『翳りなき生の栄光』

『翳りなき生の栄光』

GM:ロケット商会リハビリセッション
神近冬キャラシート(PL:オツカレー)
佐倉星慈キャラシート(PL:白金)
綿貫稲穂キャラシート(PL:陸猫)
奥川香埜キャラシート(PL:鳩子)

■トレーラー

嵐の夜、きみはひとりの追跡者と出会う。
バチカン聖別審問機関直属、鋼の瞳を持つオーヴァード。
神の手を逃れ、街に潜むジャームを討つ役目を己に課した復讐者。
その戦いは、きみと、きみたちの日常を蝕み、そして終局へ導く――。

ダブルクロス3rd Edition
『翳りなき生の栄光』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

■ハンドアウト

・神近冬ハンドアウト
シナリオロイス:“ヤヌアリウス”ナタリア・ルイス・ベルネージ
あなたは市街地で突如として発生したジャームの処理を依頼され、その任務に従事していた。
折悪しく到来した嵐により、討伐作業は難航。
発生の原因も不明なまま、応急処置的なジャーム処理が夜遅くまで続けられている。
そんな状況下で、あなたはジャームが群がるオーヴァードの女性と遭遇する。

・佐倉星慈ハンドアウト
シナリオロイス:“ブラッドギフト”
あなたの住む街に大型の嵐が訪れ、早期下校の指示が下された。
同級生の渡会麻里乃とともに帰宅する途中、あなたはジャームの集団に襲われる。
非常に脆弱なジャームの群れだが、あなたはその中に一際強大で、強力な個体を見る。
それは知性があるらしく、偉大なる者、“ブラッドギフト”を名乗った。

・綿貫稲穂ハンドアウト
シナリオロイス:マスター・ヴィータ
あなたは市街地で突如として発生したジャームの処理を依頼され、その任務に従事していた。
特にジャームの発生数が多い区画には、あなたが推測したとおり、FHの支部があった。
しかし、あなたが到着したときには、FHの構成員と思しき者たちの死体があり、
代わりに一人の男が佇んでいた。彼はFHのマスター・エージェントを名乗った。

・奥川香埜ハンドアウト
シナリオロイス:“スレッシャー・リトル”安見 庸一
あなたは近隣支部から、大量発生したジャーム討伐の支援を要請された。
依頼元の支部長の名は“スレッシャー・リトル”安見庸一。
まだ学生であり、支部長に昇格したばかりのルーキーだ。
彼はあなたから支部長としての姿を学ぶつもりでいるらしい。

◆Opening01:佐倉星慈

GM:佐倉くんのオープニングです。登場をお願いいたします。
佐倉星慈:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 3[3]+34 → 37

GM:グッド。

GM:嵐が近づいている。今夜にも暴風域に入るだろう。いまも、徐々に風が強くなりつつある。
GM:あなたと、あなたの近所に住む渡会麻里乃は、ともに学校の帰り道にあった。
渡会 麻里乃:「……風、強くなってきましたね。雨も降りそう」
GM:渡会さんはぼんやり空を見上げながら、佐倉くんの隣を歩いている
佐倉星慈:自身の黒絹のように艶やかなウェーブがかった前髪を白い指先で弄る。
佐倉星慈:「傘持ってる?渡会」
渡会 麻里乃:「ええ。でも、折りたたみです」 丁寧にたたまれた折りたたみ傘を示す
渡会 麻里乃:「この風だと、すぐに壊れてしまいそう」
佐倉星慈:「戦力は俺と同じか。まともに戦えば全滅は必至だ。足に自信は?」
佐倉星慈:こちらも空を見上げる。自然と眦が緩む。
渡会 麻里乃:「敗北よりも撤退ですね。三十六計。逃げ足なら大丈夫」
渡会 麻里乃:「佐倉くんの足でまといにはなりません。そうでしょう?」
GM:過去に彼女を助けたとき、その逃げ足できみが大いに助かったことがあったかどうか、自由に設定して構わない
GM:そうでなければ、本人が思い込んでいるだけという可能性もある。
佐倉星慈:「よろしい、良い答えだ。俺の望む答えだったので花丸を上げてもいいね」
佐倉星慈:「その控え目でいながら、自身家なキャラは実に見習いたい」
佐倉星慈:相手の方を見て軽くうなずく。
佐倉星慈:「うん。俺のような地味な男には、お前のキャラ立ちは眩しく映る。羨ましい事この上ないね」
渡会 麻里乃:「ありがとう。私、真面目ですから。すごく」
GM:佐倉くんの学校での立ち位置はどんな感じですか?
佐倉星慈:自称、地味な男です。ですが、多分目立っているでしょう。
渡会 麻里乃:「佐倉くんが地味?」
佐倉星慈:「その証拠に、お前くらいしか親しい人がいないじゃないか」
渡会 麻里乃:「ううん。もっとみんなと打ち解ければいいのに、と思います」
佐倉星慈:「これは君は知っている、とある事情もあるものだが」
佐倉星慈:「善処はしたいね。俺は寂しがり屋だしね」
渡会 麻里乃:「その力のことなら、言い訳は聞きません。世間には、ちゃんとうまくやっている人もいるって聞きました」
佐倉星慈:「そこら辺は協力してくれると、感謝だ。例えば合コンとかいう愉快な催しとか」
渡会 麻里乃:「合コンってなんですか?」
佐倉星慈:「合コンをご存知でない?」
佐倉星慈:「男女のグループが、歓楽街に繰り出し、歌立ったり御飯を食べて親睦を深めるアレさ」
渡会 麻里乃:「すみません。最近の流行とか、苦手です。——なるほど。お誕生日会のようなものですね」
渡会 麻里乃:「ぜひやりましょう! クラスのみんなを誘います。佐倉くんのお誕生日が近づいたら教えてくださいね」
佐倉星慈:くすくす笑う。
佐倉星慈:「うん。やっぱ良いキャラしてるよ。お前は」
渡会 麻里乃:「え? いや、私は——」
GM:では、そんなところで、きみは一際強い風が吹き付けたのがわかる。
佐倉星慈:「少し足を速めようか、風強くなってきた」
佐倉星慈:「でも、わくわくしないか?空気は荒々しく、でも何処か静かだ。こう、お祭りの前って言うか」
渡会 麻里乃:「そうですね。少しわかります。もうすぐ、大雨が来るのに、ええ。なんとなく」
佐倉星慈:「俺は意味もなく走り出したくなるんだよね。嵐の日って」油断なく目を細める。
GM:――そして、風とともに近づいてくる気配も、佐倉くんならば感じ取ることができるだろう。
GM:きみたちが歩く道の横手の小路から、複数の影が飛び渡ってくるのが見える。
GM:犬のように見える——四つの脚があるからだ。しかし、その全体像はねじくれていて、赤黒い。
GM:躰は跳躍の一歩ごとに少しずつ崩れ、崩壊しているようだ。それでも構わずそいつらはきみたちに接近してくる。
佐倉星慈:渡会さんの腕を取って自分は前方に立つ。逆の手で中に真剣が入った竹刀袋を握る。
渡会 麻里乃:「あの、佐倉くん?」 ぜんぜん気づいていない。
渡会 麻里乃:「もう雨がきましたか?」
佐倉星慈:「場合によっては赤いかな。どうもジョークのセンスはないね、俺は」
佐倉星慈:言いつつ迎撃を出来るように。間合いに入ったら首を落とす勢いだ。
GM:そして、そいつらはきみに襲いかかってくる。完全に動物的な、無差別な攻撃。自由に迎撃しても構わない。
ジャーム:「――カ、カッ!」  喉から咳き込むような鳴き声が漏れた。
佐倉星慈:1歩だけ踏み出し、腕を振るう。振りと共に袋から飛び出し空を疾る銀閃が犬の体を弾き飛ばす。
GM:では、一撃だ。それだけで吹き飛ぶ。肉体自体は脆い。
佐倉星慈:「最初の作戦会議の通りここは撤退だ。イメージ通りに体は動く?」
渡会 麻里乃:「――あっ! 佐倉くん、もしかして、お仕事ですか」 すごく驚く
渡会 麻里乃:「が、がんばりま——いえ。そう、大丈夫。動きます」
佐倉星慈:「もしかして、その通りです。君の察しの良さと動じなさは助かるね」
渡会 麻里乃:「走って逃げた方が、佐倉くんの足でまといになりませんか?」
GM:喋る間にも、次の犬状のジャームが飛びかかってくる。
佐倉星慈:「ならないね。ついでに言うと一番困るのは俺の側から離れることだ」
渡会 麻里乃:「ええ。じゃあ、走ります。雨が降るとたいへんだから、急いで!」 走り出します。
佐倉星慈:目を渡会さんから離さずに、音だけを頼りに拳を勘だけで振るう。
GM:では、次なるジャームも一撃です。きみは問題なく走り出すことができる。
佐倉星慈:「よし。36計ってやつだ。この分なら問題ないかな」
GM:だが、その瞬間、渡会さんの体が大きく傾く。――ただ、バランスを崩しただけではない。
渡会 麻里乃:「――あれ?」 そのまま転倒。
GM:きみはワーディングが展開されたことに気づいてもいい。
GM:発生源もわかる。きみたちが背を向けた方向に、いつのまにか姿を現していた長身の男だ。分厚いコートを羽織っている。
佐倉星慈:「むこうが張ってきたか。何か狙いがあるのか?」渡会さんを抱きかかえよう。
???:「――なんだ? 倒れない。聖別者か」
???:そいつは、倒れない佐倉くんをひどく警戒した目で見ている。
佐倉星慈:「大丈夫。これはたいしたことじゃないさ。心配はしなくて良いよ」腕の中の友人に声をかけ振り向く。
渡会 麻里乃:「――そうだと、信じます。はい。ええ」
佐倉星慈:「信じていただけると、扱いよくなるからね」
???:「誰だ?」 そいつは一歩、後退する。
佐倉星慈:「男女仲睦まじい帰路に野暮じゃないか?そちらこそ、どちら様かな」
???:「やめろ!」 そいつはいきなり大声をあげる。
???:「俺の正体を探るつもりだな。わかっている。そうはいかないぞ、聖別者め」
???:そいつは恐怖と憎悪の入り混じった目できみを睨む。
佐倉星慈:「間違ってはいないな。言動は支離滅裂だけど当ってる」
佐倉星慈:「聞きたいことは結構あるんだけど、まずはこれを解いてくれない?」
佐倉星慈:「友人には毒なんだ」
???:「毒はすべてのものに潜む。俺と遭遇して、死の時間が来ただけだ。その女を供物として差し出せ」
佐倉星慈:鋭い剃刀のような視線でにらみ返す。
佐倉星慈:「正気かな?」
“ブラッドギフト”:「――俺を疑うのか? 我が名は偉大なる者、死を制圧した者、“ブラッドギフト”なる故に」
佐倉星慈:「君は今言ってはいけない事を言った。俺の鍔元はかなり軽いよ。さて」
佐倉星慈:「宣戦布告された(名乗られた)からには返さないのは野暮だね。どうも俺には賢者の生き方は出来ないみたいだ」頭を振ってやれやれとため息をつく。
佐倉星慈:「ふん、粋を貫くのも命がけ、さ」
佐倉星慈:「ブラッドギフトさんとやら」
“ブラッドギフト”:「近づくな! 聖別者め、俺の邪魔をするのか。貴様の弁舌には騙されん」 わめいて、さらに後退。
佐倉星慈:「自分のコードはどうも手の内を晒してるようで気恥ずかしく気に入らないが、同時に俺の技量に対する賞賛もある」言い終わると同時に白い指先で首をなぞる。足を踏み出す。
佐倉星慈:「その首がついてるか、常に気を配れ。俺のコードは首切り職人(デュラハンメイカー)さ」腕を頭上より上から振るう。
“ブラッドギフト”:「――おのれ! おのれ、許さん、この俺に! 死を超越したこの俺が!」 大きく跳躍して回避。必要以上に大きな跳躍だ。
佐倉星慈:それ以上の追撃はしない。渡会さんから離れないためだ。
“ブラッドギフト”:「死すべき者に殺されるなど、あってはならんのだ。その物言い、その態度、不遜な貴様の顔は覚えたぞ」 電信柱の上まで跳躍して、退避している。
佐倉星慈:「首を飛ばして、同じことが言えるか試してみるかい?」
“ブラッドギフト”:「ふん。定命の者の考えそうなことだ」
“ブラッドギフト”:「俺は永遠に生きる。生をすべて支配する。その供物の女も、貴様の命も、いずれ俺の意のままにすると約束しよう」
佐倉星慈:「敵って事で良いんだね。わかりやすい返答には感謝するよ」
佐倉星慈:「後、君のそのキャラ立ちは地味な俺にとっては、いや、そこまでは羨ましくないか」
“ブラッドギフト”:「不遜な男だが、貴様もいずれ死に追いつかれる――狩り場を移すぞ。ついてこい!」 ジャームたちをつれて、移動をはじめる。
GM:きみが追わなければ、ブラッドギフトは去っていくでしょう。
佐倉星慈:追いません。ただUGNに連絡はします。
GM:OK。
佐倉星慈:判断としては友人の安全の方を優先。
GM:このあたりでシーンは終わりとしたいのですが、ロイスやロールなどありますか?
佐倉星慈:「非常に言いにくいんだけど。すまない」
佐倉星慈:「お前、命狙われたみたいだ」
渡会 麻里乃:「あ、はい」
渡会 麻里乃:「そうみたいですね。佐倉くんが守ってくれる確信がないと、もっと混乱していたと思います」
佐倉星慈:「混乱してくれない方が俺は助かる。ありがとう。それじゃ、しばらく付き合ってくれ」
佐倉星慈:「今度クレープでも奢るからさ」
渡会 麻里乃:「……約束ですよ」
佐倉星慈:「指でも切る?ハリセンボン飲んでも死なないとは思うけど・・・いや、破るって意味じゃないよ。奢る。うん、ちゃんと」
佐倉星慈:ロイスを取得します。 親友 渡会麻里乃 友情○/不安
GM:OKです。
佐倉星慈:そして、もう一人  敵 ブラッドギフト 脅威○/理解不能
佐倉星慈:以上で。
GM:こちらも了解。
GM:ここは一旦シーンを切らせていただきたいですが、いかがか?
佐倉星慈:はい!

◆Opening02:神近冬

GM:シーンへの登場をお願いします。
神近冬:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 3[3]+39 → 42


GM:では、前述のとおり、嵐の訪れとともにジャームが大量に発生しました。
GM:神近くんはこの街に住んでいることにしますか? それとも応援で派遣された方にしますか?
神近冬:応援に来た感じで行きたいと思います、たまに高校生をやったりすることもありますが定住はしない感じです
GM:では、神近くんはこの街の支部長からの依頼を受け、ジャームの掃討にあたっています。
GM:何しろ嵐がひどいので、作業は夜中までかかっていました。
GM:支部長の“スレッシャー・リトル”安見庸一から、ときおり通信が入ります。
神近冬:「やれやれ、嵐の中を駆りだされてまですることがゴミ掃除とはな」 言葉は愚痴っぽいが楽しそうだ
安見 庸一:『すみません――“サイレント・スノウ”、聞こえていますか? 首尾はどうでしょう?』
神近冬:「はははっ、いやいや中々体験することがない。貴重な出来事だ」
神近冬:「ああ、聞こえているよ。安見、首尾は上々……と言いたいところだが」
神近冬:「ふふっ!こんな仕事は経験がないからな」
神近冬:「目に見える範囲では処理をしたところだよ。さて、次はどこへ向かえばいい?」
安見 庸一:『あ、はい! なかなか状況が混乱していて――』
安見 庸一:『ぼくも支部長になったばかりで、何もかも初めてという――あ、すみません! 不安にさせるつもりはなくて、ええと、はい!』
安見 庸一:『少し北の方角に移動してもらえますか? 繁華街の奥です。ナビゲートします。ジャームが大量に集まっていて——』
安見 庸一:『移動、しているみたいです。変だな。こんな動きをするのは——何かあるのかもしれない』
神近冬:「分かった、ではそちらへ向かおう。 この騒動を終わらせる光明があるかもしれない、期待できそうだ」
神近冬:「ああそうだ、そこまで自分を責めなくていいぞ。安見、きみはよくやっているんじゃないか」
安見 庸一:『ひとりで大丈夫ですか? あの、回せる戦力が少なくて申し訳ないんですが、30分ほど待って頂ければきっと』
GM:もちろん、その増援を待っている間に手遅れになる可能性はすごく高い
神近冬:「その30分の間にそれが失われるかもしれない。何であったか、兵は拙速を尊ぶだったか? そういうことだよ」
神近冬:「なに、危なければ様子見程度はこの俺でも出来るさ。あまり経験はないがな、はははっ!」
安見 庸一:『——了解です! なるほど。お願いします!』
GM:きみは自由に移動することができる。ジャームが集まっている地点は、繁華街の奥の路地だ。ちょうど行き止まりになっている。
神近冬:「任された、そちらの方もよろしく頼むぞ」 ジャームの集合地点を目指す、一応それなりに警戒してだ
GM:ならば、きみはジャームに囲まれた人影を、その路地の奥に見るだろう。
GM:大きな槍を担いだ女性だ。かなり負傷している。
神近冬:放置してたらやはりそうとう危ない感じですか?
GM:そうですね。ほうっておいたら遅かれ早かれ倒れるでしょう。
GM:20以上のジャームの死骸が転がっている。牽制に集中しており、きみの接近には気づいていない
神近冬:ではその隙に攻撃を仕掛ける感じで行きます。
神近冬:「ははは! 中々どうして楽しそうな事をやっているじゃあないか」
神近冬:「この俺も混ぜてくれないか? ああ――これを喰らって倒れていなかったらの話だがね」
???:「ちっ」 舌打ちとともに、きみに意識を向ける。槍を繰り出して、振り返る。
???:「新手か?」
神近冬:右手をかざす、すると周囲に光が満ちる。対象はジャームだけだ、これで倒れるのならばジャームは音もなく崩れ落ちる事になる。
神近冬:「俺は神近冬——まぁ、この名前はつい最近名乗り始めたんだがね」
GM:では一撃ですね。つよ・・・・
神近冬:「さて、倒れないのは――除いたきみだけか」
???:「……オーヴァードか」 かろうじて、壁にもたれかかって立っている。
神近冬:「俺はUGNのエージェントだ、二つ名は“サイレントスノウ”だったか? あまり馴染みはないんだがね」
神近冬:「さてこちらは名乗らせてもらった。きみの方はどうだ?」
???:「――UGN」 明らかに警戒する。
???:「幸か不幸か。他の勢力ではなかったことが救いか……」
神近冬:「おや、逆に警戒されてしまったか。とりあえず俺はきみに危害を加える気はない」
???:「そうであることを祈る。私も、きみがこのジャームどもに加担していなければ、敵ではない」
神近冬:「ああ、俺はあのジャーム共を掃除するのが仕事でね」
???:「……迷惑をかけているようだな、我々は」
???:「その点は謝罪する。本来なら、我々が、我々だけで終わらせるべき宿命だった」
神近冬:「そうなのか? 詳しい話を聞きたいところだが――体の方はまだ保つのか」
???:「――どうにか、な」 彼女の傷は、修復しつつある。かなり強力なオーヴァードのようだ。
神近冬:「それならいい――しかし、謝罪とはきみがこの事件を引き起こしたのか?」
???:「違う……いや。同じことか。神の課した宿命に従えば、因果は私とともにある」
???:「この事件を引き起こしたジャームがいる。それが……私が倒すべき敵だ」
神近冬:「神に宿命か……はははは! よし、わかった!」
神近冬:「この事件について俺は俺個人として関わる事にしよう、きみに些か興味が湧いた」
???:「……私はきみに興味が湧いていない」 不愉快そうだ
神近冬:「ああ、それで構わないとも。これは俺の事情だ!」 やけに楽しそうだ
???:「無関係な人間を巻き込むわけにはいかない。これは私の宿命、私の復讐だ。UGNよ、民間人の防衛は委ねるが、余計な干渉はするな」
神近冬:「そうと言われても、俺がそうだと決めた。拒むのなら力ずくで俺を排除することだ」
???:「……きみの真意を理解し兼ねる」 本当に混乱している表情だ
神近冬:「俺は一度決めた事は曲げたことがない――まぁ、これも最近からはじめたところだがな」
???:「まったくわからない。UGNの本分は民間人の防衛ではなかったか?」
神近冬:「はははっ! 足りないな。それではな」
神近冬:「レネゲイドによる脅威から弱き者を守る、それがUGNの理念らしいぞ」
???:「ならば弱者を守れ」
神近冬:「俺にとっては、きみもその中の一人だ」
神近冬:「否定は出来まい。先程、きみは俺に助けられたのだからな」 にやりと笑う
???:「……“サイレントスノウ”だな」
神近冬:「ん?――ああ、そういう二つ名らしい」
“ヤヌアリウス”:「私は“ヤヌアリウス”だ。イタリアはバチカンより来た。きみのことは、特にその笑い方が気に入らないが——UGNには伝えるべきことがある」
“ヤヌアリウス”:「この国に入ったあいつを放置すれば、大きな災厄になるだろう。案内を頼みたい」
神近冬:「分かった、そのようにしよう」
“ヤヌアリウス”:「――それと、もう一つ」
神近冬:「ほう、まだあるのか?」
“ヤヌアリウス”:「……血とカロリーを失いすぎた。安全な食事を購入したいが、日本の通貨をあまり持ち合わせていない……」
“ヤヌアリウス”:「……教会は、必ず借りを返す。貸してもらいたい……」
神近冬:「ははは!それは、それは!」
神近冬:「ああ、分かったとも。十分に振る舞わせてもらおう!」
GM:こんなところなんですが、他になにかロイスとかありますか!
神近冬:“ヤヌアリウス”さんにロイスをとります!
神近冬:-新たな友人/“ヤヌアリウス”/興味:○/不快感/ロイス
神近冬:こんなところです!以上!
GM:OK!

◆Opening03:綿貫稲穂

GM:登場をお願いします。
綿貫稲穂:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+6[6] → 39


GM:では、きみも前述のとおり、嵐の夜にジャームの掃討に駆り出された。
GM:この街に住んでいることにしますか? それとも、よそから応援?
綿貫稲穂:多分応援に狩り出された形だと思います
GM:それでは、なりたて支部長の安見さんのナビゲートのもと、嵐の夜を駆け回っている状態です。
綿貫稲穂:目に付いたジャームをバチバチ焼きながらFH支部を探してる感じですかね
GM:そういうことです!
安見 庸一:『――綿貫さん、大丈夫ですか? いまのところ、疲労は?』
綿貫稲穂:「こちらは大丈夫です。ジャームの一体一体はそれ程の力は持たないようですから」
安見 庸一:『それなら、よかった。いま、各方面でも掃討にあたっています。不慣れな指示ですみません、もう少し手伝ってください』
綿貫稲穂:「了解しました」跳びかかってきたジャームの一体を電撃で撃ち落す。「支部長、セルの本拠地はもう割り出されたのですか?」
安見 庸一:『FH――ですね。ぼくもこの騒動は、FHの仕業という可能性が高いと思っています!』
安見 庸一:『おそらく、その近辺――オフィスビルに偽装されている建物がそれだと推測できます! 位置情報を送ります、万全を期して向かってください!』
綿貫稲穂:「了解。現場に急行します」機械弓を装着した左腕を振り、支部へと向います。
GM:移動するなら、すぐにビルには到達できる。なんの変哲もないオフィスビルだ。
GM:非常に静かだ——静かすぎる。踏み込むなら、先に《知覚》で判定してもいい。
GM:難易度は7。
綿貫稲穂:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3

綿貫稲穂:ダメですね……
GM:では、な~んにもわからない!
GM:自由なスタイルでカチコミしてください!
綿貫稲穂:一応罠や待ち伏せに警戒しつつエントリーしましょう
GM:侵入しても、静けさは変わらない。
GM:人っ子一人いないかのような静けさ。
綿貫稲穂:「(……おかしい、静か過ぎる)」
GM:立ち並ぶ部屋を開けていくなら、そこに死体があるのを見て取ることができるだろう。
綿貫稲穂:バッチリ死んでる感じですか?
GM:バッチリ死んでますね! 具体的にいうと、全身を切り裂かれて死んでいる。
綿貫稲穂:なるほど
GM:すごい血の匂いだ。
???:「いや……まったく。たいしたものだな、これは」
綿貫稲穂:「これは……」血の匂いに顔をしかめる。
GM:不意に、きみは気配を感じるだろう。背後からだ。
綿貫稲穂:びっくりしながら振り向いて弓を構えます。
GM:陰気な顔をした少年の姿がある。きみと同じくらいの年だろう。
???:「物騒だな……。UGNには好戦的なエージェントが多くて困る」
綿貫稲穂:「……あなたは?」少年を睨み付けながら質問しましょう
???:「この惨状を形成したのは、俺じゃない。……立ち寄っただけだ。それとも、あんたがやったのか?」
綿貫稲穂:「いいえ。貴方はFHでは無いのですか?」
???:「いや。FHには――そう。所属している」
???:「“マスター・ヴィータ”。そう呼ぶ奴が多い……鬱陶しいが、それが事実だ」
綿貫稲穂:「マスターエージェント。そうですか」周囲の空気が電荷を帯び、ピリピリと尖っていく。
“マスター・ヴィータ”:「やはり好戦的だな。俺と、ここでやるつもりか?」
綿貫稲穂:「初めまして。“ヴァジュランダ”綿貫稲穂です。その質問の答えは、貴方の対応次第です」
“マスター・ヴィータ”:「俺は、あんたには興味がない」
“マスター・ヴィータ”:「ここの連中が消えたことは痛手だな……。やれやれ、“ブラッドギフト”。手を焼かせてくれる……」
綿貫稲穂:「貴方の嗜好は私の行動に何ら関係しません。ジャームの大量発生は貴方がたの仕業ですか?」
“マスター・ヴィータ”:「それを俺に聞くか? 言ったとして、信じるか?」
綿貫稲穂:「――なるほど、確かに」
“マスター・ヴィータ”:「やつはここで“血”を補給した。いましばらく活動するだろう」
“マスター・ヴィータ”:「速やかに確保する必要がある……活きのいいコレクションになるだろう」 陰気に笑う
綿貫稲穂:「“ブラッドギフト”。この有り様はその存在の仕業だと?」
“マスター・ヴィータ”:「恐らくはな。他にいない。……追うか、UGN?」
綿貫稲穂:「……。敵対者であれば排除します」
“マスター・ヴィータ”:「それはいい。俺もここの手駒を失ったところだ。きみたちがやつを追うならば」
“マスター・ヴィータ”:「いずれまた出会うだろう」 彼はきみに背を向けます。
綿貫稲穂:「……」攻撃は仕掛けない。背中に狙いを付けたまま見送ります
“マスター・ヴィータ”:「懸命だ、UGN」 立ち去る。
GM:ロイスやロールなど、ほかにあればどうぞ!
綿貫稲穂:今の出来事を支部長に報告しましょう!
GM:OK,報告されます。通信をどうぞ。
綿貫稲穂:「支部長、聞こえますか。セル支部内でマスターエージェントと遭遇しました」
安見 庸一:『あ――えっ、マスター・エージェント!?』
安見 庸一:『ほんとですか!? な、なんで!?』
綿貫稲穂:「“マスター・ヴィータ”と名乗る少年のような見た目の男です。セル内の構成員は、確認出来る範囲では全員死亡」
安見 庸一:『し——死亡!? FHの構成員が!?』
安見 庸一:『そいつがやったんですか……?』
綿貫稲穂:「はい。彼自身も予想外の出来事だったようですが、“ブラッドギフト”という存在の仕業だと」
安見 庸一:『あー……なるほど……。すごく困ったことになりそうです。一度戻ってもらえますか?』
安見 庸一:『他のメンバーと、対策を練りたいです……。助っ人も呼びましたから……』
綿貫稲穂:「了解しました。これより帰還します」
綿貫稲穂:こんな所で。
GM:ロイスは取得しますか?
綿貫稲穂:ヴィータくんに取ります
GM:どうぞどうぞ
綿貫稲穂:ロイス/マスター・ヴィータ/執着/隔意○
綿貫稲穂:以上です
GM:OK。

◆Opening04:奥川香埜

GM:登場をお願いします。
奥川香埜:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 5[5]+34 → 39


GM:では、きみはハンドアウトで示したとおり、嵐の夜に支援を要請される。
GM:要請したのは、近隣の市の支部長、“スレッシャー・リトル”安見 庸一。
GM:なんと、きみから支部長としての心構えを学ぶつもりだ! きみは夜更けに街へと降り立った!
奥川香埜:無謀な・・・
安見 庸一:「――すみません、遠いところを……わざわざ……」
GM:支部長自らきみを出迎える。そこにあるのは、先輩への深いリスペクトだ。
奥川香埜:「まあ緊急事態らしいし、お互い様だよ」
奥川香埜:白いゴスロリ服の女だ。
奥川香埜:「そいで、状況は?」
安見 庸一:「いや、本当に申し訳ないと思っています。ぼくが支部長として力不足で……。あ、はい、状況! 状況ですね」
安見 庸一:「状況はあまり良くないです!」 言い方が抽象的!
奥川香埜:「おいおい良くないから私が来たんだろ? 私が来るような状況がどんなもんなのかが知りたいね」
安見 庸一:「えっ、あ、そうですね。状況は街のあちこちでジャームが無秩序に暴れています!」
奥川香埜:「ああ、それはヤバい」
安見 庸一:「支部のメンバーと、支援してくれる方々のおかげで、幸いにも民間被害は軽傷レベルで済んでいます」
安見 庸一:「こういうときって、支部長も自ら現場にでるものなんですかね……!?」
安見 庸一:「本部にいると、なんか、こう、そわそわしてしまって……」
GM:ちなみにこいつはピュアキュマ白兵です
奥川香埜:「支部長の能力と状況次第だろ」
奥川香埜:「お前は前線向きなんじゃね?」
安見 庸一:「や、そうなんですけど……うちのメンバー、対外交渉とか全然ダメで……」
安見 庸一:「ぼくがあちこちに支援を要請しないと、ぜんぜん人手がたりない感じなんです……!」
奥川香埜:「あー武闘派揃いなのか。いいなあ、いいねえ」 なんか嬉しそう
安見 庸一:「な、なんで嬉しそうなんです……!?」
奥川香埜:「悪をぶっ殺すのが楽しいんだよ」
安見 庸一:「こわっ……。支部長たるもの、そのくらいの気概が必要という……そういうニュアンスですかね……?」
奥川香埜:「言っとくけどな、私から学べることなんてなんもないからな?」
奥川香埜:「経験積んで自分でなんとかしろ」
安見 庸一:「はい!」 「技術は盗めってことですよね。奥川支部長は噂通りの人ですね。ぜひ学ばせてもらいます!」
安見 庸一:敬礼
奥川香埜:「ああ、うん。そういうことにしておこう」
GM:では、そのタイミングで、
GM:奥川支部長の「ぶっ殺すのが楽しい」発言に呼応したかのように、犬型のジャームどもが飛びかかってくる。
GM:奥川支部長はいい加減な指示を安見に与えてもいいし、一切与えず回避行動だけとってもいい。
ジャーム:「カ、カッ」
安見 庸一:「! 来ました、奥川支部長……!」
奥川香埜:「ああもう!」 近くのソファなどの物陰に隠れる。殺意はあるが前線向きではない!
奥川香埜:「とりあえず攻撃してみろ! 多分あれなんも考えてねーから!」 アドヴァイス相当
安見 庸一:「了、解――ですっ」 その全身が一瞬にして変化する。
安見 庸一:まだらの体毛が全身を覆い、恐るべき俊敏さで鉤爪の生えた両腕を一閃。
安見 庸一:目の前にあったデスクを破壊し、飛びかかり、瞬時に犬型ジャームの息の根を止めている。
安見 庸一:「やっ、やりました!」 牙の生え揃った口で喜ぶ。――ブチハイエナ。サバンナ最強生物の一角。紛れもないエリートだ。
奥川香埜:「わお! いい殺意!」
安見 庸一:「あっ、ありがとうございます……! 本部は守りきります。奥川支部長には、現場の指揮をおねがいしたいのですが……」
安見 庸一:「奥川支部長の采配、勉強させていただきます!」
奥川香埜:「確かに全体の状況を把握する人材は必要だなァ」
奥川香埜:「こういうのばっかりがうじゃうじゃ湧いてるわけでもあるまい。どっかに親玉かそれに近いのがいるわけだろ?」
奥川香埜:「全部まとめてぶっ殺したいところだね」
安見 庸一:「はい! いま入っている報告だと、その可能性が高いです」
安見 庸一:「では、支部のメンバーと、支援していただいているエージェントをご紹介させてください。もうすぐ帰還するはずです」
奥川香埜:「オーケー。まあ仲良くやりますかね」
GM:というところで、シーンを切りたいと思います。ロイスなどありますでしょうか?
奥川香埜:安見支部長に取ろう。
奥川香埜:支部長/安見 庸一/つよい/不安○
奥川香埜:以上

◆Middle01

GM:合流シーンです。
GM:みなさん全員の登場をお願いします!
神近冬:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 3[3]+42 → 45

佐倉星慈:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 3[3]+37 → 40

綿貫稲穂:39+1d10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+1[1] → 40

奥川香埜:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 8[8]+39 → 47


GM:きみたちは、その嵐の夜更けに支部へと集められた。
GM:支部長である安見と、“ヤヌアリウス”も一緒に会議室にいる。渡会さんは別室で護衛されている。
安見 庸一:「えー……本日はお集まりいただき、まことにありがとうございます」
安見 庸一:「こちらは応援でいらっしゃった、支部長の奥川さんです。現場の指揮は彼女にお願いしようと思っています。……あの、奥川支部長!」
安見 庸一:「恐縮ですが、自己紹介をお願いできますでしょうか!」
奥川香埜:「はいはい。A市第7支部の支部長、奥川香埜です。よろしく」 フリル過剰な服が目立つ 
奥川香埜:「前線向きじゃないので指揮とかしちゃうと思うけど、そこらへん勘弁してね」
安見 庸一:「はい! ぼくの大先輩です。佐倉くん、口説いたり、失礼なことを言ったりしちゃダメですよ」
安見 庸一:たぶん同級生なので釘を刺す安見
佐倉星慈:「俺に失礼なこと言ってるとは思わないのかな?スレッシャー・リトル」
佐倉星慈:「ふっ、それに、デュラハンメイカー。任務中はコードで呼んでくれよ。名前で呼ばれるのは、好ましくない」
佐倉星慈:「だから、君はいつまで立っても半人前なのさ」
安見 庸一:「あ、そ、そうですね。“デュラハンメイカー”。きみも自己紹介します?」
奥川香埜:「口説いてくれるなら普通に歓迎するけどな。ホントに口説く勇気があるなら」
安見 庸一:「こわっ……! これがベテラン支部長……!」
佐倉星慈:「百戦錬磨だ。俺じゃ相手にもならないね」
佐倉星慈:「では、俺も自己紹介させてもらいます。佐倉星慈。コードはデュラハンメイカー(首切り職人)」
佐倉星慈:「接近戦闘しか出来ませんよ。他は期待できないけど、間合いに入ったら魅せますよ」
安見 庸一:「ええ。強力なオーヴァードです。我が支部の主力」
奥川香埜:「いいね!」 殺意高そうなので嬉しそう
佐倉星慈:「気に入ってくれたようなら、なによりです」肩に寝かせた刀を少し動かして頷く。
安見 庸一:「それから、今回の応援に来ていただいた二人……えっと、じゃあ、綿貫さん。自己紹介をお願いします」 はじめての合コンの幹事なみのたどたどしさ
綿貫稲穂:「はい」起立する。「初めまして、“ヴァジュランダ”綿貫稲穂です。本日は安見支部長の要請を受け当支部へ応援に参りました」
綿貫稲穂:「主に至近距離での防衛行動、及び遠距離への雷撃を得意とします。未熟ではありますが、よろしくお願いします」45度のお辞儀。
安見 庸一:「彼女はすでにマスター・エージェントと接触しています。ええと……マスター・ヴィータですよね?」
綿貫稲穂:「はい。少なくともそう名乗っていました」
奥川香埜:「そんなのも出てきてんのかよ」
安見 庸一:「つまり、マスター・エージェントと交戦する可能性もあるわけで……じゅうぶんに注意してください……!」
佐倉星慈:「携帯ゲームが上手そうな名前だけど、ヴィータって本来どういう意味だったかな?」
安見 庸一:「“生命”という意味があるようです」
佐倉星慈:「誰もが知る意味を名に持つマスターか。相手にするなら怖いね」自身の黒絹のように艶やかなウェーブがかった前髪を白い指先で弄りながら呟く。
神近冬:「ははは!それは楽しみだ!」
安見 庸一:「さすが……神近さん、頼もしいですね。いちおう、こんな状況なので、自己紹介してもらってもよろしいでしょうか?」
佐倉星慈:視線を神近に向ける。
神近冬:「ああ。 俺は神近冬、コードネームは“サイレントスノウ”だったか」
神近冬:「能力は遠距離攻撃と思ってくれ、効果範囲はそれなりだ」
神近冬:「どうやら中々事件が面白い方向に行っているようで俺としては楽しみが増えて良い」 笑う
安見 庸一:「……このように、なかなか頼りになるエージェントです」
奥川香埜:「いいね!」 殺意高そうなので以下略
安見 庸一:「それと、“サイレントスノウ”、そちらの女性は……?」
“ヤヌアリウス”:「……」
“ヤヌアリウス”:特に何の表情もなく、会議場の隅に座っている
神近冬:「ああ、どうやらジャーム共に縁があるらしくてな――」 とOPの出来事を話す
神近冬:「UGNとしては放って置くわけにはいかないだろう? まぁ、俺としてはUGNだろうと関係ないがな」
神近冬:「それに彼女からこちらへ話があるそうだ、そうだな?」
“ヤヌアリウス”:「あれを……“ブラッドギフト”を追うつもりか? UGNは?」 誰にともなく尋ねる
綿貫稲穂:「“ブラッドギフト”」無感情に復唱する。「マスター・ヴィータもその名を口にしていました」
神近冬:「……ほう?」 興味がある
綿貫稲穂:「曰く、セル支部内の人間を殺戮したのはそれだと。どのような存在なのですか?」
佐倉星慈:「あいつが首謀者か。いいかな?スレッシャー・リトル」
安見 庸一:「あっ、はい!」
“ヤヌアリウス”:「“ブラッドギフト”は強力なジャームだ。そして我々、バチカン聖別審問機関の獲物でもある」
“ヤヌアリウス”:「やつを討伐するのなら協力しても問題ない。しかし最後の一撃を果たすのは私だ」
佐倉星慈:「そいつに宣戦布告されたので、喧嘩は買ってきた。さっき報告したとおりだよ。マント羽織って犬を大量に使うのは見たね」
佐倉星慈:「そういう風体、能力の奴であってるかな?ヤヌアリウスさん」
“ヤヌアリウス”:「……そいつが“ブラッドギフト”だ。間違いない。手を出さなかったのは賢明だ」
“ヤヌアリウス”:「やつは殺せない」
綿貫稲穂:「殺せない?」
神近冬:「はははっ!殺せない、か。どういうことだ?」 更に興味を持つ。
“ヤヌアリウス”:「原理はわからない。悪魔の加護を得ているのだろう」 彼女は彼女の論理でしか物事を説明できない。UGNとは根本的なレネゲイド理解度が違うのだ!
安見 庸一:「……奥川支部長。死なない相手って、どうやって倒すんですか……?」
奥川香埜:「知るか。今からそれを調べるのが私達の仕事だよ」
奥川香埜:「まー状況は大体把握した」
綿貫稲穂:「――マスター・ヴィータはこうも言っていました。『奴は血を補給した、いましばらく活動するだろう』」
綿貫稲穂:「逆に考えれば、血を補給しなければ活動出来ないとも言えるのではないでしょうか」
佐倉星慈:「貴方はでも一撃を食らわす自信があるみたいだけどな」
神近冬:「そう、それだ。殺せない相手でもきみは討伐出来る根拠がある。それはなんだ?」
“ヤヌアリウス”:「……私がやつを殺す方法については、安易にUGNに教えることはできない」
“ヤヌアリウス”:「然るべき時に、然るべき方法で、やつを滅ぼすことはできる。言えるのはそれだけだ」
神近冬:「なるほどな、それなら仕方がない」 あっさり引き下がる
神近冬:「だが、話してくれる気になったらいつでもいてくれて構わない。協力出来るかもしれないからな」
佐倉星慈:「俺はそれでも良いさ。貴方が方法を持ってると知れれば十分だ。この件はね」
“ヤヌアリウス”:「……なんだ、この男は?」 神近を指差す
“ヤヌアリウス”:「これがUGNのエージェントの標準なのか?」
神近冬:「さて、どうだろうな。そこの綿貫の方が標準的なんじゃないか?」
神近冬:「綿貫、きみはどう思う?」
“ヤヌアリウス”:「……」 綿貫さんを見る
綿貫稲穂:「常に規則を意識して行動してはいますが。標準と言われると、甚だ疑問です」
綿貫稲穂:大真面目に言う。
安見 庸一:「と、とにかくですね……我々は、ジャームの群れが民間に被害を及ぼさないように、モトを断つ必要があるということです!」
安見 庸一:「マスター・エージェントも、“ブラッドギフト”も、そのために排除する必要があるなら。全力を持って当たラなければいけません! ……ですよね?」 奥川さんを見る
奥川香埜:「ここの支部の方針がそうならそうするしかない。私はここの支部長ではないからね、勝手に決定は出来ないよ」
安見 庸一:「……! はい! では、皆さん! ジャームを掃討し、民間の治安を回復します」
安見 庸一:「嵐が過ぎ去るまでに決着をつけましょう。お願いできますか?」
奥川香埜:「了解した!」
佐倉星慈:「君の言ってることは間違ってないと思うよ。スレッシャー・リトル。そのオーダー
佐倉星慈:、部下として承るよ」
神近冬:「安見がそう決めたのなら叶えるまでだ」
綿貫稲穂:「任務了解しました」
神近冬:「ああ、そうだ一つ確認させてくれ」
安見 庸一:「はい! なんでしょう」
神近冬:「たしか“ブラッドギフト”は佐倉、きみの友人を狙ったのだったか?」
佐倉星慈:「……デュラハンメイカー」
安見 庸一:「すみません“サイレントスノウ”、コードネームで呼んであげてください……」
神近冬:「そちらの呼び名はどうにもしっくり来ないんだが、まぁいい。その流儀に応じようか」
神近冬:「“デュラハンメイカー”、その認識で間違いはないか?」
佐倉星慈:「ワーディングを張ってね。効かない俺を聖別者、影響を受ける渡会のことを供物と呼んでいたな」
綿貫稲穂:「聖別者」小首を傾げる。「とはどういったものなのでしょうか」
“ヤヌアリウス”:「……やつの言いそうなことだ。もはや正常な理性は残っていないらしい」
神近冬:「なるほど、では“ヤヌアリウス”。“ブラッドギフト”はそういうことに拘る性質か?」 襲われる可能性があるのか聞いてみよう
“ヤヌアリウス”:「……その娘から目を離さない方がいいだろう」
“ヤヌアリウス”:「我々に理解できる精神を持っていない」
“ヤヌアリウス”:「私に言えるのはこれだけだ。……決着は、私がつける。必ずだ」
神近冬:「ふむ、その忠告はありがたく受け取っておこう」
佐倉星慈:「走って帰るべきだったな。彼女をお姫様にはさせたくなかったよ」
佐倉星慈:「親友の命が掛かっているとなったら、改めて遊び無しで本気を出すしかないな」
神近冬:「過ぎた事は仕方あるまい。俺が言うまでもないが“デュラハンメイカー”友人は守れよ」
佐倉星慈:「信頼も貰ってるし、約束もある。それを破る程、野暮な男になるつもりはないよ」
神近冬:「ふ! これは中々、悪くない男のようだ」 笑う
佐倉星慈:「サイレントスノウ。君は一言多いと言われる人間のようだな」苦笑いを浮かべる。「言われるまでもないさ」
安見 庸一:「……危険ですね。気をつけていきましょう。みなさん、仕事にかかりましょうか」
GM:そのほか、なにかロールとかある人~
奥川香埜:おっけーです
佐倉星慈:渡会さんの様子を見に行きたいが、次のシーンになるのであったら、それでもよし。というところです。
綿貫稲穂:ヤヌアリウスさんにタオル渡したいです
神近冬:大丈夫です!
綿貫稲穂:びしょ濡れではないだろうか
GM:渡会さんの安全は次のシーンで!では、渡会さんはロールどうぞ。
GM:渡会さんじゃない。綿貫さんだ。
綿貫稲穂:はいw
綿貫稲穂:「“ヤヌアリウス”さん」唐突に声をかけます
“ヤヌアリウス”:「……なんだ」
綿貫稲穂:「よろしければこれを。身体を冷やすといけません」タオルを渡します。
“ヤヌアリウス”:「問題ない。私の体は聖別されている……」 右手で、きみの腕に触れる。ぞっとするほど冷たい。金属の冷たさだ。
綿貫稲穂:「……」「それでもです」
“ヤヌアリウス”:「やつを殺すための体だ」 その瞳がかすかに電光を放つ。義眼だ。 「必要はない」
綿貫稲穂:「人間らしい振る舞いを忘れると、どんどん人間から離れてしまうから」
綿貫稲穂:「ですから、はい」半ば押し付けるように渡す。
“ヤヌアリウス”:「……わかった」 うんざりする
綿貫稲穂:「では失礼します」お辞儀をしてその場を去りましょう
“ヤヌアリウス”:「感謝はしよう。神は人のために事を為す者に祝福を与える」

GM:では、ここでロイス&購入シーンとしましょう。
GM:なにか買うものがある人はどうぞ!
佐倉星慈:ボデーアーマー
佐倉星慈:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3

佐倉星慈:無理。
佐倉星慈:ロイスは保留だ。
神近冬:応急手当を買っておこう
神近冬:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 1[1]+4 → 5 → ファンブル

神近冬:ロイスは佐倉くんに取っておこう
神近冬:-UGN/佐倉星慈/好奇心:○/食傷/ロイス
綿貫稲穂:ボデマー
綿貫稲穂:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 6[6]+1 → 7

綿貫稲穂:ダメ
奥川香埜:2dx+1 クリスタルシールド
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[8,10]+8[8]+1 → 19

綿貫稲穂:うわっ
奥川香埜:あ、これは。買う。
GM:つよい
奥川香埜:25だっけ、30だっけ。購入。
GM:25ですね!
奥川香埜:では6お支払い。
奥川香埜:ロイスは今んとこ無しで以上です。
GM:OK。
GM:シーン終了!お疲れ様でした!
綿貫稲穂:ロイス/“ヤヌアリウス”/誠意○/不安 で。

◆Middle02

GM:合流シーンが終わったので、情報収集シーンからになります。
GM:シーンプレイヤーは佐倉くん。ほか、登場は自由です。
GM:いまのところ情報収集項目は4つ。とりあえず佐倉くんは登場をどうぞ。
綿貫稲穂:出ましょう
佐倉星慈:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 9[9]+40 → 49

綿貫稲穂:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+2[2] → 42

神近冬:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 7[7]+45 → 52

奥川香埜:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 10[10]+47 → 57


GM:おお、全員出るとは。とりあえず項目はります。
■情報収集項目
(1)“ブラッドギフト”について 《情報:裏社会》難易度9
(2)マスター・ヴィータについて 《情報:FH》難易度10
(3)大量発生したジャームについて 《情報:UGN》難易度8
(4)“ヤヌアリウス”ナタリアについて 《交渉》難易度7
GM:好きな項目にちょうせんしてください。
佐倉星慈:私は3くらいしか目がないぞ!
奥川香埜:一番難易度高いやつ引き受けます
神近冬:交渉は財産使えます?
GM:交渉は財産使えない、でお願いします!
GM:なんか変な感じになっちゃいそう
奥川香埜:交渉は無理
綿貫稲穂:佐倉さんが3やるなら4番行かせていただこうかな
佐倉星慈:それでも社会一番高いの奥川さんなんですよね。
奥川香埜:ほんとだ!
奥川香埜:がんばって7出しますか。
綿貫稲穂:マネーパワーが使えないと辛い
GM:では、いつでも項目を宣言して振ってもらって構いません
神近冬:いやー、4番いこうかなぁ。シナリオロイスとはなるべく絡んでいきたい
奥川香埜:じゃあ2で。
綿貫稲穂:じゃあ1かな
佐倉星慈:決まりましたやね。じゃあ順番に振りましょうか
綿貫稲穂:1番で振ります
綿貫稲穂:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル

綿貫稲穂:はい
GM:よくあること
奥川香埜:2dx マスター・ヴィータについて振ります
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[8,10]+7[7] → 17

綿貫稲穂:やった!
奥川香埜:普通に成功
佐倉星慈:さすが!
GM:強い
綿貫稲穂:これは大きい
佐倉星慈:ではいこう。コネ要人への貸し使います。
佐倉星慈:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 9[6,6,8,9]+2 → 11

佐倉星慈:成功です。
奥川香埜:やったー
綿貫稲穂:やったぜ
GM:強い・・・金すらひつようなし
神近冬:1dx+1>=7 4番
DoubleCross : (1R10+1[10]>=7) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

神近冬:うーんだめ!
GM:では、成功した分を開示します。
(2)マスター・ヴィータについて
どこのセルにも所属していない、個人主義なFHのマスター・エージェント。
”生命”に関して特殊な研究を行っており、真の意味で死を乗り越えることが目的であるという。
特に”不死者”に対しては多大な関心を持っており、コレクションのようにその存在を収集しているらしい。
個人の戦闘力は高くないようだが、敵に回ることは確実視と思われる。
支部の戦力の大半は彼への対処が必要となるため、きみたちのサポートに回ることは難しいだろう。
(3)大量発生したジャームについて
調査したところ、生き物の死体から作られたジャーム群であることが判明した。
特筆するべきはその血液であり、著しく腐敗し、大量のレネゲイドを内包していた。
なんらかの“ブラッドギフト”の能力によるものと思われる。
彼らの出現地点には一定の傾向があり、調査によって“ブラッドギフト”の潜伏地点を割り出すことができそうだ。
次に相手が大きく動いたときがチャンスだろう
GM:以上、2点。きみたちはこの情報を共有しても構わない。
GM:新規追加情報項目はありませんでした。
綿貫稲穂:フーム
佐倉星慈:端末にアクセスし、以前、貸しを作っておいたUGNの幹部研究員に解析を依頼。
佐倉星慈:物の数分で結果が出たので皆に報告。
奥川香埜:こちらは地道に自分で情報収集しました。時間掛かったのでは。
佐倉星慈:「俺の方は、このような報告を受けました。結論から言えば相手の所在を割り出すのは、難しくはないでしょう」
佐倉星慈:「場所が割れたら後は、首を切るのは容易いといえるかな」自身の黒絹のように艶やかなウェーブがかった前髪を白い指先で弄る。
安見 庸一:「あ、レネゲイド反応があるんですよね」
綿貫稲穂:「死体から作られたジャーム、ですか」
神近冬:「動く屍、屍人。こちらで言うところのゾンビだな、ははは! こっちでもこんな事に出くわすとはな」
佐倉星慈:「スレッシャーリトルにヴァジュランダ何か気になる事でも?」
綿貫稲穂:「いえ、暢気にはしていられないな、と。時間が経てば奴は益々戦力を増していく事になるでしょう」
安見 庸一:「お二人共、、なんか経験あるんですか……?」
神近冬:「ああ、昔とった杵柄というのかな。今回は特に役に立たなさそうだが」
綿貫稲穂:「私も“ブラッドギフト”について調べていたのですが、何もしていないのに端末の画面が青一色に変わってしまい……」
安見 庸一:(あっ、このひと、機械とか苦手な人だ……)
安見 庸一:「あいつ単独なら、包囲攻撃もできそうなんですけどね……」
佐倉星慈:「ふっ、多数を相手するために助っ人を呼んだんだろ。弱気になる事はないさ、スレッシャーリトル」
奥川香埜:「ゾンビとはこれまた。色々繋がってきたね。こっちも調査終わりっと」 紙束を机にばさっと
安見 庸一:「あっ! さすが奥川支部長。事務系の仕事もできる……!」
佐倉星慈:「流石ですね。キアラメンテ。俺の見立てでは調査成功したのは俺のほかは貴方だけのようだ」
神近冬:「生命を研究するマスターエージェントに、ゾンビ軍団か。いやはや出来過ぎていると言ってもいい」
安見 庸一:「って、マスター・エージェントじゃないですか!」
安見 庸一:「ぼく、遭遇するの初めてですよ!」
奥川香埜:「マスターエージェント探るの神経使うよね」
佐倉星慈:「俺が言うのもなんだが、この支部が社会性に著しい欠陥を抱えているね。…そして、相手は不死の研究をするマスターエージェント…」
佐倉星慈:「首を切るのは容易くなさそうだな。腕の骨を折る勢いで力を込めなきゃ」
安見 庸一:「こわ……」
佐倉星慈:「骨が折れると言いたかったんだけどね。解りにくかったかい?」
神近冬:「もしかしたら、“ブラッドギフト”を撃破出来たら帰る可能性もあるか」
安見 庸一:「え、あ、はい。ですね。戦うより、帰ってくれるといいなあ……」
佐倉星慈:「ヴァジュランダ。ブラッドギフトとマスターヴィータは味方同士というわけではないんだろう?どんな感じだった?」
神近冬:「“ブラッドギフト”が目的な気もするからな、この情報だと」
綿貫稲穂:「そうですね。私の印象では、マスター・ヴィータが“ブラッドギフト”を利用しているように感じました」
神近冬:「ほほう、なら横取りされたことに八つ当たりしなければ十分あり得る話になるか?」
綿貫稲穂:「奴を追うならまた会う事になる、というような事も言っていましたから、完全に制御出来ている訳ではないのでしょう」
綿貫稲穂:「……私は出来るなら、マスター・ヴィータもこの機会に仕留めたいと思っています」
神近冬:「ははは!随分な強気だな、綿貫。気に入った!」
安見 庸一:「ううん……とりあえず、調査継続してみますか? わかんないこと多いですし」
奥川香埜:「まあそうだなあ。まだ情報出揃ってない気がする」
神近冬:「そうだ、どうやら俺は彼女に嫌われているらしいな。話をしようと思ったが断られてしまった!」
奥川香埜:「もうちっと揃ってから分析とかしたい」
神近冬:「同意する。安見、奥川の方針でまだいいか?」
安見 庸一:「“ブラッドギフト”の能力とか、いまいちわからないですからね。ぼくもサポートします!」
安見 庸一:特に意味のないサポート発言
佐倉星慈:「サポートよりも君には守備を固めて欲しいのが個人的な心情だよ」
佐倉星慈:「一般人を保護してるのは忘れないでくれよ」
佐倉星慈:自身の黒絹のように艶やかなウェーブがかった前髪を白い指先で弄りため息をつく。
安見 庸一:「あっ。はい。そうですね……努力します。佐倉くんも、よろしく」
綿貫稲穂:「私ももう一度端末で情報を集めてみます」
綿貫稲穂:「ところで安見支部長、先程押したエンターキーが凹んだまま戻らないのですが、これは何らかの不具合でしょうか」
安見 庸一:「……それは腕力の問題ですね……」 (買い換えよう)
佐倉星慈:「……デュラハンメイカー」じと目で睨み「やれやれ前途多難だな」と周りを見回す。

GM:ちなみに購入判定ができます。
神近冬:すごい服を買います(決断
佐倉星慈:はい!では ボデマ
神近冬:1dx+4>=10
DoubleCross : (1R10+4[10]>=10) → 10[10]+7[7]+4 → 21 → 成功

佐倉星慈:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 8[8] → 8

綿貫稲穂:私もボデマー
佐倉星慈:無理でした
綿貫稲穂:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7

綿貫稲穂:ダメ!
神近冬:うーん、出目がおかしいですね~、購入成功
GM:回る神近くん
奥川香埜:2dx+1 ぼでまー
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[3,7]+1 → 8

奥川香埜:買えない!以上。
GM:ならば次のシーンに移ります。

◆Middle03

GM:相変わらず情報収集。残っている項目は、いまのところ、この2つ。
■情報収集項目
(1)“ブラッドギフト”について 《情報:裏社会》難易度9
(2)“ヤヌアリウス”について 《交渉》難易度7
GM:以上の2つ。シーンプレイヤーは綿貫さん。
GM:登場は自由デース。
綿貫稲穂:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+5[5] → 47

神近冬:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 4[4]+52 → 56

佐倉星慈:駄目だったり項目増えたから登場はありで?
GM:あとから登場もOKです。
佐倉星慈:じゃあ様子を見ましょう。
奥川香埜:でしたら様子見

GM:登場した人は、さっそく判定しても構いません!
神近冬:交渉します!
神近冬:1dx+3>=7
DoubleCross : (1R10+3[10]>=7) → 7[7]+3 → 10 → 成功

綿貫稲穂:おおっ
GM:あ、成功していた
神近冬:すごい服パワー!!
GM:すごい服は関係ない!
神近冬:出目成功ですからな……
綿貫稲穂:ではブラッドギフトを
綿貫稲穂:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 6[6] → 6

綿貫稲穂:ヌゥーッ
GM:ワタヌキさんはお金使います?
綿貫稲穂:どうしようかな……全財産の4分の3を放出するか……
綿貫稲穂:ボディアーマーなら1点残ってればいいか。3点使います!
GM:OK。では、両者成功として、神近くんは実際に会話してもらうので、先に“ブラッドギフト”について。
(1)“ブラッドギフト”について
かつてはジャームを狩る側の人間であったが、恐怖衝動により暴走。ジャームとなる。
はるか海の彼方イタリアから、殺戮を繰り返して逃走してきた。
その行動原理は、ただ「自己保存」に根ざしており、
自分の死を免れるためにはいかなる犠牲も厭わない。
“死の超越者”を名乗り、自らの王国を築くと宣言している。
オーヴァードとしての能力には謎が多く、被害者は全身の血を抜かれて殺されるという。
これ以上の情報は、“ブラッドギフト”の殺人履歴を洗う必要があるだろう。
 ⇒「“ブラッドギフト”について:2」を調査可能になりました。
 ⇒「“ブラッドギフト”の能力について」を調査可能になりました。
GM:以上。
GM:ここで追加情報項目を調査できますが、控えているお二人はどうしますか?
佐倉星慈:難易度は見れないですかね?
GM:あ、忘れていました。難易度はこれ。
■情報収集項目
(1)“ブラッドギフト”について:2 《情報:FH》難易度9
(2)“ブラッドギフト”の能力について 《情報:警察》難易度9
綿貫稲穂:厳しい
佐倉星慈:俺は休みましょう。ダイスが増えていなければ厳しい。
奥川香埜:侵蝕高めだし、次のシーンで改めてやります。
GM:それでは、神近くんのシーン。ナタリアさんとの会話です。
ナタリア:「——調査に手間取っているらしいな」 負傷の治療に専念していた、ナタリアさんの方から顔を出します。
神近冬:「おっと、そちらから来てくれるとはな」 高そうなスーツを着崩している
神近冬:「その通り、今回の敵はUGNとしても中々厄介なようだ。専門家の話を聞きたいところだ」
ナタリア:「時間が惜しい。やつを狩るならば、私がやる。その義務がある」
神近冬:「きみにしか奴は殺せない、だったか。義務と力を持つのならきみが適任だろう」
神近冬:「だが、きみ一人では難しいこともある。協力するのは悪く無いと思うのだが、きみはどう思う?」
ナタリア:「……さきほどからお前がしつこく話を聞こうとしていたから、誤解を生まないように言っておく」
ナタリア:「我々の機関の戦いに、そちらを巻き込むのは本意ではない。……特にこれは、私的な復讐でもある」
神近冬:「ふうむ……確かに部外者を込み入った事情踏み込まれるのは気分が良くないだろうな。それも個人的な感情もあると」
神近冬:「それは当然だ。だが、そうだな……UGNとしては早くこの件を解決したいことには違いない、“ブラッドギフト”だったか?」
神近冬:「奴の能力はまだ底が知れない、被害が広げたくはない――という話だそうだ」
ナタリア:「……強力なジャームだ。強力なオーヴァードでもあった」
神近冬:「その口ぶりだと、正気だった頃に知り合ったのか?」
ナタリア:「これも無駄な誤解が生まれる前に言っておく。……どうせ調べればわかることだ。“ブラッドギフト”、人間だった頃の名をルヴィオ・ルイス・ベルネージという」
ナタリア:「私の兄だ。聖別機関に所属していた」
ナタリア:「身内であったが、いまは違う。狩るべき敵でもある。この件について、バチカンも命令を下している」
神近冬:「ふむ、それでは他人が踏み入って欲しくはないだろう」
神近冬:「だが確認させて欲しい。ナタリア、きみは仲間がいるのか? 今、この状況においてだ」
ナタリア:「……ともに追っていた同胞は、神のもとへ向かった」
ナタリア:「しかし、そちらを巻き込みたくはない」
神近冬:「巻き込みたくはない、か。既にこの街で“ブラッドギフト”が暴れているのにか?」
ナタリア:「……すでに当事者だと?」
神近冬:「ああ、少なくともここのエージェント……“デュラハンメイカー”は当事者だ、友人も狙われているらしいしな」
ナタリア:「その点は……認めざるを得ない」
神近冬:「きみが倒れれば“ブラッドギフト”を倒せる方法が一つ減る、もしかしたらそれが唯一で永遠に倒せなくなるかもしれない」
神近冬:「そうなってしまっては元も子もないだろう、きみが責任を背負うつもりならば可能性も出来るだけ上げる必要があるだろう」
ナタリア:「……ならば、UGNは信用できるか、”サイレントスノウ”?」
ナタリア:「私の持つ情報は、バチカンの秘蹟に深く関与している。秘密を守れる組織か?」
神近冬:「俺は信用しているからこそ、この組織に所属している」
神近冬:「万が一はない。 秘密は守らせる、俺がそうさせる」
ナタリア:「わかった。もとより、私に残された選択肢は少ない……月並みな言い方だが、“サイレントスノウ”を信用しよう」
神近冬:「分かった、これで俺ときみは仲間だ。……ようやく少しは距離が縮まったな。はははっ!」 笑う
神近冬:「後、個人的には名前で呼んでもらいたいものだ。二つ名の方はどうにもしっくりこない、はははっ!」
ナタリア:「私は笑うほど嬉しくはない……。“サイレントスノウ”、よく聞いておけ」 真面目な顔だ
ナタリア:「やつは不死者だ……と、これまでの動向から、教会は判断した。通常の方法では不死者は殺せない。そのための我々、聖別審問機関だ」
ナタリア:「この槍は聖別されている。これ以外の方法で止めを刺す方法は、確認されていない」 槍を示す
神近冬:「なるほど、狼男の銀の銃弾、吸血鬼の白木の杭といったところか」
ナタリア:「いくつかの報告はあるが、バチカンの外部にこれと同様の兵器が存在するとは思えない」
GM:要するに、Eロイス“不滅の妄執”です。
GM:こいつが携行しているのは“鬼切の太刀”なので、Eロイスを解除して殺せるということでした。
GM:誰にでもできることじゃないよ。
神近冬:「なるほど、きみだけが殺せるというのはそういうことか」
神近冬:「その様子では槍はきみしか使えなさそうだ」
ナタリア:「それに……死への恐怖からジャーム化した兄だ。不始末は私がつけたい」
神近冬:「分かった、それは仕方のない事だからな」
神近冬:「俺はきみを助力し、目的を果たさせる。そう願うのなら叶えるだけだ」
ナタリア:「理解、感謝する。……お前は妙な言い方をする人間だな」
ナタリア:「なぜか楽しそうだ」
神近冬:「そうか? ふふっ、かもな。楽しいのだろうな、自分で考え、動くということが」
ナタリア:「理解しかねる……」
神近冬:「だろうな、普通に育てられれば理解は出来ない」 笑っている
神近冬:「俺はそういう環境で育ったという話だ、もう終わった話だがな」
ナタリア:「……終わった話か」
ナタリア:「私の話が終われば、またお前と話すとしよう」
ナタリア:「この話を終わらせたい。……回復のため、またしばらく休む。調査を手伝えずにすまない」
神近冬:「それは楽しみだ、不謹慎かもしれないが。きみとはまた話したい」
神近冬:「分かった、それが今のきみの仕事だ。その時に動けなくなっては困るからな。 はははっ!」 笑う
ナタリア:「理解しかねる……」 特に引き止めなければ、部屋に帰っていきます。
神近冬:こんなところです!

GM:では、一旦シーンを切りましょう。登場した人は購入判定ができます。
神近冬:ボディアーマーでも買おう
神近冬:1dx+4>=12
DoubleCross : (1R10+4[10]>=12) → 10[10]+8[8]+4 → 22 → 成功

神近冬:うーん……メイド服変えたな……
神近冬:ボディアーマー、装備!以上!
GM:神近くん、サイコロ1個でこんなに回るものなの・・・?
綿貫稲穂:私もボデマを
綿貫稲穂:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 9[9] → 9

綿貫稲穂:あー!
綿貫稲穂:ダメ!
綿貫稲穂:以上です

◆Middle04

GM:ネクストシーンも情報収集ですので、少々お待ちを
GM:えーと、残っている情報収集項目は、さっき新しく出現したこの二つ。
■情報収集項目
(1)“ブラッドギフト”について:2 《情報:FH》難易度9
(2)“ブラッドギフト”の能力について 《情報:警察》難易度9
GM:シーンプレイヤーはワタヌキさんですね。
綿貫稲穂:オッスオッス
GM:登場は自由です。
綿貫稲穂:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+5[5] → 52

神近冬:一回休んでみよう、出なくていいのならそれにこしたことはない
佐倉星慈:まあ出て成功したらもうけものかな。
佐倉星慈:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 6[6]+49 → 55

GM:出た人は振ってもいいですよ!
佐倉星慈:どっちでも同じなので1を振りましょう。コネ要人を使いましょう
佐倉星慈:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 7[2,3,7,7] → 7

佐倉星慈:無理でした。
綿貫稲穂:では1を
GM:佐倉くんには自由に使える財産がなくて・・・
綿貫稲穂:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 6[6] → 6

綿貫稲穂:流石にキツイ
佐倉星慈:「手札を使い切ったぞ。…俺に打つ手はないね」
綿貫稲穂:「むう……また端末の調子がおかしいです」
佐倉星慈:端末に目を向けよう。
安見 庸一:「綿貫さん、それ逆です。逆。モニターは反対側です」
綿貫稲穂:「!」
綿貫稲穂:「“ブラットギフト”の正体についてはある程度把握出来たのですが」
綿貫稲穂:「能力の詳細等についてはもっと情報を集める必要がありますね」
佐倉星慈:「…まぁ、そこらへん、偉そうな事言えないからね俺も。何も言うまい」
神近冬:では出ようかな
神近冬:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 1[1]+56 → 57

奥川香埜:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 10[10]+57 → 67

奥川香埜:なめてんのか
綿貫稲穂:Oh・・・
GM:登場した人はダイスをどうぞ……
神近冬:奥川先生からどうぞ、こちらは難易度は変わらないので
奥川香埜:2dx では(1)をやります。
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[7,8] → 8

奥川香埜:財産使いますよ
綿貫稲穂:さすが!
GM:ならば成功です!
奥川香埜:財産37→36
佐倉星慈:奥川さん。ダイスが1つ増える!
奥川香埜:あそういえば。でもいいや。
GM:はした金だ……
神近冬:要人への貸しを使います
神近冬:4dx>=9 (2)
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[2,6,8,10]+4[4] → 14 → 成功

GM:神近くんはエリートエージェントだ
GM:それじゃあ順番に開示します
(1)“ブラッドギフト”について:2
イタリアから陸路・海路を経由して日本までやってきた。
UGN、FHの双方から、“ブラッドギフト”の迎撃を試みたこともあるが、いずれも失敗。
いかなる攻撃からも再生し、自分の肉体を形成。数度の試みにも関わらず、取り逃す結果となっている。
死体を粉々に粉砕し、異空間に放逐しても蘇生したことから、なんらかの能力特性であると思われる。
屍体を操り、独自の群れを形成している。
綿貫稲穂:えげつない不死身さだなぁ
(2)“ブラッドギフト”の能力について
移動経路の途中、定期的に殺人を犯しており、被害者の血液はすべて抜くという習性がある。
いずれも被害者の死体は、体内から鋭利な刃物で切り裂かれたような外傷を負っていた。
彼と交戦したエージェントもまた、体の内側から奇妙な攻撃を受けたと証言している。
悪天候の日に活動が活発化する傾向もある。
GM:以上です。
GM:情報を交換・共有しても構わない。
神近冬:「“ブラッドギフト”の能力についてだが――」 と、能力について説明する
神近冬:「――ということらしい、内部からの攻撃だとあまり防具は意味が無いかもな。はははっ!」 
綿貫稲穂:「あの全身が刻まれた死体……内側からの攻撃によるものだったのですね」
安見 庸一:「もう、ワケわかんないですね」
佐倉星慈:「吸血鬼か切り裂きジャックか。どっちにしろ、あまり俺とは趣味が合わないな」
神近冬:「そうそう、悪天候時には元気らしい。つまり今は絶好調ってということだな」
安見 庸一:「嵐、強くなってきましたね……」 まだ台風は通過中だ。
奥川香埜:「そっちはそんな情報出てきたのかよ」
神近冬:「そちらはどんな感じだ? 奥川」
奥川香埜:「“ブラッドギフト”……調べるほどにヤバいね」 情報を話します。
奥川香埜:「ほんとに死なないし色んな所が手こずってる」
佐倉星慈:「異次元に放逐、大した不死身さだな。さて、どうやったら首を落とせるか」
神近冬:「正しく不死身に相応しい、と言うところだな。これは」
綿貫稲穂:「恐怖の衝動による『自己保存』の為に行動するジャーム……」
安見 庸一:「でも、ここまで逃げてきたってことは、攻撃能力はそんなでもないってことなんじゃないですかね? そうだといいな……」
神近冬:「さて、FHエージェントを皆殺しにした手並みから言って難しいだろうな」 笑う
佐倉星慈:「数多の組織の腕利きを返り討ちにしたのにか?」愛刀の鍔を鳴らす。
佐倉星慈:「その楽観主義なところは実に羨ましいと思うよ。スレッシャーリトル」
奥川香埜:「好奇心旺盛だねお前ら」
神近冬:「ははっ! よく言われる」
綿貫稲穂:「その上に、今回はマスターエージェントまで。一筋縄では行きませんね」
安見 庸一:「わかってますよ! でも、殺す手段さえあれば……なんとか……」
神近冬:「さて、そうそう“ヤヌアリウス”と話をしてきた」
奥川香埜:「お。どうだった?」
神近冬:「彼女は本当に殺せる手段がある。これは絶対だ、そういうモノを持っている」
安見 庸一:「おおー」
神近冬:「ただ、そういったモノを彼女の組織が有していることは知られたくはないとのことだ。秘密にしてもらいたい」
綿貫稲穂:「奥の手という事ですね。勿論、守秘義務は守ります」
安見 庸一:「あ、はい……! バチカンなんかと敵対的になりたくないですからね……!」
神近冬:「そういうことだな安見。他の組織と進んで戦争状態になるのはUGNとしても望まないだろう」
佐倉星慈:「それを判断するのはうちの支部長の判断かな。これ、この通り問題はないね」
佐倉星慈:「スレッシャーリトル…彼女の切り札と言うのは、俺の神斬りと同じようなものなんじゃないかな?」
神近冬:「“神斬り”?」
安見 庸一:「――可能性は高いですね。佐倉くんの刀も」
安見 庸一:「その手の怪物を撃破したことがあると聞いています」
佐倉星慈:「だとしたら、信における話だと思うね。十中八九で不死を殺せる」
神近冬:「ははっ!“デュラハンメイカー”もまた物騒なモノを持っているらしいな」
安見 庸一:「対策が出揃ってきましたね。あとは、相手が動けば……」
神近冬:「ふむ、そういうことなら少し頼みごとをしてみるか」
神近冬:「非常に個人的な頼みになるのだが“ブラッドギフト”の止めは彼女に譲ってほしい」
神近冬:「もちろん“出来れば”の話だがな」
佐倉星慈:「訳ありだって言うなら、聞いても良いさ。こういうのを断るのは粋じゃないしね」
佐倉星慈:「勿論、余裕があれば、だけどね」了承はする。
神近冬:「それで構わない、生命と引き換えでは本末転倒だ」
安見 庸一:「……あ! うわっ! あっ、ちょっとすみません!」 携帯端末を掲げる。
綿貫稲穂:「安見支部長?」
安見 庸一:「襲撃みたいです。これ、向こうの方から来ました、ってか来てます」 携帯端末が真っ赤
佐倉星慈:「落ち着きのない男だな。君は、…キアラメンテを見習ってくれよ」
神近冬:「はははっ! どうやら相手は待ちきれないようだ」
安見 庸一:「いや、ほんと落ち着いてる場合じゃ……渡会さんを保護してるエリアの方に、1,2,3……たくさん!」
奥川香埜:「あーそれはまずいな」
綿貫稲穂:「なるほど、急を要する事態という訳ですね」
佐倉星慈:「それを早く言ってくれ。まったく、情報伝達の順番が逆だ」
佐倉星慈:刀を握り締めて、今にも駆け出さん限りだ。
安見 庸一:「……奥川支部長!」
安見 庸一:「そっちお願いします! ぼくはこいつらの出てきたところを突き止めます」
奥川香埜:「え?」
奥川香埜:「あーあーあー、えーと、デュラハンメイカーくんちょっとストップね」
奥川香埜:「私が指示出していいの?」
佐倉星慈:「あまり我慢が効く方ではないですが。迅速な指示を期待します。実戦経験の多い貴方の方がこの場では頼りになる」
安見 庸一:「お願いできませんか……?」
奥川香埜:「いや、勝手に仕切っていいのかって思ってね」
神近冬:「正規構成員の二人がこう言っている、誰も不満は言わないだろう」
神近冬:「采配は頼むぞ、上手く使ってくれ」
佐倉星慈:「スレッシャーリトルの判断は実に正しいね。冷静な判断が出来てるよ」
奥川香埜:「まあとりあえず急がないとダメな場面だから早急に現場に向かうけど」
安見 庸一:「そちらの戦闘を片付けるまで、お願いします。こちらは追いかけっこしてみます」
安見 庸一:「モトを押さえれば、そいつらも無限には出てこない・・・はず、です。たぶん」
奥川香埜:「はーい了解。急いで現場に向かう」
神近冬:「気をつけろよ安見、ミイラ取りがミイラになっては意味が無い」
綿貫稲穂:「綿貫了解、現場へ急行します。安見支部長、お気をつけて」
佐倉星慈:「了解。まったく1秒が長かった」
奥川香埜:「ということでみんなよろしく」
安見 庸一:「がんばりますよ。そちらもよろしく!」
佐倉星慈:「じゃあ、君も死ぬなよ。俺は支部長には絶対にならないからね」
佐倉星慈:駆け出す。
神近冬:「こちらこそよろしく頼む、さてどの程度の相手が出てくるのだろうな」
奥川香埜:「さあねえ。でも、どんなのが出てきたって大丈夫だろ?」
神近冬:「ふふっ! 分かっているじゃないか!」
奥川香埜:「なんか楽しそうだしね」
神近冬:「俺は子供だからな、何をするのにも楽しい年頃というやつさ」

GM:というわけで、ここでは調達判定はできません!
GM:このシーン、ロイスは取れるので、なにかあればどうぞ。
奥川香埜:「若い時はやりたいことをやるのがいい。おもいっきりな」
佐倉星慈:安見 庸一 にロイス取ります。 信頼/食傷○
神近冬:「その手の言葉は相変わらずいい、思いっきりやらせてもらうぞ!」
神近冬:ロイス取りまーす、-敵/“ブラッドギフト”/懐旧/憐憫:○/ロイス
綿貫稲穂:ロイス/神近冬/感服○/不安 で
GM:こんなところなら、シーンを切り替えてミドル戦闘にいきます。
奥川香埜:神近冬/殺意が高い○/不安
佐倉星慈/殺意が高い○/不安

◆Middle05

GM:ミドル戦闘のシーン。
GM:全員の登場を推奨します。
神近冬:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 3[3]+57 → 60

GM:登場される方はどうぞ
綿貫稲穂:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+2[2] → 54

奥川香埜:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 7[7]+67 → 74

奥川香埜:しぬのでは
綿貫稲穂:なんかずっと低い
佐倉星慈:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 5[5]+55 → 60

GM:綿貫さんはどうなってるんだ

GM:では、きみたちが渡会さんの保護されてるエリアまで到達すると、すでに建物がすっかり包囲されている。
GM:いびつな形の血まみれの犬や、大型の血まみれの鳥が空中を旋回している。
渡会 麻里乃:「あっ——佐倉くん!」 保護施設用の建物に立てこもっています。
渡会 麻里乃:「気をつけてください。いっぱいいます!」
佐倉星慈:斬獲を繰り返しながら、返り血を気にせずに走る。
神近冬:「中々盛大だな! “デュラハンメイカー”彼女はこちらのことは知っているのか?」
佐倉星慈:「問題なく。肝もスレッシャーリトルより太いよ、彼女は」
神近冬:「よし、分かった。ではこちらも思い切りやれるというものだ」
綿貫稲穂:「それは何よりです。パニックになられては守れるものも守れない」
佐倉星慈:「ここで間に合わなかったら、流石に言い訳のしようもなかった。遅くなった、渡会、無事だな?」
佐倉星慈:無事を確認すれば敵に向き直る。
奥川香埜:「居場所が色々バレてんのかな」「ま、今はいいや」
渡会 麻里乃:「はい、無事です。支部の人たちが負傷してしまって……!」
渡会 麻里乃:「それに、あの人が」
“マスター・ヴィータ”:「――こいつは、想定より面倒なことになってきたな」
“マスター・ヴィータ”:「“ブラッドギフト”の姿もない。ハズレたか」
綿貫稲穂:「……マスター・ヴィータ。何故あなたがここに?」
神近冬:「こいつが“マスターヴィータ”か! なるほど」
奥川香埜:「“ブラッドギフト”を追ってるのか」
“マスター・ヴィータ”:「ああ。標本の収集だ」
奥川香埜:「コレクターってのはホントなんだな。いい趣味してる」
“マスター・ヴィータ”:「興味深いサンプルになる……と思ったが」 陰気な顔できみたちを見回す
“マスター・ヴィータ”:「邪魔だな」
佐倉星慈:「やるか?」
佐倉星慈:問う。
綿貫稲穂:「それはこちらの台詞です」機械弓を展開、構える。
“マスター・ヴィータ”:「ああ……そうだな。試してみよう。このボディを使うのは初めてだ」
“マスター・ヴィータ”:「どこまで調整できているか……UGNの若手が4人……」
佐倉星慈:「ならば、その首がついてるか、常に気を配れ」
佐倉星慈:何かを揶揄するように自分の首を指でなぞる。
“マスター・ヴィータ”:「首を落とすのがきみの技か。まあ……お手柔らかにな」
神近冬:「初めてか、それは楽しいのか? “マスターヴィータ”」
“マスター・ヴィータ”:「楽しい? 初めて聞かれることだ。が……あえて答えるとすれば、”たのしい”」 陰気に笑う
“マスター・ヴィータ”:「初めての運用は、いつも興味深い」
神近冬:「ふふっ!なるほど、“生命”の探求者としては合格だな!」
神近冬:「そうでなければ生きている価値はないだろう」
佐倉星慈:「渡会、もう少し待ってくれ。これ以上の手出しはさせないので安心してくれて良いぜ」
佐倉星慈:両手を広げて、だらりと刀を構える。戦闘態勢をとる。来い!
綿貫稲穂:「この街の人々を守るのに、あなたが邪魔だ、FH」
奥川香埜:「皆殺意が高くていいことだね」
“マスター・ヴィータ”:「ずいぶんと険悪な視線の持ち主もいることだ……始めようか」 腕を掲げると、周囲の屍体がそれに従う気配を見せる。
GM:というわけで、ミドル戦闘です。

●第1ラウンド

▼行動値
神近冬:14
“マスター・ヴィータ”:12
奥川香埜、鳥型ジャーム群1,2:8
佐倉星慈、犬型ジャーム群1,2:5
綿貫稲穂:3
GM:セットアップからです。
GM:なにかある人! こちらは5人ともなにもなし!
神近冬:なしです!
奥川香埜:《戦術》
奥川香埜:「ここは思い切り暴れろ。責任は全部私がとる」 みんなダイス+7個です。
綿貫稲穂:ありがてえ……っ
奥川香埜:80になりました。
佐倉星慈:なし
綿貫稲穂:ナッスィン
■戦場図
《綿貫稲穂 奥川香埜》
《神近冬 佐倉星慈》
5m
《“マスター・ヴィータ”》
《犬型ジャーム群1,2》
5m
《鳥型ジャーム群1,2》
GM:かなり近い。
佐倉星慈:「そのオーダー。承りましたよ。責任の取り甲斐のある暴れ方をしてみせましょう」
奥川香埜:「期待してるぜ」
綿貫稲穂:「了解、全力でかかります」
GM:行動値順で、神近くんからどうぞ。
神近冬:「ははっ!中々珍しい指揮だ、力の奮い甲斐がある!」
神近冬:まずはマイナーで19m離れます。右側に移動しよう。
GM:くっ、卑劣なエンゲージコントロール
■戦場図
《綿貫稲穂 奥川香埜》
《佐倉星慈》
19m
《神近冬》
5m
《“マスター・ヴィータ”》
《犬型ジャーム群1,2》
5m
《鳥型ジャーム群1,2》
神近冬:ではメジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《氷の塔》、対象は鳥ジャームだ!射撃攻撃の気がする!
GM:卑劣極まりないぜ!どうぞ!妨害とかない!
神近冬:16dx7+3 もちろん対象は二体!
DoubleCross : (16R10+3[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,4,4,5,6,7,7,7,8,9,9]+10[5,7,8,8,9,10]+10[3,5,8,10,10]+10[3,8,8]+10[4,8]+10[10]+5[5]+3 → 68

綿貫稲穂:ヤバイ
GM:ダイスの数がイカれてる
奥川香埜:ひゃっほう
神近冬:これマスターヴィータ狙ったほうがよかったな……w
佐倉星慈:回った。回った。
GM:ダメージください・・・
佐倉星慈:ド、ドッジとか
神近冬:そうだ、上回れるか分からないが一つまだダイスがあった。ひとつ分降ります
神近冬:1dx7+3
DoubleCross : (1R10+3[7]) → 10[7]+6[6]+3 → 19

神近冬:では改めてダメージいきます。
GM:こいつらのイベイジョンじゃどうしようもない。
神近冬:7d10+15
DoubleCross : (7D10+15) → 38[8,2,8,6,8,2,4]+15 → 53

神近冬:諸々有効です
神近冬:侵蝕:60→68
GM:想定をはるかに超えるダメージ。両方叩き潰されますが、片方にマスター・ヴィータから《奇跡の雫》が飛びます。鳥ジャーム1号だけ復活して生存。
神近冬:鳥型のジャーム群に向かって神近が右手ををかざすと腕に刻まれた聖痕が発光、神近の周囲に光り輝く“なにか”が現出し――
神近冬:そしてまた、鳥ジャーム達達を光が包み込む。
“マスター・ヴィータ”:「……ん」 遅れてそちらを振り返る
GM:たぶんグチャグチャになって消し飛ぶ……。
神近冬:包み込まれた鳥ジャームは動き止め――死に絶える。
“マスター・ヴィータ”:「速い。そして殺傷力。……厄介だな」
“マスター・ヴィータ”:手をかざすと、時間が巻き戻ったように片方が翼を羽ばたかせて飛び上がる。
神近冬:「ふむ……確かに全てのいのちを奪ったはずだが。この力、流石はマスターエージェント」
神近冬:「ふふっ!生き返るとはな、“生命”を研究しているだけはある」
“マスター・ヴィータ”:「いや、予想外だ……異様な威力……。生命を止めるのか……?」
佐倉星慈:「まったく、どっちも見ごたえのある手品さ。さて、次の手を検分させてもらうよ」
神近冬:「神の権能だ、高く付くぞ」 笑う
“マスター・ヴィータ”:「まあ……そうだな。必要なのは、少しだけの応用。例えば、これだ」 左手を伸ばす。
GM:マスター・ヴィータの手番。
“マスター・ヴィータ”:マイナーなし。
“マスター・ヴィータ”:メジャーで要の陣形+領域の加護+熱狂+導きの華。
“マスター・ヴィータ”:対象は犬ジャーム×2、鳥ジャーム×1
“マスター・ヴィータ”:「まだ完全に馴染んでいないな……」 周囲のジャームが一回り膨張し、異形の腕や角が生え始める。
GM:こいつはこれだけ。奥川さんの手番デース
綿貫稲穂:「(奥川支部長と同じ支援型……!)」
奥川香埜:「厄介だな……」
奥川香埜:「攻撃してくる相手ならいくらでも隙を見つけられるが、支援型となると実に厄介」
奥川香埜:「“マスター・ヴィータ”、何故お前は不死者をコレクションする?」 話し掛けるぞ
“マスター・ヴィータ”:「……たまに聞かれるが、答えはシンプルだ。”興味がある”」
“マスター・ヴィータ”:「探しているんだ。生命の答えを」
奥川香埜:「何故そういう思考に至ったかに私は興味があるな」
奥川香埜:「それ、だいたい頭イカれてる奴が考えることだぜ」
“マスター・ヴィータ”:「俺にはお前たちのほうが不自然だと感じる。なぜ放置できるのか。自分自身を不思議に思ったことはないか? なぜ生命として存在するのか……そもそも生命とはなにか」
“マスター・ヴィータ”:「あまりにも根本的な疑問。誰もそこからは逃れられない……。それを放置できることのほうが、俺には理解できない」
GM:この手のことについて喋ると早口になるタイプだとすぐにわかる。
奥川香埜:「なるほどね。大体わかった」
奥川香埜:《アドヴァイス》 対象神近くん
奥川香埜:「神近くん! こいつは君がやるのが一番いいんじゃない?」
神近冬:「ははっ!指揮している奥川から許可が貰えるとはな」
奥川香埜:「デュラハンメイカーくんでもいいんだけど、君のほうが気持ち殺意が高い気がするよ」
“マスター・ヴィータ”:「……さっきのやつか……」 警戒する
神近冬:「ああ、正解だ!俺もちょうどそう思っていたところだ」
奥川香埜:「彼の根本的な疑問は君が解決できるだろうよ。ヒャハハハハ!」 殺意です
奥川香埜:次のメジャーのダイス+7とC値-1です
奥川香埜:84!4も上がるのかよ
神近冬:「感謝する! 奥川」 うけとります、ありがとう!
佐倉星慈:「まとめて命を消し去るのは君の領分だ。俺は露払いをさせてもらうさ」
GM:それじゃあ、鳥型ジャームの出番だ
鳥型ジャーム:マイナーなし。
鳥型ジャーム:「コ、ク、コココクククク!」 異様な鳴き声とともに、嘴を開き、血液と骨の混じった弾丸を吐き出してくる。
鳥型ジャーム:エフェクトはない。対象は綿貫サンだな。
綿貫稲穂:エフェクトも持たぬザコめが~!
鳥型ジャーム:7dx+13
DoubleCross : (7R10+13[10]) → 7[1,3,3,3,4,5,7]+13 → 20

GM:対応をどうぞ。
綿貫稲穂:でもそれなりに高い……ドッジしよう
綿貫稲穂:《リフレックス:ブラックドッグ》《ゲットダウン》
綿貫稲穂:えーと戦術の効果は乗らないんですよね
GM:乗らないっす!
綿貫稲穂:オス!
綿貫稲穂:6dx8+1
DoubleCross : (6R10+1[8]) → 10[1,1,3,4,7,8]+5[5]+1 → 16

綿貫稲穂:マジかよ
GM:愚かな人間よ・・・
GM:ダメージを与えてやろう!
鳥型ジャーム:3d10+15
DoubleCross : (3D10+15) → 10[3,4,3]+15 → 25

GM:もろもろ有効
綿貫稲穂:死にはしないけど痛い!
綿貫稲穂:侵蝕は58になりました
GM:血と骨の弾丸が綿貫さんを貫通しました。
綿貫稲穂:「ぐっ……!」強化された動きを見誤り、被弾!
“マスター・ヴィータ”:「死を経験した生命は強い。きみはどうだ……?」
GM:続いての手番は佐倉くんですね。
佐倉星慈:綿貫さんに目を向ける。致命傷ではないことを確認し、こちらの行動に移す。
GM:どうぞ!
佐倉星慈:マスターヴィータのエンゲージに接敵します。対象は犬。
■戦場図
《綿貫稲穂 奥川香埜》
19m
《神近冬》
5m
《佐倉星慈》
《“マスター・ヴィータ”》
《犬型ジャーム群1,2》
5m
《鳥型ジャーム群1》
GM:1号ですかね。どっちでも変わらないけど……!
佐倉星慈:1で!
佐倉星慈:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《爪剣》《オールレンジ》《死神の精度》 60→71
佐倉星慈:17dx7+6
DoubleCross : (17R10+6[7]) → 10[2,3,3,4,4,5,6,7,7,8,8,9,9,9,9,9,10]+10[1,2,2,3,3,5,5,5,7,10]+10[6,7]+10[8]+1[1]+6 → 47

GM:うーむ、やはりダイスが多いと強い
GM:熱狂のせいで暴走中なんで、ダメージどうぞ
佐倉星慈:佐倉星慈の能力適性は最弱レベルである。四肢を正確にあらゆる方向に曲げる、持続性はなく瞬間的に合計で20cmその四肢を伸ばせる。言ってしまえば彼の異能はそれだけだ。
佐倉星慈:だが、それだけの能力は接近戦においては如何なる能力にも劣らない悪辣な武器へと昇華される。伸びる四肢は間合いを惑わせ、自然の理を解することなく自在に曲がる躯体は人動の常識を覆す。
佐倉星慈:結果、繰り出される剣撃は全て人の理外の未知なる奇剣となる。
佐倉星慈:「馬鹿な奴だ。俺の領域(間合い)で戦おうとはね。この台詞、ふっ、言うべきだよな」
佐倉星慈:5d10+28
DoubleCross : (5D10+28) → 33[7,10,9,1,6]+28 → 61

GM:うーむ、61か。これはどうしようもないな……破壊されますね。
“マスター・ヴィータ”:「ん――人間の構造じゃないな……」
佐倉星慈:首を跳ねる刀が振るわれる。発条仕掛けのギロチンのように黒鋼の刃が鞘から首めがけて最短距離を疾駆した。
佐倉星慈:首跳ね刃を振るった腕は動きを止めず勢いそのままに軟体異能を以って背中に回され、刀は背に隠れた中で逆の手に持ち変えられる。
佐倉星慈:手品じみた交差法。再び命を吹き込まれた斬撃は、虚から姿を現わし、敵の予想の外から死の断頭円斬となって襲い掛かる。
佐倉星慈:「奇剣ですまない。でも、言ったはずさ。首がついてるか気を配れ。って」
佐倉星慈:斬刀の後、何かを揶揄するように自分の首を指でなぞる。
GM:犬ジャーム1号は一撃で切断されました。
“マスター・ヴィータ”:「こうなっては助けられない。サンプルとしては回収したかったが……残念だ」
“マスター・ヴィータ”:「故に、行け。残りの生命を使い果たせ……」
佐倉星慈:「残酷で野暮なオーダーだ。君にだけは回収されたくはないものさ。故に死んではやれないよ」
GM:今度は犬型ジャームその2の手番です。
GM:こっちは白兵タイプなので佐倉くんを攻撃するしかない。
犬型ジャーム:マイナーなし。
犬型ジャーム:メジャーで爪による攻撃。対象は佐倉くん。
犬型ジャーム:9dx+14
DoubleCross : (9R10+14[10]) → 10[1,2,2,5,5,8,8,9,10]+10[10]+4[4]+14 → 38

GM:まっ、回った!
佐倉星慈:ガード
GM:クソ雑魚コンセなし野郎の努力を見せてやりますよ!
犬型ジャーム:4d10+19 ダメージ。もろもろ有効。
DoubleCross : (4D10+19) → 27[9,2,6,10]+19 → 46

佐倉星慈:リザレクト
GM:で、出目もでかい。
佐倉星慈:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 9[9]+71 → 80

犬型ジャーム:犬型ジャームはきみに飛びかかり、肉体を食いちぎる。
渡会 麻里乃:「佐倉くん! だ、大丈夫ですか!? 血が――」
佐倉星慈:右腕を食わせ、転がりながら離脱。転がった先で再生させる。
佐倉星慈:「親友はこの手のシーンに弱くてね。あまり残酷なことをしないでくれよ。ふん、まだ平気だ」
佐倉星慈:「強がれるよ。だから、そんな声を出さなくていい」
渡会 麻里乃:「……佐倉くんのそれは、信用していい時と、よくないときがあります。……無理はしないでください」
GM:手番は綿貫さんに移ります。行動をどうぞ。
綿貫稲穂:じゃあ残った犬コロを始末しましょうかね
綿貫稲穂:マイナーはなし
綿貫稲穂:メジャー《コンセントレイト:ブラックドッグ》《魔獣の本能》《魔獣の衝撃》《雷の槍》 
神近冬:いや!まった!
綿貫稲穂:むっ
神近冬:鳥狙ったほうが良くないですか?
綿貫稲穂:あ、まだ鳥が残ってましたか
佐倉星慈:鳥だね。次の頭で神近君が犬どもをつぶす
綿貫稲穂:先に射撃を潰すという算段ね
綿貫稲穂:ではターゲットは鳥で!
GM:悪い奴らめ
綿貫稲穂:綿貫の目と髪が金色に変化していく。同時に周囲の空気がビリビリと尖っていく。
綿貫稲穂:15dx8+1
DoubleCross : (15R10+1[8]) → 10[1,2,2,3,5,5,5,6,6,6,8,10,10,10,10]+10[1,2,6,9,9]+5[3,5]+1 → 26

GM:低めがやっと出た・・・でもこっちは熱狂中なのでリア不です。
GM:ダメージをください。
綿貫稲穂:ではダメージ
綿貫稲穂:3d10+16
DoubleCross : (3D10+16) → 21[10,3,8]+16 → 37

綿貫稲穂:まずまず
GM:高い
GM:死にました。今度は焼かれて落下、起き上がりません。
綿貫稲穂:鳥型ジャームの頭上から、唐突に雷が降って来たる。弓は増幅器に過ぎず、その射線に気を取られれば焼死するのみだ。
綿貫稲穂:「――あと2体」
“マスター・ヴィータ”:「二度目の死は越えられなかったか……」 右手を掲げるが、反応はない。首を振って向き直る。
■第1ラウンド終了時
《綿貫稲穂 奥川香埜》
19m
《神近冬》
5m
《佐倉星慈》
《“マスター・ヴィータ”》
《犬型ジャーム群2》

●第2ラウンド

▼行動値
神近冬:14
“マスター・ヴィータ”:12
奥川香埜
佐倉星慈、犬型ジャーム群2:5
綿貫稲穂:3
GM:ラウンド2。
GM:セットアップ!何かあるひと!
佐倉星慈:なしだぜ
奥川香埜:なしでおねがいします。
綿貫稲穂:なしでございます
神近冬:なしです!
GM:こちらもないので、神近くんの手番からです。
GM:行動をどうぞ。
神近冬:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《氷の塔》 対象はマスターヴィータのエンゲージにいるエネミー全員
神近冬:「次はお前だ、“マスターヴィータ”。この一撃、耐えられるか?」
“マスター・ヴィータ”:「先刻の一撃か――」 左手を掲げる
GM:どうぞ!妨害とかないので!
神近冬:ダイスが9、侵蝕で+1、アドヴァイスで+7。daisu
“マスター・ヴィータ”:防御の構え。
神近冬:ダイス17でいきます
神近冬:17dx6+3
DoubleCross : (17R10+3[6]) → 10[1,1,1,1,2,2,4,4,5,7,7,8,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,4,4,4,7,10]+10[5,7]+5[5]+3 → 38

神近冬:一見派手に見えるけど大したことのないアレ
GM:マスター・ヴィータはガード。犬はリア不。
GM:ダメージをどうぞ。
神近冬:4d10+15 諸々有効
DoubleCross : (4D10+15) → 30[4,10,6,10]+15 → 45

神近冬:侵蝕:68→76
GM:このダメージは耐えられないな。ヴィータ、犬ともに戦闘不能です。
GM:ただし、ヴィータは死ぬ前に犬型ジャームにアクアウィターエ。
GM:本人は倒れます。
神近冬:もう一度腕を振るう。聖痕が輝き、先ほどと同じ光が“マスターヴィータ”達を包み込む。
神近冬:包み込まれたのならば、力が抜ける感覚を覚えるだろう。いのちそのものを奪い去るひかり。
神近冬:「ふむ、先ほどに比べれば劣るな。力が不安定だが――」
神近冬:「どうだ、“マスターヴィータ”。神の力の程は」
“マスター・ヴィータ”:「……興味深い。命を奪う力……だが、このボディでは限界だな……」
“マスター・ヴィータ”:「また、遭うこともあるかもしれない。名前を聞いておこうか?」
神近冬:「神近冬、二つ名は“サイレントスノウ”となっている」
“マスター・ヴィータ”:「“サイレントスノウ”。覚えておこう……」 そのまま崩れ落ちる。戦闘不能です。
GM:残されたのは犬型ジャームが一匹だけ。
神近冬:「“マスターヴィータ”……ふふっ、中々面白い奴だ」
犬型ジャーム:「ウゥゥ……!」
佐倉星慈:「面白いのは結構なことだけどさ。後始末は誰にやらせるって?」
佐倉星慈:「こういう置き土産は野暮だと思うけどね」
神近冬:「いや、悪い“デュラハンメイカー”。きみ達で片付けてくれると助かるが」 笑って託す
GM:うーむ、敗戦処理のピッチャーみたいになってしまった。だが命ある限りはがんばろう。
GM:奥川さんの手番です。
奥川香埜:待機しよう。
GM:OK。
GM:そのまま佐倉くんへパスです。
佐倉星慈:「じゃあ、行こうか」
佐倉星慈:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《爪剣》
佐倉星慈:7dx7+6
DoubleCross : (7R10+6[7]) → 10[1,2,2,5,5,8,9]+10[5,7]+2[2]+6 → 28

GM:リア不!
GM:ダメージをください。
佐倉星慈:3d10+18
DoubleCross : (3D10+18) → 15[3,7,5]+18 → 33

佐倉星慈:80→85
GM:成仏しました!
GM:叩き潰されます。
佐倉星慈:首、首、首、弾かれようが、躱されようが、剣先は、執拗に、迷いを見せずに、振るう度に、精度を上げて首を狙い続ける。
佐倉星慈:手首を曲げて首を狙う、角度を変えて刀が首を襲う。腕を伸ばして首を狙う、届かぬはずの刀が首に追いすがる。空気を絶叫死させて黒鋼が首に喰らいつく。
佐倉星慈:「さぁ。君の首はついているか?」
佐倉星慈:斬刀。首を指でなぞる。
GM:飛び跳ねて回避しようとしますが、ほんの一秒程度寿命を延ばしただけでした。
GM:次の瞬間には首が飛んでいる。
GM:戦闘終了です。
佐倉星慈:「これ、この通り。首を斬る」
神近冬:「見事」
渡会 麻里乃:「佐倉くん! ――大丈夫!?」
佐倉星慈:「すまない。渡会遅くなったな。後、心配されるより、応援されるほうが好きだな、俺は」
佐倉星慈:自身の黒絹のように艶やかなウェーブがかった前髪を白い指先で弄る。
佐倉星慈:「大丈夫」
渡会 麻里乃:「なら、いいです。……あんまりよくないですけど。佐倉くんは無茶なことしますから」
佐倉星慈:「返す言葉がみつからない。どうも、こういう時に気の利いた文句が出てこないな」
安見 庸一:『――あ、みなさん、終わりましたか!?』
神近冬:「ああ、ちょうどいま終わったところだ」
佐倉星慈:「スレッシャーリトル。俺はそこまで無茶かな?そっちはどうだい?」
綿貫稲穂:「安見支部長。そちらの様子はどうですか?」
安見 庸一:『こちらは見つけました、あいつの拠点は地下です。地下鉄道の奥! って、あ、いや、それはよかったんですけど——』
安見 庸一:『問題発生です、やばいです!』
綿貫稲穂:「問題?」
奥川香埜:「どんな?」
安見 庸一:『こちらが市街地に出ている間に“ブラッドギフト”が出現しました、“ヤヌアリウス”ナタリアさんを保護していたエリアです!』
神近冬:「ははっ!あちらが立てばこちらが立たずといったところか」
奥川香埜:「やっぱり色々バレてんだなあ」
安見 庸一:『ナタリアさんの姿が見当たりません。ど、どうしましょう、これ、絶対にさらわれてますよね!?』
神近冬:「そう考えたほうが良いだろう。――あまり時間はないだろうな」
綿貫稲穂:「論理的に考えると、さらわれてますね」
安見 庸一:『めちゃくちゃ落ち着いてますね、綿貫さん! と、とにかく、あれです』
佐倉星慈:「ナタリアさんを助け出して、ブラッドギフトを倒す」
佐倉星慈:「そういう事じゃないか?骨だけどね」
安見 庸一:『巣は見つけました。さらったとしても、ここに戻ってくると思われます。追跡をお願いします! こちらは、ちょっといま囲まれてて』
安見 庸一:『こんなに死骸ジャームがいたなんて……!』
神近冬:「こちらは任された、安心しろ安見」
佐倉星慈:「こっちは承った。君も適当に切り上げろよ。こんなところで死んだんじゃ意味がないぞ」
綿貫稲穂:「大丈夫ですか安見支部長。応援の必要は?」
安見 庸一:『こちらはなんとかします。追跡と、ナタリアさんの保護をお願いします!』
奥川香埜:「了解した。がんばってね」
綿貫稲穂:「了解しました。現場へ急行します」
安見 庸一:『はいっ、健闘を祈ります!』
GM:というわけで、安見からの通信は切れます。
佐倉星慈:「よし。話は聞いたとおりだね。……一刻を争う中、すまないが。ヴァジュランダ、サイレントスノウ、先行してくれないか?」
神近冬:「構わない、そちらもやり残しがあって剣が鈍ってはいけないだろうしな」
綿貫稲穂:「そうですね。渡会さんが再び狙われないとも限りません」
佐倉星慈:「察しがよくて助かるよ。その聡明なキャラ立ちは地味な俺にとって眩しく映る。実に見習いたい」
佐倉星慈:「キアラメンテ、よろしいでしょうか?」
奥川香埜:「いいよ。誰だって見知った人間は守りたいと思うもんだしね」
佐倉星慈:「ありがとうございます。指揮官が粋な人間で良かった」頭を下げる。
奥川香埜:「私もちょっと野暮用を片付けてから行くよ。すぐ向かう。二人とも、よろしくお願いね」
神近冬:「分かった、では先行させてもらおう」
綿貫稲穂:「了解しました。露払いはお任せください」
佐倉星慈:「任せた。たどり着く頃には全部片付けても構わないよ」
神近冬:「はははっ! 言われずとも俺はそのつもりだ、急いで中途半端な剣は見せてくれるなよ“デュラハンメイカー”」 笑って、駆け出す
綿貫稲穂:「ではそちらもお気をつけて」同じく駆け出します
佐倉星慈:軽く唇の端をあげて二人を送る。
佐倉星慈:「じゃあ渡会、すまないが移動だ。足には自信あったよな」

GM:こんなところですかね。いちおう調達ができます。
GM:たぶん最後の調達シーン。支部にあったものを持っていく感じになります。
佐倉星慈:一応 応急手当です。
佐倉星慈:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[5,6,10]+6[6] → 16

佐倉星慈:くっ、無駄な。
佐倉星慈:使う
佐倉星慈:9+2d10
DoubleCross : (9+2D10) → 9+19[10,9] → 28

奥川香埜:4dx+1 ぼであま
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[9,9,10,10]+6[1,6]+1 → 17

奥川香埜:買えたー!
神近冬:ジュラルミンシールド
神近冬:2dx+4>=12
DoubleCross : (2R10+4[10]>=12) → 7[5,7]+4 → 11 → 失敗

神近冬:財産1点して購入、財産P7→6
神近冬:そして装備、フルアーマーだ!
綿貫稲穂:私も応急手当
綿貫稲穂:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 4[1,4]+1 → 5

綿貫稲穂:全然ダメだ
GM:OK。

◆Middle06

GM:ではネクストシーンだ。シーンプレイヤーは綿貫さん。
GM:登場は自由ですが、神近くんだけかな。
綿貫稲穂:66+1d10
DoubleCross : (66+1D10) → 66+6[6] → 72

神近冬:出よう、100%にならぬと本気は出せんからな
神近冬:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 7[7]+76 → 83


綿貫稲穂:段々とワシのレネゲイド袋が温まってきたぞ
GM:OK。では、きみたちは地下鉄の奥にある“ブラッドギフト”の巣に向かっています。
GM:地下鉄では有毒ガスの発生ということで、利用客を退避させている。
綿貫稲穂:なるほど
GM:実際、その状況はそれほど間違ってもいない。
GM:きみたちが地下鉄に降りると、赤い霧が充満しているのがわかる。
綿貫稲穂:「……この霧は」ハンカチで口元を抑える。
綿貫稲穂:「明らかに健康に対して問題がありそうです」
神近冬:「“ブラッドギフト”の能力かな? 準備万端といったところか」
綿貫稲穂:「私も同じ意見です。完全に待ち伏せされていますね」
GM:肌に触れると、かすかに痛みを感じる。
GM:まずは、この血の霧を迅速にくぐり抜ける必要があるだろう。極力吸い込まないように進むには、肉体の力が必要そうだ。
神近冬:「ここで躊躇っていても意味は無い、先に進むとしようか」
綿貫稲穂:「ええ、注意しつつ急いで進みましょう」
GM:また、この地帯を「迂回」することを選択することもできる。その場合、巣に到着するのがその分だけ遅れることになる。
GM:これから4つほどの判定を通過する必要があるが、「迂回」を選択するとその分だけ遅れていきます。
GM:以上です。
綿貫稲穂:ふむ・・
GM:というわけで、一つ目の判定はこれ。
神近冬:了解です、具体的にどの程度遅れると危険かって分かります?
GM:3箇所以上迂回すると、さらわれた人へダメージが入っていきます。
綿貫稲穂:なるほど
GM:1:血の霧をかいくぐる 【肉体】で難易度9 失敗すると2d10のダメージ(全員失敗で3d10のダメージ)
GM:これが最初の判定です。
綿貫稲穂:これは一回成功すれば突破できる感じですか?
GM:失敗してもダメージは受けますが突破はできます。
GM:成功するとノーダメージで突破。
綿貫稲穂:ああ、なるほど
GM:迂回するとダメージも判定もなく突破です。
GM:良心的な安全システムです。
神近冬:私は肉体はダメダメなので綿貫さんどうです?
綿貫稲穂:振ってみましょうか
GM:可能ならば判定をどうぞ。
綿貫稲穂:エフェクトは・・・まあいいか
綿貫稲穂:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,1,3,6,8,9,9] → 9

綿貫稲穂:危ない危ない
GM:うおっ、成功しおった。
GM:危なげなく血の霧を抜け、換気設備の整った区画へ侵入できます。
綿貫稲穂:「空調が動いていますね。ここには霧は張れないという事でしょうか」
神近冬:「はははっ! 大したものだな、どうやって鍛えているんだ?」 綿貫さんの後をついてくる
神近冬:「効果は生物限定というところか。無機物はどうにも出来ない、それと空調を動かしていないといけない理由でもあるのか」
神近冬:「ただ、空調を止める時間がなかっただけかもしれないがな。止めたら止めたでUGNが駆けつけてくるというのを嫌ったのかもしれんな」
綿貫稲穂:「なるほど。霧といい、とにかく時間稼ぎをしたいのでしょうか……時間稼ぎをする必要があるのか」
GM:ここからは少し入り組んだ通路が続いている。作業員用の通路だ。
綿貫稲穂:何かあやしい所などがないか目を光らせます
GM:では、ここからはナビゲート用の地図と、実際の通路構造を見比べながら進む必要があります。
GM:地下鉄の地図ほどわかりにくいものはないので(力説)、これはかなり集中力を要する作業だと思ってください
綿貫稲穂:確かに……
GM:2:地下通路を追う 【精神】で難易度9 失敗すると侵食率が1d10増加(全員失敗で1d10+3増加)
GM:これです。
綿貫稲穂:苦手分野だ
神近冬:これ、失敗した片方は判定しないことも出来ます?
神近冬:失敗したら判定してない方はそのままノー判定って出来ます?
GM:それはできないということでお願いします
GM:宣言して判定して失敗したら、失敗カウントということでひとつ。
綿貫稲穂:最初にどっちか決めないといけないんですね
神近冬:了解です。綿貫さんはどうです?1d10上げる余裕あります?
綿貫稲穂:私はまあ大丈夫だと思います
GM:もちろん、二人して判定しても構いません。
神近冬:じゃあ、判定しましょうか。私からいこうかな
神近冬:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 7[1,4,7,7] → 7 → 失敗

神近冬:うーんだめ!
GM:うーむ、そうなりますよね
神近冬:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 10[10]+83 → 93

綿貫稲穂:むう、ではわたくしめが
綿貫稲穂:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[2,5] → 5

綿貫稲穂:まあそうだよね!
綿貫稲穂:72+1d10
DoubleCross : (72+1D10) → 72+5[5] → 77

GM:残念ですが、神近くん・綿貫さんはさらに3点侵食率を上げてください
綿貫稲穂:ぐえ
神近冬:93→96
綿貫稲穂:しかしこれで80点になった
GM:かなり迷ったが、体力にものを言わせて地下鉄を踏破した。開けた場所に出ることができる。
綿貫稲穂:「……以前にも地下鉄でジャームに遭遇した事を思い出しました。あれ以来、地下鉄はあまり好きになれません」
綿貫稲穂:ややうんざりした顔で広場を眺める。
神近冬:「やたらとこちらの道は複雑だな、急いでいない時はそれでも構わんが今は御免だ」
GM:そして、この場所では複数の気配を感じる。チキチキと、何か硬質なものがこすれあうような音。
綿貫稲穂:「――。なにか……」周囲を見回します
GM:きみたちが警戒しているなら、あちこちの暗がりから小さな影が滑り出てくるのが見えるだろう。——赤く、歪んだように膨れ上がった虫の群体だ。
神近冬:「ふむ、ここで足止めを喰らうのはますますもって御免だ」
GM:三つ目の判定。
GM:3:ジャームを切り抜ける 《回避》で難易度10 失敗するとクライマックスでの敵が増加(全員失敗でさらに増加)
綿貫稲穂:ウェー
神近冬:ここは迂回しよう!(決断的対応
綿貫稲穂:ですね!
神近冬:ということで合意が取れたので迂回したいと思います。
GM:迂回は可能なので、さらに別ルートへ退却していくことになります!
綿貫稲穂:転進!
神近冬:「ここを強行突破するのは些か無謀か……俺は回った方が良いと思うがきみはどう思う?」
綿貫稲穂:「私もそう思います。ここで体力と時間を使うのは得策ではないでしょう」
綿貫稲穂:「どこか、別のルートを探しましょう」
神近冬:「ああ、迂回しよう。あまり時間はかけたくないがな」
GM:そうすると、今度はどんどんと狭い通路に入り込んでいく。目的地も近い感じですね。
GM:血の匂いがする。
神近冬:「大分近づいてきたようだ」
綿貫稲穂:「血の匂い……ですね」
GM:そして、きみたちは闇の奥に見るだろう。粘性の高い血が糸を引き、いくつかのワイヤーを形成している。
GM:なんらかのトラップだと推測できる。
GM:4:血のトラップ地帯を破壊する 《知覚》で難易度10 失敗すると2d10のダメージ(全員失敗で4d10のダメージ)
  ※失敗した場合、トラップを自らの身を持って起動させ、破壊した扱いになる。
  ※この地帯を迂回する場合、クライマックスでトラップが残存する。

綿貫稲穂:知覚かー
神近冬:クライマックスに関わるのならやるしかないか……
綿貫稲穂:神近さんお願いします!
GM:具体的に言うと、クライマックス時に全員《ブラッドウェブ》の影響を受けた状態でスタートします
神近冬:1Rだけですか?毎Rですか?
GM:1Rだけですね。
神近冬:関係有るのは綿貫さんですね。どうですか、罠突破します?
綿貫稲穂:うーん、悩む所ですね
綿貫稲穂:出来れば破壊したいけども……
神近冬:私は今ダイス8で固定値1あるのでよほど運が悪くなければ突破できる感じです。
綿貫稲穂:うーん、ではお願いしていいでしょうか!
神近冬:ではやってみます!
神近冬:8dx+1>=10
DoubleCross : (8R10+1[10]>=10) → 9[2,5,6,7,8,9,9,9]+1 → 10 → 成功

綿貫稲穂:ヤッター!
神近冬:よし、成功!
GM:回らないのに成功してしまうとは
GM:恐ろしいぜ・・・
神近冬:エージェントDは知覚が入る便利ワ―クスだぜ
GM:ならば神近くんにはトラップとなっているワイヤーも、どの方向から、どの距離で切断すればいいかも把握できる
GM:ここを抜ければ、あとは一直線だ。
神近冬:「よし、大体分かった――綿貫、先に進むぞ」 トラップを的確に処理して進む
綿貫稲穂:「はい!」後に続く!細かい作業は苦手だ!
GM:なお、この隙にHPを回復させたりしてもいい。
GM:調達はダメだけど……!
綿貫稲穂:応急手当とかないので……
神近冬:そういうアイテムは持ってない……!
GM:なら仕方ない……!ロールとかなければ、このままクライマックスになりますが、どうでしょう?
神近冬:なにか綿貫さんはロールあります?
綿貫稲穂:うーん、どうしようかな ナタリアさんが攫われた理由について意見を聞きたい感じでしょうか
GM:ロールがあるなら、どうぞどうぞ!
GM:ダブルクロスはそういうゲームだった気がします
綿貫稲穂:では遠慮なく・・・
綿貫稲穂:「神近さん。“ブラッドギフト”は何故ナタリアさんを誘拐したのでしょうか」
神近冬:「さてな、俺は“ブラッドギフト”ではないから断言は出来ないが……」
神近冬:「これは彼女の事情の話にもなる。それでも聞きたいのか?」
綿貫稲穂:「経験上、疑問は少しでも解決しておくべきだと思っています。可能であるならお聞きしておきたい」
神近冬:「そうだな……俺からは直接話すことは憚られることだ。言い方には気をつけよう」
神近冬:「だから察しろ」
綿貫稲穂:「ええ。察します」ぐっと拳を握る
神近冬:「ナタリア、彼女は“ブラッドギフト”に個人的な感情がある。ざっと話しただけでもそれは分かるだろう」
綿貫稲穂:「確かに……かなりの執着心を感じました」
神近冬:「では、その個人的な感情。それを強く抱くのならば、その関係性にはいくつかの例を思い浮かべることだろう」
綿貫稲穂:「――」ふと弟の事が思い浮かぶ
神近冬:「その内の一つだ。余程、親しい間柄だったのかもな」
神近冬:「だから許せないという気持ちもあるのかも知れん。会った時、復讐とも言っていた」
神近冬:親しい間柄であり、ジャームになったことを許せないという感情――許せないのは自分と近しい存在故か。
神近冬:肉親――年齢を考えれば兄弟であることが察することが出来るだろう。
綿貫稲穂:「それで彼女は、自分の手で決着をつけたいと」
神近冬:「ううむ、どうにも上手く言えないな。 理解してもらえたか?」
綿貫稲穂:「いえ、おおよその事情は想像できました。しかし……」
神近冬:「ああ、そういうことだ。俺はそれを是とみている、きみはどうだ?」
綿貫稲穂:「……私は以前、ジャーム化した弟をこの手で処理しました。その事は大きな瑕となりましたが……」
綿貫稲穂:「彼女にとってはどうなのか、正直分かりません」
神近冬:「だろうな、出会って僅かばかりしか経っていない俺達には分からないし」
神近冬:「もっと深い仲でも分かるかどうかは分からないかも知れない」
神近冬:「だが、俺はそれでもナタリアがやりたいと言うのならそれに尽力する」
神近冬:「分からないからこそ、自分で決めさせてやる。それを成させてやる」
神近冬:「どういう結果になるかは分からないが――納得が重要だと、結論づけている」
綿貫稲穂:「……親しい者同士が殺し合うのを見たくはありません。ありませんが、それは私の感情に過ぎない」
綿貫稲穂:ナタリアの冷たい腕の感触を思い出す。
綿貫稲穂:「きっと、それが正しいのでしょう。納得して行動する事が……」
神近冬:「ふふっ、俺の持論は俺だけのものだ。きみが殺しあう姿を見たくないというのなら」
神近冬:「きみが彼女を説得しろ、そうするな。後悔するぞと」
神近冬:「それもまた是だ、きみが納得するように行動するのも重要だぞ?」 笑う
綿貫稲穂:「――そう、そうですね」前を向く。「私も、私の納得が行く行動をする事にします」
神近冬:「どうやら、この問答は必要だったらしいな」
神近冬:「先程よりも、いい顔をしている」
綿貫稲穂:「いい顔、ですか」ぺちんと頬に手を置く
神近冬:「ああ、覚悟を決めた。というのだろうな、そういう顔だ」 答えて歩き出す
GM:では、シーンを切ってクライマックスに行きます。

◆Climax01

GM:全員登場をお願いいたします。
佐倉星慈:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 3[3]+85 → 88

綿貫稲穂:80+1d10
DoubleCross : (80+1D10) → 80+1[1] → 81

奥川香埜:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 9[9]+84 → 93

神近冬:1d10+96
DoubleCross : (1D10+96) → 9[9]+96 → 105


GM:きみたちが“ブラッドギフト”の巣へと踏み込むと、そこには“ブラッドギフト”の巨体。
GM:そして、彼にのしかかられるようにして、首を絞め上げられているナタリアの姿がある。
“ブラッドギフト”:「おお——我が王国に来客のようだ」
GM:絞め上げる手はとめずに挨拶をする。
綿貫稲穂:「……!」素早く弓を展開し、牽制の電撃を撃ちたい!
GM:電撃を撃つなら、飛び下がって回避する。不満そうにきみを見る。
“ブラッドギフト”:「来客は歓迎だが、邪魔をしてもらっては困るな。まだ、あと何度か殺さねばならぬ」
綿貫稲穂:「……あなたが“ブラッドギフト”ですね」
神近冬:開放されるなら、助けたいかなーw
神近冬:出来ます?
GM:ああ、この隙に救助してもいいですよ!
GM:OKです。
綿貫稲穂:やったぜ
神近冬:では電撃と同時に走ってナタリアさんを助けます。
佐倉星慈:ならば、まさに神近君が走り出したその瞬間。
佐倉星慈:物陰から壁を跳躍して間合いをつめて、デュラハンメイカーが斬りかかる。
“ブラッドギフト”:「おお」 佐倉くんの攻撃は、蟲型のジャームの群れを呼び出して防御。
神近冬:「ふぅ、大丈夫かな? ナタリア」 息があるか確かめつつ、後退する
神近冬:無論、横抱きの格好だ。
ナタリア:「……この程度で!」 咳き込みながら、どうにか声を絞り出す。
ナタリア:「放せ。問題ない。すぐに動けるようになる……!」 とてもそうは見えない。再びの行動には、時間が必要だと思える。
神近冬:「生憎、それは出来ないな。俺の見立てではまだ戦える状態じゃない」
神近冬:「なにそこら辺で隠れて見ていろ、獲物を奪い取るような真似は出来るだけ避けよう」
ナタリア:「……わかっている! だから、この、これをやめろ。下ろしてくれ……!」
神近冬:「おっと、気に食わなかったか。では、そろそろ離すぞ」 と比較的安全そうなエリアでおろします
神近冬:「中々、良い眺めだったがな。残念だ」 笑う
ナタリア:「黙れ、”サイレントスノウ”。……あのとおり、兄は狂っている……!」
ナタリア:「止めてくれ。私が、終わらせてやりたい」
神近冬:「ああ、分かった。先も言ったようにきみの願いを叶えられるよう尽力する」
神近冬:「結果がどうなるかは分からないが――ここで決着が付く」
神近冬:「その覚悟はしておいてくれ、どう受け止めるか、もな」
ナタリア:「覚悟している。どうなろうとも」
“ブラッドギフト”:「また貴様か。なぜ邪魔をする! 我が血を分けた妹に、不死の恩寵を与えるのだ」
佐倉星慈:「良いシーンなんだ。邪魔はしないのが粋ってものさ」
佐倉星慈:「君は無粋すぎる。しばらく遊んでもらうよ」
“ブラッドギフト”:「我が妹を返すがいい。今なら許そう」
“ブラッドギフト”:「無粋は貴様らだ。……”デュラハンメイカー”、貴様には我が王国に入る資格はない」
佐倉星慈:「王国に入ったら直ぐに反乱起こすのは目に見えてるからね。それに命令聞くなら、俺も良い指揮官の方が良いのさ」
佐倉星慈:蟲を落としながら、後ろの準備が整うまで粘る。
奥川香埜:「良い指揮官かどうかは知らんけど。ごめん、すこし遅れた」
神近冬:「悪くない顔だ」 その顔をみてから“ブラッドギフト”と向き合う
神近冬:「いやいや、ちょうどいいタイミングだ。奥川、優秀だと来て欲しい時に来てくれる」
奥川香埜:「ナタリアはあっちのほうでくつろいでたほうがいいと思うね」 少し離れた場所、物陰にA支部ゴスロリ部隊が二人ほどいる。
ナタリア:「……!? すまない。あの衣装はよくわからないが……世話になる……」
“ブラッドギフト”:「4人か。蟲の見た通りだな」
“ブラッドギフト”:「我が王国へよくぞ参った。これこそは死を乗り越えた者たちの楽園! 見よ!」
GM:赤く膨れ上がった虫の群れが集まってくる。
“ブラッドギフト”:「我が祝福を受け入れれば、死の恐怖に煩わされることのない恩寵を与えよう」
佐倉星慈:「何の、こっちの準備も整ったよ。お前が不死を謳うのは今日此処までさ。直ぐに首無しの亡霊に変えて…いや、神の御許に送ってやる」
綿貫稲穂:「王国?楽園と?」
神近冬:「ふふふ……はははははっ!!」 笑う
綿貫稲穂:「こんな薄暗い地下深くで、怪物と暮らす事が、あなたの言う楽園なのですか」
“ブラッドギフト”:「神はここにいる。我らが謳歌する生命の中にこそ」
神近冬:「俺の前で死を乗り越えただの、祝福だのよく言ってくれる――それに神か」
神近冬:「なるほど、お前こそはかつてあった俺の終焉だ。本当に今回は出来過ぎている」
“ブラッドギフト”:「死すべき恐怖からの解放。これこそが幸福なのだ」
神近冬:「その言葉もまた俺は聞き飽きている。ならば、俺はお前を滅するだけだ」
“ブラッドギフト”:「お前は何を言っている?」 不思議そうに神近くんを見る。
神近冬:「不思議だろうな、俺も不思議だ。あの“村”と同じような事をのたまう奴とこうして外界で会うなんてな」
神近冬:「“えいえん”を創造することを拒否した俺だからこそ、“ブラッドギフト”お前を否定する」
“ブラッドギフト”:「同じようなことを? 嘘をつくな。我々こそは不死を制圧した者」
“ブラッドギフト”:「これこそが神の贈りたもうた血の恩寵。教えてやろう!」 臨戦態勢になる。
奥川香埜:「各自やることはわかってるようだな」 皆を見る
佐倉星慈:「いつでも」刀を握りなおす。
綿貫稲穂:「ええ」
奥川香埜:「みんな、やりたいようにやっちゃいな。全部私が許す!」
奥川香埜:そういうわけで臨戦態勢です
神近冬:「はははっ!分かったとも、存分にやらせてもらう!」
綿貫稲穂:「恐怖に駆られ、死を忌避する余りに実の妹までもを手にかける」
綿貫稲穂:「そんな事、私は到底『納得』しません」
GM:戦闘開始です。
GM:位置関係はこんな感じ。
■戦場図
《綿貫稲穂 奥川香埜》
《神近冬 佐倉星慈》
10m
《蟲ジャーム1,2,3》
《“ブラッドギフト”》
GM:遅ればせながら、衝動判定を各位お願いいたします!
GM:難易度は9!
GM:体に気をつけてね!
佐倉星慈:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[9,9,10]+2[2] → 12

佐倉星慈:2d10+88
DoubleCross : (2D10+88) → 14[7,7]+88 → 102

神近冬:4dx=9
DoubleCross : (4R10[10]=9) → 8[1,4,5,8] → 8 → 失敗

神近冬:2d10+105
DoubleCross : (2D10+105) → 4[3,1]+105 → 109

綿貫稲穂:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[2,3,8] → 8

綿貫稲穂:ぬう
奥川香埜:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,1,3,4,4,7,9,10]+2[2] → 12

奥川香埜:2d10+93
DoubleCross : (2D10+93) → 9[7,2]+93 → 102

綿貫稲穂:2d10+81
DoubleCross : (2D10+81) → 12[8,4]+81 → 93

GM:神近くんと綿貫さんが暴走。
GM:以上ですね。
神近冬:イエス!
綿貫稲穂:オス!

●第1ラウンド

▼行動値
神近冬:14
“ブラッドギフト”:13
奥川香埜、蟲型ジャーム1,2,3:8
佐倉星慈:5
綿貫稲穂:3
GM:では、セットアップ。
綿貫稲穂:なし!
GM:こちらはないんですよねー。
佐倉星慈:なし
神近冬:なし!
GM:4名ともなし!
奥川香埜:あ! 《戦術》!
奥川香埜:「恐怖は乗り越えてこそだと思うけどな。避けてちゃダメだってば」
GM:OK.戦術起動ですね。
奥川香埜:「みんな、ちゃんと向きあおうねー」 という戦術。
奥川香埜:えーと、100%超えたのでダイスが+8個です。
佐倉星慈:「恐怖を受け入れて乗り越えたほうが強いという事を証明して見せろ、と。じゃあ、魅せますか」
GM:クソつよいな・・・
GM:初手は神近くんなので、行動どうぞ
神近冬:やったー!行動値が早いと先手をとれる、嬉しい!
神近冬:マイナーで右に19m移動しよう
GM:OK。
■戦場図
《綿貫稲穂 奥川香埜》
《佐倉星慈》
19m
《神近冬》
10m
《蟲ジャーム1,2,3》
《“ブラッドギフト”》
神近冬:「不死か良いだろう、神の力の一端たる――死でそれ奪わせてもらう!」
神近冬:9+8+3=ダイス20個か……
GM:つよい
神近冬:メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《氷の塔》《マスヴィジョン》 対象はブラッドギフトのエンゲージにいるエネミー全て!
神近冬:20dx7+3
DoubleCross : (20R10+3[7]) → 10[1,2,2,2,2,2,3,4,4,5,6,6,6,6,7,7,8,9,9,9]+10[4,4,4,5,8,10]+1[1,1]+3 → 24

神近冬:一見派手に見えるが大したことのない数字
GM:そう何度もバカ回りされてはたまらぬからな!
GM:蟲型ジャームはイベイジョンでは回避できないので命中。
GM:そしてブラッドギフトさんは、巨大な血の盾でガード。これは市販品のとある盾と同じくらいの防御力があるぞ!
GM:ダメージをどうぞ。
神近冬:3d10+18+15 諸々有効です!
DoubleCross : (3D10+18+25) → 17[10,4,3]+18+25 → 50

神近冬:侵蝕:109→121
GM:クソつよい
GM:カバーリングの時間だな・・・。
GM:蟲2が蟲1を、蟲3がブラッドギフトを、捨て身でカバーリングします。
GM:半壊したわ!蟲2・蟲3が死亡!
神近冬:“ブラッドギフト”達に向かって手を突き出し――その聖痕が輝く!
神近冬:庇った蟲達を光が包み込み、音もなく崩折れる。蟲のいのちを全て奪い取った。
“ブラッドギフト”:「おお——なんと! なんと、おぞましき力」
“ブラッドギフト”:「死を放つか、悪魔め!」
神近冬:「はははっ!神と名乗るのならば片手落ちだぞ“ブラッドギフト”」
神近冬:「生命を始め、生命を終わらせる。はじまりとおわりをもってこその神だ」
“ブラッドギフト”:「貴様は、自分こそが神だと名乗るつもりか」
神近冬:「いいや、生憎だが俺は神ではない。神であることを拒否しただけだ」
神近冬:「だからこその半分――死の力を持つことを知れ」
“ブラッドギフト”:「不遜な物言い、万死に値する。永遠を手にした者に、終わりなどあってはならぬ」
“ブラッドギフト”:「見せてやろう! 我が生命の恩寵を!」
神近冬:「はははっ!見せてみろ、お前のいう神を!」
GM:というわけで、ブラッドギフトさんの手番。
“ブラッドギフト”:マイナーでブラッドコントロール
“ブラッドギフト”:メジャーでコンセ+紅の刃+蝕む赤+エクスプロージョン
GM:対象は佐倉くん・綿貫さん・奥川さんの3人。
GM:吹っ飛ばしてやる!
“ブラッドギフト”:16dx7+4 当たれ~っ
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,5,5,7,7,8,9,9,9,10]+10[3,3,4,6,6,8,9]+6[2,6]+4 → 30

佐倉星慈:ガードします。
綿貫稲穂:弟のロイス切って暴走解除します
綿貫稲穂:そんでもって奥川さんをカバー
奥川香埜:ガードです
GM:OK。ダメージを出します。
綿貫稲穂:《リフレックス:ブラックドッグ》《ゲットダウン》《マグネットフォース》
GM:あ、先に綿貫さんの回避があった
綿貫稲穂:あ、先振ります!
GM:どうぞ!
綿貫稲穂:8dx8+1
DoubleCross : (8R10+1[8]) → 10[4,5,5,5,6,8,9,9]+10[2,3,8]+7[7]+1 → 28

綿貫稲穂:ぬあーダメ!
GM:ダメージ。
“ブラッドギフト”:4d10+11 命中すると邪毒ランク5です。
DoubleCross : (4D10+11) → 28[8,4,10,6]+11 → 39

綿貫稲穂:リザレクト!
綿貫稲穂:今のカバーリングで侵蝕が99になりました
綿貫稲穂:99+1d10
DoubleCross : (99+1D10) → 99+3[3] → 102

GM:これは佐倉くんを倒しきれないかな
GM:もろもろ有効でした。
佐倉星慈:いや、防具がないので死にますね。
GM:あ、そうでした。
佐倉星慈:そして邪毒5は体力5だとクリンナップで死ぬので
佐倉星慈:ブラッドギフトをSロイス指定して即昇華します。効果は不利な状態解除+HP全回復、更に奥川さんにロイスを敬意○/不安で取得。
GM:うっ、つよい
GM:綿貫さんだけ邪毒ランク5を付与でした。
GM:血の霧がきみたちの体内に侵入し、破壊しようとしました。
“ブラッドギフト”:「どうだ、我が血の恩寵を受け入れよ。オーヴァードには、その権利がある!」
綿貫稲穂:奥川さんの間に入って血霧を打ち払おうとするが、ギリギリの所で裁ききれない。
奥川香埜:「や、やっべ……! 綿貫さん大丈夫!?」
綿貫稲穂:「ごほっ……大丈夫、です!」
佐倉星慈:体が毒に蝕まれる。体が崩れ落ちそうになる。だが、倒れてはならない。目の前の敵を生かしておいては、自分の大事な人の血が抜き取られることを意味する。目の前の敵は、ここで、倒さなければならない。
佐倉星慈:「がっは。はぁはぁ、助かったよ。君が物騒なこと言ってくれて」
佐倉星慈:「こうやって倒れることを体が拒む。覚悟してくれよ」ブラッドギフトを睨む。
“ブラッドギフト”:「……血の恩寵が効かない?」 佐倉くんを訝しげに見る
“ブラッドギフト”:「デュラハンメイカー、貴様、生きているのか? すでに死んでいるのか?」
佐倉星慈:「聖別者なんだろ?」
佐倉星慈:「まあ、いいさ。教えてやる。直に知ることだしな。俺は神を斬るぞ」
“ブラッドギフト”:「おぞましき悪魔め。死の恐怖を教えてやる……!」
GM:手番は奥川さんです。行動をどうぞ。
奥川香埜:待機します
GM:OK。では手番は蟲ジャーム。
佐倉星慈:ダヴぁい!
蟲型ジャーム:マイナーで接近。佐倉くんたちのエンゲージへ。
蟲型ジャーム:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

GM:狙いは綿貫さんです。
綿貫稲穂:はっはっは、きなさい
蟲型ジャーム:メジャーでコンセ+鮮血の一撃+獣の力。
蟲型ジャーム:12dx7+2
DoubleCross : (12R10+2[7]) → 10[1,3,3,4,7,7,8,8,8,9,9,9]+10[1,2,2,2,3,8,8,10]+10[6,8,8]+10[3,7]+10[8]+10[7]+2[2]+2 → 64

GM:!?
綿貫稲穂:うええ
綿貫稲穂:お前ハシャギすぎだろう……
GM:クソ雑魚ジャームの回り方じゃない・・・
GM:ともあれ、リアクションをどうぞ・・・
奥川香埜:リアル特異点だあ!
綿貫稲穂:まあ一応ドッジするか……
綿貫稲穂:《リフレックス:ブラックドッグ》《ゲットダウン》
綿貫稲穂:9dx7+1
DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[1,2,3,3,3,5,6,8,9]+10[2,7]+2[2]+1 → 23

綿貫稲穂:だよな~!
蟲型ジャーム:7d10+10 諸々有効
DoubleCross : (7D10+10) → 44[1,8,2,10,10,8,5]+10 → 54

綿貫稲穂:死ぬわ!
GM:そぉい!
GM:虫の群れが、きみの肉体を食いちぎり、削り取る。
綿貫稲穂:ブラッドギフトにロイス取って即昇華!
綿貫稲穂:「ぐあっ、~~~!!」振り払おうとするが、数が多過ぎる!
蟲型ジャーム:「キキキキキチチッチッチチキキキキキッキキキキ!」
“ブラッドギフト”:「おお……見よ。なんと幸福なことか」
“ブラッドギフト”:「本能の解放。死の恐怖、苦悩から解き放たれた者の幸福!」
綿貫稲穂:「~~っ、何が、幸福ですか……!」
GM:手番は佐倉くんへ移ります。
GM:行動をどうぞ。
佐倉星慈:「言い返す体力はあるみたいだね。結構。じゃあ、君の仇を取ろうかヴァジュランダ」
佐倉星慈:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《爪剣》《オールレンジ》《死神の精度》 標的は蟲
佐倉星慈:21dx7+6
DoubleCross : (21R10+6[7]) → 10[1,2,2,3,3,3,3,3,4,5,5,5,6,6,6,6,7,8,9,9,10]+10[1,2,5,6,7]+2[2]+6 → 28

GM:やっぱりイベイジョンでは回避できないんですよね!
GM:ダメージをください。
佐倉星慈:3d10+35
DoubleCross : (3D10+35) → 15[9,3,3]+35 → 50

佐倉星慈:102→113
GM:うーむ、しっかりこの値を出してきますね。
GM:戦闘不能。死亡です。
佐倉星慈:『神切り弥七』刃渡り三尺の日本刀。抜刀には不利な長刀だが、それは佐倉星慈には当てはまらない。異能で許された手首の曲がりと伸縮を駆使し、枢機械のように滞りなく易々と長刀を鞘から抜き放つ。
佐倉星慈:狙いは常に一点。もはや語るまでもない、佐倉星慈の、その二つ名を確たるものとする為に『神切り弥七』は唸りを上げて舞い踊る。
GM:蟲はきみの刃を回避しようと、乱飛行運動するが、それでも避けきれない。
佐倉星慈:「さぁ、斬り斬り舞にしてやるよ。余所見はするな?首が飛ぶぞ」
佐倉星慈:すべての蟲の首を切り落とす。偏執的な神業。
GM:一匹ずつ、確実に仕留められました。
“ブラッドギフト”:「馬鹿な! 我が精鋭が!」
“ブラッドギフト”:「たかが剣ごときに……! 我らが生命を貶めるか、デュラハンメイカー、この悪魔め」
GM:手番はそのまま綿貫さんへ。
綿貫稲穂:「個人的な事情で大変恐縮ですが、あなたを見ていると不愉快な気分になります」
綿貫稲穂:「昔の自分の愚かさを見せ付けられているようで」
綿貫稲穂:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:ブラックドッグ》《魔獣の本能》《魔獣の衝撃》《雷の槍》 
綿貫稲穂:そしてRコントローラー使用、ダイス数+5
GM:つよい
綿貫稲穂:綿貫の髪と目が金色に変質する。そして機械弓から小さな浮遊機械が射出!
綿貫稲穂:23dx7+1
DoubleCross : (23R10+1[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,5,5,5,6,6,6,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,3,5,6,6,10,10,10]+10[5,6,7]+5[5]+1 → 36

GM:うーむ、ガードしかない。血の盾を構える。
綿貫稲穂:ではダメージ
綿貫稲穂:4d10+18
DoubleCross : (4D10+18) → 22[7,8,2,5]+18 → 40

GM:ガード値をちょっと減らして、さすがにそれでは死なない!けど、体の半分くらいが焦げました。
綿貫稲穂:浮遊機械が“ブラッドギフト”を包囲する。電撃が機械を伝い、軌道をより複雑化する。予測困難な全方位攻撃!
“ブラッドギフト”:「わ――私は死なない! 死んではならない。ナタリアよ、私は死なない……死を乗り越えたのだ。心配することはなにもない……」 焦がされながらも、超速で再生していく。
綿貫稲穂:「(全力で撃ってもまだ余力がある。流石に強い……でも)」
綿貫稲穂:「あなたは死を乗り越えたんじゃない。死から逃げ続けているだけです」
“ブラッドギフト”:「……お前に何がわかる。ナタリアは、私が戦いに赴くたびに私の身を案じていた。もうそんな心配はない。大丈夫だ……」
GM:クリンナップ。
奥川香埜:まだ!
GM:綿貫さんの体内から、血の刃が突き出す。
GM:あ、そうだ!
綿貫稲穂:痛い。けど1残るぞ
GM:すみません、奥川さんの手番です。お願いします!
奥川香埜:「他人を案じてジャームになったタイプか……? 心情的にやりにくいやつだ」
奥川香埜:「ここもやはり……神近かな?」
奥川香埜:「神近くん、君には彼について、私にも見えないものが見えてると思う」
“ブラッドギフト”:「私は死を乗り越えたぞ! だから、もう何も恐れることはない!」 目の焦点が合っていない。
神近冬:「……」 奥川の言葉を聞いている
奥川香埜:「だから私からは何のアドヴァイスも出来ないわけだが………」
奥川香埜:「だからこそ、君が良いと思うことをすればいい。それが一番間違いないよ」 という《アドヴァイス》
奥川香埜:ダイス+8、C値-1です
神近冬:「ああ、分かった。ありがとう奥川」
神近冬:「俺は俺のやり方でやらせてもらう、俺以外の人間からみて間違いがないのなら――何も問題あるまい」 不敵に笑う
佐倉星慈:「しくじっても後始末はするよ。気楽にやるといいよ。そう考えれば楽なもんだろ?」
奥川香埜:侵蝕は112
GM:では、クリンナップ。綿貫さんには15点ダメージです。
GM:体内から破壊される。
綿貫稲穂:「が、ふっ……何が分かる、ですって」よろめき、倒れかけるが踏み止まる。
綿貫稲穂:「身内を手にかけた事への罪悪感なら知っている。あなたは余りに重過ぎるそれをナタリアさんに背負わそうとしている」
綿貫稲穂:「あなたは、進む方角を決定的に間違えてしまった」
“ブラッドギフト”:「進む方向も戻る方向もここにある。これこそが我が王国。至福の国、アマンだ」
■戦場図
《綿貫稲穂 奥川香埜》
《佐倉星慈》
19m
《神近冬》
10m
《“ブラッドギフト”》

●第2ラウンド

▼行動値
神近冬:14
“ブラッドギフト”:13
奥川香埜:8
佐倉星慈:5
綿貫稲穂:3
GM:第2ラウンド。
GM:セットアップ!
GM:こちらは何も無しです。
佐倉星慈:なし
神近冬:ありません!
綿貫稲穂:なし!
奥川香埜:《戦術》する他ない 112→118
奥川香埜:「各自思うところはあると思うが、最終目標は『ぶっ殺す』だ」 という戦術
GM:では、最初のイニシアチブで《加速する刻》。
GM:ブラッドギフトが加速します。
綿貫稲穂:きやがった
GM:狙いは固まってるてめーら3人だあぁぁーーっ
“ブラッドギフト”:マイナーでブラッドコントロール
“ブラッドギフト”:メジャーでコンセ+紅の刃+蝕む赤+エクスプロージョン。対象は佐倉・綿貫・奥川。
“ブラッドギフト”:16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[2,2,3,3,4,4,4,5,5,6,6,7,8,8,10,10]+10[1,7,8,10,10]+6[1,3,4,6]+4 → 30

GM:リアクションどうぞ。
佐倉星慈:ガードしましょう。
奥川香埜:毒食らってやるよガード! 白い日傘(クリスタルシールド相当)を広げる
綿貫稲穂:奥川さんをカバーリングで
奥川香埜:あ!いいんですか!?
綿貫稲穂:いいですよ!どうぜ死ぬ!
奥川香埜:ありがとうございます!
GM:綿貫さんはゲットダウンで?
綿貫稲穂:えー、いやエフェクトなしの素カバーで
GM:ではダメージ。
GM:4d10+11 命中すると邪毒ランク5。
DoubleCross : (4D10+11) → 22[2,6,8,6]+11 → 33

綿貫稲穂:当然死ぬ!
GM:汝ら、対処せよ!
佐倉星慈:HP1で生き残った!
GM:佐倉、おのれ~~~っ
綿貫稲穂:タイタス/奥川香埜/信頼○/隔意 で昇華して復活!
佐倉星慈:ロイス一枚得したな!
GM:きみたちの体内に入り込んだ血の霧が、内側から肉を引き裂く。
“ブラッドギフト”:「死を畏れよ。生命を讃えよ。永遠こそが生命の望み」 うわごとのように呟いている。
GM:というわけで、神近くんの手番です。
GM:行動をどうぞ。
神近冬:「永遠こそが生命の望みだと」 笑う
神近冬:贄を求める神の力の代償――吸血衝動を抑えこむ。マイナーで暴走解除
神近冬:「終わるからこそ、生命はより強く生きようとする」
神近冬:「終わらない生命なぞ、ただあるだけだ」
神近冬:衝動をねじ伏せ、右手をかざす。聖痕が輝き、より強い光を放つ。
ナタリア:「そうだ」
ナタリア:「私の兄は死んだ。いま、本当にその結果を求める……!」
神近冬:メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《氷の塔》《マスヴィジョン》
神近冬:対象はブラッドギフトのみ。
奥川香埜:そこに指導者乗せます。ダイス更に+5でC値さらに-1
GM:つよい
神近冬:ダイスが素で9,侵蝕で+3、戦術で+8、アドヴァイスで+8、指導者でさらに+5、C値が5。……なんだこれ
神近冬:ではいきます!
神近冬:33dx5+3
DoubleCross : (33R10+3[5]) → 10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,5,6,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,2,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,9]+10[1,1,2,2,5,5,6,6,8,8,9]+10[1,4,6,6,7,8,9]+10[1,1,2,6,9]+10[1,8]+10[5]+10[5]+10[6]+10[8]+2[2]+3 → 105

神近冬:やべぇ
GM:うひょーw
綿貫稲穂:えげつねぇ
奥川香埜:ひゃー!
GM:ガードしかない。ダメージどうぞ。
神近冬:11d10+18+15 諸々有効
DoubleCross : (11D10+18+15) → 50[6,6,5,2,5,1,2,2,10,5,6]+18+15 → 83

GM:残りHPが吹き飛びました。
GM:崩れ落ち、《不死不滅》で復活します。
神近冬:ひかりが“ブラッドギフト”を包み込み、残りのいのちを限りなく奪い去る!
神近冬:「動けぬよういのちを奪ったつもりだったのだがな、なるほど不死と自称するには伊達ではないか」
“ブラッドギフト”:「死を……畏れよ」 ぼこぼこと全身を泡立たせて立ち上がる。
“ブラッドギフト”:「王国は貴様らによって傷ついた。その傷は、貴様らの血をもって癒すとしよう」
神近冬:「悪いな“デュラハンメイカー”きみの言うとおりになった。そして言葉通り任せる」
GM:ブラッドギフトの手番。
GM:対象はやっぱり諸君ら3人だ。佐倉・綿貫・奥川!
神近冬:侵蝕121→133
佐倉星慈:「やることの4分1くらいは背負うさ。君は今は仲間だろ」
神近冬:「はははっ! その通りだったな」 笑って返す
佐倉星慈:「頼るのは野暮なことじゃないさ。ま、そのためには後一撃耐える必要があるけどね」
GM:まあ、さっきと同じなんですけどね。
“ブラッドギフト”:マイナーでブラッドコントロール
“ブラッドギフト”:メジャーでコンセ+紅の刃+蝕む赤+エクスプロージョン
“ブラッドギフト”:16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,3,3,4,4,9,9,9,10,10]+10[1,3,6,7,9]+10[6,10]+3[3]+4 → 37

佐倉星慈:ドッジします。
GM:血の霧が、再三きみたちを包み込む。
佐倉星慈:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 9[2,5,6,6,6,6,7,9]+1 → 10

奥川香埜:ガード!
GM:綿貫さんはどうします?
綿貫稲穂:佐倉くんを《マグネットフォース》でカバーします
GM:OK.
GM:ダメージを出します。
“ブラッドギフト”:4d10+11 命中すると邪毒ランク5
DoubleCross : (4D10+11) → 26[6,10,4,6]+11 → 37

綿貫稲穂:マスターヴィータのロイスを昇華、復活
綿貫稲穂:侵蝕は116に
奥川香埜:装甲ガード合わせて20。HP7残ります
GM:クリスタルシールド超硬い。
佐倉星慈:「成程な、渡会の気持ちがわかったよ。目の前で無茶をされると堪えるね」
佐倉星慈:「有難う。助かった。剣で返すよ、この借りは。すぐにね」
綿貫稲穂:「ええ……お願い、します」よろよろしながら踏ん張る。
奥川香埜:「っ! 毒は無理か……!」 日傘(クリスタルシールド相当)でガード
“ブラッドギフト”:「……まだ受け入れないのか。なぜだ……?」
GM:手番は奥川さんです。
奥川香埜:「……デュラハンメイカーくん。最後は君に賭けようじゃないか」
佐倉星慈:「賭けられました。配当は期待してください」
佐倉星慈:刀を握る。目の前で横に構える。
奥川香埜:「死を恐れることはない。死なないよう、精一杯、全力で努力すればいいだけだ」 佐倉くんに《アドヴァイス》
奥川香埜:ダイス+8とC-1をプレゼント
佐倉星慈:「心得ました。死を乗り越えて、果たす約束もあるので」
佐倉星慈:「さぁ、では、いきましょうか」
GM:OK。
GM:手番は佐倉くんです。
佐倉星慈:まずはエンゲージ。
佐倉星慈:壁を足がかりに真横から駆けて接敵。
■戦場図
《綿貫稲穂 奥川香埜》
19m
《神近冬》
10m
《佐倉星慈》
《“ブラッドギフト”》
佐倉星慈:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《爪剣》《オールレンジ》《死神の爪》
佐倉星慈:リア不
佐倉星慈:29dx6+6
DoubleCross : (29R10+6[6]) → 10[1,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,5,5,5,5,5,6,7,7,7,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,3,3,4,4,6,6,8,9,9,10]+10[2,3,4,7,7,8]+10[1,2,8]+10[10]+2[2]+6 → 58

GM:OK。
佐倉星慈:113→125
GM:それは不死不滅のHPも吹き飛ぶ威力。……だが!ここまで生命に執着する男が、たった一つの復活エフェクトしか持っていないということがあろうか。いや、ない!
佐倉星慈:ダメージまだ出してないですw
GM:あ、ほんとだw
GM:58ダメージかと思った。ダメージくださいw
佐倉星慈:6d10+20
DoubleCross : (6D10+20) → 33[1,5,2,7,9,9]+20 → 53

GM:まあ吹き飛びますよね。
GM:アクアウィターエ。
佐倉星慈:Eロイスあれば解除です!
GM:Eロイスは解除されますが、ゴボゴボと血の泡を吹きながら肉体を再構成します。
佐倉星慈:敵の後頭部に衝撃が炸裂する。この間合い、お互い触れ合う極至近距離で、後頭部が斬りつけられる。
佐倉星慈:鞭のようにしなる佐倉星慈の腕が頭上で鋭角に変動する。 放たれる腕は落雷の具現か、閃光の速さを保ちながら肘先は蛇の様に防御をすり抜ける。
佐倉星慈:神を殺す毒蛇の一撃。
佐倉星慈:「技の名は神域屍生、剣の名は神斬り弥七。これ、この通り神を切る」何かを揶揄するように自分の首を指でなぞる。
“ブラッドギフト”:「その……剣」
佐倉星慈:「しぶといね。けど、もう、君の不死は失われたかもしれないよ」
“ブラッドギフト”:「邪剣……!」
GM:首がもうひとつ、生えてくる。
 “ブラッドギフト”:「悪魔め! 貴様にはやはり不死の恩寵は与えられん!」
“ブラッドギフト”:「死の暗黒に沈め、呪われし者ども!」
佐倉星慈:「有難いね。俺もそっちにはいきたくないのさ。さぁ、奇跡の全てを剥ぎ取らせてもらおうか」
GM:クリンナップ。
GM:邪毒を受けている3名は、15点のダメージをどうぞ。
綿貫稲穂:再びHP1だ
奥川香埜:ロイス取って復活する! “ブラッドギフト”/脅威○/やりにくい
佐倉星慈:安見君のロイス昇華で復活します。
GM:OK。
■戦場図
《綿貫稲穂 奥川香埜》
19m
《神近冬》
10m
《佐倉星慈》
《“ブラッドギフト”》

●第3ラウンド

▼行動値
神近冬:14
“ブラッドギフト”:13
奥川香埜:8
佐倉星慈:5
綿貫稲穂:3
GM:第3ラウンド。もうこれで終いにできるでしょう。
GM:セットアップ!
神近冬:なし!
GM:こちらはやっぱり何も無し!
綿貫稲穂:なし!
佐倉星慈:なし
奥川香埜:一応《戦術》 122→128
GM:OK。
GM:では神近くんの手番です。行動をどうぞ。
神近冬:「もう分かっただろう。ここにいる全員がお前の不死など求めていない」
神近冬:「王国はここで終わりだ、お前を終わらせてやろう」
神近冬:メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《氷の塔》《マスヴィジョン》 対象は“ブラッドギフト”!
神近冬:21dx7+3
DoubleCross : (21R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,4,4,4,6,6,6,7,7,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,3,4,4,4,6,6,7,7,9]+6[1,4,6]+3 → 29

神近冬:一見派手に見えるが大したことのない出目
GM:ガードです。こいつ肉体1なんで!
GM:ダメージどうぞ!
神近冬:ここでダメージバーストして倒すか……
神近冬:ブラッドギフトをSロイス、色ロイスORとして使用。ダメージ+10d10
GM:うおおお
GM:強い
神近冬:13d10+33 諸々有効
DoubleCross : (13D10+33) → 80[9,7,5,3,8,9,9,5,9,3,5,3,5]+33 → 113

神近冬:侵蝕:133→145
GM:ダメですね。これで吹き飛びました
GM:戦闘不能ダメージです。復活、無効化ありません。
神近冬:「お前のいのち、その全ては奪わない」
神近冬:聖痕が今までの中で最も強く輝きを放つ。
神近冬:かつて自分が成っていた可能性の顕現ともいうべき“ブラッドギフト”を見据える。
神近冬:そして――光り輝く腕を振るい、輝くひかりの中へ“ブラッドギフト”を包む!
“ブラッドギフト”:「ナタリア! もう心配はいらない。私は死なない! この程度で!」
“ブラッドギフト”:「もう二度と――」
神近冬:そのいのちを微かに――残す。後、少しで止めをさせるように。
神近冬:「お前を終わらせるのは俺ではないからだ」 そういってナタリアを見てから――
ナタリア:「……今度こそ」 槍を杖がわりに起き上がる。
ナタリア:「あのとき迎えるべきだった結末を、私も知るべきだ」 歩き出す。
神近冬:綿貫を見ます、ここで綿貫さんにロイスを取ります興味:○/隔意/ロイス。
綿貫稲穂:神近さんを見て、頷き返します。
ナタリア:「……止めるか?」 綿貫さんを振り返る。
綿貫稲穂:「ナタリアさん」近付いて、呼びかけます。
ナタリア:「ああ」
綿貫稲穂:「……いえ。あなたの意志はあなたのものですから」
綿貫稲穂:「……ただ」後悔はしないで欲しい、と言いかけて止める。後悔しない訳などない。
綿貫稲穂:「ただ……前に進む事は止めないで欲しい、です。上手く言えないけれど」
ナタリア:「……私の兄は死んだ。私を庇って。あれは本当のことだったと信じたい」
ナタリア:「ここから終わって、始まる。兄の戦いも、私の戦いも」
ナタリア:「このジャームは私が滅ぼす。止めてくれるな」
綿貫稲穂:「……ええ」深く頷く。「それで『納得』しました」
綿貫稲穂:忘れられない限り、人の意志は生き続ける。少なくとも綿貫はそう信じている。
綿貫稲穂:ナタリアが兄の意志を糧に生き続けるなら、それは前に進み続ける事だろう。そう納得した。
ナタリア:「そうか」 槍を動かす。ブラッドギフトの心臓を貫く。
ナタリア:「兄さん、終わりました。永遠の神の国はすぐそこです……私もすぐに。待っていてください」 ささやいて引き抜く。
ナタリア:「終わりだ。迷惑をかけた……終わりだ。すべて」 ブラッドギフトはその場に崩れ落ち、もう動かない
神近冬:“ブラッドギフト”が終わるその瞬間を見届ける。
ナタリア:「世話になった」
佐倉星慈:「ここで手を出すのは野暮ってものさ。それだけ」斬れる力がありながら、斬らなかったのはそういう事だろう。
神近冬:「ナタリア、きみの願いは叶ったか?」 確認する
ナタリア:「私の願いはすべて叶った。ようやく、新しく始められそうだ」
神近冬:「ならばいい――叶えさせて良かった」 静かに笑う、いつもとは違う笑み
ナタリア:「……わけのわからない男だ」 片手で十字を切る。すべて終わった。

■Backtrack

GM:バックトラックです。
GM:Eロイスは一つ。不滅の妄執。ダイス1個分。
GM:振りたい人はどうぞ。
神近冬:1d10-145 振ります!
DoubleCross : (1D10-145) → 8[8]-145 → -137

佐倉星慈:125-1d10
DoubleCross : (125-1D10) → 125-5[5] → 120

綿貫稲穂:振ります振ります
綿貫稲穂:114-1d10
DoubleCross : (114-1D10) → 114-8[8] → 106

佐倉星慈:一応二倍で振りましょう。
奥川香埜:128-1d10
DoubleCross : (128-1D10) → 128-5[5] → 123

神近冬:137-10d10 二倍振り!
DoubleCross : (137-10D10) → 137-50[3,2,2,10,9,1,2,7,8,6] → 87

佐倉星慈:120-8d10
DoubleCross : (120-8D10) → 120-52[3,2,10,10,9,6,8,4] → 68

神近冬:フゥー……帰還!三点!
奥川香埜:123-10d10 二倍振り
DoubleCross : (123-10D10) → 123-63[1,8,8,10,9,8,3,8,1,7] → 60

GM:ですよね~
奥川香埜:3点です
佐倉星慈:3点です。
綿貫稲穂:106-2d10 一倍で
DoubleCross : (106-2D10) → 106-3[1,2] → 103

綿貫稲穂:Oh……
GM:ヌッキー・・・
綿貫稲穂:振り足し!
綿貫稲穂:103-2d10
DoubleCross : (103-2D10) → 103-19[10,9] → 84

綿貫稲穂:一番出て欲しい所で出なかったですね
GM:では、今回の経験点は諸々含めて12点です。これにみなさんの侵食率ボーナスを足すと点点?
神近冬:15点です!
佐倉星慈:15点!
奥川香埜:15点!
綿貫稲穂:12点!
GM:ケイサンチュウ・・・
GM:こうだ。
■獲得経験点
オツカレーさん 15点
白金さん 15点
陸猫さん 12点
鳩子さん 15点
ロケット商会 19点
GM:以上!お疲れ様でした!
綿貫稲穂:お疲れ様でしたー!
奥川香埜:おつかれさました!
神近冬:お疲れ様でした!
佐倉星慈:お疲れ様でした!

◆Ending01:奥川香埜

GM:帰路につく少し前、奥川さんは支部へと立ち寄ることにした。
GM:安見庸一は、すっかり荒らされた支部の片付けの指揮が残っている。
GM:それでも応接室には、奥川さんを送るための菓子折りとお茶が用意されていた。
安見 庸一:「わざわざすみません……! まだ片付いていなくて、お見苦しくて恐縮です」
奥川香埜:「いや、こっちこそ忙しいとこわざわざお茶まで…………なにその女子力」
安見 庸一:「先輩をお出迎えするのに、粗相があったらいけませんから!」 この態度……体育会系!
奥川香埜:「あ。それは縦社会を生き抜いてきたあれだな」
奥川香埜:「高校生なのに大変だな……」 お茶をすする
安見 庸一:「え、ええ。まあ。いまだにリーダーというか、支部長というポジションに慣れてなくて……。奥川さんはどうだったんですか?」
安見 庸一:「支部長になったのは、いつだったんです?」
奥川香埜:「25過ぎてからかな? いつの間にか支部の中で一番年上になっちゃったから」 現在32
安見 庸一:「え?」
安見 庸一:「えっ?」 大学生ぐらいだと思っていた顔
奥川香埜:「え?」
奥川香埜:とりあえず菓子を食う。遠慮ない
安見 庸一:「てっきり、大学に通いながら支部長やっているものだと……えっ、マジですか?」
奥川香埜:「………大学生? まじで? そのくらいに見える?」 嬉しそう
安見 庸一:「いや、ええと、ハイ……。すみません。そ、そうだったんですか……」
安見 庸一:「ぼくは支部長にはまだ早かったのかも……。学校生活との両立とか、すごい大変だし……」
奥川香埜:「普通だとチルドレンとかやってる時期だもんな」
安見 庸一:「そういえば、奥川支部長は違ったんですか?」
安見 庸一:「オーヴァードとか、UGNとか、高校時代は」
奥川香埜:「高校の時に覚醒して…………同い年のチルドレンのやつと一緒に色々やったなあ」 遠い目
奥川香埜:「ていうか、うん。高校で支部長とか大変だよな……」
安見 庸一:「学校の行事とか、あんまり参加できないんですよね。文化祭とかやりたいんですけど……!」
奥川香埜:「安見くんの日常を奪うUGN許せんな」
安見 庸一:「あっ、いえ! いまのは決して批判というわけでは! ……でも、たまにヤバいくらい働いてる人いますよね……」
安見 庸一:「ぼくも支部員の勤怠管理とか、忙しいときはぜんぜんできてませんけど……」
奥川香埜:「その歳で社会の闇を見るか」
安見 庸一:「……なんか、うまくやるコツとか秘訣とかないですかね?」
奥川香埜:「うーん……組合とかないんだっけか。ここ……」
安見 庸一:「聞いたことないんですけど!」
奥川香埜:「とりあえず、がんばれとしか」
安見 庸一:「死なない程度に気をつけます……。奥川支部長も、どうかご無事で!」
奥川香埜:「こんな仕事やってるから、いつ死んでもいいようにしてるけどな。ヒャハハハハ」
安見 庸一:「なんかポジティヴだなあ、奥川支部長は」
奥川香埜:「そうかな? まあ嫌でも前を向いてないとジャームになったり死んだりするし」
奥川香埜:「ある程度は覚悟してないとね」
安見 庸一:「……心に留めておきます。今度は、奥川支部長の力になれるように頑張りたいです……」
奥川香埜:「なんかあったら呼ぶよ。あとはあれだ」
奥川香埜:「少なくとも20歳までは生きててくれると有り難いね。一緒に酒飲めるから」
安見 庸一:「あ、それいいですね。生き残りますよ! うちの支部には、強力なメンバーもいるので。きっとその時にはご一緒しましょう!オス!」
奥川香埜:「楽しみにしてる」
奥川香埜:「じゃ、そろそろ行きますか」 立ち上がる
安見 庸一:「はい! それじゃあ、ぼくは当面の任務に戻ります。支部を掃除しないと……」
安見 庸一:「奥川支部長、本当に勉強になりました! ありがとうございます!」 体育会系の深いお辞儀
奥川香埜:「ははは、そんなに感謝されるあれじゃないって。じゃあね。がんばってくれたまえよ」
安見 庸一:「はい! お疲れ様でした!」

◆Ending02:綿貫稲穂

GM:嵐は去り、きみの任務は終わった。
GM:帰りの駅のホームで、きみは電車を待っている。
GM:その背後から接近する、独特の気配がある——きみはそれに気づいて振り返ってもいいし、気づかないふりをしていてもいい。
綿貫稲穂:周りに人は居ますか?
GM:まばらにいます。
GM:早朝なので、少ない感じですね。
綿貫稲穂:では気配には気付きますが、あえてそのままの体勢で居ます。直立不動。
GM:では、向こうから声をかけてきます。背後から。
“マスター・ヴィータ”:「今回は、準備不足というところだった……」 陰気な少年の声だ。
綿貫稲穂:「……」
“マスター・ヴィータ”:「“ブラッドギフト”を殺すとはな。……なかなかやるんだな、UGN……?」
綿貫稲穂:「以前、駅の中でたちの悪いジャームに遭遇した事がありました。先日も地下鉄の奥で“ブラッドギフト”と戦い……」
綿貫稲穂:「今こうしてマスターエージェントに背後を取られている。私にとって駅は鬼門なのでしょうか?」
“マスター・ヴィータ”:「死はすぐ傍にある。誰にとってもだ」
“マスター・ヴィータ”:「きみはどうだ? 自分が死ぬと思っているか?」
綿貫稲穂:「人はいずれ死にます。何の前触れも無く、何ら劇的で無く」
綿貫稲穂:「私も、あなたもそうなるでしょう」
“マスター・ヴィータ”:「さて、どうかな。人は死ぬ。死ななかった人間はいない。だが、それに右へ倣えで付き合うのは、あまりにも――努力がたりないと思わないか?」
綿貫稲穂:「努力、ですか」ゆっくりと振り向きます。
“マスター・ヴィータ”:「俺たちは誰も、死と生の本当のところを知らない」
“マスター・ヴィータ”:「お前が知っているか? ファルスハーツに死を振りまくUGNのエージェント」
綿貫稲穂:「死ねば、もう話したり感じたり考えたり出来なくなる。私が知っているのはその程度の事です」
綿貫稲穂:「その先に踏み込む為に、あなたはどれ程の犠牲を払うつもりですか」
綿貫稲穂:「その付けを誰に払わせるつもりですか」
“マスター・ヴィータ”:「……すべてを」 陰気なため息をついたのがわかる。
“マスター・ヴィータ”:きみが振り返ると、学生服を着た猫背の少年がいる。
綿貫稲穂:前とはまた違う少年ですか?
GM:前とは違います。だいぶ精悍な感じです。その陰気な気配がなければ。
綿貫稲穂:なるほど……
“マスター・ヴィータ”:「生命の真実に到達すれば、犠牲も意味を成さなくなるだろう」
“マスター・ヴィータ”:「俺にはその予感がある」
綿貫稲穂:「『誰もが不死を得る』と。そういう事ですか」
“マスター・ヴィータ”:「死者と生者の区別を無くすことも、死者をすべて生き返らせることも、何もかもだ。生命の答えというものがあるのなら」
綿貫稲穂:「……」
“マスター・ヴィータ”:「それは、決して届かぬ場所じゃない。……準備をしてきた」
“マスター・ヴィータ”:「俺の目的は間違っているか、UGN?」
綿貫稲穂:「……分かりません。あるいはあなたは正しいのかも知れない。我々はコペルニクスを弾劾しているのかもしれない」
綿貫稲穂:「ですが、いかなる形であれ、あなたの行動で犠牲者が出るのであれば」
綿貫稲穂:真っ直ぐに目を見る。射抜くように。
綿貫稲穂:「少なくとも私はあなたの敵になる」
“マスター・ヴィータ”:「そうか……」 居心地悪そうに顔を背ける
“マスター・ヴィータ”:「そのときは、ぜひ教えてくれ。俺がきみを殺すとき、命の真実を知ることが出来たかどうか」
綿貫稲穂:ゆっくりと頭を振る。「それはきっと叶いません」
“マスター・ヴィータ”:「たいした意志だな」 首を振り、一歩だけ後退する。その瞬間――
GM:―― カ !
GM:きみはホームでひとり立ち尽くしていることに気づく。
綿貫稲穂:「……」
GM:“マスター・ヴィータ”の姿は影も形もない。
GM:周囲に人はまばらだ。時計を見ると、一秒たりとも経過していない。
GM:すごく疲れたような感覚に襲われる。
綿貫稲穂:「――マスター・ヴィータ」ふと手を見る。掌はじっとりと汗ばみ、指が震えている。
綿貫稲穂:恐怖を押し殺すように、拳を握りこんだ。

◆Ending03:佐倉星慈

GM:嵐は去った。
GM:その週末、佐倉星慈は約束を果たすため、渡会麻里乃と街へ出かけていた。
渡会 麻里乃:「約束を覚えていたことは、たいへん嬉しく思います。佐倉くんの美徳です」
佐倉星慈:「褒めて頂き恐悦至極。稼げるところでポイント稼いで置くのが友情を持続させるコツだろ?」
渡会 麻里乃:「私はデパートのポイントカードではないです! だからポイントはあげられませんし、そう簡単にごまかされません」
佐倉星慈:「厳しいな。誠意を形にしてるつもりなんだけど。…そうだ。一応聞いておくけど、怒ってる部分とかある?」
渡会 麻里乃:「無茶なことをしたことです。佐倉くんはひとりだけ突っ込んで怪我をしました」
渡会 麻里乃:「もっと仲間と一緒に戦ったり、そういうことも可能になっていくのがいいと思います。見ていて心配になります」
佐倉星慈:「む。突っ込むことしか出来ない我が身の異能故の事で、それはある程度仕方なしと言うか、それに俺はそこまで無茶な方でもないんだぞ。俺と同世代のクラスの奴らでそれこそ無茶の代名詞みたいなのが」
佐倉星慈:言いながら言い訳めいた事いってるのに気付き、気まずそうにうなじを弄り。
渡会 麻里乃:「本当ですか? 私はあんまり佐倉くんと同じ職場の人を知らないので、佐倉くんが特別無茶なのかと思っていました」
渡会 麻里乃:「ほかの人は、手から光を出したり……なにか飛ばしたり、色々やっていました!」
佐倉星慈:「チャンバラしか出来ないんだ。なにしろ地味だからな。もう出来ることは棒切れを振り回すことくらいで。朝起きて棒を振って、夜寝る前に棒を振る。光とか飛ばせないな。って、いや」
佐倉星慈:「すまない。戦い方には気をつけるよ。お前のいう事は一理も十理もあるからな。うん、心配かけた」
渡会 麻里乃:「次からは、もっと自分のことにも気をつけてください。……私も、佐倉くんの足でまといになっているので。すごく辛いです。はい」
渡会 麻里乃:「……怒るのは、このくらいにしておきましょうか」
佐倉星慈:「ああいう時に気の利いた言葉をかけて渡会を安心させたいんだけどな、いざ面と向かうと、どうも上手い文句が出てこない」
佐倉星慈:「そういう気障な事は苦手らしい。そうだな、お説教はこれくらいにしてくれると嬉しい」ばつが悪そうに苦笑する。
渡会 麻里乃:「気の利いた言葉とか、私はいらないです。佐倉くん、そういうの向いていないかも。それより、一緒にクレープを食べましょう!」
渡会 麻里乃:「約束でした!」
佐倉星慈:頷く。
佐倉星慈:「約束を果たそう。好きなの頼んでくれて構わない」
渡会 麻里乃:「はい! マロン生クリーム、ホイップ2倍のハチミツシロップで!」 まっすぐ指さします
佐倉星慈:「俺も同じ物にしよう……良く考えれば、君の好きな味とかも知らないのか、俺は。いや、親友として未熟だな」
佐倉星慈:二人分のクレープを注文。
渡会 麻里乃:「佐倉くんも自分の好きなものを頼んでいいのに。そういえば、私も佐倉くんの好み、あんまり知りません!」
渡会 麻里乃:「なんとなく、こうして危険もないところで一緒にいるのが、すごく新鮮な気もします」
佐倉星慈:「そうだな。ちゃんと二人とも無事だからこそ、だ。君の好みを知ることが出来たのも、これから知ることも出来るのも」
佐倉星慈:「あ。俺は甘い物は特に好き。苦手な物は粒アンかな」
渡会 麻里乃:「覚えておきます。粒あんは禁止、ですね。では一緒にいただきましょう!」 クレープを受け取る。
佐倉星慈:「……怖くなかったか?」クレープを食べながらたずねる。
渡会 麻里乃:「……少しは。でも、佐倉くんも一緒だったので」
佐倉星慈:「いや、そうじゃなくて。俺が」少し神妙だ
渡会 麻里乃:「私が怖いと思うのは、そういうことじゃないんです」
佐倉星慈:「渡会が怖いと思うことは?」
渡会 麻里乃:「近しい人が傷ついたり、泣いたりすることです。佐倉くんが傷つくことが怖い。だから、私は佐倉くんが少し怖い……無茶なことばかりしますから」
渡会 麻里乃:「本当に、気をつけてくださいね。私は怖がりかもしれません」
佐倉星慈:「気をつけるよ。でも、少し困った。俺は自分が傷ついても大切な親友を自分の手で守りたいと思ってる」
佐倉星慈:「言葉は頼りにならないけど、でも、俺の腕と渡会を守りたい気持ちに嘘はない。だから、何が起きても俺を信じてくれると助かる、ん、だが」
佐倉星慈:少し都合が良いだろうか?と困ったように笑う。
渡会 麻里乃:「……そうですね。佐倉くんはそういう人なので」
渡会 麻里乃:「信じます。……少なくとも、信じると言います。それで佐倉くんが少しでも強くなれるなら」
佐倉星慈:「信じられます。君の信頼を裏切らない男になる事を約束するよ」
佐倉星慈:「他の誰かや敵にはどう思われようが構わないけどさ、友人に誤解されたり怖がられるのは、少し嫌でね」
佐倉星慈:「君の考えがちゃんと知れて、俺の考えが伝えられて良かった」
渡会 麻里乃:「はい」
佐倉星慈:言った後にテレを隠すようにクレープをかじる。
渡会 麻里乃:「私も、佐倉くんのことがまた少しわかって、よかったです。たまには、こういう日もいいですね。……こういう日ばかりだといいんですけど」
佐倉星慈:「嵐の後の晴れ間、か。長く続いて欲しいと俺も思うよ」
渡会 麻里乃:「――だったら、今日は佐倉くんは忙しくないんですよね?」
佐倉星慈:「宿題ももう終わらせてあるね。今日は二人で出来るだけ長く遊ぼうと決めてた」
渡会 麻里乃:「じゃあ、買い物にいきませんか! 駅前です!」
佐倉星慈:「心得た。いい様に使ってくれ。体力には人後に落ちない自負がある」
渡会 麻里乃:「はい! じゃあ、いきましょう!」 渡会さんはきみの手をとって、歩き出す。
佐倉星慈:手を引かれ歩き出す。空を見上げる。澄み切った青空は、自分の未来を正しく照らす光のように思えた。

◆Ending04:神近冬

GM:聖務は果たされた。
GM:ナタリア・ルイス・ベルネージは帰国する。
GM:その朝、あなたは町外れの教会に呼び出された。
ナタリア:「……」
GM:ナタリアは無人の教会で祈りを捧げている。
GM:声をかけてもいいし、無言で背後に立っていてもいい。
神近冬:では、祈りが終わるまで待っていよう。そこら辺に座ってる。
GM:ならば、やがてナタリアは顔をあげ、立ち上がる。
ナタリア:「……待たせたな。“サイレントスノウ”」
神近冬:「たいして待ってはいないぞ、おはよう。ナタリア」
神近冬:「呼び出すとは一体何のようだ?」
ナタリア:「早朝に済まない。ただ……、いや。帰国する前に、話をしたかった」
ナタリア:「何か用があったかもしれないが、よくわからない」
神近冬:「もう帰国か――残念だな」
神近冬:「だが、それも仕方ない。俺もきみとはまだ話をしたかったしな」
神近冬:「こうしてきみから呼び出されて悪い気分ではない」
ナタリア:「……残念か? 私は目的を果たした。少し疲れたのかもしれないな。お前と話す気分になるとは」
ナタリア:「実際のところ、少し混乱している」
神近冬:「すこし疲れたのかもしれないとは――はははっ! 中々言ってくれるな」 笑う
神近冬:「混乱か、なんだ俺に惚れたのか?」
ナタリア:「……。軽口にも程があるな。お前は理解に苦しむ」
神近冬:「ふふっ、それはなによりだ」 嬉しそうだ
ナタリア:「聞こうと思っていたが、お前は常に楽しそうだ。何がたのしい?」
神近冬:「そうだな、俺が常に楽しいと見えるのならそれは」
神近冬:「今まで出会ったことのないものを経験しているからだろう」
神近冬:「何かをするにしても、誰かと出会うにしても。未知の領域だ、心が踊る」
ナタリア:「それは……まるで、産まれて出てきたばかりの子供のようだな」
神近冬:「ああ、その通りだ。人間としての俺が生まれたのはつい最近と言ってもいいだろう」
神近冬:「それまでは道具だったのだろうよ。俺という存在は」
ナタリア:「奇妙なことを言う。何を負っていたのか――少し聞いてもいいか?」
ナタリア:「何者だったんだ? お前が“サイレントスノウ”になる前は」
神近冬:「ああ、構わない。終わった話だ俺からな」
神近冬:「神の依代だったか、生まれ育ったところで俺はそう扱われていた」
ナタリア:「神……スピリットか。日本の信仰形態の一つと聞いている」
神近冬:「そちらでは馴染みがないらしいな、ともあれ俺の生まれ育ったところにはそういう教えがあった」
神近冬:「誰が言いだしたのかは知らん。だがそういう教えがあり、極稀に力を持つものが現れる。そんな場所が俺の生まれ育った場所だ」
ナタリア:「お前が、それだったのか」
神近冬:「ああ、俺はその中で一際強い力を持っていてな。ちょうど、伝承やらそういうものに合致してもいたんだと」
神近冬:「そこで崇められ、敬われ——あのままいけば儀式が完成して本物の神とやらになっていたかもしれん」
神近冬:「それがどのようなものかはもう知る術はないが——おおよそ“ブラッドギフト”のような存在だったのだろう」
ナタリア:「……ならば、その場所はどうなった?」
ナタリア:「お前がここにいるということは、それは失敗したということだ」
神近冬:「もうどこにもない。俺と――あそこへ調査に来たUGNエージェントで終わらせた」
神近冬:「その際に色々あったが終わった事だ」
ナタリア:「……お前はどう思う? “ブラッドギフト”が言っていたような、永遠の生命」
ナタリア:「あり得ると思うか? そこに価値は?」
神近冬:「俺には……価値は感じられないな」
神近冬:「終わるからこそ人はそれを尊ぶし、慈しむのだろう」
神近冬:「終わらなければそれはないのと同じだ、誰もその価値を定義はしないだろう」
神近冬:「それに、永遠というものがあるとしたら――」
ナタリア:「……」 無言で神近を見ている。
神近冬:「俺は終わりゆくものの中にそれを見出したい、信じたい」
ナタリア:「そうか」
ナタリア:「ありがとう。……うまく説明できないが、やはりお前と最後に話をしてよかった」
神近冬:「ふふっ! 最後にとはすこし縁起がよくないな」
ナタリア:「なるほど、そうか。確かにな。では、約束するとしよう」
ナタリア:「次に災厄が訪れたときは、私がお前を助けよう」
神近冬:「く――はははっ!」 大笑いする
神近冬:「ああ、気に入った。その約束確かに覚えておいてくれ!」
ナタリア:「バチカンは負債を返す。……私もだ。神近冬。また会おう」
神近冬:「ああ、また会おう。ナタリア」
神近冬:「ようやく名前で呼んでくれたな、嬉しいぞ」
ナタリア:「……その軽口が、次会うときには少し減っていてほしいものだ」
GM:ナタリアはきみの横をすり抜けて、出口へと向かう。
GM:何かかける言葉がなければ、去っていくだろう。
神近冬:「ああ、次に会う時――減っているかどうか楽しみにしておいてくれ」 と返します
ナタリア:「……無理難題を吹っかけてしまったらしいな」 笑って、出ていきます。

『翳りなき生の栄光』 了


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