-10D10
DoubleCross : (185-10D10) → 185-67[4,9,9,9,7,10,1,6,8,4] → 118

石蕗条一:185-10d10
DoubleCross : (185-10D10) → 185-56[6,8,6,10,4,9,1,3,2,7] → 129

鶴崎 葵:175-10d10
DoubleCross : (175-10D10) → 175-69[8,1,8,7,10,10,9,7,7,2] → 106

リーリヤ:163-10D10
DoubleCross : (163-10D10) → 163-61[4,1,2,7,9,9,9,6,4,10] → 102

石蕗条一:期待値…決して低くはないが、ここは油断できない!
鶴崎 葵:出目が良かった
石蕗条一:2倍振りだ!
石蕗条一:129-12d10
DoubleCross : (129-12D10) → 129-53[4,3,6,6,5,4,3,4,2,6,5,5] → 76

鶴崎 葵:こちらは1倍で大丈夫のはず!
リーリヤ:102-5D10 一倍!
DoubleCross : (102-5D10) → 102-22[1,8,1,7,5] → 80

石蕗条一:低め!やはり2倍でやってよかった!
鶴崎 葵:106-4d10
DoubleCross : (106-4D10) → 106-33[8,9,8,8] → 73

琴城 星羅:俺は出目を信じていない…ゆえに2倍振り!
鶴崎 葵:出目が良いな……!帰還!
琴城 星羅:118-10D10
DoubleCross : (118-10D10) → 118-58[3,7,5,4,9,6,3,3,10,8] → 60

リーリヤ:よかった…………
琴城 星羅:帰還しました!よかった…
GM:それと今回使用したDロイスはこちら
▼Dロイス
【ライトニング・コア】
“実験体”

【東堂明鷹】
“古代種”
GM:で、経験点は……
GM:いつもの4点+シナリオ経験点10点+FS判定5点+Eロイス10点+Dロイス2点=31点
GM:これに侵蝕経験点とSロイスを合計した数字になります。
鶴崎 葵:36点!
リーリヤ:36点!
琴城 星羅:34点!
石蕗条一:31+浸食3+Sロ5=39です!
GM:そしてロケットさんには恒例のこの点数をあげちゃいます。
GM:・ロケットさん誕生日おめでとう!:+1
石蕗条一:ありがとうございます!!!!!!!
リーリヤ:おめでとうございます~~!!
石蕗条一:ハバナグッタイ!
琴城 星羅:おめでとうございます!!
鶴崎 葵:うお~~~おめでとうございます!!!
石蕗条一:40点!このキリのいい数字……GMへの深い感謝!
GM:C((40+34+36+36)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 48

■獲得経験点
ロケットさん:40点
北白河さん:34点
すきゃっとさん:36
いちまんべんさん:36点
GM大塚零:48
GM:以上となります、どうぞ。
鶴崎 葵:ありがたく頂戴します!
リーリヤ:うめ…うめ…
石蕗条一:いただきます!!!ありがとうございます!!!
琴城 星羅:いただきます!もぐもぐ。

◆Ending01

N市 “向こう側”

GM:此度の東堂明鷹による“ライトニング・スリー”を使用した大規模失踪事件は幕を閉じた。
GM:すべてが終わり、この"向こう側”でもとりあえずの平穏は戻るだろう。
GM:キミ達は速やかにここから脱出する必要性があるが――かつての友人と別れの言葉を交わす時はある。
石蕗条一:「琴城。……生きてるか? 帰りの会だぞ」
琴城 星羅:まだ傷ついてこそいるが、肉体の修復は終わっている。「生きてるよ!大丈夫大丈夫!」
琴城 星羅:「そっちの子が”ライトニング・スリー”?」
“ライトニング・スリー”:「ああ、そう呼ばれている」
“ライトニング・スリー”:「今はもう、その名は適切ではないのかもしれないが」
琴城 星羅:「(うわっめちゃくちゃかわいい!しかもこのスタイルの良さ!何食べたらそうなるの!?)」明らかに動揺が伺える感じ。
石蕗条一:「なんか、もうちょいマシな名前を名乗ったほうがいいと思うぜ。表で生活するんならな」
“ライトニング・スリー”:「……考えておく」
琴城 星羅:「あ、えっと、私は”フェアウェルブーケ”琴城星羅だよ!よろしくね!」平静を装う。
“ライトニング・スリー”:「ああ、”フェアウェルブーケ”琴城星羅。こちらこそよろしく」
リーリヤ:「任務は……完了だな」白かったコートがほとんど真っ赤になっている。表情は変わらないが、足元はふらふらしている。
石蕗条一:「リーリヤには無茶してもらったからな。福利厚生で休暇でも頼めよ」
リーリヤ:「問題ない……」ふらふらしている。
鶴崎 葵:「……」少し離れた場所で、残った3頭目の背をいたわるように撫でている。
石蕗条一:「魔術師、体に負担かけない疲労緩和のやつとか知らないか? ヨーギーの導師が呼吸法でアレやってんの見たことあるんだけど」
鶴崎 葵:「負担をかけない、というのはどうにも……僕が使えるのは、一時的な緩和だけです。こいつは後の反動が結構、キツい」
琴城 星羅:「ご飯をたくさん食べて寝るとか…」
鶴崎 葵:「……三日くらいは悶えながら寝込むかな」ボロボロになった自分の前足に視線を落として。
神近冬:「っと、終わったようだな! その様子だとハッピーエンドといったところか?」
石蕗条一:「満身創痍ってわけだ。結局、琴城のアイデアが一番だな。かえってメシ食って寝る……ああ、神近。ひとまずはな」
琴城 星羅:「あ、冬くん!終わったよ!」手をぶんぶん振る。
神近冬:「そうだ、こちらも致命的な損害はない。お互い無事に終わったことはいいことだ」
神近冬:「そしてひとまずか、やはりアレ絡みの事件だったのか?」
神近冬:無論、神のことを意味している。
石蕗条一:「神近の心配なんてしてねーよ。……まあ、そうだな。中心になってたのはアレだろう。東堂ってやつもソレきっかけで動いてたみたいだからな」
神近冬:「あちこちで動く癖に実態としては掴めない話だな、奴らの妄想で片付けたくなる」
神近冬:「まぁ、いいだろう……それより今の俺としてはな気になることがある」
石蕗条一:「なんだよ。帰り道ならもうちょい待ってくれ」
神近冬:「石蕗、女子を背負うとは……中々青春しているな」
神近冬:「そう思わないか? 琴城、俺は肩を貸すくらいだと思っていたのだが」
石蕗条一:「……くそ」 血の混じった唾を吐く。 「黙ってろ」
リーリヤ:「…………」本当に恋人ではないのか……?という目でじっと見ている。
琴城 星羅:「やっぱりそう思うよね!絶対なんかあったって!」
琴城 星羅:ふんすふんす。
琴城 星羅:「隅に置けないなあ条一くん!」
石蕗条一:「うるせえよ!!!」 怒鳴って、もう歩き出している。
神近冬:「ははは、怒らせてしまったな」
石蕗条一:「遊んでる場合じゃねえんだよ! 俺は帰る!!!」
琴城 星羅:「あ、待ってよー!」「そういえば前からこの手の話題に関してはあんな感じだった気もする…」
神近冬:「安心しろ、その記憶の通りだ」
琴城 星羅:「じゃあ、私たちも行かなきゃ…あ!」カバンをごそごそする。
琴城 星羅:「これ、要ちゃんに」女子高生向けファッション誌とアイドル雑誌。
神近冬:「これはこれは」「きっと喜ぶ」 受け取る
琴城 星羅:「来るってわかってたらもっと持ってきてたんだけど…」
神近冬:「なに、気持ちだけで十分だと思うが。こういうのはそういうものだろう?」
神近冬:「きみが彼女を気にかけている。向こう側で頑張っている証拠だからな」
琴城 星羅:「えへへ、そうかも」
琴城 星羅:「…それじゃ、またね!こうやって二回も来れたんだから、次も絶対来れるよ!っていうか来る!期待して待ってて!」
神近冬:「ああ、そうだな。期待して待っているよ、みんなにもそう伝えておく」
神近冬:「それと――……そうだな、もう必要はないと思うが伝えておこう」
神近冬:「きみと石蕗が元気そうで良かった、本当に良かった」
琴城 星羅:「…こっちもだよ!たぶん条一くんもそう思ってるんじゃないかな」
琴城 星羅:「本人は絶対言いたがらないと思うけど」
神近冬:「それは俺もそう思う」 くすりと笑う
神近冬:「ではな、琴城。また会う日を楽しみにしている。今日会えなかったみんなもそう思っているだろう」
琴城 星羅:「うん!みんなを助ける情報も絶対手に入れて、すぐに来るからね!」手をまたぶんぶん振る。

◆Ending02

N市 第三区画 病院

GM:鶴崎葵は今回の事件の後、第三区画にある病院に搬送されていた。
GM:この病院はUGN直轄であり、鶴崎葵のような"通常”ではない患者を秘密裏に受け入れている。
鶴崎 葵:包帯塗れになって、個室のベッドに転がされている。寝返り身を捩るたびに、苦悶の声を漏らしていたりする。
GM:治療を受けている個室の窓からコツコツと音がしているのにキミは気づくだろう。
GM:そこには一匹の猫がいる。無論、それはただの猫ではない。
鶴崎 葵:その姿は年若い少年のものだ。こちらの姿の方が治療に都合が良いとスタッフに指示を受けた。
鶴崎 葵:「う……」寝ころんだまま、視線をそちらに向ける。
鶴崎 葵:「君ですか、折枯之枝」
GM:では猫はするりと窓をすり抜ける。
“折枯之枝”:『無事に戻ってきたお前を労いに来てやったのだが、余計だったか?』
鶴崎 葵:「……いえ。ありがたく受け取るとしましょう」
“折枯之枝”:『この姿なのは許せ、私の体はそちらには行けないからな』
“折枯之枝”:『まずは東堂めを始末出来たことは私としては喜ばしい事だ。感謝する』
鶴崎 葵:「ええ。同意見です……あれは、この街に居てはならない男だった」
“折枯之枝”:『あの男は……最低の存在だったからな』
“折枯之枝”:明らかに嫌悪の感情が見えるだろう。
鶴崎 葵:「……」過去に何があったか訊ねようかと考えかけて、やめる。既に終わった事だ。
鶴崎 葵:「無論、一人では叶わない事でした。僕がやったのは、ただの手助けだと言ってもいい」
“折枯之枝”:『それでもお前がとった手段だ、それはお前の力と言っても良い』
鶴崎 葵:「……今日はやけに褒めますね。病人の特権かな、これは」
“折枯之枝”:『成果を出したものを労う程度のことは私もする』
“折枯之枝”:『必要がなければ、私は帰るが?』
鶴崎 葵:「ふ、ふふ。悪かった。拗ねないでくださいよ」
“折枯之枝”:『私もここまで式を飛ばす事は難儀していてな、お互いのためを思ったのだが』
鶴崎 葵:「とても助かりましたとも。ここの職員は忙しくて、話し相手にもなってくれない」
“折枯之枝”:『……ふ、ならば精々付き合おう』
鶴崎 葵:「……それに、結局。最大の脅威は残ったままだ。あの男が、神と呼んでいたもの……」
“折枯之枝”:『神は……ある、必ず』
“折枯之枝”:『アレらがそういうのならば、絶対だ』
鶴崎 葵:「ああ。あれを狂人の妄言と切って捨てるのは……無理がある。そう感じた」
鶴崎 葵:「未だ、得体のしれない存在だ。だから明かす」
鶴崎 葵:「そういう契約、だからな」
“折枯之枝”:『ゆめ忘れるな、それこそがお前の目的だ』
“折枯之枝”:気がつけば猫の姿は跡形もなく消えていた。

◆Ending03

N市 第二区画 UGN支部

GM:ここN市第二区画はFHとの激しい抗争に晒される、激戦区である。
GM:だが失踪事件の前後は不気味な程の静けさがこの街にはあった。
GM:いまもその状態だ、いつこの静寂が破られるかは分からない。
神楽崎唯:「ここに居たか」 屋上の入り口の扉が開き、現れる。
リーリヤ:「……」屋上の手すりにもたれていた。ビル風になびく長髪を手で抑え、振り返る。
リーリヤ:「唯」
従者_1:しばらく振りにあった神楽崎さんに、タックルするように懐きに行く。
神楽崎唯:「うっ」
神楽崎唯:「……これはなんとかならないのか?」
従者_1:ハッ、ハッ、と嬉しそうに尻尾を振り、べろべろと舐める。
リーリヤ:「……すまない。おい、やめろ」
従者_1:「ンググ」不満そうに離れる。
神楽崎唯:「構わない……」
神楽崎唯:「きみと話をしにきた、私はこの後取り調べのためにこの街から離れるよ」
リーリヤ:「……」意外そうに。「克服できたか? 動物嫌いが」
神楽崎唯:「相変わらず、嫌いなままだ。だが、変わらなければいけない。それだけだ」
リーリヤ:「…………」予想はしていたことだが。「……そうか」少し視線を落とす。
リーリヤ:「……その後の処遇については?」
神楽崎唯:「別に、特に問題はないさ。私はUGNに協力的ではあるし、今回の事件も協力した」
神楽崎唯:「悪いようにはされないだろう。だが、」
神楽崎唯:「研究は続けられるかは分からないがな」
リーリヤ:「……そうだな。FHと違って、UGNの取り調べは人道的だ」
リーリヤ:「…………」少し沈黙を落として、
リーリヤ:「……職員として働いてみる気はあるか。UGN(こちら)で」
リーリヤ:そんなことを切り出す。
神楽崎唯:「可能ならばな。それが私の治療に繋がるのならばこれ以上ない話だ」
リーリヤ:「そうか。それなら、その時は私を頼れ」
リーリヤ:「UGNでは……ああ、ええと」
リーリヤ:「日本語では何というのだったか……ああ、そう」
リーリヤ:「センパイ? だからな」
リーリヤ:表情を変えずに言う。
神楽崎唯:「キミという奴は……」
神楽崎唯:「それは冗談か、本気のどちらなんだ?」 僅かに口元が緩む
リーリヤ:「む……」
リーリヤ:「……どちらだと思う?」ほんの少しだけ、笑う。
神楽崎唯:「さあな、冗談だと思いたいな」
神楽崎唯:「キミとはそうだな……あー」
神楽崎唯:「いや、これはいささか恥ずかしい。か」
リーリヤ:「……?」
従者_3:ぐいぐいと神楽崎さんの服の裾を引っ張る。
神楽崎唯:「……」「はぁ……」 従者を見ると観念したようにする
神楽崎唯:「友人が望ましいと思っただけさ」
神楽崎唯:「キミとはね」
リーリヤ:「……それは……」少し、躊躇ったように。
リーリヤ:「……何というか」
神楽崎唯:「迷惑な話だろう? それに恥ずかしい」
従者_1:「わふ」小さく鳴いて、尻尾をぶんぶんと振りながら駆けずり回る。
リーリヤ:「……おい……!」従者に疎まし気な目を向け、
リーリヤ:「……ああ……そうだな……その」
リーリヤ:「……悪くない」
神楽崎唯:「……そうか、それは良かった」
従者_3:ガン、と主人に頭突きをする。
リーリヤ:「ぐっ……」
神楽崎唯:「ふふっ」
神楽崎唯:「この街を出る前にキミと話をすることが出来てよかったよ」
リーリヤ:「……く……。 ああ、いつでも頼ってくれ」
リーリヤ:「……友人として」
神楽崎唯:「ああ、その時は頼らせてもらう」
神楽崎唯:特に話しかけることがなければ神楽崎は屋上から去るだろう。
リーリヤ:「ああ……待っている」
リーリヤ:「この街で……UGN(ここ)でな」
リーリヤ:そう言って、彼女を見送る。
神楽崎唯:「ああ、またな」 そういって屋上の扉の向こうへ消える。
リーリヤ:「…………」
リーリヤ:再び屋上の手すりに凭れて、コートから煙草を取り出し、火をつける。
リーリヤ:「…………」
リーリヤ:紫煙を吐き出し、少し自嘲気味な気分になる。
リーリヤ:喫煙、など。以前は絶対に考えられなかった。
リーリヤ:狩りに不要な匂いは致命傷になる。かつてであれば、仲間に半殺しにされ、軽蔑されたかもしれない。
リーリヤ:燃え尽きていく煙草を見て思う。これは成長なのか、順応なのか、或いは、堕落なのか。
リーリヤ:目を閉じ、故郷を思い出す。二度とは帰れない故郷を。
リーリヤ:純白の雪が降り積もる、無音の世界。遥か聳え立つ高峰。深い森、満点の星空。
リーリヤ:彼方から響く、仲間の呼び声。
リーリヤ:「…………」
リーリヤ:煙を吐き出し、目を開く。
リーリヤ:眼下に広がるのは、コンクリートのビル街。猥雑な喧噪。クラクションの音。生ゴミと埃と、人の匂い。
リーリヤ:未だ、ここには馴染むことが出来ない。
リーリヤ:自分はどこに行っても異物のままだ。そう生まれてきてしまった。もしかしたらその感覚は、生涯消えることは無いのかもしれない。
リーリヤ:……だが。
リーリヤ:「…………」
従者_1:小さな子犬が、足を引っ張っている。
リーリヤ:「……」
従者_1:わん、とひと鳴きして、周囲をぐるぐると回る。
リーリヤ:「……。 ……生意気だぞ」
リーリヤ:煙草を消して、子犬の頭を、ぐしゃぐしゃと乱暴に撫でる。
リーリヤ:だが。それでも、ここで生きていくしかない。
リーリヤ:屋上から街を、N市を眺める。オーヴァードの集う、眠らない街。
リーリヤ:ここで生きていく。この鋼の森で。
リーリヤ:それが今の自分にとっての、戦いなのだろう。
リーリヤ:身を翻し、屋上から去る。
リーリヤ:どこか地平の彼方から、微かな遠吠えが聞こえた気がした。

◆Ending04

N市 第三区画 病院

GM:今回の事件の後、“ライトニング・スリー”はこの第三区画に存在する病院でその経過観察が行われていた。
GM:石蕗条一のアーティファクトによる"エンプティ・ハート”の分離、今回の事件の後遺症など不安要素は多い。
GM:だが、今の所はそういった兆候は見られず……そしてかつてあったような不調もみられない。
GM:キミは今、“ライトニング・スリー”の病室へ足を運んでいるだろう。
石蕗条一:(妙な気分だな)
石蕗条一:(執刀医ってやつは、こんな感じなのか? 経過観察……違うか。くそ。余計なことばかり考える)
石蕗条一:少し考えた挙句、ノックします。
“ライトニング・スリー”:「構わない、入ってくれ」 とドアの向こうから声がかえってきます。
石蕗条一:「……そりゃどーも。邪魔する」 花と果物の籠を抱えて入室します。
GM:ベッドで身を起こしているライトニング・スリーの姿が見えるだろう。
“ライトニング・スリー”:「石蕗か。……それは?」 花と果物に対してだろう。
石蕗条一:「……あー、見舞いだよ。見舞い。知らねえか?」
石蕗条一:小さなキキョウの花束と、リンゴの入った籠を掲げます。
“ライトニング・スリー”:「そういう事は知っているが……ああ、それは私に対してのものか……」
石蕗条一:「俺だって礼儀くらいは知ってるからな。世間じゃ入院してるやつに渡すことになってんだ」
“ライトニング・スリー”:「律儀な男だな」「石蕗らしい」
“ライトニング・スリー”:ふっと口元が緩む。
石蕗条一:「うるせーな……。さっさと健康になって退院しろ。いつまでも寝てるなよ」
石蕗条一:「もう、あんなふうに起こしに行くのはごめんだ」
“ライトニング・スリー”:「ああして休眠状態に入ることはもうないだろう、安心して欲しい」
“ライトニング・スリー”:「……四年か、きみには随分迷惑をかけてしまった」
GM:かつてはキミより年上であったが今はもう逆となっているだろう。
石蕗条一:「だといいけどな。……まったく、ほんとに、迷惑したぜ! お前がのんきに寝てる間、大変だったんだよ……」
石蕗条一:「……本当にな……。だが、もう終わりだ。お前、これからどうするんだ」
“ライトニング・スリー”:「私も好きで休眠したかったわけではない……」
“ライトニング・スリー”:「――これから、か。よく分からない」
“ライトニング・スリー”:「もう、私には与えられた機能も命令もない」
石蕗条一:「……やりたいこととか、ないのかよ」
“ライトニング・スリー”:「……やりたいこと、か」
“ライトニング・スリー”:「それは……そうだ、な」
石蕗条一:「言ってみな。笑わないよう努力するから」
“ライトニング・スリー”:「……ある、のかもしれない。だが、非常に難しい」
石蕗条一:「そんなに難しいのかよ」
“ライトニング・スリー”:「…………難しい、少なくとも私一人では不可能なことだ」
“ライトニング・スリー”:「……石蕗、きみが促すのだから言うぞ」
石蕗条一:「どーぞ」
“ライトニング・スリー”:「きっと、おかしいことを言う。今の私ではさぞ滑稽だろう」
“ライトニング・スリー”:「…………」
“ライトニング・スリー”:「……石蕗、きみを。名前で呼んでいいか?」
“ライトニング・スリー”:「そして、私のことを同じように……呼んで欲しい」
石蕗条一:「……なんて???」
石蕗条一:「名前で? 俺を? ……それと、お前を?」
“ライトニング・スリー”:「今の私にそれはないが……ある時にそう」
“ライトニング・スリー”:「……おかしいだろう?」
“ライトニング・スリー”:「名前の呼び方で何かが変わるわけではないし、私にそうした名前はないのに」
“ライトニング・スリー”:「そうしたい……そう、思ってしまうんだ」
石蕗条一:「……かもな」 笑う。 「でも、悪くない」
石蕗条一:「変わったな。なんだか変な感じだな」
“ライトニング・スリー”:「……笑わないと、言ったはずだったが」
石蕗条一:「努力はしたよ! でも、なんていうかな……嬉しいから笑ってんだ」
石蕗条一:「……くそ。余計な事言った」
“ライトニング・スリー”:「……嬉しいのか、きみは」
“ライトニング・スリー”:「……それなら、いい」
石蕗条一:「ああ。でも残念だったな。お前の”やりたいこと”は今すぐかなう」
石蕗条一:「俺の名前、好きなように呼べよ。そんでお前は何か名前考えろ」
石蕗条一:「“スリー”は目立ちすぎる」
“ライトニング・スリー”:「ああ、そうだな……」
“ライトニング・スリー”:「では、また新しくやりたいことが出来た」
“ライトニング・スリー”:「付き合ってくれるか――“条一”」
“ライトニング・スリー”:「私と一緒に名前を考えて欲しい」
石蕗条一:「ああ」
石蕗条一:「そういう『お願い』なら大歓迎だ」

◆Ending05

N市 第三区画 ショッピングモール

GM:失踪者はUGNが全員確保し、大きな障害を負ったものはいない。
GM:通路の向こう側へと繋がる機能は失われ、また向こう側とは断絶してしまった。
GM:だが事件は終わった。束の間ではあるだろうがの日常は街に戻っている。
GM:その街で人を待つ少年が一人――
石蕗条一:(……本当のN市か)
石蕗条一:(いまだに慣れない。でかいクチは叩いたが、案内できるような身分か? 俺が……?) 腕を組んでため息をついてます。
GM:ではそこに――
---:「ま、待たせてしまったようだな。すまない」
石蕗条一:「いや。今度はたいして待ってない」 顔をあげる。
---:「その、変かと思うが。いろいろと勧められて準備に手間取ってしまった」
---:そこには一人の少女がいる。ごく普通のどこにでもいるような、ファッションに身を包んだ女の子が。
石蕗条一:「……おう」
---:「やはり、変だろうか。なにか思うところがあるのならはっきりって欲しい、条一」
石蕗条一:「いや……」
石蕗条一:「あー……」
石蕗条一:「変じゃない。そこだけは確実だ」
---:「そ、そうか……それならよかった」 少しだけ安堵したような表情だ
石蕗条一:「っていうか……ああ。似合ってる。すげえな」
---:「彼女達にも言われたが……その、条一に言われるとなんだか」
---:「……顔が熱くなる」
石蕗条一:「……お、おう。そうか……いや。ええと、あれだ」
石蕗条一:「……その感じなら、服を買いに行くプランは取り消しだな。何か別のにしよう」
---:「私はこちらには疎い、だからきみには期待している」
---:「……きみは私の期待を裏切らないと知っているからな」
---:「とても、楽しみだ」
石蕗条一:「ああ。……ああ、そうだな。任せとけよ」 検索しかけのスマホをポケットにねじ込む。 「じゃ、そろそろ行くか?」
---:「ああ、行こう。条一」
---:「だが、その前に――私だけきみを名前で呼ぶのは不公平だとは思わないか?」
石蕗条一:「了解だ。はぐれるなよ、燦」
石蕗条一:「……これでいいんだろ」
西澄燦:「ふふっ……ああ、満足だ」
西澄燦:「……好きだよ、条一。きみのことが」
GM:その表情は四年前に存在しなかった――彼女の幸福に満ちた笑みだ。
石蕗条一:「……いま言うか、それ? くそ……」
石蕗条一:「……ああ……」 やめた。フェアじゃない。”じゃあ俺も”といった具合になりそうで、顔がひきつる。
石蕗条一:「……」
石蕗条一:声に出すのは、また今度にしよう。石蕗はそれに答えるように、ただ口を動かした。

『vsライトニング・スリー』 終