『Stars:Prologue/TWILIGHT【-23】』

『Stars:Prologue/TWILIGHT【-23】』

■トレーラー

世界が変貌する以前のその時代であってもそれらは確かに居た。超能力者、魔法使い、怪人と言った超人の存在が。
しかし、それを知るものはほんの一握り―――世界の裏側に通じる人間だけであった頃。
―――これはそんな時代の話、今から二十三年前の話。

『カリーノ』―――その街はかつては工業都市として栄えた街であった。
だが都市の中心だった会社が倒産したことによりスラム化が進んだ今ではかつての姿は見る影もない。
貧しい者達は生きるために罪を犯す、時には人が死ぬこともある街だった。

その街で起きた事件が、全ての始まり―――
アメリカ合衆国南に位置する大都市『ベイリングシティ』を統べる組織『カウンシル』との出会い。
そして裏社会でしか生きることを許されぬ超人としての覚醒。
―――それは黄昏時、夜の帳は降り始めたが星の瞬きが見えるには未だ遠い時の事だった。

ダブルクロス The 3rd Editionキャンペーン『Stars』
『Prologue/TWILIGHT【-23】』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

■ハンドアウト

▼PC1用ハンドアウト
シナリオロイス:日常 推奨感情:幸福感/不安
キミは貧困には不満を吐き、理不尽には怒りを返す様な日々をスラム街で生きている。
だがそんな日々であってもキミはそう悪くはないものだと感じられる。
なぜならキミにはどいつもこいつも気のおけない仲間である『スターズ』のみんなが居るからだ。
最近、スラム街がなにやら騒がしいが騒がしいのはいつも事だ。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。その日もキミの日常は変わらないように見えた―――
※PC1はセッション開始時はオーヴァードではない

▼PC2用ハンドアウト
シナリオロイス:犯人 推奨感情:P執着/N憤懣
キミは『カウンシル』の大幹部たる父を持つ若手幹部の一人だ。
現在のキミは武闘派幹部である『アシュトン・コーツ』と共に『カリーノ』のスラムへと赴いている最中である。
その理由は二週間ほど前にキミの管轄で起きた強盗殺人、その犯人が潜んでいるという情報があったからだ。
本来ならば組織の始末屋たる『ブラッド・バレッツ』に任せる話なのだが、殺された人間の中にはキミの部下も入っていた。
キミのファミリーを殺されたとなればキミ自身が犯人を追い詰め、その血に償わせなければなるまい。

◆Opening01

GM:シーンプレイヤーはロベルトさん、登場をお願いします。
ロベルト・キングストン:OK
ロベルト・キングストン:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+8[8] → 53


GM:では、ロベルトさんは現在部下に先導してもらって殺人の現場に向かっています。
ロベルト・キングストン:のしのし歩きます
GM:大体、夜明け頃でしょう。ロベルトさんの元に急な連絡が入りました。
ロベルト・キングストン:通信事情はどのようになるのでしょうか
ロベルト・キングストン:携帯電話が微妙な時期です
GM:ここは組織の人間であれば携帯電話を持てる設定とします。逆に結構な収入の持ち主でなければ難しい。
ロベルト・キングストン:了解
ロベルト・キングストン:連絡相手は誰ですか?
GM:ロベルトさんの部下の一人です、ロベルトさんが賭場の管理を任している構成員と思って下さい。
ロベルト・キングストン:OK
GM:内容は賭場を襲撃されたとの事。ロベルトさんは父親であるゲオルグ・キングストンからある程度シマの管理を任されている状態です。
GM:では、貴方のその声で固く閉ざされている賭場の扉が開きます。
GM:既に連絡が来て、ロベルトさんはそこに向かっています。
ロベルト・キングストン:はい
ロベルト・キングストン:「…俺だ」
部下:「ロベルトさん、どうぞ」と扉を開け、中へ招き入れます。
ロベルト・キングストン:入ります
GM:するとそこは惨状が広がっています、幸い客の入りが終わった後に襲撃されたのでしょう。
GM:キミの賭場で働いていた従業員が無残な死体となっています。
ロベルト・キングストン:顔をしかめる
ロベルト・キングストン:抵抗したあとはありますか?
GM:抵抗した後はありません、ロベルトさんを呼んだ部下もそのことは不審に思っています。
GM:その中にはロベルトさん自身の部下もいます。彼との関係はロベルトさんが決めていい。
ロベルト・キングストン:ではある程度目をかけていた新入りの若い奴ということで
GM:了解です。そのことについて話すためにロベルトさんをここまで呼んだと貴方は感づいていい。
部下:「……ひでえ有り様でしょう。なのに誰も抵抗した気配もない」
部下:「アイツの銃です」とロベルトさんにここで死んだ部下の銃を渡す。一発も発砲した形跡がない。
ロベルト・キングストン:受け取る
ロベルト・キングストン:「…コイツは、カンのいい野郎だった。」
ロベルト・キングストン:「何かある時には、真っ先に気づく…そういうヤツだ」
ロベルト・キングストン:銃を握り締める
部下:「ええ……そうでしたね」
ロベルト・キングストン:「一方的にか…」
GM:死体は全て何かにえぐり取られたかのように、体のあちこちが穴だらけになっています。
GM:とても人間の死に方ではない。
部下:「……俺達は、ギャングです。だけど、こんな死に方をするほどのもんですかね」
ロベルト・キングストン:「普通のやり口じゃあねえ」
ロベルト・キングストン:「そして、ギャングにだって死に方はある」
ロベルト・キングストン:「許せるもんじゃねえ」
ロベルト・キングストン:何か 気づくことはありますか?
GM:部屋の内装は破壊された痕跡はありません、一方的に殺戮だけが行われた事がわかります。
GM:それと、この部屋ですが。隠し通路を通って賭場へ着くようになっているのですが
GM:勿論、その隠し通路は組織の人間が監視しており誰が通ったか分かるようになっています。
ロベルト・キングストン:「記録はどうなってる?」
部下:「はい、こちらを」と記録装置を再生させる
GM:記録装置を再生させると何者かが侵入した形跡はない。そして犯人は犯行を終えた後堂々とここから出て行った様子が写されています。
ロベルト・キングストン:顔などは識別できますか?
GM:出て行った男は180cmほどのロングコートを着た男、黒髪の短髪。顔の識別は少し難しい感じです。
ロベルト・キングストン:「野郎…調子に乗りやがって」
部下:「舐めた野郎です……ですが、奴の侵入経路は不明です」
GM:後、そうですね。この襲撃で多額の金が奪われているんですが。
GM:出て行った男は何も持っていません。金の行方と侵入経路が謎となっている。
部下:「奴はどうやってか知らないが、ここへ潜り込みここ襲撃して堂々と帰って行きやがった」
部下:「そして金も忽然と姿を消した……本当に、どうなってるんですかね。これ」
ロベルト・キングストン:「コレだけじゃあ、なんともいえねえ。だが」
ロベルト・キングストン:「なんらかの異能を持っているのは疑いようがねえな」
ロベルト・キングストン:「俺と同じように」
部下:「……ロベルトさんと、同じ」ゴクリと喉を鳴らす
ロベルト・キングストン:ここで従者を出したいのですが
ロベルト・キングストン:よろしいですか?
GM:OKです、どうぞ。
ロベルト・キングストン:赤色の従者&血の絆 コンボ「犬の生活」
ロベルト・キングストン:人差し指に少し傷をつけると
ロベルト・キングストン:一滴の血が床に滴り落ちる
ロベルト・キングストン:常人ならば赤い色をしているはずだが彼の血液は黄金色に輝いていた
ロベルト・キングストン:血は床で奇妙に歪み増殖し 一匹の犬になる
ロベルト・キングストン:「…ミダス、臭いは感じるか?」
ロベルト・キングストン:臭い等の痕跡もない感じですよね?
GM:そうですね、今は雨が降っていてそれで外の匂いが消えていると思ってください。
GM:ですが、犯人と思われる者の痕跡を手に入れられば照らし合わせることは可能です。
ロベルト・キングストン:犬型の従者は首を横に振る
ロベルト・キングストン:「そうか」
ロベルト・キングストン:「だが尻尾を必ず掴む」
部下:「ロベルトさん……」
ロベルト・キングストン:「おう」
部下:「俺がロベルトさんに頼める立場じゃないのは分かっています。ですが……アイツの無念を晴らして欲しい」
ロベルト・キングストン:「お前は、アイツと仲が良かったな」
部下:「……はい。組織の始末屋ではなく、ロベルトさんにやって欲しいんです」
ロベルト・キングストン:「俺たちはギャングだ。死ぬことは受け入れなきゃあならねえ」
部下:「…………」
ロベルト・キングストン:「だが、許されねえ事はある」
ロベルト・キングストン:「この殺しには、ここまでやる必要はねえんだ」
ロベルト・キングストン:「俺たちは裏社会に生きちゃあいるが、それでも誇りってもんがある」
ロベルト・キングストン:「お前に言われるまでもねえ、このケリは俺がつける。俺やオヤジやボス」
ロベルト・キングストン:「そしてお前の誇りに傷をつけた奴を許してはおけねえからだ」
部下:「……ありがとうございます、ロベルトさん」
ロベルト・キングストン:「なんでもいい、奴の手がかりを追うぞ!!」
GM:では何もなければシーン終了とします。
ロベルト・キングストン:はいOKです
GM:シナリオロイスをどうぞ!
ロベルト・キングストン:ではハンドアウトどおりに
ロベルト・キングストン:犯人/???/執着/憤懣○でとりましょう
ロベルト・キングストン:以上です
GM:ではシーン終了します!

◆Opening02

GM:シーンプレイヤークレイズさんです。
クレイズ・リトラー:やー!
GM:登場お願いします、今は意味はわからないですが1d10を侵蝕値に足してくださいね!
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵食率を+4(1d10->4)した(侵食率:34->38)
クレイズ・リトラー:今は一般人ですが、なんとなく侵食っぽい数字が上がりました
GM:では、クレイズさんのOPですが不良的な日常シーンを送る予定となっています。
GM:なんらかの仕事を受けている最中でもいいし、喧嘩をしててもいいです。どうしますか?
クレイズ・リトラー:OKです。ここはチンピラらしく、よそのチームと喧嘩していましょう。
GM:了解しました。
クレイズ・リトラー:同じチームの奴がナメられたり、脅されたりしたのかもしれない・・・
GM:了解です、では少し状況を作成します。

GM:では、現在クレイズさんは『カリーノ』と言われる街に同じく住まう別のチームと喧嘩をしています。
GM:囲まれていると言ってもいい、キミ一人で立ち向かっている状況です。
GM:事の発端はキミがつるんでいる不良チーム『スターズ』の仲間である、グレッグ・ハミルトンが襲われることを知ったキミがけしかけた感じです。
GM:グレッグは貧困な生まれにもかかわらず、“表”の世界で生きていこうとする気弱な少年です。背は180ほど。
GM:レストランで下働きをしており、クレイズをはじめとした『スターズ』のみんなに料理を振る舞う優しい少年です。
クレイズ・リトラー:この数に襲われたら流石にどうなるか分からない。
クレイズ・リトラー:それでも、怯むことなく鼻で笑う。
クレイズ・リトラー:「ハッ!弱い奴ほど群れるってのはホントみてーだな?ああ?」
クレイズ・リトラー:「おれ一人相手にこんなよォー……グレッグも可哀想だぜ」
クレイズ・リトラー:「こんな腰抜け連中に狙われちまうなんて!な!」 あからさまに挑発!矛先を自分に向ける。
不良少年:「ああ? テメー、何粋がってんだ」不良少年のリーダーが前に出る、挑発に乗る
不良少年:「腰抜けだって、俺が?」
クレイズ・リトラー:「わかってんじゃねーか。お前だよ」 こちらも一歩前に出る。
クレイズ・リトラー:「……スターズに。俺の家族に手ェ出して……」 拳を握り、
クレイズ・リトラー:「ただで済むと思うなよ!ボケッ!」
クレイズ・リトラー:殴りかかりたい!
GM:いいですよ!
不良少年:「前々から俺はテメーらがムカついて……ブフッ!!」殴られる!
クレイズ・リトラー:まわりの連中が殺気立つのを感じる。背筋がぞくぞくして、自然と笑みがこぼれる。
クレイズ・リトラー:「そうかよ、そうかよ。なら丁度いいじゃねえか」
クレイズ・リトラー:「相手してやっから、来い!全員ブッ倒して白黒つけてやる!」
不良少年:「あ……この、クソが……ッ!」鼻血を流す
不良少年:「リックの野郎も今はいねぇ!ぶっ殺しちまえ!」部下に指示を出す!
GM:率いられている不良たちがクレイズに襲いかかる!
GM:勿論、ほぼ全員が武器を持っている!
クレイズ・リトラー:リーダー格の腹に蹴りを叩きこみ、そのまま乱戦に持ちこむ。いつもこうだ!
クレイズ・リトラー:いつもいつも多勢に無勢。スラムの喧嘩なんてそんなもんだ!
GM:では、多勢無勢だがキミは不良たちに一歩も引かない戦いをしていると
GM:キミの背後にいる不良の一団が崩れ始める。
シェリー・バートン:「クレーイズ!この喧嘩、あたしも買わせてもらうぜ」
GM:不良の一団を殴り飛ばして現れる少女、シェリー・バートン。『スターズ』の仲間の一人だ。
GM:年はキミと同じだがやや小柄、武器を持って喧嘩に加わっている。
クレイズ・リトラー:リーダー格の腹にしこたま蹴りを叩きこんだところで、それに気付く。
クレイズ・リトラー:「……あァ?シェリー!?」
クレイズ・リトラー:「お前一人かよ?数だけは多いぜ、こいつら!」
クレイズ・リトラー:「数だけな!」 シェリーを狙っていた大男に金的を叩きこむ。
シェリー・バートン:「ハ、冗談!数だけなら問題ないね!」クレイズを狙う武器を持った男に鉄パイプで殴る!
不良少年:「が……ッ!クソ!怯むな!やっちまえ!!」
不良少年:「たかが二人だ!囲んじまえば直ぐに音を上げる!」
シェリー・バートン:「あらら、だってさ。クレイズ」
クレイズ・リトラー:「はッ、ご自慢の兵隊もだいぶ減ってるのにな」
クレイズ・リトラー:「……狙われてんだよ。グレッグのやつが……こいつらに」
クレイズ・リトラー:「きっちりシメてやらなきゃなあ?シェリー!」
シェリー・バートン:「ハハッ……上等ォッ! キッチリ叩き込んでやろうぜ、クレイズ!」
クレイズ・リトラー:片っ端から殴り倒していく。こちとら、子供の頃からずっとこんな生活をしてるのだ。慣れが違う!
GM:ではそのような感じでシェリーとともにキミは不良少年のグループを倒していく。
GM:……そして、最後にリーダー格の少年が残った。
クレイズ・リトラー:「……」
シェリー・バートン:「残りはテメーだぜ、どうする?」
不良少年:「オイオイ……マジかよ」
不良少年:「クソッ、使えねぇ!奴らだ!」「次だ!次はぶっ殺してやる!」と逃げ出そうとする!
GM:クレイズが見逃すのならリーダーの不良少年は逃げることが可能だろう。
クレイズ・リトラー:舌打ちして、身を低く屈める。
クレイズ・リトラー:スラム育ちの……学も品性もない俺でも、人には負けないものがある。
クレイズ・リトラー:喧嘩と!足の速さ!
クレイズ・リトラー:ということで、思い切り加速して不良少年をとっ捕まえたい!
クレイズ・リトラー:「逃げんじゃ」
クレイズ・リトラー:「ねえ!」
GM:では捕まえることは用意だ、このリーダー格の少年はさほど強くはない。
不良少年:「ぐぇッ!!」
クレイズ・リトラー:「……おい」
クレイズ・リトラー:「おめー、名前は?」
クレイズ・リトラー:馬乗りになって首根っこを掴んでいる。
不良少年:「ハハッ……テメー、マジで許さねえ。ぶっ殺してやる」
不良少年:「……答えるかよッ!」 キミに唾を吐きかける
クレイズ・リトラー:唾を真正面から受けるかわりに、
クレイズ・リトラー:そのまま顔面にヘッドバットを叩きこむ!
クレイズ・リトラー:「教えないなら、それでもいい」
GM:では、キミが渾身の力を込めて放ったのならリーダーの少年は気絶するだろう。
クレイズ・リトラー:「二度と!俺の家族に!手ェ出すな!」 気絶した少年に、更にヘッドバット!
クレイズ・リトラー:気絶したのを見て手を離す。
シェリー・バートン:「アンタもよくやるね、クレイズ」
シェリー・バートン:「まぁ、アンタがやらなかったらあたしがやってたけどな!」
クレイズ・リトラー:「そりゃ、おめーもだよ。俺がやらなかったらどうせお前が……」
クレイズ・リトラー:ほぼ同時に口走り、小さく苦笑する。
クレイズ・リトラー:「ああ、くたくただ。帰ろうぜ」
シェリー・バートン:「グレッグの野郎に今日の夕飯は気合入れてもらおうぜ、あたしも腹へっちまったよ」
クレイズ・リトラー:「正直助かった……あんなに多いと思わなかったからさ。へへへ」
シェリー・バートン:「なーに言ってんだか、アンタ一人でもなんとかなったろうに」
シェリー・バートン:「ま、ちょいと時間はかかったかもしんないけどね」
クレイズ・リトラー:「そうかあ?俺だって別にスーパーマンってわけじゃねーんだぜ」
クレイズ・リトラー:「まあ確かに、あんな奴らに負ける気はしねーけどさ」
シェリー・バートン:「違う違う、あたしはか弱い女の子だってこと忘れちゃあ困るぜってことだよ」と意地悪く笑う
クレイズ・リトラー:「か弱い女の子?はははは!面白いジョークだな!」
クレイズ・リトラー:笑ったところでちょっと傷に響いて顔をしかめる。
シェリー・バートン:「あ、テメー!笑うとこじゃねーだろうが!」
クレイズ・リトラー:「だってよお、武器持ってケンカに殴りこんでくる女がよお……ぷっくく……」
クレイズ・リトラー:そんな感じで言い争いながらのんびり歩き去りたいですね!
GM:では、ちょっと演出入れてシーンを終わらせますね!
GM:キミ達二人の行く先に一人の男が見える。その男をキミは知っている。
GM:リック・フォースター。『スターズ』のリーダーであり、クレイズの二つ年上の男だ。
GM:すこし、この街を離れていたが今日戻ってきた。
クレイズ・リトラー:「ん」
リック・フォースター:「おいおい、帰ってみたらどうなってんだこりゃあ」
クレイズ・リトラー:「スキンシップだよ。いつも通りのな」 ニッと笑う。
シェリー・バートン:「そーゆーことだぜ、リック」同じく笑う
リック・フォースター:「ハハッ!相変わらずだなふたりとも。車、表にあるから乗ってくか?」
クレイズ・リトラー:「気ィ利くなあ。さすが兄貴分!」
シェリー・バートン:「ああ、結構くたくたなんだ!頼む!」
クレイズ・リトラー:「“外”に行って来たんだろ?なんかあったか?収穫」
リック・フォースター:「ああ、そのことについては一旦“家”に戻ってからゆっくり話すさ」と笑う
クレイズ・リトラー:「オーライ、オーライ」
クレイズ・リトラー:「こっちも話したい事がいっぱいあるんだよ。今日なんかさ、チキン野郎どもにグレッグが狙われて……」
クレイズ・リトラー:とか言いながら、車に向かっていきましょう。
GM:ではシーンを切ります!シナリオロイスについては日常となっておりますが、OPが全て終わった後に出てきたNPCを指定してもいいですよ!
GM:この後もOPは続くので今でなくてもいいです!
クレイズ・リトラー:ロイスを取りたいNPCがいっぱいいるので
クレイズ・リトラー:それなら今は保留にしておきましょう!
クレイズ・リトラー:あ、いや。でも日常にはとっておこうかな。
クレイズ・リトラー:-ずっと続くもの/日常/○幸福感/不安/ロイス
クレイズ・リトラー:これで!
GM:了解です!

◆Opening03

GM:ではシーンプレイヤーはロベルトさん
GM:登場お願いします!
ロベルト・キングストン:61+1d10
DoubleCross : (61+1D10) → 61+1[1] → 62

ロベルト・キングストン:よしよしいいぞ

GM:今はOP1から二週間後程経過しました、ロベルトさんは事件の事で父のゲオルグに呼び出されたと思って下さい。
GM:現在、ロベルトさんは父であるゲオルグの執務室に居ます。
ロベルト・キングストン:他に人はいますか?
GM:居ないものと想定しています。ロベルトさんが望むのなら出してもいい。
ロベルト・キングストン:ではいない
GM:了解しました。
GM:では高級そうな調度品に囲まれた執務室にロベルトさんは父であるゲオルグとふたりきりだ。
ゲオルグ・キングストン:「ああ……よく来たね。ゲオルグ」体格のいい眼鏡をかけた男性がキミを出迎える
ロベルト・キングストン:「すまねえ、パパ」
ゲオルグ・キングストン:「いや、いい。アレは悲しい事だ」
ゲオルグ・キングストン:「ああいったことは私の時にもあったし……元々は私のシマでの出来事だ。気に病むことはない」
ゲオルグ・キングストン:「ロベルト……ロベルトは今回の事をどうしたいと思っている?」
ゲオルグ・キングストン:これは自身の手で仇を討つかどうかを問うている。
ロベルト・キングストン:「気に病むなっていうがよ。そりゃあ無理だぜ」
ロベルト・キングストン:「アイツは、良い奴だった。生意気な奴だったがよ」
ロベルト・キングストン:「俺は、あいつらを無残に殺したやつを許すわけにはいかねえと思ってる」
ロベルト・キングストン:「できれば、俺自身の手でケリをつけたいと思ってるよ」
ゲオルグ・キングストン:「……そうか」
ゲオルグ・キングストン:「私は、争い事が苦手だ。歳を取るにつれその思いが強くなっている」
ゲオルグ・キングストン:「それは私自身の事だけではない、家族についてもそれは同じだ」
ゲオルグ・キングストン:「ロベルト、私はお前を争い事には関わって欲しくない……」
ロベルト・キングストン:「パパがやめろっていうなら、考えるさ」
ゲオルグ・キングストン:「だけどね、その死んでしまった彼は……お前のファミリー-仲間-だったのだろう。ロベルト」
ロベルト・キングストン:「ああ、そうだ」
ゲオルグ・キングストン:「ならば、お前を止める事は私には出来ないよ。ファミリーを手にかけられて」
ゲオルグ・キングストン:「私はそれを許さないからだ」
ロベルト・キングストン:「パパ…!!」
ゲオルグ・キングストン:「だが、気をつけるんだよ。ロベルト」
ゲオルグ・キングストン:「お前は私にはない。偉大な我らが祖、錬金術士の血が強く現れている」
ゲオルグ・キングストン:「その力はは強大だが、使い続ければ狂ってしまう……私の祖父のように」
ロベルト・キングストン:足元に控える従者犬ミダスが 小さくロベルトを見る
ロベルト・キングストン:「大丈夫だよ、心配のしすぎさ」
ゲオルグ・キングストン:「心配はしすぎる程度が一番いいのだよ、ロベルト」
ゲオルグ・キングストン:「なぜなら、お前は一人ではない。私やお前の妻であるブリジット……そして息子のアレックスが居るのだからね」
ロベルト・キングストン:「だが、やるときはやらねえと家族は守れねえ」
ロベルト・キングストン:「パパやハニーやアレックスがいるからこそ」
ロベルト・キングストン:「俺はちゃんと頑張れるんだ」
ロベルト・キングストン:「曾祖父さんの事は、ちゃんと心に留めておくからさ」
ゲオルグ・キングストン:「ああ……分かっているのなら良い」
ゲオルグ・キングストン:「けれど常に心がけておくんだよ。“黄金に狂ってはならない”、とだからそう名づけた」と、キミに優しく微笑む。
ロベルト・キングストン:「パパにもらった二つ名に恥じねえように」
ゲオルグ・キングストン:ではキミの言葉に頷くとどこかに電話をかけて少し話をする、そして話が終わる。
ゲオルグ・キングストン:「アシュトンに話をつけた。ロベルト一緒に行きなさい」
GM:キミは知っている。
GM:アシュトン・コーツ。組織の武闘派幹部であり『ブラックバレッツ』と呼ばれる始末屋集団の長。
GM:ボスの信頼置かれる大幹部の一人であり、ゲオルグの友人だ。キミは面識を持っている。
GM:190cmほどの大柄な黒人の男、生真面目だがユーモアのある人間だ。
ロベルト・キングストン:「アシュトンさんか」
ロベルト・キングストン:「ボスもこの件には本気ってことなんだな」
ゲオルグ・キングストン:「……ああ、『カウンシル』は屈してはならない。敵対するものを許してはならない」「それが掟だ」
ゲオルグ・キングストン:「……それにお前も感づいているのだろう、これには異能が関わっていることを」
ロベルト・キングストン:「ああ、あれは普通じゃねえ」
ゲオルグ・キングストン:「だったら並みの兵隊ではやられてしまう……だからこそボスも本気にならざるをえないのだよ」
ロベルト・キングストン:「これ以上、ボスに心配をかけるわけにはいかねえよ。パパのためにも」
ゲオルグ・キングストン:「ああ……アシュトンはお前の異能のことも知っている。そのように差配するはずだ」
ゲオルグ・キングストン:「行って来なさい、ロベルト。……無事に戻ってくるんだよ」
ロベルト・キングストン:「ああ、行ってくるよパパ」
GM:ではシーンを切ります!

◆Opening04

GM:シーンプレイヤーはクレイズさんです!登場お願いします!
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:38->48)
クレイズ・リトラー:ロベルトさんに追い付こう!
GM:では今度はほのぼのとした、“家”とキミ達が呼んでいるアジトでのシーンになります。

GM:アジトの外観の希望とかありますか?
クレイズ・リトラー:そうですね。一軒家でもビルのようなところでもいいのですが
クレイズ・リトラー:普通の住人、あるいは金持ちからしたらあきらかにボロボロでみすぼらしい住処ならいいなーと思います。
クレイズ・リトラー:スラムの住人に立派な家なんてものは・・・ないはず・・・
GM:了解しました。では、打ち捨てられて廃棄されたバスを改造して住居としたものしましょうか。
クレイズ・リトラー:いいですねえ!
クレイズ・リトラー:いつもの定位置。クッションがはがれたボロボロの後部座席に座ってます。
GM:では、後部座席に座っているキミに少女が話しかけてきます。
GM:少女はアリス・バートン、11歳。キミはこの少女の体が弱いことを知っている。
GM:シェリーの妹でキミ達全員がこの少女を養っていると言っても過言ではない。
アリス・バートン:「クレイズ、顔がきずだらけだけど……どうしたの?」
GM:キミは悪事をこの少女に知られていないことにしてもいい。
GM:なお、リックとシェリーは隠している。
クレイズ・リトラー:「う」 当然、こちらも隠していますね。
クレイズ・リトラー:勝手かもしれないが、この子には綺麗に生きて欲しい。まだ幼いのだから自分達とは違う人生を歩めるはずだ。
シェリー・バートン:「ハハッ!転んだだけだよな、なぁクレイズ!」
クレイズ・リトラー:「そうそう!荷物運んでる最中にずっコケてさあ!」
クレイズ・リトラー:「心配してくれてるのか?ありがとうな~アリス!」 頭をわしゃわしゃと撫でる。
アリス・バートン:「うぅ~、心配するよ~」
アリス・バートン:「だって、家族だもん」
クレイズ・リトラー:「……」
クレイズ・リトラー:「そうだな。家族、だもんな。」
アリス・バートン:「うん!」
クレイズ・リトラー:嘘をついてる事に心が痛んで、少しだけ心の中でアリスに謝る。
アリス・バートン:「……でも、お姉ちゃんもなんでけがしてるの?」
シェリー・バートン:「う! そ、それはだなぁ~……」クレイズの方を見る
クレイズ・リトラー:「それは……お、俺だよ。オレオレ!」
クレイズ・リトラー:「俺がコケた時に、シェリーも巻き込んじゃってさ。な!」
シェリー・バートン:「そ、そうそう!クレイズの奴ドジだからなぁ~~!」
クレイズ・リトラー:「わりーなアリス。お前のねーちゃんにケガさせちゃってさ」
アリス・バートン:「……本当に?」
クレイズ・リトラー:「……ああ、本当だよ。だから心配すんなって」
クレイズ・リトラー:もしかしたら、いつかこの子にも本当の事を話さないといけないのかもしれない。
クレイズ・リトラー:でも話さずに済むなら…それに越した事は無い。
アリス・バートン:「うん。じゃあふたりとも気をつけてね」 キミの言葉に納得したのかアリスは頷く
アリス・バートン:「ふたりがけがすると、わたし……つらいから」
クレイズ・リトラー:「おう、約束する。あんまり危ない事はしねーし……ケガしないよう、気をつけるよ」
シェリー・バートン:「ほら、アリス。起きてて大丈夫なのか?体は?」
アリス・バートン:「うん、今日は調子いいんだ。えへへ」
クレイズ・リトラー:「ほんとか?ちょっとずつ良くなってるのかもなぁ!」
クレイズ・リトラー:「体が良くなったら……ちゃんと学校にも行かせてやるからな。楽しみにしてろよアリス!」
アリス・バートン:「ふふっ……ありがとう。たのしみ」
シェリー・バートン:「あ、それ!あたしのセリフだぞ!」
クレイズ・リトラー:「へっ、はやいもん勝ちだはやいもん勝ち」
GM:ではキミ達がそんな風に語らっていると玄関の方に当たる扉から声が聞こえます。
グレッグ・ハミルトン:「ただいま~今、帰ったよ」
クレイズ・リトラー:「メシだ!」 跳ね起きる。
クレイズ・リトラー:「お疲れさんグレッグ。俺もシェリーもハラペコで待ってたぜ」
グレッグ・ハミルトン:「はは、そう言われるとちょっと頑張っちゃおうかな」
グレッグ・ハミルトン:「今日は親方から褒められちゃってね~、今回の新作は自信があるんだ」
シェリー・バートン:「へぇ~、そいつはあたしも楽しみだ」続いて迎える。
アリス・バートン:「こういうときのごはんはすごくおいしいから、すっごくたのしみ」シェリーに手を引かれるように迎える
クレイズ・リトラー:じゃあ、いかにも料理が楽しみ!ってふりをしながらグレッグに近寄って、耳打ちします。
クレイズ・リトラー:さっきの不良たちがまたやってくるかもしれないので、ちょっとグレッグに注意を呼び掛けたい!
グレッグ・ハミルトン:「えぇ!?そうなのかい!」驚いて声を出す
グレッグ・ハミルトン:そしてアリスの方を見て慌てて口をふさぐ
クレイズ・リトラー:「……!」
クレイズ・リトラー:「(バカ!声でけーよ!)」
グレッグ・ハミルトン:「(ご、ごめん……でも、狙われてるなんて言われたら……)」
グレッグ・ハミルトン:「(あ、アリスは大丈夫なのかい?ここにはこないよね?)」
クレイズ・リトラー:「(多分な。きっちりシメてやったから、まあ大丈夫だろ)」
グレッグ・ハミルトン:「はぁ~……よかった」小声ではない、大きめの声を出す
クレイズ・リトラー:「シーッ……!」
グレッグ・ハミルトン:「はっ!?」もう一回塞ぐ
クレイズ・リトラー:「……ま、しばらく俺がお前の行き帰りについてやるからさ。気をつけろよな」
アリス・バートン:「グレッグ、なにがよかったの?」
シェリー・バートン:「メシの事聞いてたんだよな!」
クレイズ・リトラー:「アリス~!体調が良くなったお祝いに、今日はお前の好きなモン作ってくれるってさ!」
アリス・バートン:「え、ほんと?」
クレイズ・リトラー:「ほんと、アリスが良くなってよかったよな。な!グレッグ!」
グレッグ・ハミルトン:「あ!?え!うん、そうだよ!そうそう!」
クレイズ・リトラー:ウインクして、シェリーに“ナイス”の合図を送っておきます。
クレイズ・リトラー:危ないところだった・・・グレッグはいつもこうだ!
リック・フォースター:「っと、ちょうどグレッグも帰ってきたようだな」車を隠しに行ったリックが戻ってくる
アリス・バートン:「リック!」
グレッグ・ハミルトン:「リック、帰ってきてたのかい!?」
クレイズ・リトラー:「あ、そっか。まだ話してなかったよな」
クレイズ・リトラー:リックに駆け寄るアリスを見てくすりと笑う。
リック・フォースター:「ハハッ!ちょっとしたサプライズになったようだぜ、兄弟」とクレイズを見て笑う
クレイズ・リトラー:「今日帰ってきたんだとさ。まったく、うちの兄貴はいつでも急だよなあ」
シェリー・バートン:「そうそう、ふらっと居なくなって急に帰ってきやがる」
クレイズ・リトラー:「ま、でも……帰ってこねーよりはずっといいさ」
クレイズ・リトラー:「おかえり。リック」
リック・フォースター:「ただいま。クレイズ」
リック・フォースター:「んじゃあ、メシにするとしようか!今日はシェフグレッグがなんでも作ってくれるそうだからな!」
クレイズ・リトラー:「おう!メシだメシだ!」
シェリー・バートン:「ハハッ!頼むぜシェフ!」
クレイズ・リトラー:「豪勢なのを期待してるぜ、グレッグ!」
アリス・バートン:「ふふっ、グレッグ。たのしみにしてる」
グレッグ・ハミルトン:「え、えぇ~!?」
GM:ではシーンを終了します!

◆Opening05

GM:シーンプレイヤーはロベルトさん、登場お願いします!
ロベルト・キングストン:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+9[9] → 71


GM:ではロベルトさんは今、幹部のアシュトン・コーツとともに車の中に居ます。
ロベルト・キングストン:はい
GM:キミが運転していてもいい、場所は『カリーノ』と呼ばれる街に向かっている最中です。
ロベルト・キングストン:じゃあ運転しよう と思ったが いま運転できないので
ロベルト・キングストン:従者いるので 確定で判定失敗するので
GM:ではアシュトンの部下が運転していることにしましょう。
アシュトン・コーツ:「…………」
ロベルト・キングストン:対面で座っている
アシュトン・コーツ:「『カリーノ』、この街に例の犯人が居ると分かった」
アシュトン・コーツ:「ロベルト、気分はどうだ?」
ロベルト・キングストン:「絶対に見つけ出してみせますよ」
アシュトン・コーツ:「あまり気負うな。この件は俺達『ブラックバレッツ』に全て任されている」
アシュトン・コーツ:「無茶はしなくてもいい」とキミを気遣っている。
ロベルト・キングストン:「気分は…、そりゃあムカついてますが。アシュトンさんが一緒なら心強いですよ」
GM:と、ここで説明しておきますがこの事件に関してはもしロベルトさんが犯人を追い詰めることに失敗したとしても、
GM:絶対にアシュトン達が殺害してくれます、これは相手が異能持ちであろうと関係はありません。なので無理できなくなったらそのまま倒れたりしても構いません。
ロベルト・キングストン:了解です
アシュトン・コーツ:「これが仕事だからな、心強く思ってもらわなければ困る」と笑う
ロベルト・キングストン:「アシュトンさんの強さはオヤジからもよく聞いてます」
ロベルト・キングストン:「むしろ俺なんかが邪魔にならねえかと」
アシュトン・コーツ:「なに、邪魔にはならないさ。お前は異能を持っている」
アシュトン・コーツ:「それだけでも十分過ぎる。特に並みの相手ならば勝負にすらならないからな」
アシュトン・コーツ:「むしろ、お前が申し出てきてくれて助かったくらいだ」
ロベルト・キングストン:「そう言ってくれるなら」
ロベルト・キングストン:「だいぶ気が楽になりますよ」
アシュトン・コーツ:キミの言葉を聞くと満足そうに頷く。
アシュトン・コーツ:「では仕事の話を始めようか」
アシュトン・コーツ:「今回の犯人が『カリーノ』に潜伏していることが分かったのはある情報提供からだ」
ロベルト・キングストン:「はい」
アシュトン・コーツ:「勿論、裏を取るために他の筋……『カウンシル』自身でも調べた。時間は少しかかったが同じ結果だった」
ロベルト・キングストン:「すり合わせもできてるって事ですね」
アシュトン・コーツ:「ああ、『カリーノ』の街にいるギャングの犯行ってのは分かった。リーダーはバリー・カーターとかいう奴だ」
アシュトン・コーツ:「今すぐにでもソイツに鉛弾をぶち込んでやりたいところだが、中々そうもいかなくてな」
ロベルト・キングストン:「どういうわけです?」
アシュトン・コーツ:「そいつは街の中に網を張ってるって話だ、迂闊に外の人間が立ち入れば直ぐにバレる」
アシュトン・コーツ:「今回は制圧、そして構成員全員の始末だ。どうしても人数が必要になって目立ってしまう」
アシュトン・コーツ:「相手はホームグラウンド、俺達『カウンシル』を相手にしたってことは当然報復も予想済み。逃げる算段は付いているはずだろう」
ロベルト・キングストン:「数を集めてるあいだに逃げられちまうと本末転倒ってえわけですね」
アシュトン・コーツ:「そういうことだ、だから気付かれないようにする必要がある」
アシュトン・コーツ:「この後、俺達は先行して件の情報を寄越した相手と落ち合う」
ロベルト・キングストン:「信用できるんですか、そいつあ」
アシュトン・コーツ:「だから俺達が会いに行くのさ。俺達二人だけなら気付かれず街に入ることが出来る」
ロベルト・キングストン:「なるほど」
アシュトン・コーツ:「信用できるかどうかは会ってみなければわからん。どのみちそいつの手引きがなければこちらに網を掻い潜る手段はない」
アシュトン・コーツ:「こっちがまごついている内に奴らは逃げるだろうさ。そうなったら逃げ出す前にあの街ごと殺すしかない」
ロベルト・キングストン:「…」
アシュトン・コーツ:「勿論、そんなことはボスも望んでいないし俺も“なるべく”やりたくはない」
ロベルト・キングストン:ちょっと安心
ロベルト・キングストン:「そうならねえよう、俺も全力を尽くします」
ロベルト・キングストン:「でももし、そうなることがあるなら。アシュトンさんだけにやってもらうわけにはいかねえ」
ロベルト・キングストン:「俺は、そういうのは嫌いです」
ロベルト・キングストン:「でも、オヤジやボスのメンツの為なら…」
ロベルト・キングストン:「やります」
アシュトン・コーツ:「……そうか、手を引いてもいいと言うつもりだったんだが」
アシュトン・コーツ:「ロベルト……お前の覚悟は確かに受け取った」
アシュトン・コーツ:「その時が来たら頼む。……ま、ゲオルグのためにそんなことはさせるつもりはないがな」そんなことにはさせないというかのように笑う
ロベルト・キングストン:頷く
ロベルト・キングストン:カウンシル幹部/アシュトン・コーツ/信頼○/畏怖
ロベルト・キングストン:でアシュトンさんにロイスを取ります
GM:了解です!ではシーンを終了します!
ロベルト・キングストン:はい

◆Opening06

GM:ではシーンプレイヤーはクレイズさんです。登場お願いします!
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:48->56)
クレイズ・リトラー:むーっ、高い
GM:ホッホッホ……

GM:では、夕食後のシーンとしましょう。屋外で適当に並べたテーブルでキミ達は食事をとっていました。
GM:そこでクレイズとシェリーにリックから話をされるシーンです。
GM:なお、みやげ話とかは終わった感じですね
クレイズ・リトラー:OKです。みやげ話とかが終わって一休みしてる感じですね。
GM:そういう感じです、グレッグは片付けに席を外し、アリスは先に眠ろうとしている感じです。
クレイズ・リトラー:「ああ、食った食った」
リック・フォースター:「ハハ!あのどうやったらあんなに食えるってんだ」
クレイズ・リトラー:「へっ、育ち盛りなもんでねえ」
リック・フォースター:「羨ましいねぇ、俺も後数センチは伸びたいところだ」キミと背丈は同じくらいだ
リック・フォースター:「弟分にはカッコが付く程度にはな」にいっと笑う
クレイズ・リトラー:「おいおい、勘弁してくれよ。身長でも負けたら俺は何で勝ちゃあいいんだ?」
クレイズ・リトラー:こちらもけらけらと笑う。
シェリー・バートン:「ふぃ~、アリスのやつ寝かしつけて来たよ」とシェリーが戻ってくる。
シェリー・バートン:「で、話ってなんなのさ。リック」
クレイズ・リトラー:「……そうだよ。改まって、何だよ?急に」
リック・フォースター:「そうだな……あー、詳しくは話せないが」
リック・フォースター:「お前達、バリー達の仕事はもう請けるな」
GM:キミは知っている、バリー達はこの街を取り仕切っているギャングであり
GM:裏の仕事をキミに回しているのもバリーという人間だ。この街の“裏”で生きる人間にとっては関わらなければならない人物だ。
クレイズ・リトラー:「ああ。昨日もいっこ、仕事を回してもらった」
クレイズ・リトラー:「バリーから仕事もらわねーで誰から貰うんだよ。……それが?」
リック・フォースター:「じゃあ、ソイツを最後にしろ。もう関わるんじゃない」
クレイズ・リトラー:「!?」
クレイズ・リトラー:「どういうこった?関わるなって?」
シェリー・バートン:「オイオイ、何言ってんだ。リック」
シェリー・バートン:「アイツが気に食わねぇ糞だってことは分かってるが、それでもこの街の顔役だ」
クレイズ・リトラー:シェリーの言う事に頷く。気に喰わないやつだが、食っていく為にはバリーから仕事を回してもらうしかない。
シェリー・バートン:「ホラ、クレイズを見ろよ。あたしもクレイズと同じ気持ちさ。どうやって食っていくんだよ」
リック・フォースター:「ああ、それは問題にならなくなる。心配しなくていい」
クレイズ・リトラー:「あン?」
クレイズ・リトラー:(ならなくなる……?)
シェリー・バートン:「どういうことだよ」
リック・フォースター:「詳しい事は話せない。だけど、絶対に上手くいくはずだ」
リック・フォースター:「もしかしたら俺達の暮らしももっと良くなる可能性もある……アリスのやつも」
クレイズ・リトラー:「……」
シェリー・バートン:「リック、説明してくれ。家族だろ、あたし達は」
リック・フォースター:「悪いが……言えない、その方が良いんだ」
リック・フォースター:家族に隠し事をする辛い表情を見せる、キミ達にはめったにみせない顔だ。
クレイズ・リトラー:「……信じて」
クレイズ・リトラー:「信じていいのか?」
リック・フォースター:「……ああ、そうして欲しい」
クレイズ・リトラー:「俺はお前の事を信用してる。そのお前がここまで言うなら……」
シェリー・バートン:「クレイズ!?」
リック・フォースター:「……すまない、だけど事が終わったら全部わかる」
リック・フォースター:「これは約束する」
シェリー・バートン:「…………」
クレイズ・リトラー:「シェリー。俺達がリックを信じねえで、誰が信じるってんだ」
クレイズ・リトラー:「……でも、頼むぜ。全部終わったら説明しろよな?」
リック・フォースター:キミの言葉に頷く
シェリー・バートン:「あー、ハイハイ!これじゃああたしが悪者じゃんかよ」
シェリー・バートン:「ったく……あたし達はリックを信じてついてきたんだ……勿論、信じるよ」
クレイズ・リトラー:「すねんなよお姫様。今度ホットドッグでも奢ってやるからさ」 へそを曲げたシェリーに苦笑する
クレイズ・リトラー:「俺もだ。お前を……リックを。家族を信じる」
リック・フォースター:「ハハッ……悪いな、弟、妹分に心配かけちまって」
リック・フォースター:「でもよ、絶対に俺は裏切らない。お前たちの信頼に応えるよ」
クレイズ・リトラー:「まーったくだぜ。別の食いぶちをさがさねーとな!ハハハ!」
リック・フォースター:「なーに、食い扶持の一つや二つなんとかなるさ!」
クレイズ・リトラー:「はー。そう言って本当にどうにかしちまうんだよなぁ、お前はさ」
シェリー・バートン:「ホントになんとかしてくれよ、リック」と笑う
リック・フォースター:「まぁな、兄貴分として兄弟の面倒は見なきゃなんねえからな」
クレイズ・リトラー:笑う二人を見ながら、こちらも口元に笑みを浮かべる。
クレイズ・リトラー:これまでも家族で協力してやってきたんだ。これからも、きっとなんとかなる……。
クレイズ・リトラー:ということでロイスを取ります!
GM:どうぞ!
クレイズ・リトラー
-兄貴/リック・フォースター/○信頼/不信感/ロイス
-家族/シェリー・バートン/○幸福感/食傷/ロイス

クレイズ・リトラー:以上っ
GM:了解です!
GM:ではシーンを終了します!

◆自己紹介

GM:ではまずはPC1のクレイズさんから自己紹介をお願いします!
クレイズ・リトラーキャラシート(PL:Quantum)
クレイズ・リトラー:ヤー!
クレイズ・リトラー:スラム街のストリートチルドレン、クレイズです。OPの通り似たような境遇の奴らとチームを組んで生きてます。
クレイズ・リトラー:両親不在なので育ちが悪いし喧嘩っ早いけど、仲間の事は大切にする。そういう14歳です。
クレイズ・リトラー:シンドロームは最速の獣!チーターの因子を持つキュマイラ/ハヌマーン!
GM:今まで居そうで実は居なかったチーター!
クレイズ・リトラー:へへへ…素の行動値は最低なんですけどね…
クレイズ・リトラー:《フルパワーアタック》からの亜純血《スピードフォース》で切り込み隊長を務めたいと思います。
クレイズ・リトラー:今の時点だと完全にただのチンピラなので、徐々に成長して認められていきたい!宜しくお願いします!
クレイズ・リトラー:以上!
GM:これからキミの運命が動き出す……まだ未来は誰にもわからないのだ……
GM:はい!ありがとうございました!
GM:ではPC2のロベルトさん、続けてお願いします!
ロベルト・キングストンキャラシート(PL:ぽぽ)
ロベルト・キングストン:ギャングの構成員、ロベルト・キングストン。
ロベルト・キングストン:幹部の息子で27歳。父親の元で下っ端の取りまとめなど縄張りの仕事をこなしている。
ロベルト・キングストン:身内には情が厚い大男で妻子持ちでもある。
GM:妻子持ち……そう、ギャングものには一人くらいこういう人間がほしいと思っていたのです……
ロベルト・キングストン:まだまだ父親には全然及んでいないと思っているので、父親やボスのメンツにはこだわります。
ロベルト・キングストン:抗争で死にかけた際に能力に目覚めました。
ロベルト・キングストン:血液が黄金になり、その力で他者を侵食したり、血液から犬のような従者を作り出したりできます。
ロベルト・キングストン:錬金術師の血統が目覚めたものらしく、金やホムンクルス的なものなのでしょう。
ロベルト・キングストン:仲間と認めたやつとは仲良くしていきたいです
ロベルト・キングストン:顔に大きな傷ととにかくデカイのが外見の特徴かな
ロベルト・キングストン:こんな感じで家族を大事にしながら頑張ります
ロベルト・キングストン:以上です
GM:家族を大事にしてください!ありがとうございました!
GM:PC間ロイスはクレイズさん⇔ロベルトさんでお願いします。
GM:今は取らなくても大丈夫です、お互い初対面の時にとって下さい!
ロベルト・キングストン:出会ってからとります
クレイズ・リトラー:同じく!
GM:では続きを始めます!

◆Masterscene

GM:……ここは『カリーノ』に点在する廃棄されたビルの一室。
GM:男の声が室内に響き渡る。男の名前はバリー・カーター、この街の顔役であるギャングのリーダーだ。
バリー・カーター:「……クソッ!なんでこうなった!?」
バリー・カーター:「こんな事になるはずじゃあ、なかったんだ」
バリー・カーター:「まさか、あの『カウンシル』にあんな真似をするなんてよ。だれが想像できるってんだ!」思わず壁を殴りつける。
GM: ガ ン ッ !
GM:壁を殴ったバリーの拳から血が滴り落ちる。
GM:いつもは高圧的で自信に満ちた態度の男だが、今は微塵もそれを感じることはできない。
バリー・カーター:「ハァー……ッ!ハァー……ッ!」
???:「おいおい……どうしたってんだ兄弟」
???:「折角の色男が台無しだぜ?」
GM:ロングコートを羽織った長身の男がバリーに話しかける。
GM:その髪は黒、その顔はニヤついた笑みを張り付かせている。
バリー・カーター:「テメー……どの面下げて来やがった!デイヴ!」
バリー・カーター:「お前が、あんな事をしなけりゃあ!クソッ!!」
デイヴ・ハンクス:「ひでえ事を言うなぁ、バリー。アンタは金が欲しいと言った」
デイヴ・ハンクス:「奪うなら足の付かない裏の金が良い、そうも言った」
デイヴ・ハンクス:「だから盗ってきてやった、それだけの話じゃねえか」
バリー・カーター:「その盗ってきた相手が最悪なんじゃねえか!『カウンシル』だぞ!?」
バリー・カーター:「俺なんかじゃあ、息を吹きかけられただけで吹っ飛んじまう!そんな化け物が相手なんだぞ!」
バリー・カーター:「……金だけだったらまだいい。だけどお前、やっちまったんだろ」
デイヴ・ハンクス:「フフッ!殺すつもりはなかったんだぜ、これは本当だ」
デイヴ・ハンクス:「ただ、俺が撫でると綺麗な穴が出来るんだ」
デイヴ・ハンクス:「肉が綺麗に削れて楽しくて、嬉しくて……つい、な。フフッ!悪い、悪い」
バリー・カーター:「……ッ!!」
バリー・カーター:(ああ……クソッ!はやく、はやくこの街から逃げねえと!)
バリー・カーター:(後、数日だ。ようやく『カウンシル』の息のかかってない逃がし屋を見つけたんだ)
バリー・カーター:(さっさと金を持ってこの国から逃げ出さねえと……!)
GM:バリーの考えをよそにデイヴはふと何かを思い出したかのように言う。
GM:それはまるで、少し小腹が減ったから食事に行ってくると言うかのように
デイヴ・ハンクス:「んー……バリー、少し出かけてくるぜ」
デイヴ・ハンクス:「ちょいと、やりたくなった」
バリー・カーター:「な!馬鹿野郎!!テメー、今の状況分かってんのか!?」
バリー・カーター:「テメーが勝手に死ぬならいい!だけど俺もヤバイんだぞ!?」
デイヴ・ハンクス:「ハハッ! 分かってるさ、分かってる……だけど、駄目なんだよなぁ……」
デイヴ・ハンクス:「俺のここが」自分の胸を軽く叩く
デイヴ・ハンクス:「そうしたくて、そうしたくて仕方がないって疼いて仕方ねえんだよ」
GM:デイヴの目は常人のモノではない、狂気の色に染まっている。
バリー・カーター:(……こ、こいつ)
デイヴ・ハンクス:「なぁに、バリーお前も俺の力は知っているだろ?」
デイヴ・ハンクス:「そうそうヘマはしないさ」
GM:バリーはデイヴをそのまま見送る。最早、止めようとすら思わなかった。
GM:自分とデイヴは何から何まで違い、決定的にズレていることを理解したからだ。
バリー・カーター:(……後、数日。この街は俺の街だ、『カウンシル』の奴らをやり過ごせる可能性は十分ある)
バリー・カーター:(だけど、アイツは?アイツが数日のうちに気まぐれを起こす可能性は?)
バリー・カーター:(そうなれば……俺は、俺は……)
バリー・カーター:(俺はあんな死に方は嫌だ……死にたくない)

◆Middle01

GM:シーンプレイヤーはロベルトさんです
GM:登場お願いします!
ロベルト・キングストン:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 8[8]+71 → 79

GM:では先程のロベルトさんのシーンの続きとなります。

GM:ロベルトさんとアシュトンは情報提供者の指定する場所に着きました。
GM:そこに居るのは一人の少年。
ロベルト・キングストン:「アシュトンさん、情報提供者ってえのはどこにいるんです?」
アシュトン・コーツ:「呼び出しが確かなら、そこにいる小僧が関係しているだろう」
アシュトン・コーツ:「さて、一つ確かめよう。お前は何者だ?」
???:「ハハッ、これはこれはいきなりですね。……『カウンシル』のおふた方」
???:「はるばるベイリングシティからこのような辺鄙な場所までご足労下さりありがとうございます」
ロベルト・キングストン:「なんだ?このガキ」
リック・フォースター:「俺はリック・フォースター。貴方達に情報を提供した者です」
アシュトン・コーツ:「どうやらこいつがそうらしい、謀っている様子は……ない」
GM:アシュトンはそう断言する。彼の研ぎ澄まされた勘は大抵の嘘を看破できる事をロベルトさんは知っている。
ロベルト・キングストン:「マジかよ…。まあアシュトンさんがそういうなら」
リック・フォースター:「そう警戒なさらずとも大丈夫です。俺はそういうつもりはありません」
リック・フォースター:「むしろ、貴方達に協力したいと思っているんです」
アシュトン・コーツ:「……協力か」
リック・フォースター:「そうです、貴方達が追っているバリーという人間を俺は知っています」
リック・フォースター:「ソイツがこの街にどういう網を張っているのかも」
リック・フォースター:「これが貴方達にどの程度役に立つかは分かりませんが……少なくとも知っておいて損はないと思います」
GM:ロベルトさんは分かります、このリックという少年はただで『カウンシル』に協力するつもりはなく。打算を持っているだろうということを
ロベルト・キングストン:「チッ、なまいきなガキだぜ」
ロベルト・キングストン:「それで、お前は何の得があるってえんだ?」
ロベルト・キングストン:「タダってえワケじゃねえんだろ?」
リック・フォースター:「俺に得ですか?……そうですね、例えばの話ですが」
リック・フォースター:「ここの顔役が居なくなって誰もそこに座らない場合は俺がそこに、」
リック・フォースター:「あるいは貴方達『カウンシル』がここを支配する場合、俺に少しだけ便宜を計ってもらいたい、と」
リック・フォースター:「そう考えているだけですよ」これも嘘だとは思えない
ロベルト・キングストン:「ハッ、ハハハ。お前みてえなガキが顔役?」
リック・フォースター:「ハハ、例えば。の話ですよ」
リック・フォースター:「俺は少しでもいい暮らしをしたいってだけです。正直、顔役がどうとかはあまり興味はないです」
アシュトン・コーツ:「知り合いを売ってでもか?」
リック・フォースター:「ああ……それは少し、微妙なところです。……でもバリーは俺から見て先はない」
リック・フォースター:「貴方達『カウンシル』に楯突いたのだから。……だから、できるだけその中で自分に都合の良くなるように動こうって思っただけですよ」
ロベルト・キングストン:「どういう奴なんだ?そのバリーって野郎は」
ロベルト・キングストン:「お前の仲間じゃねえのか?」
リック・フォースター:「仲間じゃあないですね。俺らみたいな奴はアイツの使い走りみたいなもんです」
リック・フォースター:「安い金でこき使われて、それで死ぬ奴も居た。で、アイツは俺達の上前をはねて私腹を肥やすという間柄でしたよ」
ロベルト・キングストン:「なるほどな、ムカつく野郎が下手こいたから」
ロベルト・キングストン:「巻き込まれるより利用してやろうってことか」
ロベルト・キングストン:「わからん話じゃあなさそうですね、アシュトンさん」
アシュトン・コーツ:「そうだな。好きになれるかどうかは別だが、納得はできる」
リック・フォースター:「ハハッ、これは手厳しい」
GM:ではロベルトさんがリック、或いはアシュトンになにか話がなければこの話はまとまるだろう。
ロベルト・キングストン:「これでも裏の世界に生きてるんでな、その手の話は飽きるほどある」
ロベルト・キングストン:「とりあえず乗ってみてもいいとは思いますが」
アシュトン・コーツ:「俺もお前と同じだ」と頷く
アシュトン・コーツ:「リックと言ったな。お前の協力をこちらは受け入れよう」
アシュトン・コーツ:「事が済めば『カウンシル』に便宜をはかってやってもいい。この話は成立だ」
リック・フォースター:「ハハッ!それはどうも……ありがとうございます!」
アシュトン・コーツ:「ロベルト、こいつをつれて一旦戻るぞ」
ロベルト・キングストン:「わかりました」
GM:では、戻ろうとしたその瞬間にロベルトさんは感じます。
ロベルト・キングストン:はい
GM:キミが持つ異能の一つ、普通の人間を無力化出来る能力の発動が。
GM:キミのような異能者の数は少ない、この街にそれが居るとしたら事件の犯人に他ならない。
GM:バリーの張った網を掻い潜れるリックもいる、向かう事は勿論可能だ
ロベルト・キングストン:アシュトンさんの方を見ます
アシュトン・コーツ:では、キミの様子を見て頷く。キミが反対しなければそこへ向かう事にするだろう。
ロベルト・キングストン:反対はしません
ロベルト・キングストン:「いくぞ、ミダス」
GM:では能力の中心地へ向かったというところでシーン終了とします!

◆Middle02

GM:シーンプレイヤーはクレイズさんです、登場お願いします!
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:56->59)
クレイズ・リトラー:くっ、イチタリナイ

GM:では今、クレイズさんはアジトにいることにしましょう。
GM:今日はグレッグも仕事は休みで先日のこともありここにいるという感じです。
クレイズ・リトラー:OKです。昨日の喧嘩の傷を癒す事と、グレッグを守る事。両方の為にアジトでのんびりしてます。
クレイズ・リトラー:(あいつらも、昨日の今日で懲りずにやって来るほどバカじゃねーか)
アリス・バートン:「今日はみんなおうちにいるんだね……ふふっ」ちょっと楽しそうだ
クレイズ・リトラー:「ごめんなぁアリス。いつも一人じゃ寂しいよな~!」
アリス・バートン:「でも、リックはいないのはちょっとさびしい」
シェリー・バートン:「そうだね、アリス。ったく、リックの野郎どこに行ってんだ」
クレイズ・リトラー:「そういや、朝からいねーな。どこ行ったかシェリーも聞いてねえの?」
シェリー・バートン:「聞いてねえよ、あたし達には仕事すんなって言ったのによ」
グレッグ・ハミルトン:「まぁまぁ、リックはいつもそういう所あるし」
グレッグ・ハミルトン:「そんなこと言わないでおこうよ」
クレイズ・リトラー:「新しい食いぶちでも探してんのかな。まあ、あいつならそんな難しい事じゃねーだろうけど」
クレイズ・リトラー:自分も何か仕事を探しに行きたいが、昨晩あんな話をされたばかりだ。
シェリー・バートン:「あたしはたまには休めって思うんだけどよ、アリスもそう思うだろ?」
アリス・バートン:「うん……リックはちょっとでもいいから休んでほしい」
アリス・バートン:「いっぱい、働いて大変だもん……」自分のせいだと思っているので少し顔が暗くなる
クレイズ・リトラー:「働きすぎなんだよな。頼もしいけどよ」
クレイズ・リトラー:「新しい仕事探すくらい、俺らに任せてくれたっていいだろうに」 不満げに小石を蹴る。
グレッグ・ハミルトン:「そうだね、少しは僕らに頼ってくれてもいいと思うよ」
グレッグ・ハミルトン:「リックからみて僕らはまだまだ子供ってことなんだろうね」
クレイズ・リトラー:「ケーッ!歳も身長も大して変わんねーのに!」
シェリー・バートン:「なぁ!ムカつくよなー!」
アリス・バートン:「もぅ、お姉ちゃんもクレイズもだめだよ。そんなこといっちゃ」
シェリー・バートン:「う~……でもよぉ、アリス~!」
クレイズ・リトラー:「う。悪ィ」
クレイズ・リトラー:「でも見てろよアリス。俺はぜってー、リックに負けないくらいビッグで頼れる男になってやるからさ」
クレイズ・リトラー:「そしたらスターズで家!豪邸に住もうぜ!もうすんげー豪華なやつ!」
クレイズ・リトラー:そう意気込んで、アリスの頭を撫でる。
アリス・バートン:「ふふっ……そうだね、そうなったらいいね」顔を綻ばせる
シェリー・バートン:「あー!あたしも負けねえからな!あたしのほうが先にビッグになってやる!」
グレッグ・ハミルトン:「ああ、もうふたりとも……」
クレイズ・リトラー:「競争だ競争!シェリーにもぜってー負けねえからな!」
アリス・バートン:「ふふっ……けほっ、けほっ!」
クレイズ・リトラー:「!」
クレイズ・リトラー:「だいじょぶか、アリス」
シェリー・バートン:「アリス、大丈夫か?」
アリス・バートン:「……うん、だいじょうぶ。ちょっとせきがでちゃっただけ」
グレッグ・ハミルトン:「ちょっと日も落ち始めてきたからね、そのせいかも」
グレッグ・ハミルトン:「すこし冷えてきたから」
アリス・バートン:「ごめんね、みんな……」
シェリー・バートン:「アリスは謝んなくっていいって、家に入ろっか」
クレイズ・リトラー:「だな。ほれお姫様、運んでやるぜ!」 アリスをだっこして寝床まで運びます。
クレイズ・リトラー:(……見てろよ。絶対、ビッグになってやる)
クレイズ・リトラー:(アリスをいい医者に見せて……いい学校に通わせてやる。こんなトコから抜け出すんだ)
GM:では、クレイズさんがアリスをだっこしようとしたその時です。
GM:家とは逆のほう、この廃棄バスが置かれている場所の出口にあたる部分に人影が見えます。
GM:まず、それに気付いたのはグレッグ。
グレッグ・ハミルトン:「ん?」
グレッグ・ハミルトン:「あ、リック帰ってきたのかな。おーい!」
クレイズ・リトラー:「お、帰ってきたか」
クレイズ・リトラー:抱き上げようとしていたのをちょっと止めて、そっちを見る。
GM:だが、人影に返事はない。
クレイズ・リトラー:「リック……?」
GM:そしてそのまま、その人影はキミ達全員に圧倒的な殺気をぶつけてくる。
クレイズ・リトラー:「……!」
GM:キミを始めとしたここにいる全員は体を動かすことは出来ない……!
クレイズ・リトラー:咄嗟にグレッグ達の前に出ようとするが……動かない。指の一本すら!
GM:近づいてくる人影はリックのものではない、全く知らない人間だ。
クレイズ・リトラー:「……シェリー!アリスを連れて逃げろ!シェリー……!」
デイヴ・ハンクス:「ハハッ……!」
デイヴ・ハンクス:「今日は……お前たちに決めたッ」
クレイズ・リトラー:(なんだ、こいつ……!)
デイヴ・ハンクス:ロングコートから枝の様なモノが生える、それは無数の腕。
デイヴ・ハンクス:腕から腕が生えている異形の腕。その様は樹の枝を思わせる。
クレイズ・リトラー:かろうじて動く目でそれを追う。
クレイズ・リトラー:人間じゃない。どう見ても。
デイヴ・ハンクス:「んー……さてさて、今日はうまく出来るかね」
デイヴ・ハンクス:その腕の末端、全ての手のひらには黒い玉が張り付いている。
クレイズ・リトラー:「……なん、だよ、てめーは」
デイヴ・ハンクス:「そら……いい子だ。動くんじゃあないぞ」
クレイズ・リトラー:「見逃してやるから、さっさと帰りやがれ……!」
デイヴ・ハンクス:「フフッ!誰だっていいじゃないか……お前には関係のないことなんだから、な!」
デイヴ・ハンクス:その声とともに無数の腕が降り注ぐ。
GM:ここでクレイズさんは全力を使えば、誰かの盾になることが出来ます。
GM:勿論、ここで目の前の男に立ち向かってもいいがキミの本能がそれは無駄だと警告する。
クレイズ・リトラー:当然、盾になりましょう!
GM:では、誰の盾になりますか?
クレイズ・リトラー:そうですね。スターズみんなの希望であるアリスを全力で庇います。
GM:……了解しました。
GM:ではキミは咄嗟にアリスを庇った、キミが庇うことにより今回はアリスに被害はないだろう。
クレイズ・リトラー:ほんの一瞬だけグレッグとシェリーの方を見た後、
クレイズ・リトラー:意を決したようにアリスの方に全力疾走。抱きかかえる。
GM:そしてキミは重症を負う、腹部に酷い激痛が走る。
クレイズ・リトラー:「ぐ、がッ……!」
デイヴ・ハンクス:「ハハッ!まさかこの能力の中で動ける奴がいたなんてなぁ」
デイヴ・ハンクス:「少しは驚いたぜ、フフッ!」キミの様子を見て楽しんでいる
クレイズ・リトラー:シェリーとグレッグがどうなったか見る事はできますか?
GM:可能です。キミが二人を見ると二人はそれぞれ体の部位を丸くえぐり取られたようになっており、
GM:それが致命傷であるとキミはひと目で分かる。今にも力尽きそうだ。
クレイズ・リトラー:アリスを背中にかばい、激痛で霞む視界で二人がいる方を見る。
クレイズ・リトラー:「グレッグ。シェリー……」
クレイズ・リトラー:「なにやってんだよ。ふざけんなよ」
クレイズ・リトラー:「ビッグになるんだろ。……おい……」
クレイズ・リトラー:駆け寄ろうとして、がくりと膝をつく。……こちらも致命傷だ。
シェリー・バートン:「あ……ア、リ……」震える手をキミ達の方へと出す
シェリー・バートン:だがそれは崩れ落ちる。
グレッグ・ハミルトン:「……に、にげ……」かすれた声を出す、だがそれは最後まで音になることはない
GM:このままいけば、キミが守っているアリスも殺されてしまうだろう。
クレイズ・リトラー:「アリス……逃げろ」
クレイズ・リトラー:「あいつらと……」
クレイズ・リトラー:「俺の分まで生きるんだ。頼む……!」 最後の力を振り絞って、立ちあがる。
アリス・バートン:「……あ、ぁ」そのまま気を失う。
GM:キミの中のある欲望がキミの体を突き動かす。
GM:その欲望は何だ?
クレイズ・リトラー:……以前ナイフで刺された時も、銃で撃たれた時も痛かった。
クレイズ・リトラー:でも、目の前で仲間が殺される痛みはそれとは比べ物にならない。
クレイズ・リトラー:「……アリスは俺が守る」
クレイズ・リトラー:「そして、てめーは絶対に許さねえ!」
クレイズ・リトラー:「絶対だッッ!」
GM:では、キミの願いに応えキミの中にある力が目覚める。
GM:衝動判定です、難易度は9。失敗するとペナルティがあります。
クレイズ・リトラー:やってみましょう!
クレイズ・リトラー:1dx=>9
DoubleCross : (1R10[10]>=9) → 7[7] → 7 → 失敗

クレイズ・リトラー:くそう!
クレイズ・リトラー:2d10+59
DoubleCross : (2D10+59) → 17[9,8]+59 → 76

GM:ロイスは切らなくてもいいですか?
クレイズ・リトラー:……切ります!
クレイズ・リトラー:-ずっと続くもの/日常/○幸福感/不安/ロイス
これをタイタス昇華。そして振り足します。

クレイズ・リトラー:1d10+7
DoubleCross : (1D10+7) → 5[5]+7 → 12

GM:ではキミは内から沸き上がる衝動を抑えこみ、理性を保つ事ができる。
GM:その衝動は吸血、血を求め続けるものだ。
クレイズ・リトラー:だくだくと流れ出すシェリーとグレッグの血を啜りたい。そんな得体のしれない衝動をねじ伏せる。
GM:キミの体は急速に再生を始める、肉体が別物に変質したことを理解する。
GM:そしてその使い方も、キミには分かる。
デイヴ・ハンクス:「フフ……ッ!ハハハハハハ!!」
デイヴ・ハンクス:「まさか、適当に選んだガキが。俺と同じものになるなんてな!」
クレイズ・リトラー:「ははっ。はははははは!」
クレイズ・リトラー:「冗談だろ?“同じ”だって?」
クレイズ・リトラー:「……てめーと一緒にすんじゃねえ!」
デイヴ・ハンクス:「ハハハ!おいおい、何が違うんだ?」
デイヴ・ハンクス:「同じ化け物じゃないか!ハハハッ!」
クレイズ・リトラー:目の前の男を睨みつけてギリギリと歯ぎしりする。
クレイズ・リトラー:「化け物か。化け物……そうかもな。化け物になっちまった」
クレイズ・リトラー:「でも、化け物になれて嬉しいよ」
クレイズ・リトラー:「てめーを!ブチ殺せるからな!」
クレイズ・リトラー:そう言い切って、男に向かって殴りかかる!
GM:ここでクレイズさんは一回だけ攻撃判定を行って構いません、ダメージも出せます。
GM:ここでデイヴが受けたダメージは後のシーンでも引き継ぎます。どうしますか?
クレイズ・リトラー:やった!
クレイズ・リトラー:マイナーエフェクトは使えますか?
GM:マイナーエフェクトも可能です。一回分のメインプロセスを行えます。
GM:勿論、これは衝動判定に成功したボーナスです。ゲーム的に言えば相手が行動済になったところを殴ると考えて下さい。
クレイズ・リトラー:了解です。後のシーンでも有効なら、シチュエーション的にも全力でこいつを叩きましょう。
クレイズ・リトラー:コンボ『ケンカの鉄則』。マイナーで《完全獣化》《破壊の爪》。
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+9した(侵蝕率:76->85)
クレイズ・リトラー:メジャーは《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》。対象はもちろんデイヴ!
クレイズ・リトラー:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,4,7,9,9,9,10]+10[1,3,4,5,8]+4[4]+4 → 28

デイヴ・ハンクス:それにはガードで対抗する。《暗黒螺旋》を同時に使用。
GM:ダメージをどうぞ!
クレイズ・リトラー:げー!
クレイズ・リトラー:3d10+9 装甲ガード有効
DoubleCross : (3D10+9) → 16[7,2,7]+9 → 25

デイヴ・ハンクス:では15点ほどキミにダメージを与える。
クレイズ・リトラー:メキメキと体の一部が獣のそれに変わり、拳は肉食獣を思わせる鋭い爪に。
クレイズ・リトラー:これまでとは比べ物にならない脚力で駆け抜け、爪で引き裂く!
デイヴ・ハンクス:ではその爪を受け、デイヴの骨がベキベキとへし折れる。
デイヴ・ハンクス:だが、同時にデイヴの枝の一部がキミの体に接触しその体を抉る。
デイヴ・ハンクス:「ガッ!……ハハッ!なんだそれ」
クレイズ・リトラー:「ぐッ……くはっ、ははははっ!」
デイヴ・ハンクス:「もう、人じゃあない。化け物だよ!テメーは、アハハハッ!」
クレイズ・リトラー:「全然痛くねえ。こんなの、こんなの」
クレイズ・リトラー:「家族を殺された痛みに比べりゃあ!クソみてーなもんだ!」
クレイズ・リトラー:「バケモンで上等だ!そのバケモンがてめーをブッ殺す!」
クレイズ・リトラー:「お祈りでも……してろ!」
クレイズ・リトラー:血が混ざった唾を吐き捨てる。
デイヴ・ハンクス:「ハハハハハッ!!」
デイヴ・ハンクス:「んじゃあ、続きを……って、オイ」
クレイズ・リトラー:「……?」
デイヴ・ハンクス:「クソ! 邪魔が入りやがるな、これ」
デイヴ・ハンクス:「今回はここまでだ。 んじゃ、また会おうぜ」
クレイズ・リトラー:「ああ……!?ざけんじゃねえ!」
クレイズ・リトラー:男が逃げようとしているのを悟り、再度跳びかかろうとする。
デイヴ・ハンクス:デイヴは体を変化させ、デイブ以外では通ることが出来ない経路を通ってこの場から逃れる。《神出鬼没》だ。
クレイズ・リトラー:「……!」
クレイズ・リトラー:「くそっ。クソクソ、クソッ!」
クレイズ・リトラー:獣化した腕で地面を思い切り殴りつける。
クレイズ・リトラー:「……そうだ。アリス」
クレイズ・リトラー:「――シェリー。」
クレイズ・リトラー:「グレッグ……」
GM:アリスは気を失っている。
GM:シェリーとグレッグはその声に応えはしない。
GM:そしてキミの耳にここに人がやってくる音が聞こえる。
クレイズ・リトラー:さっきの奴の仲間かもしれない。アリスをバスの中に急いで隠します。
クレイズ・リトラー:そして、自分は逃げない。シェリーとグレッグをここに置いて行くわけにはいかない。
GM:では他に何もなければシーンを終了します。
クレイズ・リトラー:ロイスをタイタスに変更しておきます。
クレイズ・リトラー:-家族/シェリー・バートン/○好意/食傷/ロイス → -家族/シェリー・バートン/○好意/食傷/タイタス
クレイズ・リトラー:以上…です!
GM:了解です。
GM:ではシーンを終了します。

◆Middle03

GM:全員登場です、合流シーンだ……長かった!
クレイズ・リトラー:GMの負担が、減る…!
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:85->95)
ロベルト・キングストン:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+6[6] → 85

クレイズ・リトラー:げええ!
GM:oh……大丈夫、大丈夫……クライマックスは近い……

GM:ではロベルトさん達が能力の発動源へと向かうとそこには二人の子供の死体と
GM:それを守るかのように立っている少年が見えます。クレイズです。
ロベルト・キングストン:「ンだぁ?こりゃあ」
クレイズ・リトラー:もう獣化は解けてますが、ロベルトさん達を警戒するように睨みつけてますね。
リック・フォースター:「ク、クレイズ……?」
リック・フォースター:リックがキミに向かって一人、前に出てきます。
クレイズ・リトラー:「……リック」
クレイズ・リトラー:「こいつらは?」
ロベルト・キングストン:「てめえがやった、てえワケでもなさそうだな」
クレイズ・リトラー:「たりめーだッ!」
リック・フォースター:「……この人達は『カウンシル』っていう、デカイ街のギャングだ」
クレイズ・リトラー:「……カウン、シル」
リック・フォースター:「俺は仕事の事でこの人達と話をしてたんだ」
ロベルト・キングストン:死体を見て 犯人が例の件と同一だと わかりますよね?
GM:分かります。それとクレイズくんが引き裂いたデイヴのコートの一部分があるので
GM:それをロベルトさんのミダスに判別させれば確証も取れます。
クレイズ・リトラー:「変な奴が来て、シェリーとグレッグを」
クレイズ・リトラー:「……殺った」
クレイズ・リトラー:「守れたのはアリスだけだ……悪い」
リック・フォースター:「…………ハハッ」
リック・フォースター:「冗談……キツイぜ、クレイズ」
リック・フォースター:「それは……笑えねぇ。笑えねぇ、冗談……だ」
クレイズ・リトラー:「わりい……リック……」
クレイズ・リトラー:兄貴分と話して気が緩んだのか、抑えていた涙が今になってようやく出てくる。
アシュトン・コーツ:「……悪いが、こちらの仕事を優先してもらうぞ。リック」
アシュトン・コーツ:「悲しむ前に仕事をして貰う、予定外の事が起きたからな。お互いに」
クレイズ・リトラー:知らない男……ロベルト、アシュトンの方を見る。
クレイズ・リトラー:「仕事ってのはなんなんだ?リック」
クレイズ・リトラー:「少なくとも俺は……家族を殺ったクソ野郎を追い詰めてブッ殺さなきゃならねえ。手伝えねえぞ」
ロベルト・キングストン:「あまりにガキが手を出すべきじゃねえところに踏み込んじまってる」
ロベルト・キングストン:「ガキは引っ込んでろ、こりゃあ俺たちの仕事だ」
クレイズ・リトラー:「んだとォ……!?」
クレイズ・リトラー:「こっちは家族を殺られてる。ずっと一緒だったんだ、ガキの頃から!」
クレイズ・リトラー:「てめーが、引っ込んでろ!」 ロベルトさんに殴りかかる!
クレイズ・リトラー:野生動物の脚力。チーターを思わせる瞬間加速で、ロベルトさんの視界から一瞬で消える。
クレイズ・リトラー:廃ビルの壁を思い切り蹴って……先程と同じ!爪の一撃を喰らわせようとする!
ロベルト・キングストン:「コイツ!!」
ロベルト・キングストン:だが素の行動値はこちらが上
アシュトン・コーツ:「手を貸すか? ロベルト」
ロベルト・キングストン:「任せてください、ミダス!!」
ロベルト・キングストン:犬が飛びかかり動きを妨害したところを取り押さえる
クレイズ・リトラー:「な……ぐッ!」
ロベルト・キングストン:「おい、コイツは元からこうなのか?」>リック
リック・フォースター:「クレイズ……お前……」
リック・フォースター:ロベルトさんの言葉には首を横に振って返す。
リック・フォースター:「い、いえ……前はこんなじゃあ、ありませんでした」
クレイズ・リトラー:「クッソ!離せ!」
ロベルト・キングストン:「暴れんな、このガキ」
ロベルト・キングストン:「なんつう馬鹿力だよ」
アシュトン・コーツ:煙草に火を点け、吸う。
アシュトン・コーツ:「ロベルト、こいつはどうやら“ただ”のガキじゃあないようだな」
ロベルト・キングストン:「チッ…どうやらそうみたいですね」
クレイズ・リトラー:「俺は絶対に手を引かねえ。カウンシルだかなんだかしらねーが」
クレイズ・リトラー:「お前らにまかせっきりにはさせねーぞ……絶対だ」
ロベルト・キングストン:「はッ、馬鹿言うんじゃねえ。お前みたいなのが真っ先に死んじまうんだ」
クレイズ・リトラー:「あァ!?」
ロベルト・キングストン:「ガキが、テメエ目覚めたばっかで調子にのるんじゃねえぞ」
ロベルト・キングストン:「頭に血ィのぼって勝てるとでも思ってんのかよ」
クレイズ・リトラー:「…………」
アシュトン・コーツ:「ロベルト」紫煙を吐く。
ロベルト・キングストン:「は、はい」
アシュトン・コーツ:「こいつは放っておくと邪魔だ……この仕事中はお前が面倒を見ろ」
ロベルト・キングストン:「しかしですね」
アシュトン・コーツ:「しかし……なんだ?」
アシュトン・コーツ:「こいつに手をかけられる余裕のある奴はお前だけだ。元々この仕事は『ブラッドバレッツ』だけでやる予定だった」
ロベルト・キングストン:「…わかりました」
アシュトン・コーツ:「なに、お前を外す訳じゃあない。お前はソイツが勝手をやらないように見張りつつ、ヤツを殺ってもらう」
ロベルト・キングストン:「ですがね、コイツはまだガキだ。危険なことに巻き込んじまうこたあねえ。ふん縛って車にぶち込んでおいてもいいんじゃねえかと」
ロベルト・キングストン:「…いや、そうじゃねえか」
ロベルト・キングストン:「おい、ガキ」
クレイズ・リトラー:「……んだよ。でけえおっさん」
ロベルト・キングストン:「仇を討ちたいんだろ?」
クレイズ・リトラー:「仇を討ちてえ。」
クレイズ・リトラー:真剣な顔で頷く。
ロベルト・キングストン:「だがなあ、そりゃあオメエだけじゃあねえんだ」
ロベルト・キングストン:「俺もそうだ」
クレイズ・リトラー:「あ?」
ロベルト・キングストン:「ウチのモンをやられてる、これを見逃すことはできねえ」
クレイズ・リトラー:「……」
クレイズ・リトラー:「分かった。そっちにも事情がある……なら」
クレイズ・リトラー:「頼む。足手まといになったら、その場に置いてってくれてもいい。一緒に行かせてくれ!」
ロベルト・キングストン:「お前と俺たちの目的は一緒だあ、だから俺たちと一緒に行動するのが早道だ」
ロベルト・キングストン:「だから、俺たちの邪魔はするな。あと危なくなったら逃げろ」
クレイズ・リトラー:「……!」 一緒に行動、という言葉に目を見開く。
クレイズ・リトラー:「……分かった。なら、逆も約束してくれよ」
クレイズ・リトラー:「危なくなったらおっさんも逃げろ。俺がなんとかしてやる」
ロベルト・キングストン:「馬鹿野郎!!アレはヤバい、本当ならガキの出る幕じゃあねえ」」
クレイズ・リトラー:さっきの戦いを思い出す。確かに、能力の使い方も自分よりずっと慣れている感じだった。
クレイズ・リトラー:多分この……でかいおっさんの言ってる事は本当なんだろう。
クレイズ・リトラー:「ああ。分かってる」
ロベルト・キングストン:「お前が、それなりの奴だとアシュトンさんも見たんだろう。俺もお前が弱いとは思わねえ」
ロベルト・キングストン:「だが、お前は家族をやられた、それは許せることじゃねえ。だからってお前まで死んじゃあいけねえ事ぐらいはわかれ」
クレイズ・リトラー:「!」
クレイズ・リトラー:「そうだな。確かに、そうだった」
クレイズ・リトラー:「分かった。危なくなったらどんなにカッコ悪くても全力で逃げる」
クレイズ・リトラー:「あいつらの分まで……生きねえとな。」
ロベルト・キングストン:「俺もそうする、生きてりゃあなんとかなる。あとこのアシュトンさんはマジで強い。安心していい」
クレイズ・リトラー:「おっさんは?おっさんもつええのか?」
ロベルト・キングストン:「弱くはねえつもりだが、それもこういう闘いじゃあな。やってみなけりゃわからねえ」
クレイズ・リトラー:「そうか。ちげーんだな、街の喧嘩とは」
クレイズ・リトラー:ちょっと黙った後に、
クレイズ・リトラー:「……クレイズだ。クレイズ・リトラー」
クレイズ・リトラー:「さっきは……悪かった。一応、謝っとく」
ロベルト・キングストン:「ロベルト・キングストンだ。こっちこそ悪かったな」
アシュトン・コーツ:「話はつけたようだな、ロベルト」
アシュトン・コーツ:煙草を消す、吸い終えたようだ。
ロベルト・キングストン:「すいません、時間を取らせちまって」
アシュトン・コーツ:「俺はこの件を任されている。で、俺の指示はさっき言ったとおりだ」
アシュトン・コーツ:「出来るな?」二人を見る。
ロベルト・キングストン:「できます」
クレイズ・リトラー:「たりめーだ」
アシュトン・コーツ:「言ったからには責任を背負ってもらう。いいな」と言ってリックと打ち合わせするために呼ぶ。
リック・フォースター:そしてリックはクレイズ、キミにすれ違いざまに言う。
リック・フォースター:「もう、分かってると思うがこういう仕事だった」
リック・フォースター:「お前たちに関わってほしくなかった……それだけだったんだ」
GM:クレイズさんが何も言わなければこのままアシュトンの方へリックはいきます。
クレイズ・リトラー:「ああ、分かってる。リックが悪いわけじゃねえ」
クレイズ・リトラー:「……後で。ここを発つ前に」
クレイズ・リトラー:「シェリーとグレッグを……埋めてやりたい」
クレイズ・リトラー:「あの、アシュトンっておっさんに頼んでくれねえか。それくらいの時間はくれよってさ」
リック・フォースター:「ああ、頼んでみる」頷く。
クレイズ・リトラー:その返事にこちらも頷いて、リックを見送りましょう。
GM:ではお二人が何もなければシーンを切りたいと思います。
ロベルト・キングストン:OKです
クレイズ・リトラー:オッケーです。
ロベルト・キングストン:ロイスをとります
GM:そうです!PC間ロイスをどうぞ!
クレイズ・リトラー:ロベルトさんにロイス!
クレイズ・リトラー:-でかいおっさん/ロベルト・キングストン/○誠意/疎外感/ロイス
ロベルト・キングストン:不良少年/クレイズ・リトラー/子供○/生意気
GM:そしてここで購入も出来るんですがその前に、
GM:お二人にはクレジットデータを渡します。これはカウンシルの支援と思ってください。
GM:使うと財産が+5点されるアイテムだ。ひとつずつ渡します!<
クレイズ・リトラー:や、やった!
クレイズ・リトラー:じゃあ、早速使っておきます。財産が6→11に。
GM:そうそう、ここで言っておきますが
GM:このシナリオに情報収集判定はないので自由に購入して下さい。
クレイズ・リトラー:犯人も既に割れてますしねw
クレイズ・リトラー:購入はどうしようかな・・・。
ロベルト・キングストン:こちらも使って財産を5に
クレイズ・リトラー:ではアームドスーツを狙います。
クレイズ・リトラー:4dx+2=>15
DoubleCross : (4R10+2[10]>=15) → 10[2,4,7,10]+2[2]+2 → 14 → 失敗

クレイズ・リトラー:よし!財産を1点消費で購入して装備!
ロベルト・キングストン:ボルトアクションライフル
ロベルト・キングストン:手配師も使用して
ロベルト・キングストン:3dx+1>=15
DoubleCross : (3R10+1[10]>=15) → 9[3,7,9]+1 → 10 → 失敗

ロベルト・キングストン:丁度5点支払って購入
ロベルト・キングストン:更に
ロベルト・キングストン:ワンコにシューターズジャケットを狙わせる
ロベルト・キングストン:5dx>=13
DoubleCross : (5R10[10]>=13) → 9[2,3,9,9,9] → 9 → 失敗

ロベルト・キングストン:無理か
ロベルト・キングストン:終わりです
クレイズ・リトラー:ロイスも取ったので、こちらも以上です。
GM:了解です!

◆Middle04

GM:シーンプレイヤーはクレイズさん、登場は任意です。
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:95->101)
クレイズ・リトラー:9とか10じゃなくてよかった。
ロベルト・キングストン:出ないでおこう

GM:では、クレイズさんはリックとともにシェリーとグレッグの遺体を埋め終わりました。
GM:突入までの僅かな時間をこれに使ったと思って下さい。
GM:また、アリスは気絶したまま目をまだ覚ましていません。
リック・フォースター:「……グレッグ、シェリー」
リック・フォースター:「……すまない」
クレイズ・リトラー:「……守れなくて、悪かった……シェリー、グレッグ……」
クレイズ・リトラー:「リック」
GM:とても簡単な作りの……墓というにはあまりに粗末な二つの墓の前でキミとリックはいる。
リック・フォースター:「なんだ……クレイズ」
クレイズ・リトラー:「アリスは全部見てた。……途中から気絶しちまったけど」
クレイズ・リトラー:「どう、説明する……」
リック・フォースター:「説明……な、ハハッ」
リック・フォースター:「そんなの、俺にも分からねえよ」
クレイズ・リトラー:「はは。だよな」
クレイズ・リトラー:「まるでガキの頃に見た悪夢みてーだ。シェリーとグレッグが急に死んで……俺まで化け物になって」
クレイズ・リトラー:そこらへんのドラム缶を思い切り蹴りつける。
クレイズ・リトラー:「……畜生……!」
クレイズ・リトラー:「バカか俺は。なんで二人が死んでから力が手に入るんだよ……おっせーんだよ……!」
リック・フォースター:「そんなこと、言うなよ。クレイズ」
リック・フォースター:「お前が……その力を手に入れたからこそ、アリスは死なずに済んだ」
リック・フォースター:「……お前もな」
クレイズ・リトラー:「ああ。わかってる……」
リック・フォースター:「それにな、クレイズ……それを言うなら俺の方が駄目だぜ」
リック・フォースター:「ハハッ……もう少し早く、俺が『カウンシル』と接触してりゃあ」
リック・フォースター:「こんなことにはならなかったんだぜ」
リック・フォースター:「ハハッ! トンだ間抜けじゃねえか」
クレイズ・リトラー:「へへへへ。間抜け同士が生き残っちまったか。ははは」
クレイズ・リトラー:ひとしきり一緒に笑った後、
クレイズ・リトラー:「なあ、リック。スターズはもう俺らだけだ」
リック・フォースター:「……そうだな」
クレイズ・リトラー:「この仕事……絶対に生き残ろうぜ。二人の分までアリスを守ってやろう」
クレイズ・リトラー:「でなきゃあ、天国でシェリーとグレッグに殺されちまう」
リック・フォースター:「……当たり前だ、その為に俺はやれることを全部やった」
リック・フォースター:「俺も二人に殺されたくはねえからな」
リック・フォースター:「次はお前だ、頼むぜ。クレイズ」
クレイズ・リトラー:「へっ!任せろよ」
クレイズ・リトラー:「喧嘩じゃ負けねえさ。勝つまでやるからな!」 ようやくいつものように笑う。
リック・フォースター:「そうだったな……お前はそういう奴だよ」同じく笑う
クレイズ・リトラー:「……行くか。ロベルト達も待ってる」
リック・フォースター:「ああ……行こうぜ、兄弟」
クレイズ・リトラー:リックと一緒に歩き去ろうとする前に、一回だけ立ち止まって振り向く。
クレイズ・リトラー:「じゃ、な。シェリー。グレッグ」
クレイズ・リトラー:「行ってくる。」
クレイズ・リトラー:そうして、すぐにリックの後を追う。
GM:では、何もなければシーンを終了しましょう。
クレイズ・リトラー:OKです。購入はできますか?
GM:可能です!どうぞ!
クレイズ・リトラー:では応急手当!
クレイズ・リトラー:5dx+2=>8
DoubleCross : (5R10+2[10]>=8) → 10[3,4,8,9,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

クレイズ・リトラー:成功!即使用します。
クレイズ・リトラー:2d10+16
DoubleCross : (2D10+16) → 15[10,5]+16 → 31

クレイズ・リトラー:よし、全快だ。以上です。

GM:ではロベルトさん登場お願いします
ロベルト・キングストン:85+1d10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+3[3] → 88


GM:状況としては、今から突入するぞという感じでキミ達二人のところへアシュトンがやって来た感じとなります。
クレイズ・リトラー:オッケーです。リックは居ない感じですね。
GM:バリーの居場所などはリックの情報提供により『カウンシル』の組織力で判明しています。
GM:ロベルトさん、リックは居ない感じでよろしいでしょうか?
ロベルト・キングストン:はい
GM:ではリックはこの場にはいない。キミ達二人とアシュトンの三人だけだ。
ロベルト・キングストン:「俺もまだそんなにわかっちゃあいねえが」
ロベルト・キングストン:とクレイズに話しかけます
クレイズ・リトラー:「ん」
ロベルト・キングストン:「自分が何ができるかって自覚すんのが、力を使いこなす早道だ」
ロベルト・キングストン:「目覚めたなら、わかるはずだ…と思う」
ロベルト・キングストン:「俺とコイツは」
ロベルト・キングストン:と犬を指差し
ロベルト・キングストン:「離れたところからの攻撃が得意だ」
クレイズ・リトラー:「……そのへんてこな犬で?銃とかじゃなく?」
ミダス:「ワン」
ロベルト・キングストン:「お前の力はどんなもんなんだ?」
クレイズ・リトラー:「わかんねえ。さっき戦った時はいつもの喧嘩と変わらなかったよ」
クレイズ・リトラー:おっかなびっくり、ミダスを少しだけ撫でる。
ロベルト・キングストン:「ぶん殴るって感じか」
ロベルト・キングストン:「そりゃあ、わかりやすくていいな」
クレイズ・リトラー:「ああ。普通のやつなら100人相手にしたって負けねえと思う」
ロベルト・キングストン:「そりゃあ頼りになりそうだな、ッハハハ」
ロベルト・キングストン:「コイツはいざとなったら俺たちを守って消えちまうが」
ロベルト・キングストン:「死ぬわけじゃあねえ、気にすんな」
クレイズ・リトラー:「おもしれえ力なんだな……なあ、ロベルト」
ロベルト・キングストン:「なんだ?」
クレイズ・リトラー:「他にもいんのか?カウンシルにはさ」
クレイズ・リトラー:「俺とかロベルトみたいな、こういう。なんつーんだ?力を持ってる奴」
ロベルト・キングストン:「それを知っても、イイことはないと思うぜ。でもまあ」
ロベルト・キングストン:「どのくらいいるんですかね?アシュトンさん」
アシュトン・コーツ:「それほど、多くはないさ」
クレイズ・リトラー:「そうなのか」
アシュトン・コーツ:「『カウンシル』はデカイ組織だ、それでもお前らみたいな異能を持っている人間はほんの一握りだ」
クレイズ・リトラー:「……一握り、か」
ロベルト・キングストン:「まあ、そんなにポコポコ居るわけじゃあねえですよね」
アシュトン・コーツ:「俺はこの世界に居て長いが……それでもそんなに会ったことはない。組織の外だと四、五人くらいだな」
クレイズ・リトラー:「で、中には」
クレイズ・リトラー:「ああやって……力を悪用するカスもいる、って事か」
アシュトン・コーツ:「カス、か」
アシュトン・コーツ:「クレイズって言ったか。忠告はしておいてやる」
クレイズ・リトラー:「ああ?」
アシュトン・コーツ:「お前も力を使いすぎればああなる可能性は十分にある」
クレイズ・リトラー:「!?」
アシュトン・コーツ:「力を使い過ぎればその力に飲まれて狂う……そうだな、ロベルト」とロベルトさんの方を見る
ロベルト・キングストン:「俺の曾祖父さんは」
ロベルト・キングストン:「力に飲まれて戻れなくなったと聞いてます」
ロベルト・キングストン:「自分の中の衝動が抑えきれなくなって化物になったとか」
クレイズ・リトラー:「マジかよ……」
アシュトン・コーツ:「お前に、そういう感覚に覚えはないのか?」クレイズさんに問います。
クレイズ・リトラー:「俺は」
クレイズ・リトラー:「……ある。さっき、同じような感じになった」
クレイズ・リトラー:「そうか。あれが抑えられなくなると……マジの化け物になっちまうのか」
アシュトン・コーツ:「かも知れん、本当の所は俺達にも分からん」
アシュトン・コーツ:「だから、気をつけろ。これはそういう忠告だ」
クレイズ・リトラー:「わかった」
クレイズ・リトラー:「……へへ。いい奴なんだな、ロベルトもあんたも」
クレイズ・リトラー:「忠告サンキュー。ちゃんと覚えとく」
ロベルト・キングストン:「おう」
アシュトン・コーツ:「俺はお前に仕事の邪魔をされては敵わんからな。必要だと思ったからしただけだ」
クレイズ・リトラー:「へっ、そうかい。なら邪魔しねーように頑張るとするさ」
アシュトン・コーツ:「部隊の指揮に戻る。俺の用は終わったからな」何もなければアシュトンは退場します。
ロベルト・キングストン:OKです
GM:ではロベルトさんは購入可能です!するならどうぞ!
クレイズ・リトラー:そうだ、シーンの続きだった!
ロベルト・キングストン:シューターズジャケットを
ロベルト・キングストン:手配師使用
ロベルト・キングストン:3dx+1>=13
DoubleCross : (3R10+1[10]>=13) → 8[6,8,8]+1 → 9 → 失敗

ロベルト・キングストン:ワンコもチャレンジ
ロベルト・キングストン:5dx=>13
DoubleCross : (5R10[10]>=13) → 8[1,1,2,5,8] → 8 → 失敗

ロベルト・キングストン:ダメ
ロベルト・キングストン:以上です
GM:ではシーンを終了します!

◆Climax

GM:全員登場お願いします。
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:101->102)
ロベルト・キングストン:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+8[8] → 96


GM:では、アシュトンからキミ達に出された指示は賭場襲撃の犯人であり異能持ちであるデイヴの足止め、あるいはその殺害です。
GM:少し描写出来ませんでしたが、クレイズさんの証言と犯行から言ってデイヴの能力はある程度分かっています。
GM:肉体の構造変化と適応、それと特殊な重力力場の形成です。メタ的な知識で言うとバロール/エグザイル。
クレイズ・リトラー:目の前で能力を見ましたからね!
GM:この二つの能力で危険になったら通常の人間や生物では通れない場所を通ってデイヴは逃げることが可能です。
GM:なので、開けた場所にデイヴをおびき寄せる必要があります。
GM:その方法とは異能の一つである通常の人間を無力化させる能力で行えます。つまり《ワーディング》。
GM:デイヴはこの街にいる異能持ちはクレイズさんのみであると考えているからです。
GM:デイヴのクレイズさんへの執着を利用すればおびき寄せることは容易いでしょう。
GM:これがアシュトンがキミ達に出した指示です。指示と同時に能力の発動、バリー達の本拠地へ部隊が突入する算段となっています。
GM:それとOPで強奪された金はデイヴの形態変化により体内に格納された板と思われます、ロングコートは体型の変化を隠すためのものでしょう。
ロベルト・キングストン:「異形型の超能力か、やっかいな野郎だな」
クレイズ・リトラー:「いいさ。どんな能力でも」
クレイズ・リトラー:「死ぬまで殺す」
クレイズ・リトラー:先陣を切りたいのを抑えて、ロベルトさんの後ろについてます。
ロベルト・キングストン:「ガキを囮にすんのは正直、気が進まねえ」
ロベルト・キングストン:「だが、それしか手がねえし。時間もねえ」
クレイズ・リトラー:「ふうん。違うんだな、ロベルトは」
クレイズ・リトラー:「ガキを囮にする大人ばっか見てきたからさ……こう、新鮮だ」
ロベルト・キングストン:「うるせえ、そんなことしたらハニーに怒られんだよ」
クレイズ・リトラー:「ハニー?……恋人?」
ロベルト・キングストン:「うるせえ、気にすんな」
クレイズ・リトラー:「んだよ、教えてくれてもいいじゃねえか」 唇を尖らせる。
ロベルト・キングストン:「お前には関係ねえよ。俺にも家族がいるってだけだ」
ロベルト・キングストン:「もう一度確認だ、ヤバくなったら逃げる、いいな?」
クレイズ・リトラー:「……」
クレイズ・リトラー:「ああ。俺は死にたくねえ。やばくなったら逃げるよ」
ロベルト・キングストン:「OKだ」
ロベルト・キングストン:「お前だけで広場に行く、俺が一緒に行ったら警戒されるかもしれん」
ロベルト・キングストン:「だが、コイツと一緒に行く分には…大丈夫かもしれん」
ロベルト・キングストン:と犬従者を指差す
クレイズ・リトラー:下を見る。
クレイズ・リトラー:「へへへ……そっか。お前、来てくれるか?」
ミダス:「わうん」
クレイズ・リトラー:犬と目を合わせて、こくんと頷く。
ロベルト・キングストン:「よし作戦通りに行くぞ、ケリをつけてやるんだ」
クレイズ・リトラー:「おっしゃ!」
GM:そうですね、ロベルトさんはどの辺りに位置取りをしますか?
GM:今回はかなり『カウンシル』側にとって有利に動くことができるので、戦場の好きな場所に居ていいですよ。
GM:勿論、同じエンゲージで隠密してもいいです。
ロベルト・キングストン:デカいので 隠れるイメージで隠密しときます
ロベルト・キングストン:同エンゲージで
GM:了解しました。では、ちょうど広場の中央辺りに廃車があることにして、そこに隠れることにしましょう。
GM:では、ロベルトさんの携帯電話にアシュトンからコールが入ります。
GM:コールが三回鳴る、―――開始の合図です。
ロベルト・キングストン:「始まるぜ」
クレイズ・リトラー:「ああ。やってやる」
クレイズ・リトラー:(俺の勝利を信じてくれよ。シェリー、グレッグ……)
クレイズ・リトラー:閉じていた目を開いて、
クレイズ・リトラー:《ワーディング》を展開。出来る限り強く!
クレイズ・リトラー:「――出て来やがれ!クソ野郎!」 ついでに怒鳴る。
GM:では合図の後、数秒後に遠方から銃撃音が聞こえてくる。アシュトンの部隊が戦闘を開始したのだろう。
GM:その更にあと、一分もせずに男の姿が現れる。先ほどクレイズ達を殺した男、デイヴ・ハンクスだ。
GM:急に現れたように錯覚する、そのように形態を変化させていたのだ。
デイヴ・ハンクス:「フフッ!招待をくれてありがとな、クソガキ」
クレイズ・リトラー:「!」
ロベルト・キングストン:(コイツが…!!)
クレイズ・リトラー:「そうさ。地獄への招待だ」
デイヴ・ハンクス:「お前が呼んだから来てやったぜ、ハハッ!嬉しいだろ?」
クレイズ・リトラー:「嬉しいぜえ……今度こそてめーをブチ殺す!」
クレイズ・リトラー:「嬉しいぜえ……今度こそてめーをブチ殺せるからな!」
デイヴ・ハンクス:「地獄への招待……いいねえ、それを同じ化け物に言われたことはねえからな」
デイヴ・ハンクス:「どんな気分だ? ガキ、今までの自分じゃなくなった気分は」
デイヴ・ハンクス:「俺は……フフッ! 最高だったぜ」
クレイズ・リトラー:「……おめーだって、元はこんな化け物じゃなかったんだろ」
クレイズ・リトラー:「なんでそんなになっちまったんだ。もっと違う形で力を使おうって、思わなかったのかよ!」
デイヴ・ハンクス:「もっと違う形……?なんだよそれ、ハハハハハッ!」
デイヴ・ハンクス:「今までの世界が全部変わった! 俺がこの世界の頂点だ!」
デイヴ・ハンクス:「好きにやって何がわるいんだ? ハハッ!何だお前」
デイヴ・ハンクス:「まさか、仲間を守るとかそういう事言うつもりなのか?」
デイヴ・ハンクス:「くっだらねえ! なんで俺がクズ共の面倒見なきゃなんねえんだよ、ハハハハッ!」
クレイズ・リトラー:「ありがとよ……よく分かったぜ」
クレイズ・リトラー:「やっぱテメーはクズだ。力に溺れてるだけの、正真正銘の化け物だ」
クレイズ・リトラー:「俺はお前みたいにはならねえ!家族と仲間を守ってみせる!」
クレイズ・リトラー:「この、化け物の力でなァ!」
クレイズ・リトラー:めきめきと手足を獣化させる。臨戦態勢!
ミダス:「がるるるる」
ロベルト・キングストン:(よく言ったぜ、ガキ)
デイヴ・ハンクス:「ハハハッ! 自分に正直なれよ化け物!」
デイヴ・ハンクス:「俺みたいになァ!」
GM:同種との対峙という緊張感がキミ達のレネゲイドを活性化させる!
GM:衝動判定、難易度9!
クレイズ・リトラー:4dx=>9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[2,3,4,8] → 8 → 失敗

ロベルト・キングストン:1dx+2=>9
DoubleCross : (1R10+2[10]>=9) → 9[9]+2 → 11 → 成功

クレイズ・リトラー:つあー!
クレイズ・リトラー:102+2d10
DoubleCross : (102+2D10) → 102+10[9,1] → 112

ロベルト・キングストン:96+2d10
DoubleCross : (96+2D10) → 96+10[2,8] → 106

■戦場図
ロベルト・キングストン ミダス
クレイズ・リトラー
10m
デイヴ・ハンクス
GM:戦場はこうなってます!

●第1ラウンド

▼行動値
ロベルト・キングストン:18
ミダス:17
デイヴ・ハンクス:6
クレイズ・リトラー:1→0
GM:ではセットアップ!
ロベルト・キングストン:なし
デイヴ・ハンクス:こちらもありません。
クレイズ・リトラー:《フルパワーアタック》します。行動値は0に。
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+4した(侵蝕率:112->116)
GM:ではイニシアチブ!
クレイズ・リトラー:よし・・・いこう。チーターの力!
クレイズ・リトラー:《スピードフォース》します。
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+4した(侵蝕率:116->120)
GM:了解です、ではクレイズさんの手番となります。
クレイズ・リトラー:ラジャー!
デイヴ・ハンクス:「ハハッ!かかって来いよ、化け物!」
クレイズ・リトラー:「言われなくても、すぐ!」
デイヴ・ハンクス:「同じ化け物をぶっ殺せるなんて、もう二度とあるかも分かんねぇ」
デイヴ・ハンクス:「楽しませてくれよ!ハハハハッ」
クレイズ・リトラー:完全獣化を抜きます。マイナーで《破壊の爪》《ライトスピード》。
クレイズ・リトラー:メジャー一回目は《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》。対象はデイヴ!
■戦場図
ロベルト・キングストン ミダス
10m
クレイズ・リトラー
デイヴ・ハンクス
クレイズ・リトラー:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[1,2,2,3,6,7,10,10]+10[2,4,9]+2[2]+4 → 26

デイヴ・ハンクス:ガード、《自動触手》だ!
クレイズ・リトラー:さっきと同じ…!上等だー!
クレイズ・リトラー:3d10+33 もろもろ有効
DoubleCross : (3D10+33) → 18[7,8,3]+33 → 51

デイヴ・ハンクス:では、12点喰らってもらおう!
クレイズ・リトラー:超喰らった!HPは31→19に。
クレイズ・リトラー:演出前に2回目の判定もしてしまいます。メジャー2回目もコンセ+一閃。
クレイズ・リトラー:対象はやはりデイヴです。
クレイズ・リトラー:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 6[1,1,1,1,3,4,4,6]+4 → 10

クレイズ・リトラー:げっ
デイヴ・ハンクス:でも、こいつのロジックはガードを選択《暗黒螺旋》
クレイズ・リトラー:やってやらあ!
クレイズ・リトラー:2d10+33
DoubleCross : (2D10+33) → 9[6,3]+33 → 42

デイヴ・ハンクス:15点のダメージをキミに与える。
クレイズ・リトラー:4点残りますね。ほぼ瀕死です。
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+16した(侵蝕率:120->136)
クレイズ・リトラー:身を屈める。出来るだけ素早く、このクソ野郎の息の根を止められるように・・・
クレイズ・リトラー:「——すぐ!ブッ殺してやる!」 手足だけを獣化させ、跳びかかる。
クレイズ・リトラー:瞬時に二度。人間には到底不可能な速度で駆け、爪で切り裂く!
デイヴ・ハンクス:しかし、それへの対応を可能とするのが超人。
デイヴ・ハンクス:キミの爪に交差するように第三の腕を生やし、キミの腹部を抉り取る。
クレイズ・リトラー:激痛に意識を奪われ、勢いよく広場に転がりますね。
クレイズ・リトラー:「ぐッは……!はは、はははっ!どうだ!」
デイヴ・ハンクス:「―――ガッ! カハッ!!」吐血する、大分ダメージを受けている。
デイヴ・ハンクス:「ハハッ! こんなやりとり、今までの一度もねえ」
デイヴ・ハンクス:「最高だろ? 兄弟!」
クレイズ・リトラー:「おめーは兄弟じゃねえ」
デイヴ・ハンクス:「ハハハッ! 同じ化け物じゃあねえか!」
クレイズ・リトラー:「俺の兄弟は!“スターズ”の奴らだけだッ!
デイヴ・ハンクス:「スターズ? ハハッ、なんだそれ」嗤う
デイヴ・ハンクス:「あー……、まさか俺が殺したヤツのことか?」
デイヴ・ハンクス:「ハハハハッ! すまねえ、すまねえ。ごめんな、兄弟の家族ぶっ殺しちまってよぉ!」
クレイズ・リトラー:「いいぜ。今更どうやったって元には戻らねえんだから」
クレイズ・リトラー:「だからこそ、テメーだけは許せねーんだよ!」
クレイズ・リトラー:「家族の為にッ!てめーは死ぬまで殺す!」
GM:では、ロベルトさんの手番です。
ロベルト・キングストン:マイナーで暴走を解除
ロベルト・キングストン:「よく言ったぜ!!ガキ!!」
クレイズ・リトラー:「ロベルト――――!」
ロベルト・キングストン:「お前はこんなクズの兄弟じゃねえんだ!!」
デイヴ・ハンクス:「あぁッ!?」
デイヴ・ハンクス:「誰だテメェ!!」
ロベルト・キングストン:「知らねえならいいさ、そのまま死ね」
ロベルト・キングストン:「死んでから後悔しろ!!この俺の仲間に手を出したことをなあ!!」
ロベルト・キングストン:コンボ:黄金狂時代
ロベルト・キングストン:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《赫き弾》《ブラッドバーン》 《紅の王》でHP消費を軽減
ロベルト・キングストン:手に持った銃が血液に侵食され黄金に輝く
ロベルト・キングストン:攻撃します
ロベルト・キングストン:8dx7
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[3,3,3,6,8,9,9,10]+5[1,1,3,5] → 15

ロベルト・キングストン:うーむ低い
デイヴ・ハンクス:しかし、ガード
ロベルト・キングストン:ダメージ出します
ロベルト・キングストン:2d10+20
DoubleCross : (2D10+20) → 10[4,6]+20 → 30

ロベルト・キングストン:HPは5消費
ロベルト・キングストン:侵蝕は+8
ロベルト・キングストン:装甲ガード値ともに有効です
ロベルト・キングストン:当たった場所は黄金に侵蝕されていく
デイヴ・ハンクス:キミの放った銃弾はデイヴに直撃する―――だが
デイヴ・ハンクス:まだ、倒れない!
デイヴ・ハンクス:「ハハッ……家族? 仲間? くっだらねえ」
デイヴ・ハンクス:「それがどうしたってんだ? それがテメエを助けるってのか?」
デイヴ・ハンクス:「んなわきゃねえだろうが! テメエの力こそが全部だ!」黄金と化した箇所をえぐりとって侵蝕を防ぐ
デイヴ・ハンクス:自身で抉り取った部分が修復されていく。
ロベルト・キングストン:「ハッ!!馬鹿だろ!!てめえ!!」
ロベルト・キングストン:「家族ってのはな!!最高なんだよ!!」
ロベルト・キングストン:「いけッ!!ミダス!!」
GM:ではミダスの手番です。
ミダス:「わふっ!!」
ロベルト・キングストン:同じコンボを使用
ミダス:ダイスはこちらが上だ
ミダス:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《赫き弾》《ブラッドバーン》 《紅の王》でHP消費を軽減
ミダス:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,2,2,3,3,6,8,9,10,10]+10[2,4,4,7]+1[1] → 21

デイヴ・ハンクス:しかし、ガード。
ミダス:口から黄金の光を放つ
ミダス:3d10+19
DoubleCross : (3D10+19) → 17[6,5,6]+19 → 36

ミダス:同じく装甲ガード有効です
ロベルト・キングストン:侵蝕は122に
ロベルト・キングストン:「てめえはここで終わりだ、逃げ場はないぜ」
デイヴ・ハンクス:黄金の光が更に直撃し、黄金の侵蝕を促進させる。
デイヴ・ハンクス:「ハハッ! 馬鹿が!」
デイヴ・ハンクス:「終わり? 逃げ場はない? 何言ってやがる」
デイヴ・ハンクス:「俺は超人だぜ! 不死身で! 無敵!」
デイヴ・ハンクス:「死ぬわけがないだろうがよ!」
デイヴ・ハンクス:ここでHPが0になり、戦闘不能になるが《蘇生復活》で復活する。
デイヴ・ハンクス:自分の体が黄金に侵蝕され、ボロボロとなっているのに気がついていない。
クレイズ・リトラー:「とことん頭がおめでたい奴だな、おい……!」
ロベルト・キングストン:「命の価値を知らない奴に未来はねえ、アレはわかりやすいだろ」
ロベルト・キングストン:「ああなっちゃオシマイだぜ」
GM:ではデイヴの手番。
デイヴ・ハンクス:「ハハッ! 何言ってやがる!」
デイヴ・ハンクス:「俺は死なねえ!これが、俺の力だ!」
デイヴ・ハンクス:マイナー:《骨の剣》《形状変化:剛》
デイヴ・ハンクス:腕を持ち上げる。コートの袖から無数の腕が生え、植物の枝のような異形を持ち上げる。
デイヴ・ハンクス:「ハハッ! 今度は三つだが質は上だ!」
デイヴ・ハンクス:「綺麗に抉り取って、殺してやるよ! 化け物ども!」
クレイズ・リトラー:「やって、みろ!」
クレイズ・リトラー:「俺らを殺せるならよォォー!殺してみろやッ!」
デイヴ・ハンクス:メジャー:《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《瞬速の刃》《伸縮腕》《異形の祭典》 対象はクレイズ、ロベルト、ミダス
GM:これは先ほどクレイズを死に追いやった攻撃……!家族を殺した力だ!
デイヴ・ハンクス:9dx8
DoubleCross : (9R10[8]) → 10[1,1,1,3,4,7,9,10,10]+10[8,10,10]+10[1,7,8]+2[2] → 32

クレイズ・リトラー:こちらは暴走リア不です。
ロベルト・キングストン:どうするか
ロベルト・キングストン:本体が《カバーディフェンス》を使ってミダスをかばう
ロベルト・キングストン:念のためミダスはドッジするか
ミダス:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,2,4,6,7,10]+9[9] → 19

ミダス:無理だったので
クレイズ・リトラー:がんばったのに
ロベルト・キングストン:そのままかばいます
デイヴ・ハンクス:4d10+19 装甲値無視
DoubleCross : (4D10+19) → 29[7,2,10,10]+19 → 48

GM:《カバーディフェンス》分の侵蝕は上げてもらおう!
ロベルト・キングストン:2点上がる
クレイズ・リトラー:戦闘不能!シェリーのロイスが既にタイタス化しているので、これを昇華して復活します。
ロベルト・キングストン:死んだ部下に
ロベルト・キングストン:期待/後悔○でロイスをとって
ロベルト・キングストン:タイタス昇華して立ち上がる
デイヴ・ハンクス:振り下ろした腕がキミ達の体を抉り取る、手の一つ一つが重力力場となってこれが抉っているのだ
クレイズ・リトラー:(シェリー……見てろよ。お前の仇を討ってやる)
クレイズ・リトラー:(絶対生き残って、お前の分までビッグになってやる。見てろよ!) あちこち抉られながら血まみれで立ちあがる。
ロベルト・キングストン:「がはっ!!」
ロベルト・キングストン:「お前もこうしてやられたのか、痛かっただろう。だが!!」
ロベルト・キングストン:「お前の仇はこのロベルト・キングストンが討つ!!安心して眠れ!!」
デイヴ・ハンクス:「ハハッ!まだ、立つか? 流石、化け物だぜ!」
デイヴ・ハンクス:「まだ死なねえ! すげえすげえ!」
GM:第1ラウンド終了!
■1ラウンド目終了時
ロベルト・キングストン ミダス
10m
クレイズ・リトラー
デイヴ・ハンクス

●第2ラウンド

▼行動値
ロベルト・キングストン:18
ミダス:17
デイヴ・ハンクス:6
クレイズ・リトラー:1
GM:セットアップ!
ロベルト・キングストン:なし
デイヴ・ハンクス:こちらもなし
クレイズ・リトラー:うーむ。なし!
GM:ではイニシアチブ!
クレイズ・リトラー:動きます。最後の《スピードフォース》!
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+4した(侵蝕率:136->140)
GM:了解です、ではクレイズさんの手番!
クレイズ・リトラー:これで倒れてくれれば・・・!
クレイズ・リトラー:マイナーで一応暴走を解除します。そしてメジャー。
クレイズ・リトラー:コンボ『狩りの時間』。《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》。対象は目の前のデイヴ!
クレイズ・リトラー:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,2,3,5,5,5,7,8,8]+10[5,9,9]+10[3,8]+1[1]+4 → 35

デイヴ・ハンクス:ガード、《暗黒螺旋》!
クレイズ・リトラー:くそー!
クレイズ・リトラー:4d10+10 装甲ガード有効
DoubleCross : (4D10+10) → 13[1,6,5,1]+10 → 23

クレイズ・リトラー:あ、アームドスーツの分を忘れてました。26点ですね。
クレイズ・リトラー:クレイズ・リトラーの侵蝕率を+4した(侵蝕率:140->144)
デイヴ・ハンクス:了解です、こちらはクレイズに15点ダメージ与える!
クレイズ・リトラー:・・・ぴったり死ぬ!
GM:しかし、蘇生復活でHP1なので戦闘不能になります。
クレイズ・リトラー:こちらも起きません。これで戦闘不能で倒れます。
GM:了解です。
クレイズ・リトラー:獲物を狩る肉食獣のように、ゆっくりと狙いを定める。
クレイズ・リトラー:そして、思い切り跳んでデイヴの首を跳ねる勢いで引き裂く!
デイヴ・ハンクス:キミの攻撃を受けつつも反撃、増えた腕でキミの体を抉り取る。
クレイズ・リトラー:「ッが……!」
デイヴ・ハンクス:「……ハハッ!」
デイヴ・ハンクス:「ざまあねえなガキ……ゲホッ!ゴホッ!」後ろによろめく
デイヴ・ハンクス:「どうだ……もうやれねえのか?」
クレイズ・リトラー:もう立ちあがれない。こちらは広場に倒れたまま、勝ち誇るデイヴを見る。
クレイズ・リトラー:(まいったな。身体が動かねえ……)
デイヴ・ハンクス:「ハハハハッ!情けねえ……ッ!」
デイヴ・ハンクス:「次はテメエだ!」とロベルトを指さす
デイヴ・ハンクス:……だが、
デイヴ・ハンクス:その腕が崩れ落ちる。
デイヴ・ハンクス:「…………ア?」
デイヴ・ハンクス:「なんだよ……これ」
ロベルト・キングストン:倒れたクレイズをつかんで無理やり立たせながら
ロベルト・キングストン:「ざまあねえな」
ロベルト・キングストン:「超人が笑わせるぜ」
デイヴ・ハンクス:「俺は、不死身なんじゃあねえのかよッ!」ボロボロと体が崩れ落ちる
デイヴ・ハンクス:ちょうど、クレイズが最後に切り裂いた傷から崩壊が始まっていた。
ロベルト・キングストン:「おら、ガキ、おめえの勝ちだ」
ロベルト・キングストン:「ちゃんと立って見届けろ」
クレイズ・リトラー:「……」
クレイズ・リトラー:ロベルトに支えられてなんとか立つ。
デイヴ・ハンクス:「……こ、こんな」
ロベルト・キングストン:「このガキが勝ったのは家族がいたからだ」
デイヴ・ハンクス:「俺が……こんな、くそ」
ロベルト・キングストン:「てめえには、立ち上がるための力が足りなかったのさ」
デイヴ・ハンクス:「ざまあ……ね、え……」そのまま崩れ落ちる。
ロベルト・キングストン:「地獄で後悔しとけ」
GM:このまま行けば後、数秒も経たずにデイヴは死ぬ。なにかいうことがあれば言ってもいい。
GM:それがデイヴに届くかは分からないが。
クレイズ・リトラー:よろよろと頼りない足取りで一歩前に出ます。
クレイズ・リトラー:「覚えとけ……クソ野郎。クレイズだ」
クレイズ・リトラー:「クレイズ・リトラー!このアメリカで、誰よりもビッグになる男だ!」
クレイズ・リトラー:「そのクソ脳味噌に刻んで、地獄に行け!」
クレイズ・リトラー:力を振り絞ってデイヴに向かって中指を立てる。
GM:デイヴの体はそのまま崩壊する。デイヴ・ハンクス、死亡。
クレイズ・リトラー:それを見届けて、こちらも仰向けにぶっ倒れます。
ロベルト・キングストン:「ハッ、バカなガキだぜ」
GM:では他に何もなければクライマックスを終了します!
クレイズ・リトラー:こちらはOK!
ロベルト・キングストン:OK
GM:ではシーンを終了します。

◆Backtrack

GM:今回のEロイスは……
クレイズ・リトラー:Eロイスは…!?
GM:そんなものはない!自分のロイス分をさっさと振り給え!
クレイズ・リトラー:ですよね!2倍振り!
クレイズ・リトラー:144-8d10
DoubleCross : (144-8D10) → 144-39[6,3,5,8,1,5,2,9] → 105

クレイズ・リトラー:ふう・・・そして追加です。
クレイズ・リトラー:105-4d10
DoubleCross : (105-4D10) → 105-29[6,10,6,7] → 76

クレイズ・リトラー:0点ですが無事帰還です。仇は討った…!
ロベルト・キングストン:2倍かなー
ロベルト・キングストン:124-10d10
DoubleCross : (124-10D10) → 124-39[3,2,1,5,2,4,2,7,3,10] → 85

ロベルト・キングストン:2倍で帰還
GM:いつもの4+シナリオ経験点5+侵蝕経験点。これが今回の経験点です。
ロベルト・キングストン:13点
クレイズ・リトラー:了解です。9点いただき!
GM:ぽぽさん、あなたは9+3で12点でしょう!ズルだめ!
クレイズ・リトラー:ぽぽさんww
ロベルト・キングストン:間違えた
ロベルト・キングストン:12点
GM:C((9+12)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 7

■獲得経験点
クオンタムさん:9点
ぽぽさん:12点
GMオツカレー:7点
GM:経験点は以上となります!
クレイズ・リトラー:やー!ありがとうございます!
ロベルト・キングストン:いえー
GM:ではEDに参りましょう!

◆Ending01

GM:二人はそれぞれの家族の仇を討つことが出来た。
GM:ロベルトはもうここにいる必要はない、アシュトンとともにホームタウンである『ベイリングシティ』へと帰還するだけだ。
GM:アシュトンの部隊は“片付け”をすでに済ませ、撤収作業は完了しつつある。
GM:ここにいるのはクレイズ、リック、ロベルト、アシュトンの四人。
クレイズ・リトラー:「帰んのか。ロベルト」
ロベルト・キングストン:「ここは俺たちの街じゃねえしな」
リック・フォースター:「今回は……ありがとうございました」
クレイズ・リトラー:「リック……」
クレイズ・リトラー:こちらも頭を下げます。
クレイズ・リトラー:「……助かった。俺だけじゃあ、あいつらの仇は討てなかった」
クレイズ・リトラー:「ありがとう」
アシュトン・コーツ:「礼を言われる筋合いはない、俺達は俺達でやることをやったまでだからな」
アシュトン・コーツ:「実際、それが都合よく進んだかどうかは……微妙だがな」
リック・フォースター:「……いえ、それは俺達の都合でしたから」表情が少し曇る
クレイズ・リトラー:「……」
アシュトン・コーツ:「……お前たちに仕事を手伝ってもらったからな。この仕事に見合う分は勿論、払わせてもらう」
クレイズ・リトラー:「さっすが、でけえ組織だ」
アシュトン・コーツ:「ま、今すぐって訳じゃあない。何にするか決まったらここに電話してこい。俺に繋げられるようにしておく」とクレイズとリックに名刺を渡す
クレイズ・リトラー:「“カウンシル”ってのはさ……どうなんだ。もっとデカくなんのか?」
クレイズ・リトラー:名刺を受取りながら尋ねます。
アシュトン・コーツ:「それは俺が決めることじゃない、ボスが決めることだ」
クレイズ・リトラー:「ボス」
ロベルト・キングストン:「ボスは凄えぞ」
ロベルト・キングストン:「カウンシルを作り上げた人だからな」
リック・フォースター:「あの大都市を牛耳るギャングを……作った……」
クレイズ・リトラー:「そのボスはよォ」
クレイズ・リトラー:「…………スラム育ちの、」
クレイズ・リトラー:「喧嘩くらいしか能のねえガキでもカウンシルに入れてくれんのか?」
クレイズ・リトラー:一歩前に出ます。
ロベルト・キングストン:「馬鹿野郎、ガキの遊びじゃねえんだぞ?」
アシュトン・コーツ:懐から煙草を出し、咥える。そして火を点ける。
リック・フォースター:「…………クレイズッ!」
リック・フォースター:「お前……ッ」
クレイズ・リトラー:「リック!“スターズ”はまだ生きてる!」
クレイズ・リトラー:「アリスだってそうだ。……ビッグになりてえんだよ。二人の為にも!」
リック・フォースター:「…………クソッ、俺もだ!」
リック・フォースター:「俺も、入れて欲しい!」
クレイズ・リトラー:「……リック……!」
ロベルト・キングストン:「おいおい。お前はもう少し賢い奴だと思ってたんだが」
ロベルト・キングストン:「さては馬鹿だな」
クレイズ・リトラー:「そりゃそうだろ。俺の兄貴分だぜ」
クレイズ・リトラー:にっと笑う。
リック・フォースター:「ハハ……そうだな、クレイズ」
ロベルト・キングストン:「せっかく助かった命だ、わざわざ危険な道に踏み込むことはねえ」
ロベルト・キングストン:「今回の金でカタギの道に行くべきだ」
アシュトン・コーツ:そして一服してから。
アシュトン・コーツ:「馬鹿が、頭を冷やせ」
ロベルト・キングストン:「アシュトンさんもそう思うでしょ?」
アシュトン・コーツ:「そうだな、ロベルト。お前の言うとおりだ」
クレイズ・リトラー:「……」 アシュトンの方を見る。
アシュトン・コーツ:「ガキが……頭を冷やしてよく考えろ」煙草を捨て、足で火を消す。
アシュトン・コーツ:「よく考えてから……どうするか、決めろ。いいな」
GM:とくに話しかけなければアシュトンは車に入ります。
ロベルト・キングストン:「な、悪いことたあ言わねえ」
クレイズ・リトラー:「ロベルト……」
ロベルト・キングストン:「まずは、落ち着いてよく考えりゃあ。何が正しいかわかるはずだ」
ロベルト・キングストン:「じゃあな」
ロベルト・キングストン:アシュトンに続いて車に乗ります
クレイズ・リトラー:リックと並んで、アシュトンとロベルトの背中を見送ります。
GM:では他にクレイズさんがリックに話しかけたりすることがなければこのシーンはここまでにしましょう!
クレイズ・リトラー:OKです。これで!
ロベルト・キングストン:OKです

◆Ending02

GM:一台の車が『カリーノ』を去る。
GM:向かうは『ベイリングシティ』、彼らの守るべき場所であり帰る場所だ。
GM:車の後部座席には二人の男。ロベルト・キングストンとアシュトン・コーツだ。
アシュトン・コーツ:「……ロベルト」不意に声をかける
ロベルト・キングストン:「…なんですか?」
アシュトン・コーツ:「あの二人……お前の目から見てどうだ?」
ロベルト・キングストン:「二人とも度胸はありますね、ありゃあたいしたガキだ」
ロベルト・キングストン:「まあ命知らずのバカではありますがね」
アシュトン・コーツ:「フ……そうだな」
アシュトン・コーツ:「俺から見ても、あいつらは悪くはない。だが……」
アシュトン・コーツ:「クレイズと言ったか? アイツはあのままじゃあ駄目だな、礼儀がなってねぇ」
アシュトン・コーツ:「嫌いじゃあないがな」と、笑う
ロベルト・キングストン:「確かに、面白え奴でしたね」
ロベルト・キングストン:と笑う
ロベルト・キングストン:「ま、異能とうまく付き合えば。大物になるかもしれないですね」
アシュトン・コーツ:「上手く付き合うか……」
アシュトン・コーツ:「アイツは今日、裏の世界の闇。異能の恐ろしさを垣間見た」
アシュトン・コーツ:「来ると思うか?……ロベルト」
ロベルト・キングストン:「どうでしょうね。賢い奴なら来ないでしょう」
ロベルト・キングストン:「ただの馬鹿でも来れねえんじゃないですかね」
ロベルト・キングストン:「あれでも来るなら本物の馬鹿だ」
アシュトン・コーツ:「なら、どういう奴なら来る?」笑って問う
ロベルト・キングストン:「正真正銘の馬鹿なら」
ロベルト・キングストン:「来るんじゃあないですかね」
ロベルト・キングストン:と笑いかえす
アシュトン・コーツ:「……だろうな」クックと笑う
GM:そのまま話を続けていくと車の外の世界がやがて見慣れた景色……『ベイリングシティ』のものへとなっていく。
ロベルト・キングストン:「ああ、麗しき我が家だ」
アシュトン・コーツ:「ロベルト、俺はこの後ボスに報告しに行く」
アシュトン・コーツ:「お前は一足先に帰っていいぞ」
ロベルト・キングストン:「わかりました、親父には俺から伝えますんで。お先に失礼させてもらいます」
ロベルト・キングストン:と言って適当な場所で車を降ります
アシュトン・コーツ:「お前のとこは子供が小さいからな、はやく帰ってやれ」
アシュトン・コーツ:「今日はお前も疲れただろうしな」と、窓を開けてキミに言う
ロベルト・キングストン:「わかってますよ」
ロベルト・キングストン:頭を下げる
アシュトン・コーツ:「ロベルト」
ロベルト・キングストン:「はい」
アシュトン・コーツ:「今の気分はどうだ?」今回の仕事に入った時に聞いたことを問いなおす
ロベルト・キングストン:「悪くねえ感じですね」
ロベルト・キングストン:と笑う
ロベルト・キングストン:「色々ありましたが、悪くはない」
アシュトン・コーツ:では、その答えに満足したのか窓を閉めて。車の発進を促す。
ロベルト・キングストン:その車を見送ります
GM:車はそのまま夜の闇へと消えてゆく。
ロベルト・キングストン:では家に帰る前に子供用のおもちゃと
ロベルト・キングストン:花屋で花束を買います
GM:やがてキミの家が見えてくる。暖かな安らげる灯りに満ちている。
ロベルト・キングストン:自然と笑みが浮かんでくる
ロベルト・キングストン:ちょっと身なりを整え
ロベルト・キングストン:呼び鈴を鳴らす
GM:ややあって家の扉が開かれる―――見えるのはキミの愛する家族の笑顔。
ロベルト・キングストン:大きな体の後ろに隠していたプレゼントを前に差し出し
ロベルト・キングストン:「今帰ったぜハニー!!ジュニア!!」
ロベルト・キングストン:という感じで終わりたいです
GM:了解です!EDを終了します!

◆Ending03

GM:クレイズさん、キミはいまリックとともに“スターズ”のアジトの中にいる。
GM:キミ達の目の前には眠っているアリスがいる。
GM:キミが……守ると選んだ少女だ。
クレイズ・リトラー:そっとその頬を撫でる。
リック・フォースター:それを見守っている。
クレイズ・リトラー:あの時はシェリーとグレッグを守る事もできた。それでもアリスを守ったのは、
クレイズ・リトラー:動いたのが俺じゃなく……シェリーとグレッグでも、同じ事をするだろう。そう考えたからだ。
クレイズ・リトラー:アリスはスターズの希望だ。これまでも。これからも。
アリス・バートン:瞼が震える、起きる前兆だ。
アリス・バートン:そしてゆっくりと瞼を開ける。
アリス・バートン:「……おはよう。クレイズ、リック」
クレイズ・リトラー:「おう。おはよう、アリス」
リック・フォースター:「おはよう、アリス」優しい声だ
アリス・バートン:そして、辺りをゆっくりと見回す。
アリス・バートン:「ねえ……グレッグとお姉ちゃんはどこ?」
アリス・バートン:「もう、お仕事に行っちゃったの?」
クレイズ・リトラー:「……」
クレイズ・リトラー:リックの方をちらりと伺います。
リック・フォースター:「……クレイズ、これは」
リック・フォースター:リックもまたキミの方を伺う。
GM:キミとリックは分かる。アリスはあの瞬間の事を忘れている。
GM:殺人鬼により目の前でシェリーとグレッグが死んだこと……そして化け物となったキミを。
クレイズ・リトラー:(覚えて……ねえのか)
リック・フォースター:「ハハッ、アリス……」
リック・フォースター:クレイズ、キミには分かる。リックはこれから嘘を言おうとしている。
リック・フォースター:それを止めて真実を教えることがキミには出来る。
クレイズ・リトラー:リックを遮ります。
クレイズ・リトラー:隠す事は容易だし、きっと今のアリスのためならそれが一番いいのかもしれない。でも……
クレイズ・リトラー:「アリス。」
アリス・バートン:「なに? クレイズ」
クレイズ・リトラー:「シェリーとグレッグは……」
クレイズ・リトラー:「死んだ。」
クレイズ・リトラー:「もう戻らない」
リック・フォースター:「――クレイズッ!」
アリス・バートン:「なにを……言ってるの? クレイズ」
クレイズ・リトラー:ギチギチと拳を握りしめる。伝えるのが辛い。
アリス・バートン:「ねえ……どういうことなの?」
クレイズ・リトラー:「……死ぬほどつらいけどさ。俺だって、実感、ねーけどさ」
クレイズ・リトラー:「それでもアリス。俺達は生きてるんだ。死んでねーんだ」
クレイズ・リトラー:「あいつらの事を受け止めて生きなきゃ、嘘になっちまう」 アリスの肩に手を置いて、ぼろぼろ泣きだす。
アリス・バートン:「やめてよ……クレイズ……」
アリス・バートン:「ねえ、リック……うそだよね?」
リック・フォースター:「……すまない、アリス」
リック・フォースター:「全部、本当だ」こちらは泣かない
アリス・バートン:「うっ……はぁっ……はぁっ」胸を抑える
アリス・バートン:真実を知ったアリスの心臓が軋みを上げている。
クレイズ・リトラー:「……アリス!」
リック・フォースター:「アリス!」
アリス・バートン:「……さいごにもう一度、聞くね」痛みに耐え、キミとリックを見る
アリス・バートン:「さっきの、話……本当なの?」
クレイズ・リトラー:「馬鹿、最後なんて言うな!」
アリス・バートン:「ちがう……そうじゃない、の」
アリス・バートン:「ねえ……答えてクレイズ」
クレイズ・リトラー:「さっきの……くそ……さっきの話は……」
アリス・バートン:「それで、さいごにするから」と涙をこらえている
アリス・バートン:「……もう、きかないから」
クレイズ・リトラー:こちらの涙は止まる。アリスが堪えているのに、自分が堪えなくてどうする。
リック・フォースター:「クレイズ……」キミの方を見る、キミが答えるならリックも答える
クレイズ・リトラー:リックに頷いて、答えます。
クレイズ・リトラー:「全部本当だ。嘘じゃない」
リック・フォースター:「ああ……全部、本当だ」キミと同じく頷く
アリス・バートン:「……そう、なんだ」
アリス・バートン:掛け布団で顔を覆う。
アリス・バートン:「……ご、めん。……ひとりに、して」
クレイズ・リトラー:「ああ…………ゆっくり休めよ」
クレイズ・リトラー:アジトのバスから出ます。
リック・フォースター:「我慢しなくていいんだ……アリス。お前はまだ子供なんだから」
リック・フォースター:そうリックが言ったのをクレイズは聞き取ることが出来ます。そしてキミと同じようにアジトを出る。
クレイズ・リトラー:それを聞きながら、しばらく無言で俯いてます。
GM:ではキミとリックはアジトの外を出た、後ろでアリスの泣く声が聞こえてくる。
GM:このまま、シェリーとグレッグ……二人の墓へ向かうことも出来る。
クレイズ・リトラー:向かいましょう。知らず知らずのうちに足が動く。二人の墓の方へ。
リック・フォースター:リックもキミと同じように二人の墓へと向かう。
リック・フォースター:「……結局、アリスを泣かせちまったな」墓の前で呟く
クレイズ・リトラー:「……ああ。シェリーにブン殴られるかも」
リック・フォースター:「だな……」
リック・フォースター:「…………」
リック・フォースター:「俺は、あの時……嘘を吐こうと思った」
クレイズ・リトラー:「……ああ。アリスの為に嘘を言おうとしてるって、わかった」
リック・フォースター:「その方がアリスを傷つけない。……いずれ、大人になるにつれなんとなく」
リック・フォースター:「“そういうことだったんだ”って」
リック・フォースター:「……そういうことにしちまおうと思ったんだ」
クレイズ・リトラー:「……どっちが良かったんだろうな。あんなに泣かせちまってさ」
クレイズ・リトラー:「お前の言う通り、嘘で誤魔化した方が良かったのかもしれねえよ。」
クレイズ・リトラー:「……わりい。それでも俺は伝えたかったんだ」
リック・フォースター:「いや……いいんだ。それで」
リック・フォースター:「俺は、ズルい“大人”ってヤツにいつの間にかなっちまってたんだろうな」
リック・フォースター:「多分、嘘を吐けばアリスは悲しまなくていいかもしれないけどよ」
リック・フォースター:「それはアリスの悲しみを奪っちまうって事だったのかもしれない」
クレイズ・リトラー:「悲しみを奪う、か」
クレイズ・リトラー:「そりゃ、そうかもな……知らなきゃ、泣けねえ」
クレイズ・リトラー:遠くバスの方を振り向く。きっとまだアリスは泣いてるのだろう。
クレイズ・リトラー:「なあ。リック?」
リック・フォースター:「なんだ? クレイズ」
クレイズ・リトラー:「……カウンシルだ。あそこに入りゃあ、ロベルトやアシュトンの言う通り危険がいっぱいなんだろうさ」
クレイズ・リトラー:「また今日みたいな目に遭うかもしれねえ。最悪、死ぬかもな」
リック・フォースター:「…………」キミの目を見て頷く
クレイズ・リトラー:こちらも頷く。 「それでもさあ」
クレイズ・リトラー:「俺はカウンシルに入りてえんだ。シェリーとグレッグの分まで、夢を掴みてぇんだよ」
クレイズ・リトラー:「アリスがもう泣かなくていいように、デカくなりてーんだ!」
クレイズ・リトラー:「リック……お前はどうだ。お前は、どうする」
リック・フォースター:「ハハッ、弟分のお前が行って」
リック・フォースター:「俺が行かない訳ねえだろうが」
リック・フォースター:「俺は、力が欲しい。今のままじゃあ……足りなかったんだ」
リック・フォースター:「俺が守りたいやつを守る、それだけの力が欲しい」
クレイズ・リトラー:「はっ。はははは」
クレイズ・リトラー:「バカ野郎め。なにがズルい大人だよ」
クレイズ・リトラー:「リック。お前、やっぱ、俺の兄貴だ……すげー大バカ野郎だぜ」
リック・フォースター:「ハハッ!お前だけには言われたくねえよ、クレイズ」
クレイズ・リトラー:「ははははッ!うるせえや!」
リック・フォースター:「……上り詰めようぜ、クレイズ。もっと、上まで」
リック・フォースター:「誰よりも上へ、な」
クレイズ・リトラー:「ああ。俺達は“スターズ”だからな」
クレイズ・リトラー:「……星みたいに、一番上で輝く。絶対ェ死なねえぞ!」
GM:―――見上げた空はまだ、星も見えない闇。
GM:だが、そう遠くない先に星が見え始めるだろう。輝く星が。

『Prologue/TWILIGHT【-23】』-END-

Interlude――『Stars:Interlude/TWILIGHT【-23】』
Next episode――『1st episode/TRIGGER【-22】』